サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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(ドンブラザーズオープニングのこれまであらすじのBGM)



「スカードのエールは確かに最高だった。アラニアの娼婦に匹敵する」
「貴公の話をさっきから聞いていると、酒、酒、女、女だ。それ以外、貴公には生きる目的はないのか?」
「酒と女と戦。男には、それだけあれば十分だろう」
「わたしは、そうは思わない」
 

英雄が揃い、酒宴は始まった……酒は飲んでも飲まれるな。


『転生したら百の勇者になったった』 ドン24話「ノスタルじい2」

「いやぁ若とラフィニア、初々しくて可愛らしいカップルですねー。

 まだお若いのにお互いに相手を慈しむようで、堪らなく応援したくなりますねー」

『抱けぇ……!抱くけぇ……!』

「いや、なんで俺たちは覗いているんだよ」

「アッシュさん、雇用主の(家内)安全を守るのも仕事なのよ?」

「酷い欺瞞を見た……!」

 

 

マーファ神官のニースに相談しているが適任だろうね!

マーファ様はそういうの司っているんでね!

 

 

「多分ターバ神殿での儀礼の詳細を教えてもらったんでしょうなぁー。

 あそこでは例年多くの夫婦が訪れて、祝福を授かりますから……うちの女神様を信仰させるよりマーファ様を薦めますよ。

 マーファ神殿のお膝元のザクソンからターバへ向かう街道を「祝福の街道」と実にめでたい街道ですねぇ」

「自分の信仰する神布教しないのはどうなんだよ……神を下ろせる神官が言っていいのかよ?」

「波長の合わない人にはオススメできないんで……」

 

 

二人きりになってイチャイチャ……うーんそこから取れる栄養がありますね!

同盟の面々は割とそういうのを放り投げているしね!

 

 

ナシェル「わたしにとって、ニア(ラフィニアの愛称)は護符のようなものだと思う。

     ニアが待っていると思うと、簡単に死ぬわけにはゆかないからね。魔神と戦うときにも、力が湧いてくるよ」

ラフィニア「わたしは信じています。あなたに勝てる魔神なんていないって………」

 

 

ウッヒョ〜!たまんねー!

 

 

「……何やってんだ、俺達は」

 

 

アッシュさんのコメントは無視無視!

 

 

「次はウォート先生とニースでーす!」

「意外な組み合わせだな」

「そうかに?結構脈ありよ。

 アラニアでドッペルゲンガーから颯爽と.魔法で助けて魔神の戦いで震える彼女に毛布で乱れた服装を隠す紳士ぶりはいいですなー」

 

 

ウォート先生はカーラのアジト(倒した後、探した)から押収した魔神の書や俺の書いた魔神王対策のレポートを繰り返し読んでいる。

ニースは寝付けなくて、先生に話しかけている。

 

 

「薬草師のタトゥスに、薬を作ってもらうといい。わたしが調合してもいいんだが……下手をすると、三日ぐらい眠りっぱなしだ」

 

 

リアルでも睡眠薬の処方量以上取るのは危険です……というか文豪の自殺で入水か切腹か睡眠薬かというくらいありふれた死因だ。

こう……先生は感情をストレートに出すのは苦手なんだな、

 

 

「まぁ自分の心を直で晒したりはしない、結構複雑な性格なんだな。

 賢者らしいというか」

「恩人も賢者だけど他所行きならともかく、こういう時は取り繕わないな」

 

 

先生は、自分が魔神の存在を教えてしまったからブルーク王が血迷った判断をして魔神王を復活させたと考えている。

ドワーフの石の王国は滅び、村ごと魔神に滅ぼされたという話も珍しくない。

 

 

「魔術師は恐れられ蔑まれているから、いずれ自分を糾弾する者が出てくるかもしれない」

 

 

先生はポツリと溢した……魔法王国に支配されたトラウマが子孫にまで伝播して魔法を忌み嫌う輩もいる。

未来で『魔法使いが再び俺たちを支配する!』とか言い出して暴動を起こし無駄な死人を出す始末……仕方がないと言った奴がいるが無知や不寛容でやらかすのは地球でも見かけるさ。

だが、俺が許す理由にはならないがな。

先生の珍しく弱った所をニースはじっと見つめている。

ニースには人の心が見える……思考が読めるという訳でなく、触れる事が出来るといった所がレベル10でコールゴッドをしても魂に砕けなかった聖女たる所以だ。*1

 

 

 

「魔術は敬われ、知識は尊ばれます。使いようさえ正しければ」

「正しくはないかね?わたしの魔術と知識の使い方は?」

「その答えは、あなたの心の中にあります」

「聖女様らしい答えだ」

 

 

先生が皮肉を言う……まぁ宗教家として模範解答ではあるが。

すると、ニースが神官らしい佇まいを崩した。

 

 

「それでは、聖女らしくなく答えましょう。あなたは素晴らしい知識と知恵、そして恵まれた魔法の才能をお持ちです。

 健康な肉体と、明瞭な声をお持ちです。容貌には均整があり、表情には翳りがない」

「な、何が言いたいのだね?」

「あなたを評価してさしあげているのです」

 

 

一歩間違えばスゴイ=シツレイだが……ウォート先生の欲しいモノではあるんだよな。

正当に評価され、自身の知恵や知識を存分に振いたいというのは賢者や軍師のサガだ。

 

 

「あなたをそれを望んでおられますもの。

 同時に、それを恐れてもおられる。

 あなたは自分のなかに邪心のみを見てらっしゃいます。

 それゆえ、他人の邪心にも敏感になってしまうのです。そして、心を閉ざし、孤高たらんとする」

 

 

疑って敵を見つけるのは簡単だ、だが信じて味方を見つけるには難しい……とはよく言ったもんだ。

原作で描写されていたが先生は強い劣等感がある。

カストゥールの忌まわしい記憶からか、人々は魔術を恐れる現状を先生は変えたかった。

魔術をこの世に役立てたい、そういう理想を抱いていた若き日のウォート先生は、自分が受け入れられないのは未熟だからと必死に頑張ったのです。

賢者の学院に篭らずに、各国でその手腕を振るいましたが何も変わらず……次第に孤高を装うになっていったのです。

ニースはそんなウォートの震える心に触れ、ウォートを恐れるのではなく、純粋に凄いと評価出来たからこその発言なのだ。

上っ面の慰めなんかじゃない、心から出た心を動かす言葉はウォート先生にとってこの上ない救いであろうよ。

 

 

「ご自分の偉業を、どうか誇りとしてくださいますよう。賢者様が心に描かれている夢の実現を、わたしは祈っております。

 そのために壊れてゆく夢があったとすれば、私が弔いましょう。

 泥に塗れなければ、作物は育たぬもの。水に濡れなければ、魚は得られぬもの。森に入らねば、獲物は捕れぬもの……」

「……ニース司祭。ありがとう」

 

 

先生は素直にそう言えた……それを聞くニースの嬉しそうな姿はまさに"大地母神の愛娘"だ。

誰が認めなくてもニースが認めてくれればいい。そう思えるようになっていました……ウォートは夢の実現に尽くす覚悟を決めたのだ。

 

 

「賢者の先生はそんな風に……そしてその心を融かす聖女様か……それに比べて……」

「抱けぇ……!抱けぇ……!」

『抱けぇ!抱けぇ!』

 

 

……何か?*2

 

 

「最期はベルドの旦那なんだが……パスします」

「おい」

「カンが鋭いのでバレる危険が極めて高いし、お楽しみ中なのを覗きにいく野暮はしないんで」

 

 

.

.

 

 

ベルドはルシーダとフラウスの二人を抱く。

燃え盛る炎のような生命力と形がハッキリしない何かを抱えながら……

 

ルシーダは、抱かれながらもベルドはルシーダを愛しているとは感じなかった。

それでもルシーダは幸せだったそうです。そしてベルドが何かを求めている事を精霊使いである彼女だから精霊力の揺らぎをベルドから感じた。

ベルドはより強い敵と戦い、より高い額で雇われる事で、自らを量っている。

あまりにも強く、純粋である為に。

そうせずにはいられない大きな衝動を魂に抱えているのかもしれない……ルシーダはそう感じた。

女性を抱くのも、その捌け口の一つでしかないと。

闇の森の蛮族出身のベルドは、やはり森の匂いもする……だからルシーダは惹かれたのかもしれない。

ベルドは自分の口からは多くを語らない……だからルシーダは推測するしかない……。

ベルドの腕に抱かれ、ルシーダは微睡んでいく。

 

フラウスは、ルシーダが横で眠る中、ベルドに抱かれた。

温もりがくれた物は、普通では手に入らないものであった。

フラウスは幼い頃に両親を亡くし、ある事件をきっかけにファリスの声を聞き、今日までその敬虔な神官戦士として修行を積んできた。

だからこういう風に人の温もりに触れた事はなかったのかもしれない…。

だが今は、失った物より満たされた物の方が遥かに多かった。

 

 

「わたしは、この身を神に捧げていたのよ……」

「捧げるのは心だけにしろ。身体は、オレのものだ」

 

 

フラウスはベルドに抱かれながら優しさ、思いやり、哀しみ、喜び、怒り、静けさ、色々な感情を感じた。

ただ猛々しいだけではない。

 

 

「今日は楽しかったからな」

 

 

言葉足らずのベルドがなぜフラウスやルシーダを求めたのかを語った。

魔神将や火竜シューティングスターと戦ってからは自分の力に思う所があるのか無口になる時が多くなった。

 

 

「別れた女のことは、すぐに忘れることにしている。

 それがたとえ、生き別れでも、死に別れでもな。

 ……忘れられたくなければ、死ぬな」

「こんな時に別れ話なんて……死なないわ、私もルシーダも」

「そうか」

 

 

フラウスに対する想い、ルシーダに対する想いが、ベルドの一言に乗せられていた。

フラウスは、ベルドがこのまま戦い続けて最後に消えるような気がした…。

だからベルドを強く抱きしめる……幻にならぬように……。

 

 

 

 

(※「Don't Boo!ドンブラザーズ」BGM)

魔神の侵攻は激しさを増していく。

ロードス各地でアンデッドに変えられた村があり、ワイト、レイス、ソンビ、スケルトン、ジャック・ランタン、デュラハン、アンデッドナイトを引き連れた魔神がいるという証言もあった。

その魔神に高額の賞金がかけられたが、まだ討伐されていない。

そして……

 

ミルスの街に再度魔神が侵攻してきた……辛うじて撃退できたがその被害は大きい。

今回の戦にはナシェルやベルドは……連合騎士団の名誉に傷がつくという理由で、従軍拒否された。ついでにナロモブ、ウォート、アッシュ等の外国人お断りなようだ。

モスの住人であるフレーベと、鏡の森のルシーダ、多くの信望者を得ているニースは許可されましたが。

魔神は空から炎を吐いて建物を焼き、数合わせの魔法生物のブロブは騎士の装備や建物を溶かしていった。

結果……ミルスの街は廃墟となった。

更に運の悪い事に、ハーケーンの街に帰還する彼らには空からの魔神の奇襲を受けた。

一般市民を守りながらの戦いは騎士団の被害を大きくした。

ただ、不思議な事が起こった。

生き残った兵士の証言によると、シュワッと風が吹いてぶっ飛ぶ兵士二人をすり抜ける青い人影が、コインを投げたら巨人が現れたらしい。

巨人にあるまじき、軽快な動きで跳び回り魔神を退治していく。*3

更に、白い巨大な鳥が飛来して、翼から謎の光弾を発射してから去っていった…… *4

戦いが終わると暗闇に消えていったらしい。

 

 

「アレは何だったんだろうか……?」

 

 

兵士の疑問に答える者はいない……

*1
定期的にコールゴッドして四肢を骨折して小錦アタックを喰らうコイツはなんだ?とはいってはいけない

*2
何か?じゃねえよバカヤロウ!

*3
一体、何将ファイターの何ロウガンなのだろうか?

*4
一体、何サマルだろうか?




じかーい、じかい。
マイセン、ウォート、そしてニースは金鱗の竜王が住んでいるらしい巨大洞窟を訪れる。
アルボラ山脈に住む金鱗の竜王の財宝を手に入れ、軍資金を獲得し、兵の士気を高揚させ、離反者を牽制し、傭兵や食料や武器を購入する為に。

そして同時に……

ベルド、ルシーダ、アッシュ、ナロモブはマーモに向かう。
邪竜ナースを屈服させる為に。
そこで出会う新たな出会いとは……。


ドン25話 『ドラゴンならし』

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

  • ピーコックニキ
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