……空を飛ぶにはヒラガ一族が作った人力風起こし(足漕ぎ式扇風機を作った結果がこれだよ!)」かイーリスという羽の生えた山岳にすむ鳥人に頼むしかありやせん。
幸いアッシらはツテはありやすので……
「クジンシーさん、何か不安な事が?」
「いや坊ちゃん、そっちは問題ないでござんす」
問題はない……ただ、タームの情報がないのが不気味でござんす。
帝国の地下や封印の地など調べやしたがアリの気配はございやせん。
野良タームの数が増えていやすが……アリに滅ぼされた集落に話はございやせん。
ならば何処からタームが出ているのか?
七英雄を倒してからもアッシの旅は終わらなそうでござんす。
「皇帝さん!ワグナスを倒して!」
結局イーリスの協力で浮遊城へ向かいやす。
どうでもいいでござんすが、女体化して蝶々になってまでワグナスは何がしたかったでござんすか?
ノエルやロックブーケ、スービエは真面目に古代遺跡を探していやしたが……。
「やぁクジンシー、久しぶりだね」
「会いたいような会いたくなかったような……でござんすね。
お前さん……何がしたいかわからないで動いていやすね?」
「解るかクジンシー」
ワグナスは自嘲気味に笑う。
「キミならば……神官長を殺害するだろうとね。
そして……他の転移した古代人を殺害したのだろう?」
「おっ察しの通りでござんす。
この世界で自然にあらざる存在……故に排除せんとタームが生まれ、異常気象で世界は一度滅びやした。
そんな迷惑な存在を他所でも迷惑をかけるのはアッシは許せなかった」
「私は他の同志達には言えなかった……。
我々の怒りと憎しみは!何処に振り下ろせばいいのだ!?
ボクオーンも薄々察していたから古代遺跡を探さなかった。
スービエは元々自然のままに生きようとしていてダンターグはダンターグだからな」
ダンターグだけは酷い言われようでござんすな……いや当然でござんすが。
「もう我々も限界なのだよ……。
いずれ理性も完全に消えるだろう。
ならば…」
「古き盟約を果たしやしょう。
ただアッシは
戦いは始まった。
かつてのような剣を振るうことは無くなった*1が、術法の力は強力だ。
妖精や精霊の類を吸収したのだろう。
だが奴の必殺のファイヤーストームは炎の壁で防いだ。
リンのお嬢ちゃんとジェラールの坊ちゃん、そして今回志願してきたセキシュウサイの孫ジュウベエによる三人同時に…
「「「乱れ雪月花!!」」」
冷気を伴った斬撃はワグナスを確実に蝕む。
「クジンシーぃいいい!」
ワグナスが無数の術法を同時にアッシに向けやした。
アッシは傷だらけになりやすが……そのまま弓を構える。
「不死鳥を……見た事はありやすか?」
アッシの一射は不死鳥の形の赤いオーラを纏い、ワグナスを射抜く。
アッシのダメージはワグナスのに与えたダメージを吸収して回復させやした……弓技の奥義『フェニックスアロー』でござんす。
ワグナスはそれでも抵抗しようとしやすが……
「悪いがこれで終わらせる。
『薪割りダイナミック』!!」
アウが高々と跳躍し、ワグナスを斧の振り下ろしで一刀両断した。
「……我々は、氷海のはるか南の大氷原……その奥の『ラストダンジョン』にいる…」
「ああ、それでお仕舞いにしやしょう……待ってて下せえ」
ワグナスの幻体は消滅した。
「……さぁ脱出しやしょう。
イーリスが来なくともアッシやアレが骨の鳥でも呼びやす」
脱出し、アバロンに戻って休息して1ヶ月……大氷原にモンスターが大量に集結したという報告が受けやした。
……終わりの時が近づきやした。
恋姫・熱血硬派が連載化したとして……誰がサポートに入る?
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休暇中のバッタモン(酷い事になりそう)
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スミスが分身だけ派遣(酷い事になります)
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いや!俺は男だ!!助けなんかいらねえ!!