「まぁアッチのメンツは保てやした……。
ああ、ルドンの宝石鉱山は収入は期待できやす。
あとアッシらの地下都市もありやすんで…」
「陛下!ジェラール様が来られました!」
「ジェラールが?わかった」
ジェラールが来たが……なんとシティシーフを協力して運河要塞の攻略に目処が立った。
ヴィクトールは弟の活躍を喜びながらも危険を犯した事には苦言を呈したが。
スパローがやってきて準備ができたと言ったら……
「ジェラール、お前がシティシーフと共に潜入し、運河要塞の主を討ち取れ。
私が正門を襲撃し、陽動を行う。」
「兄上、宜しいのですか?」
「お前を信じて依頼を受けたシティシーフに応えてやれ。
クジンシー殿、申し訳ないがついてやってくれ」
「承知しやした」
アッシの代わりに格闘家のカールを召集して陽動するヴィクトール。
そしてアッシらは運河要塞へキャットの手引きで潜入していく。
ヴィクトールの作戦を聞いてキャットは内部で油壺を投げ込んで火付を行う。
内部の火災、正面から最強の帝国兵『皇帝』で城門を打ち砕いた事によって要塞は混乱に陥る。
奥にヴァイカーがいる事を確認し、スパローが扉越しで声をかける。
「ヴァイカー様!皇帝とクジンシーが攻めてきました!
脱出路は確保しました、直ちにお逃げください!」
「いいや、ならぬ!
ボクオーン様の最大の敵皇帝は差し違えてでも倒す!
このスプリガンで!」
ロマサガのOPに出たのにソーモンにはいないスプリガン!
出てくるのはカンバーランドの時のアイツか!!
確かに気配が四つ。
原作ならヴァイカー、パイロレクス、リザードだが……もう一つはスプリガンか……ならば!
アッシが扉越しに巨大な気配に向かって投擲する。
「があああああ!」
「お邪魔しやすよ、死に損ないのクジンシーと言いやす」
「アバロンに攻め入った借り…ここで返すぜ!
濁流剣!」
ヘクターが開眼した新たな技は、濁流のような荒々しい高速の連撃!まるで分身したかのような一撃で串刺しになったスプリガンに追撃し、トドメを刺す。
「ヴァイカー!兄ヴィクトールに代わってお前を討つ!
ストーンシャワー!!」
「クジンシーの借りを返す為、そしてアバロンを攻めてきたアンタから貸しを返してもらうぜ、プラズマスラスト!」
「ぐ……小癪な!こうなればぐぁ!」
「あーらゴメンね」
ヴァイカーが何かしようとしたがキャットが一気に接近してヴァイカーを踏みつける。
ヴァンパイアレディがおっとり刀で駆けつける。
「あっちで自爆用の火薬庫あったから確保したわよー」
「ご苦労さん」
アッシは礼を言いながらソウルスティールでリザードとパイロレクスを吸い殺す。
「おのれおのれおのれ…」
「覚悟ぉ!」
ジェラールの放った駿速の矢がヴァイカーの眉間を撃ち抜いた。
こうして、南バレンヌを制圧した。
その後、ヴィクトールはルドンを支配下にし、地下都市の協力を得られるようになった。
更にロンギットの武装商船団をヴィクトールは正面から突破して支配下にした。
更にカンバーランドの王位継承問題を解決し、カンバーランドは帝国の支配下におかれた。
宰相サイフリートはカンバーランド国王ハロルドを暗殺し、末の子のトーマを傀儡にして支配しようとしたがヴィクトールによって阻まれ、逃走したサイフリートは……
<サイフリートのアジト>
「ええい!急げ!ボクオーン様の元に行けば……私は永遠の命を手に入れられる!
皇帝を倒すためなら私のような優れた人間は必要だからな」
「サイフリート様、出航の時間です」
部下にそう言ってきたが、船着場には船はない。
「船がないではないか!これでは出航できないではないか!!」
「いいえ、出航できやすよ『死出の旅路』へは」
「な……ぐぁ」
部下の手がサイフリートの心臓に深々と刺さり、そのまま心臓を握られてしまう。
「貴様……なに……も」
「『嫌われ者』のクジンシーでござんす。
お前さんみたいな外道には三途の川の渡り賃も船もいりやせん。
……閻魔にあったらクジンシーが宜しくとお伝えくだせぇ」
心臓をそのまま握りつぶし、手を引き抜かれたサイフリートは、手を宙に伸ばしながら海へ落下していった。
帝国は五つの地域を勢力下に置き、帝国大学が開かれ才能のある者が益々集まっていく。
そして、ヴィクトールが老齢になり、皇帝位から退くことになった……。
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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Zさん