サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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ペルソナ5xは双葉は引けた……重ねるのはなー温存しておくべきか。


バッタモンとじんるいあく しゅうきょく その1

1、溶鉱炉ナベリウス*1

 

「起動せよ」

「うるそーい!」

「ぐわああああああ!」

 

 

魔神柱にナニカを投げつけるバッタモン……それに大いに苦しむ魔神柱。

かっこよく集まってきた第一特異点で縁を結んだ面々だったのだがこの異様な光景に戦いの名乗りをわすれてしまった。

ジャンヌが思わず聞いてきた。

 

 

「あの、どんな毒物を?」

「エリちゃんのシチュー、テロい味わい。*2

 ああ、マスター達は先に行っていてくれ。

 少しばかり小細工をしていく……アマデウスと王妃様にご協力していただきたい」

 

 

大いに苦しみ魔神柱をよそに先に行く立花たち。

アマデウスとマリー・アントワネットに協力要請をするバッタモンに怪訝な表情をするサンソンとデオン。

バッタモンは竹槍を地面に差し込んだ。

サンソンが質問してきた。

 

 

「これは?」

「これ?論理爆弾的な奴。*3

 この世界の構成するものは全部魔神柱だからね、丁度いい。

 魔術式には魔術式で対抗する。

 これ自体はなんの害はないんだ、潜伏して増殖するだけで。

 ダメージ受けて再生したり攻撃したり大技使う度に魔神柱の面々の脳内に『俺の尻を舐めろ』が脳内でエンドレスで煽るように流れ続けて集中を妨害する」

「ハハハ、面白いイタズラだね」

「魔術王に魔術で対抗するのは無謀じゃないか?」

「サンソン先生、勝算はあるんですよ。

 カルデアのアマデウスの霊基から培養したソロモンの悪魔『アムドゥスキアス』因子なんですがね…。

 アマデウスは音楽の情熱と王妃様への愛でヤツの呪縛を無視しているんです。

 アマデウスのから培養した『キダタロー』はマリーさんに反応するようにすりこんでいるので、王妃様とアマデウスの渾身のデュエットをすれば活性化します。

 これがうまくいけば他の区画やマスターへの援護になります」

「まぁ!」

「時間経過で目障りになってくるだろうからジークフリード殿は全力で死守しながら魔神柱の相手をしていただきたい」

「人理の請負人からの指示だ、全力で従おう」

「あと……簡易でいいのでパスを繋がせてもらいたい。

 魔術王を名乗る詐欺師へ代表で殴りにいくので……」

 

 

 

2、情報局フラロウス

 

「貴方、うちの子だったのね!」

「この姿(ワイ)はブリテンの寒村の生き残りですがね……姿は無数にあるので。

 当時は霊基がなかったので。

 最終盤面でサーヴァント代表で殴りにいくのでご協力おねがいしまーす!ネロ陛下もスパルタクスだろうと今回ばかりは敵が圧政者で我々は叛逆者なんで」

「師匠!」

「同士イモウトスキー!」

「誹謗中傷はよせ、メカクレスキー」

 

 

ブーディカがバッタモンに対して少し頬を膨らませた。

ガレス(ランサー)とバーソロミューがバッタモンに声をかけるが時間がないので軽くあしらっている。

ブリテンゆかりの後輩だったのに他人のように第二特異点で振る舞ったからだ。

スパルタクスは、バッタモンに対しては圧政者と叛逆者の両方の気配がするので殴りかからない。

ローマの祖、ロムルスはバッタモンに語りかける。

 

 

「人理の請負人よ、汝もローマである。

 汝のローマによって魔術王を倒さんとするのだろう。

 だが、ローマがお前の暗闇の灯火になる。

 故に恐れずに逝くがいい、ローマの為に」

「すいません、ローマ検定は未履修なんです」

 

 

 

 

3、観測所 フォルネウス

 

「やぁ、のんびり散歩かい?」

「野暮用をこなしながらマスターを追いかけている所だ」

 

 

ダビデが戦闘中にも関わらず日常のように軽い口調でバッタモンに話しかけてきた。

 

 

「ああ、一応言っておくけど、お宅の息子が原因の一端だが黒幕じゃないし、三河武士ばりに勝手に動いた手下の尻拭いに奔走しているからな」

「へぇ、てっきり僕はいつかやってしまうと思っていたけどね」

「あっはっは、ウリヤとバト・シュバにはごめんねしとけよ!」*4

「耳が痛いね」

「あと、死ぬ気で戦線維持してくださいね。トロイアの最強戦士」

「なんかオタク俺に当たりがキツくない?」

「昔、膝にドゥリンダナ()を受けてな……」

「膝に……ああ、アイツか!

 オタクのお陰でオデュッセウスを仕留め損ねたぜ」

「借りは特異点で返したからいいけど……魔神柱(アレ)の猛攻がキツいからな、発破をかけておかないと、な」

 

 

 

 

4、管制塔 バルバトス

 

 

「なむあみだぶつー!」

 

 

念仏を唱えながら魔神柱を解体するのは、一向宗リバプール派に帰依するジャック・ザ・リッパーである。*5

殺す相手は異教徒というか魔神柱だが死ねば仏なのでオールオッケー。

 

 

「オラ、死ねぇ!」

「ゴールデン・タイフーーンッ!」

 

 

荒っぽくクラレントを振るってからのヤクザキックを叩き込むモードレッドに、鉞を豪快に振るう坂田金時であった。

 

 

「南無阿弥陀仏!

 おらぁ、俺の歌を聞け!

 ついでに炊き出しを施してやる!」

 

 

バッタモン(祐天)が竹槍を魔神柱に投げつける。

源博雅の姿で葉双で殴りつける……歌もヘッタクレもないのは秘密だ。

猿の騎士ワイに変化してグツグツの煮立ったエリちゃんカレー(やっぱテロい)を魔神柱にぶっかけて苦悶の叫びを上げさせた。

 

 

「「「おししょうさま!/博雅さん!/ワイ!」」」

「各部署に小細工してからあのサナダムシをとっちめるからな、これが終わったら次だ」

 

 

 

 

5、兵装舎 ハルファス

 

 

「何故だ!?何故我らが高速で殺され続ける!?」

 

 

第5特異点は強力なサーヴァントが多い。

授りの英雄アルジュナ、施しの英雄カルナ、ヴィシュヌ神のアバターであるラーマ*6、殺戮の権化と化したクーフーリン・オルタ、影の女王スカサハ。

この戦闘力の高さは特筆すべきものである。

だが、この『虐殺』の原因は他にある。

 

 

「せめて痛みを知らずに安らかに死ぬが良い」

「槌田ぁあああ!」

「けいけん……ちぃいいいいい!」

「わだあるこ!」

「あなたをぉはんにんです!?」

「お、へ、や、を、おつれします!?」

「もろちんさあ!?」*7

 

 

善良な無銘の漁師のヤコブの手足で無限に撲殺されていく魔神柱。

彼らにはこの漁師を認識できないのだ。

 

 

「……」

 

 

バッタモンはユダの姿に変えて無言で一礼して横を通り過ぎて行った。

語るべき事は北米で語り終えていた。

もうすぐ終わりが来る。

人理の請負人の長い旅路が…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
そういえば此処にいたゼパル……魔神柱でありながら!!

*2
カーミラ「昔の私は……なんで……」

まだエリちゃん伝説のジャブなんだ。

どんどん増えるよ……

*3
「論理爆弾」とは、特定の条件が満たされた場合に発動し、システムを破壊する悪意のあるコード。

主な特徴は……

 

特定の条件で発動する:あらかじめ定められた条件(日時の経過、特定の操作の実行など)が満たされたときだけ作動する。

1、システムへの破壊活動:発動すると、データの削除、システムの停止、ファイル暗号化など、破壊的な活動を行う。

2、潜伏する:自身が発動するまでは、システム内に潜伏している。

3、悪意のあるコード:内部犯行や個人的な復讐、脅迫などを目的として仕掛けられることがある。

4、マルウェアの一種:コンピューターウイルスやワームなどに組み込まれることがある。

 

特定の日時、特定の行動がトリガーとなって発動する。

*4
ダビデは晩年、家臣ウリヤ の妻であるバト・シェバが水浴びしているのを見初め、彼女を呼び出し関係を結ぶ。

ダビデは、邪魔になったウリヤを最前線に送って死なせた。

後に預言者ナタンの糾弾されて反省したが、神は罰としてバト・シュバから生まれた子供の生命を奪った……反省したダビデとバト・シュバがその後に産んだのがソロモン。

*5
この時空ではリバプール本願寺のお経を触媒にすれば聖杯戦争では確定で一向宗使用のジャックちゃんが召喚できます

*6
なお、奥さんのシータの声援を受けているので絶頂期である。

*7
2020年のネタがフライング!?




FGOのこの話も最終回に近い……感慨深い。
終章前には終わらせたい……終章にロマニ出たらどうしようと思うながらも……

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

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