「正式実装するまでデバックしろよボケ!」
「テストしろよ!」
「個人で使用するなら兎も角、他人にやらせるなら引き継ぎなどしろよ!」
等等
いや、そっち系の職種じゃないけど言われたら、不味いよね……旧カルデアスタッフでもそっち系いただろうに、魔術だからとかで誤魔化したのか、暗示で黙らせたのか……現場猫案件である!
プログラマーが「実行しても実行されないよりも勝手に実行される方が怖い」(カルデアスなら人類悪生まれたしまさしくこれ)というけど身近にわかるようにどれくらいの不味い?って聞いたら『自分の部屋で寝る前に視界にカサカサとゴキブリが出て物陰に隠れたのにそのまま寝てしまうレベル』と例えた人がいるそうだ。
(ドンブラザーズオープニングのこれまであらすじのBGM)
ベルド、ウォート、ニース、アッシュ、ルシード、フレーベ、俺でライデンに向かっている!ネコマルで。
目的は水竜エイブラの解放と火竜シューティングスターの殺害だ。
ナシェルはほら、新婚生活してもらって世継ぎを仕込んで貰わないと……あと頑張り続けた彼に休息は必要だと思うし?
……なぜ俺がそういう経緯を説明しているとルシーダが俺の背後を見るんだが、何かいるのかな?*1
なお精神攻撃の竜の雄叫び対策が必要なのでマイリー神官を在野の冒険者かライデンにも一応あるマイリー神殿の神官を募集するつもりだ……戦の歌を使えるのは高司祭クラスなのだが……いて欲しい!
ライデンのアイシグがタニマチになった時から戦の歌が使えるマイリー神官の募集はしていたんだよ!!
閑話休題。
今回の旅の目的は複数ある。
一つめは財宝を奪って魔神退治の賞金源やらフレイム・ライデン経済圏の開発、電池こと魔晶石の確保、太守の秘宝の確保&処分だ。特に太守の秘宝の魂の水晶球は魂を砕かれない限りは蘇生できる(肉体の再生はモスの方にある生命の杖が必要)のは大きい……元は破壊神カーディス復活の祭器っぽいからいずれ処分するが……直近に必ず処分しないといけないのは支配の王笏……文字通りロードス一帯を支配できる催眠アプリは処分する!
暗黒魔法……ファラリスのイモレイトという神に生贄に捧げると願いを叶えてくれる魔法があるが……実は女神さんに頼めば『オッケー!』で引き取ってくれそうだがやったらフラウスからファラリス教徒認定してメイスで殴って来そうなのは……いやダークプリーストも基本プリーストマジックは使えるから本質的にはできそうなんだが、光の神々がウーンズとかイモレイトしたら世間体が悪いとか神の好みじゃないから聞き届けてくれない説もあるし……コール・ゴッドで神に引き取ってもらう代わりに魔神対策のアイテムをどっさり用意して各国へ数を回してドッペルゲンガー対策をするつもりだ。
二つ目は、ブラムドにはライデン周囲の海の守護を頼もうかと……月一で牛一頭とかみかじめ料する代わりに海賊や魔神をぶっ殺してもらおうかなーと。これで海路の安全度が高まる。
三つ目は火竜の狩猟場をフレイムの領土にして開拓だな……なお火竜山の火の精霊のコントロールはシューティングスターが管理しているわけで……リウイがやる前に魔神戦争後にやるつもりだが。フレイムの安定や非戦闘要因の鏡の森のエルフの滞在先も用意しないとな…。
四つ目は名声を売る……まだまだ必要なんでね。
「ハハハハハハ、召し上がれー!」
「……もっと多くだせ」
「ベルドの旦那ー、燻製ベーコンは製造に時間がかかるんですよ」
ベーコン自体、この世界にも存在するが、燻製にうってつけの木々の研究はまだまだだね……。
割と大人数だからベーコンの塊をドーン!とはいかない。
そこで乾燥パスタ(パスタ自体は紀元前4世紀から、乾燥パスタの普及が16世紀)……基本ロードスはパン食が多いから珍しがっているコイツでカルボナーラを作るわけよ!
なお、クラッシックなパスタの食べ方は素手で、1770年代、庶民の風俗を深く愛したナポリ国王フェルディナンド2世が宮廷で毎日スパゲッティを供することを命じ、この時にスパゲッティを品良く食べるため、からみやすいように先が4本のフォークが考案された……ネコマルに人数分フォークが置いてあって助かった……最悪フレーベの親方に頼むところだよ。
「金がないなら塩茹での硬いパスタにして飢えを凌ぐが……美味さ優先だ!」
「成程、乾燥させて食べる時に茹でるのはパンの保存より向いているな」
「美味いんだがベーコンの濃厚かつ香りの強さが……胃にもたれそうな、歳だな」
ウォート先生が軍政面の観点から語り、アッシュは胃のもたれを気にしていた。
ベルドやフレーべは無言でバクバク食っているし、ルシーダとニースは上品に食べている。
ライデンに着いたらマイリーガチャの結果は……魔神退治でカノンから来た勇者一行がいました!!
……カノン?
代表者と神官をまず呼んで面接するんだが……
「ハハハハハハ、代表は騎士様で?」
「代表は別にいるが、こういう交渉事は私が担当している」
……ちょっと、腕前だけならアッシュより少ししたくらい(レベル7)じゃね?マジで強いべ?
ロードス島伝説で百の勇者が様々出たけど、その中でカノンの地方領主が傭兵(推定レベル4くらい?)と田舎出身でそこそこ剣の大会で結果を出した若者(推定レベル2×2)たちに触発されて自分で不名誉印をつけて傭兵(カシラ)の仲間になったエピソードがあった。
領主の知り合いのマイリーの神官戦士とエルフの精霊使いも一緒に加わったから、そりゃバトルソングは使えるわ!
原作ではもう少し未来でアラニアで百の勇者と王国が揉めた際に出て来ていたからここにいてもおかしくはないか……原作より賞金の受け取りにルール制定しているから揉めるのはまだ先になるだろうが……
「道化の賢者とお見受けするが……」
「ハハハハハハ、仮面を被り、道化を気取り、知恵を持てば誰でもなれますが、実は道化の賢者『シャネルズ・ラッツスター』です。
今回、マイリー神官のお力と、自由騎士様にお願いする依頼は極めて危険でございます」
「魔神と戦っているのだ、覚悟はしているが……我々はロードスの為に戦っている。
貴公の依頼はロードスの為になるのか?」
いやぁ、騎士様の眼光が怖い怖い……前世覚醒する前ならちびりますなー。
「ええ、ええ!間違いなくロードスの為になりましょう!
とはいえ相手は魔神ではありません、竜王でございます。
二つの依頼がございまして、一件目は水竜の島の竜王エイブラにかけられた呪いを解除し、水竜の島周囲の海の治安維持を依頼し、同時に島の宝を頂戴します。
二件目は火竜山の火竜シューティングスターの殺害でございます」
「やり遂げたらまさしく勇者といっていい偉業ですな」
「それをやることがどこがロードスの為だ?」
俺は前述の目的を話す……特に鏡像魔神対策は必要だからな。
内容を一通り話した後に…騎士様が口を開く。
「ロードス各地で成り代わりになった話を聞く……そして殺した結果が魔神でなく人間の屍だった話も」
「ええ、左様でございます。
基本魔神を見破るには神か魔神でなければ不可能……魔法王国で魔神を腑分けして研究すれば見分けがつく魔法具くらい作れると思いますが、ものぐさだったでしょうな!
ワタクシも女神様の眷属の瞳を借りれば見分けがつきますが……ワタクシ一人でロードス中の人間を調べるなどとてもとても……」
「……その依頼、引き受けよう」
「ハハハハハハ、おありがとうございます。
あと老婆心ならぬ老爺心で申しますが、魔神を倒す百の勇者がそろそろ煙たがられるでしょうな。
騙りがやらかす迷惑行為も相まって取り締まろうとしますし、魔神を倒せず手をこまねきながらも代わりに退治をする勇者を第二の魔神として敵対するでしょうなぁ。
メンツの為にロードスの為に戦う者と敵対する……狩りを終えた犬を獲物と一緒に煮るなどよくある話ですが、獲物が生きているうちでもやるでしょうなぁアラニアやカノンあたりは。
こちらでも『雑務』が終わり次第対策はしますがね、ハハハハハハ」
一応やんわりと面倒ごとが近々起こるぞと警告しておこう。
話を纏めて、船を用立てて青竜島に向かう……船を一艘ではなく宝回収もするので複数用意した。
因みに……水竜エイブラはブラムドと同じ14レベルの老竜で古代語魔法も8レベルまでいける。
水の精霊力に耐性があり、基本的に温厚で聡明な性格だ……シューティングスターと違ってそんなに凶暴ではない。少なくとも、人殺しは楽しんでない。
あと水竜は他の竜とは決定的に違う所があります。それは水中移動が可能な事と、翼が無いので飛行できない事。
エイブラは洞窟の奥の、馬鹿デカイ部屋にいた……水竜といえばロマサガ1の水竜お使いイベントは割と面倒だったなー。
部屋の中央にはちょっとした池ができていて、底には宝がビッシリよ。
その宝を護るのが長い蛇のような身体を持ち、トグロを巻く水竜エイブラ……まるで神話のような荘厳な光景だな。
交渉役はウォート先生にお願いした。
下位古代語で話しかけてくるエイブラ。
「汝らは何の用でここに来た?
我はこの地に宝を守る為に縛られている」
「汝の縛らられし魔法を解き、『支配の王笏』を異界の女神に捧げ、魔神の真贋を探る神具を手に入れる為だ」
「……魔神か、我と同じく人間に縛られし者か。
生憎、ここにあるのは魂の水晶球だ」
「かつての主君に魔法王国で魔神を使役していた話をした。
その後、国を併合されそうになり、その圧力を跳ね返す為に魔神を解放し、支配してロードスを支配しようとした。
反対するであろう私を牢に幽閉していた間に魔神を解放したが……誤算があって魔神が自由になってしまった」
「……愚かな」
「その点については反論できない。
結果的に野心に火をつけて魔神が解放されてしまった責任の一端は私にもある。
現在新たな主君と共に魔神と戦っているが、鏡像魔神に苦しめられている。
それを見破る神具を手に入れる為に支配の王笏を生贄にするつもりだ。
ついでにここの宝を徴収して魔神退治の賞金に当てたり、魔神と戦う軍費にあてるつもりだ。
そして水竜エイブラはこの周囲の海の守護者になっていただきたい」
「強欲の極みだな……だが魔神を倒そうとしているのは理解した。
だが……我の呪いを解き、宝を取るとなれば、我の呪いで汝らを盗賊とみなし襲いかかるであろう。
抵抗はしてみるが期待はするな」
「問題ない。汝より遥かに恐ろしい魔神の王と戦わなければならない。
生きて汝の呪いを解けないのならばどのみち死ぬ」
「……『勇者』よ、我の爪牙を潜り抜け、見事呪いを解いてみよ!」
戦いが始まった。
ニースが接近してリムーブ・カースで解除するという単純なミッション。
ベルドは強者相手でワクワクしているが殺しちゃダメだと再三言い含めたが。
"ファイア・ボ-ル"、"ライトニング"、"プロテクション"、ブレスに爪牙尻尾……かなり殺意に満ちたラインナップではある。
ウォートがカウンターマジックをかけ、俺が水の精霊王クラーケンを召喚してブレス対策。
エルフ二人はシェイドやウィスプをエイブラの視線を妨害するようにチラチラ動き、マイリーー神官はバトルソングを歌い竜の咆哮対策をした。
若手二人の戦士は迂闊に出れば即死するので遠くから弓を撃っている……ダメージは期待せず注意を引く為だ、最悪ニースが攻撃狙われたら適当に高そうな宝拾って入り口に走れと言っておいた……呪いの影響でヘイトがニースから若手に向く様に。
ベルド、アッシュ、カシラ、騎士様が剣を振るう……とは言っても剣で切るというより叩いて気を引いている。
接近したニースに気がついて爪を振るおうとしたが……
「させんよ」
エイブラの顔面にウォート先生のファイアボールが炸裂して体勢が崩れる、
そこにニースがエイブラの胴体に触れて魔法を唱える。
柔らかな光が水竜を包み込む。
「感謝する、勇者よ」
エイブラの殺気が消えた。
ダメだったら容赦無く戦隊の力でボッコボコにするという動物虐待というコンプラ違反(別にペナルティはない)をするところだったし。
ウォート先生が魂の水晶球を回収して残りはライデンの船員達に回収を任せ、俺たちは即座に火竜山に向かう。
鑑定屋からシューティングスターは休眠しているらしいのでそのまま襲うとしよう。
運転しながら作戦を話す。
「奴は空を飛べるが、宝を守る呪いがあるからそんなに飛べない可哀想なトカゲです!
故にベヒモスを召喚して大地とお友達になってもらいます、ハハハハハハ。
事前に先生が補助魔法を使って万全にしてから突入しますぞ!
ベルドの旦那やフレーベの親方、アッシュに騎士様が主力になってもらいますぞ!
ルシーダとニースは怪我した人間を癒す役目を、神官様戦いの歌を、エルフの人はバルキリージャベリンであのトカゲをぬか喜びの野*2に送ってやりなさい!
残りは高級品の弩弓であわよくば竜の鱗を抜ける様にお祈りして撃ってください。
なぁに、肉体が消し炭にならなければワタクシや聖女様が肉体を再生させてから『魂の水晶球』で蘇生しますので、安心して死んでいいですぞ、ハハハハハハ」
「安心できるか!」
カシラが俺のジョークにキレる……残当だけどね。
ある程度進んだら、休息して、それからシューティングスターの眠る洞窟へ行った。
ロードス最速のネコマルのおかげであっという間だ……なお。連結した馬車に乗っていた騎士様達の顔色は悪かった。*3
シューティングスターは凶暴なので問答無用で殺す、悪いな。
俺達の侵入に気がついたが、舐めプして空を飛ばなかった!
いや休眠期っぽいから寝起きだから頭が回らなかったか?
俺がベヒモスを召喚して地割れを起こしてからの挟み込み!
「貴様ぁあああああ!俺の食われる家畜の分際で!」
「家畜に神はいない!」
思わず家畜王アルガスの名言を使った俺だがベルドが暴れるシューティングスターの攻撃を潜り抜けて脇腹へ大剣の一撃をねじ込む。
痛みで暴れ、フレーベに尻尾に一撃を振るうが辛くも回避し、そのまま尻尾をハルバードを叩き込む。
騎士様が竜の腹に剣で切りつける……魔法の剣の様でうっすらと傷がつく。
アッシュもフレーベの親方のつけた尻尾の傷を追撃する。
竜の咆哮が来るが、マイリー神官の戦いの歌でなんとか無効化した。
そこにドンブラスターで顔面目掛けて撃つ!
丁度眼球をぶち抜いてさらに狙いがつきづらくなる。
シューティングスターはしぶとかった。
魔神将よりやっかいだったかもしれない……本来の力であれば。
休眠期に加え、初手で飛行を禁じられてからの片目のダメージ……これで勝利は決まった。
無論、俺たちが無傷では済まなかったが……回復魔法の使い手に加え、万が一でも蘇生手段はある為、大胆に行動できたのもおおきい。
「俺は……俺は逃げたいのだああ!!」
「残念、暗黒皇帝から逃げられない」
最期はベルドがシューティングスターの喉元へ深々と大剣を突き刺す事で竜退治ができた。
俺たちは目的の『支配の王笏』を見つけ出す。
(※「Don't Boo!ドンブラザーズ」BGM)
「これがお宝かぁ…」
「頭(カシラ)、わかっているとは思うが、変な気を起こすなよ?
赤毛の傭兵や鉄の王に殺されても文句は言えん」
「わ、わかっている」
支配の王笏でその日からロードスの支配者になれるという特級呪物。
バカでなくても血迷う輩が出るわな。
「では、コールゴットで女神さんをお呼びしてコイツと魔神対策のアイテムと交換すればミッションコンプリートよ」
「あの……なんで生命を投げ捨てることを平然とするのでしょうか……?」
「愉快な友人が仕える愉快な女神は忖度して両手両足が折れて、全身が押し潰される程度に済ませてくれるので死にはしないよ、ニース」
「勇者……なのか?」
生命を投げ捨てる神を降臨させる魔法を唱え出す俺に困するニースに、それを説明するウォート先生。
マイリー神官さんが宇宙猫状態になっているが……
「トウサク、カムヒアー!」*4
レベル3の下級精霊をコントロールできるところから精霊使いの世界が変わりますが、バルキリージャベリンを覚えると更に世界が変わります。
クリティカルで強敵が呆気なく死んだりして脳汁が出ます。
なお、TRPGリプレイでレベル5になって気が大きくなって慢心するので勇気の精霊ではなく無謀と慢心の精霊と呼ばれる。
喜びの野はマイリーの教義で死んだ勇者は喜びの野に迎え入れられ、戦いに明け暮れるという北欧ヴァルハラ的な世界観を持っています。
慢心して死んだやつを『ぬか喜びの野』に行ったというジョークから。
じかーい、じかい。
原作では冤罪ひっ被されたファーン。
しかしこの世界では?
「外道照身霊破光線! 汝の正体みたり! 鏡像魔神ドッペルゲンガー!」
「ばぁれたかぁ〜」
ドン20話 「だいやもんど・あい」
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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Zさん