「なんかいける(逝ける)気がする!
女神さん頼みます、コールゴッド!」
「な、なんだと……!?」
俺の四肢の骨が折れるのと小錦がのっかるダメージ(肉体、魂共に)を犠牲にして鏡の森のエルフと黄金樹を逃す事に成功した。
『パセパセラジンンバズグゼダダバサゴグゴンジュゾヅバデデゼギギゾヅブソグドギダグ……(我々魔神の数が減ったから黄金樹を使って兵士を作ろうとしたが……)
バンザボセパ?(なんだこれは?)』
ほんと、辛かった本当に辛かった。
「うおおおおお、小錦が、小錦がアアア!!」
「神を降ろして魂を砕けるどころか生きて当日でも歩き回れた時点で破格だと思うが」
「それより小錦とはなんだ?」
467:名無しの転生者
いやぁ魔神達が首を傾げるというレアなシーンが見れて草。
468:野良勇者
女神さん、例の許可は?
469:ケツモチの女神
オッケー!
でも……今から遠い未来だからしなくて済むかもしれないよ?
470:野良勇者
世界の滅びに立ち向かう覚悟はできているしな。
大陸で真っ当に生きていると存命っぽいのでカス共が暴れるのを見過ごすのは生理的に……アレなんで。
クリスタニアはアシュラムくんが漂流しないだろうからどうなるかは鑑定屋に覗いてもらうしかないな。
そこはお祈りする。
471:魔神博士
何を話しているんですか?
471:野良勇者
あー、大陸で古代魔法王国滅ぼした混沌精霊アトンが活動再開する。
それを解決するのが魔法戦士リウイ君なんだが……割と長い話だぞ?
472:魔神博士
実はガープスとかバイオレンスとかセガールRPGとかクトゥルフとかFEAR系はやっているんですけどロードスやソードワールドは手付かずなんですよ。
気になるんで教えて欲しいです。
473:野良勇者
リウイの障害というかリウイの行く先々で国家レベル作戦をしていたルキエルって軍師がいたんだが、大体リウイの機転や力技でチェス盤をひっくり返されたんだ。
で、アトンを退治するために聖剣を探していたリウイを邪魔して『リウイが世界を滅ぼそうとしている!』と民衆を煽動するんだよ……リウイがアトンを倒す武器に適応するため一年以上昏睡状態になっているから弁明できないし、世界で混沌の精霊がワラワラでて異常気象で終末っぽい感じが出てね……。
有名NPCが多く死んだよ、リウイの養父とか実父とか近所のおばさん的な神官長とか。
あー、ファリスを国教とした国家がジハドって信者のファイターレベルを2上げて死も恐れない兵士に洗脳する魔法を使ってアトンを倒すために動いている国家に攻撃していたな!
やっぱファリスは邪教だな!
474:名無しの転生者
ほ、ほら……エトさんやフラウスさんやファリスの猛女ことスゲーナさんがいるじゃない?
475:野良勇者
個人ではいい人だと思うし好感は持てるよ?
だが、クソダサい名前をつけて自分の兵隊にしようとしたファリスはゆ゛るざん゛!
ちなみにルキエルは『王様や魔術師はこの機を利用して神になろうとしている!民衆よ!暴虐な支配者から立ち上がれ!』と煽られて無益な殺生を重ねるわけだ。
476:魔神博士
なるほど、では魔法じゃない新たな(戦場の)神である機関砲や毒ガスなど科学の力を見せつけるんですね!
(※未来の同盟員スミスなら自力で一人で産業革命して死をばら撒くでしょうね……)
477:野良勇者
いや、そうしたくもなるが女神の神官としてダサい真似はしたくないので、女神の許可を得てカシワモチワルドとバカンスワルドを製造します。
478:アウトロー
えーと、だれ?
479:管理人
機界戦隊ゼンカイジャーの怪人で世界一つを材料に怪人を作るんだ(Vシネではコピー品っぽいワルドだったが)。
カシワモチトピアからカシワモチワルド……世界中に影響を与え、人々を柏餅中毒にして柏餅を奪い合う様になる能力をもつんだ。
バカンストピアから作られたバカンスワルドは、皆をバカンス気分にして戦う気力を奪う……実はゼンカイジャーは呆気なくバカンス脳になって地球征服完了しちゃったんだよ。
話のわからない敵幹部がバカンスワルドを粛清しなかったら詰んでいた。
480:野良勇者
ルキエルは自分がすごく賢いと思っている系のバカヤロ様(陰謀立案の才覚は天才だが)で、自分のやった事を世界に刻みつけたいというモラルのない炎上系ユーチューバーみたいなやつなので、対面拒否してやろうかと。
いざとなったら柏餅中毒にして引っ掻き回してから頭夏休みにして何もさせないで殺しはさせないようにしようかなーと。
481:満足団副団長
相手が環境デッキ使う中で禁止カード解禁した先行エクゾディアでワンキルするが所業だな。
482:ぬ
まぁ将来台パンする差し手(笑)のことは置いておく。
野良勇者への助言をしやすくするために原作のおさらいをする。
・マーファ神官のニースが五大竜の一体、アラニアの白竜山脈に住んでいるブラムドの魔術師からのギアスを解除してブラムドは自由になり、財宝を渡して災害で被害に遭った神殿を救った。
・現在の神聖王国ヴァリスはワーレンⅠ世は息子がミノタウルスに殺されてトチ狂ってミノタウルスを息子と思い込んで聖騎士達が苦労した倒したミノタウルスを王宮にいれていてあまつさえ、息子(ミノタウルス)の嫁を当てがおうとした。
王宮と教団が合同でミノタウロスを倒す事になり、ファーンとフラウスが戦う事になる。一応法的フラウスはバツイチになるわけだ。
・ナシェルは魔神遭遇して、雑魚は倒したが上級魔神はやばそうだったのでナシェルが下位古代語で去れ!と警告して戦わずに追い払え、傷だらけのフレーべを救助できた。
戦っていたら死人の山だっただろうから正解だったぜ。
ナシェルはウォートの残した資料から敵は魔神と判明し、勝ち目がないのでスカード王国をヴェノンに併合させる事にした。
・傷だらけのフレーべを即座に戦線復帰させるべく、ナシェルはヴァリス神殿にフレーべを搬送し、治療してもらう。
ファリス神殿でお偉いさんのジェナートに会う事もでき、魔神という危機へ理解を示した。
なお、ヴェノンとヴァリスは国境紛争が多発しているので兵を差し向けて一緒に魔神退治しようぜ!とはいかない。
ファーンとフラウスは、ルティエ村での魔神が起こした惨状に怒り、魔神へ戦いを挑む。
魔神ザルバードへ手傷を負わせるも逃げられてしまう。
……ってのが今の状況かな。
ロードス島の地理はGoogleで検索して確認してくれ。
483:アウトロー(笑)
兄さんが簡潔に纏めてくれて助かったけど。
ウォートさんとベルドさんに合流した野良勇者さんは大丈夫?
484: 鑑定屋
副作用も抜けて通常運行にもどりましたよ。
まぁ大変なのはこれからですがね。
484:アウトロー(笑)
???
.
.
.
ルノアナ湖のほとり、ベルドは岩の上に胡坐で座り目を瞑っていた。
グレイン・ホールドから脱獄して一月、ウォートの塔に身を寄せていたベルドは、ここ最近は遺跡に巣くうモンスターを相手に戦っていた。
ウォートが折角だからと危険な遺跡ばかりを調査したので、ベルドは結構退屈せずに過ごす事が出来た。
盗賊の技術が必要な罠の類は、ナロモブという変わった男が罠を解除していった。
ベルドは、この男は面白いと感じた。
魔神に襲われていたら、突然神(それもフォーセリアの外の神で肉体をもっているという)の声を聞いて神聖魔法で魔神達を吹き飛ばしたのだ。
珍妙な弩弓(ドンブラスターという名前らしい)を魔法で呼び出したら青い猿っぽい鎧?を纏い、更に姿を変えて空を飛んでいったりした。
再会したらひたすら呻いていたが(ウォート曰く、神をその身に宿したらしい、普通は魂も肉体も砕け散るらしい)、ウォートと政治論や新しい商売についてや美味しい保存食の作り方や、この世界の成り立ちと神の秘密について語っていた。
ウォートは、魔法使いだからと媚を売ったり、逆に迫害されるのが普通だ。
稀にナシェルのようにウォートの知識を砂漠に水を注ぐように吸い取る頭のいい奴はいた。
だが……知識が飯の種である賢者のウォートと互角……分野によってはウォートすら知らない知識を語るこの男との会話でウォートは目を輝かせていた。
本業は狩人らしいが以前のパーティで誰もやらないので知識を増やしたり、盗賊の真似事(壺に砂を入れて指を鍛えたりするなどしているが盗賊ギルドに入ったわけでもない独学らしい)や疲労の極致で精霊が見え出して精霊使いも兼任したという……不満があれば殴るなり殺すなり逃げるなりすればよかったものだが……とベルドは思う。
腕力はないが意外にしぶといし、器用さと素早さは並みの戦士よりあるのでそこそこ『遊べた』。
こちらが素手の場合や、不意打ち、夜間での戦闘やら以前殺しにきた盗賊より手強かった。*1
ナシェルの場合は天性の才能を感じたが、この男の成長も異質ではある。戦える盗賊としては上にのしあがれそうだが……モグリで粛清されかねないが。
そう考えていると気配がする。
敵意を持ってやってきており、なかなかの強者だとベルドは感じた。
謎の魔法戦士が姿を現す。
魔法のバスタードソードとチェインメイルを装備した老人で、その額には人の双眸に似たサークレットがついている。
「貴様の生命を貰う」
「(コイツが……)俺に恨みを持つ奴には心当たりが多すぎる。
誰の差金かは知らんが待っていたぞ、俺と戦える敵をな!」
老人は剣を抜くと見せかけて投げナイフと投擲した。
ベルドがそれを首を動かし、紙一重で回避する。*2
「いい腕だ、少し前なら当たっていたかのしれん」
「……」
ベルドが大岩から飛び降りながら魔法のグレートソードを振り下ろした。
老人は魔剣で受け流す……互いの魔剣が火花を散らしながら剣戟が続く。
老人と思えない腕力と体力だとベルドは感じながらも急所目掛けて剣を振るう。
ここまで強い戦士は久しぶりで、闘志が更に膨らむベルド。
攻防の中で相手の剣が喉元に伸びてくると、ベルドは跳躍して空中で一回転して回避する。
その動きは軽業師というか野生の猿を彷彿させる。
「(『聞いた通り』、殺意がなく、命を惜しんでもいない……まぁ当然か)」
「(この実力……想像以上だ。
私の『身体』にするより、歴史の盤上にあるべきか)」
老人は、距離をとって、上位古代語で『テレポート』の魔法を唱えて離脱しようとする。
ベルドが老人に言い放つ。
「もう少し俺と遊んでいけよ『カーラ』さんよ」
「(何故私の名を……!)」
老人……いや、老人を操っているサークレットの意思を宿した『カーラ』はそれでも呪文を唱えようとした。
古代王国時代、剣の時代と500年以上もロードス島の歴史に干渉し続けている魔術師……カーラ,いや『アルナカーラ』は灰色の魔女と呼ばれていた(今取り憑いている老人は男だが)。
当時はマーファ(当時はファラリスが主流)を信仰し蛮族に対しても穏健派であったが、古代王国崩壊と蛮族大攻勢の影響を受けロードス太守サルバーンと共にただ二人の生き残りとなった。*3
剣の時代の闘争において、光と闇の両勢力の不利になった方に加担し、均衡を維持していたらしいことから「灰色の」と二つ名がついた。
いずれかの勢力が大きくなりすぎれば、取り返しのつかない大破壊、破局が訪れると考えている為だが、あながち間違いではない。
変化がなくなってしまえば終焉の巨人が現世を終わらせて新たな世界が創造されるからだ。
魔法王国が滅んだ要因も混沌精霊アトンもその影響で現れたのだから。
付与魔術師(エンチャンター)の家系の出身であり、自らの意志を封じ込めた「額のサークレット」が本体である。
サークレットを身に付けている者を殺害すると、殺害した者がこのサークレットを身に付けてしまう魔術がかかっている。そして、このサークレットを身に付けた者は以後カーラに身体を乗っ取られることになり、乗っ取った人間の技能も使えるようになる。
今まで上手く立ち回っていたカーラの正体を言い当てられたのは初めてであった。
「『解放!』
こんにちわ死ねえ!」
ベルドとカーラの近くに突然、地味な青年……ナロモブが現れ魔法のワンドのコマンド・ワードを解放した。
ナロモブは精霊魔法のインビジブルをかけてベルドの近くで潜んでいて、このタイミングで解除すると同時にウォートが探し出した魔法のアイテムを使用したのだ!
アンチマジック・ワンド…… 魔力10で使用者を中心に"アンチマジック"がかかる。
ナロモブの周囲半径10メートルで魔法を打ち消す効果がかかり、テレポートを発動を無効化する。
「(パーフェクト・キャンセレーションで……いや、効果範囲から出れば……)」
「俺を忘れたのか?さっきまで遊んでいてそれはないだろう」
カーラは急いでパーフェクト・キャンセレーション(遺失魔法)で解除を試みようとするがベルドが両足を刈るように低く大剣で切り裂く。
更にナロモブは後退しながら、カーラがパーフェクト・キャンセレーション(遺失魔法)で無効化、もしくは効果範囲から脱出した場合に備えてサイレンスを上掛けして魔法を封じようと考えたが、ベルドに足を切られたのを確認したら背後に回ってサークレットを奪おうと試みる。
更にテレポートでウォートが現れる。
空から使い魔のフクロウで監視していたウォートは戦闘開始と同時に増援として向かったのだ。
「(何故だ……!何故私の正体を知った!?
そして荒野の賢者でもないこの男……何者……!?
見た目からはたんなる下男にしか見えないが……)」
「古代魔法王国の生き残りと聞いている。
いろいろ聞きたいが私の野望を阻むなら歴史から退場してもらう」
ウォートは束縛の魔法を唱え始め、カーラの絶望が深まる。
程なくして老人からサークレットを奪うナロモブ。
老人は気絶し、ナロモブが魔法で傷を癒す。
「ありがとうございました!」(※「Don't Boo!ドンブラザーズ」BGM)
「いい退屈しのぎになった」
「しかし、よくカーラが来るのがわかったものだ。
『物語』で来ることは知っていてもいつ来るとはわからなかったのだろう?」
「俺が仕える女神の檀家に全てを見通す眼を持つ奴がいてね……」*4
「で、どうするんだ?火山や海底に沈めるのか?」
「古代魔法王国の付与魔術師の魔法を打ち破るのは面倒だね」
ベルドは顎でサークレットを指して処遇を聞いてくる。
ウォートが専門分野だが破壊が困難であるのは容易に理解していた。
確かに沈めれば余人に届かない。
だが海底でうっかりマーマンがサークレットをかぶるかもしれないし、なんかに弾みで溶岩の中にあるサークレットを回収するなり、火山が噴火して人里にサークレットが落ちるかもしれない。
しばし沈黙が続く。
ナロモブは溜息をついて指を口に咥えて口笛を吹いて叫ぶ。
「(ピィイイ!)タクシー!」<コールゴッド>
ケツモチの女神を呼んでサークレットを必殺技で破壊し、カーラの魂をマーファの所に連行して貰った。*5
コール・ゴッドを解除して肉体,魂共に両手両足の骨が折れて、小錦がダイブしてきたようなダメージを受けて大の字に倒れるナロモブ。
視線の先には壊れたサークレットと気絶した老人があった。
「やっちまったなぁ……」
完全に原作と乖離していき未知の未来へ挑む事になるナロモブ。
覚悟はしていたものの、大きな安堵と大きな不安が混在していく…。
ナロモブ 挿絵
人間 猟師の家系 聖者のなり損ない→ケツモチの女神の最高司祭
<器用度>:18 <敏捷度>:18
<知力> :20 <筋力> :6
<生命力>:15 <精神力>:24
レンジャー3、シーフ4→5
シャーマン4→5 セージ12、
プリースト(ケツモチの女神)10、
マーシャント6、アーティスト(漫画、音楽)2
「オレから血を流させたのは、老人、あんたが三人目だよ」
血を舐めて味で毒を使っていない事を確かめつつ言いました……前の二人は誰よ?十中八九あの世に送ったんだろうけどさ!l
じかーい、じかい。
全快したフレーべを連れてウォートの塔へ尋ねるナシェル(原作主人公)。
ナロモブの意図も容易く公開されるえげつない情報の波がナシェルを襲う!
ドン6話 『しんけん、ゼミナール』
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん