・タイムリーな我様
この特異点でギルガメッシュはこう言っていた。
「我たちの叙事詩ですら今を生きる者たちは粘土板一つの有無で大騒ぎしているではないか」
……はい、リアル(2026年)でも起こりました。
デンマークの国立博物館にある長らく放置されていたメソポタミアの粘土板を言語学研究で解読をしていたのだが……。
ギルガメッシュ叙事詩はあれどギルガメッシュという存在は伝説であって非実在説が有力であったのだが、王位継承者に『ギルガメッシュ』と書かれていたのだ!
ネット民は大騒ぎし、中の人(関智一氏)もXで『やはり!』とコメントしていたりする……なおスノーフィールド(今回のイベント)でのセリフはシナリオ担当者曰く『偶然』とのことだったとのこと。
・今回のイベントの神様って
バッタモン「(未来の大統領イベントで某悪役令嬢についた円卓の鮫騎士はアヤツの加護だった……!?)」
因みに、番外の騎士『シャー・ワイ』が出ていて仮面をつけて3倍の速さで動く赤いサメで鎧兜を砕かれると黄金に輝くサメになり自信の輝きに目を焼かないようにグラサン装備である。
・合体技
「うん?まだ居たのか、社畜よ」
ギルガメッシュとエルキドゥの横にいるのはサー・ワイの姿をしたバッタモン。
スノーフィールドで討ち死に(というか暗殺された)リチャードが冥界(ポカニキ)の焚き火の所でずっと突っ立っていた……ポカニキが座れと言っているのに話を聞かず煉獄と思い込んでいたのだが……。
それをガレスをビーコンがわりにしてガレスを冥界下りをさせてリチャードを捕捉したら2人纏めてエルキドゥが鎖で縛ってフィッシュした……本命が半願望器のティフォンちゃんだが。
「まぁ憂さ晴らしで泥を吹き飛ばすのが手っ取り早いでしょうがね。
やっとマスターがこの特異点に入れるようになったんで……スマートに泥を排除しようかと」
「ほう、余興か?つまらぬなら貴様の素っ首を叩き切るとしよう」
「この特異点はお嬢ちゃんの夢の中……ならば綺麗に晴らすが肝心かと。
まぁやるだけやりましょうか」
「いいけど……この組み合わせ?」
この場にいるのはギルガメッシュ、エルキドゥ、ガレス(キャスター)、バッタモン。
理代がレイシフトしてきて一緒に召喚されたのは……
「やぁ、花の魔術師マーリンだよ!」
「ンンン、拙僧……いささか昂っておりまする」
胡散臭い花の魔術師マーリン、どのツラ下げて味方するの?部門ベスト3に入るリンボこと蘆屋道満であった、
今回の黒幕であるジョン失地王から反願望器を切り離した……故に神気はなくなり膨大な聖杯の泥が溢れている。
「(フローラや花咲爺がいないからな……)マーリン、ガレス第六特異点の要領でいくぞ」
「はい、師匠!」
「やれやれ……物騒な泥は害のない花を咲かせる養分にしてあげよう……ワイ、蓮の花だね?」
「ああ、よろしく頼む」
ブリテンの大地を実らせたガレスの緑の手、そして花の魔術師の真骨頂である花を咲かせる魔術で特異点中の泥から蓮の花が咲き始める……
「泥中の蓮」、汚れた環境(泥)の中でも、それに染まらず清らかで美しい花(蓮)を咲かせる姿から、逆境にあっても自らの清らかさや信念を失わずに生きる人をたとえる仏教由来の言葉である。
困難な状況や煩悩を肥やしとして、より美しく花開く強さや、その神聖さを指す。
サー・ワイの姿から源博雅の姿に変える。
道満は心なしかいつも以上にウキウキした表情である……生前は晴明、博雅、道満で様々な怪異に遭遇した夜の日々を思い出しているのだろうか。
「さて、救世主らしく救いのデリバリーだ」
「はて、拙僧のいる意味は?」
「しらばっくれるな。
イツパパロトル、チェルノボーグ、悪霊左府を有していても破綻しないのは陰陽法師のお前だからだろうに。
必要ならば密教真言なり祝詞なり唱えるのが陰陽師だろうに。
ではいくぞ」
バッタモンは姿を変えていく。
ある時は祐天聖人になり阿弥陀如来の救いを。
姜子牙として道士として、ある時は黄巾党の一員として、様々な姿に変えていく。
ローブをきて素顔の見えない男*1がイスラムの教えを解き、ユダの姿になりキリスト教の教えで導く事もあった。
様々な国、文化に合わせた救いを蓮に栄養を取られた泥にぶつける。道満は陰陽の技でバッタモンのサポートをしていく。
一通り救いをぶつけたら源博雅に変化し葉双を取り出して演奏する……博雅の笛は鬼も聞き惚れ、盗賊も改心すると言われるほどである。(前者は真実である。後者は笛で盗賊を撲殺した醜聞を誤魔化す宣伝であったが……うんこれも物語、物語)。
「あの、ドーマン殿、師匠は一体……?」
「ンンン。ガレス殿、博雅殿は幾度となく転生していきました。
人々に寄り添った救いをもたらしていきます。
ですが、その教えから外れてしまった者やそういうことを知ることなく世を去った者もいます。
それを救うのは真心しかありませぬ」
道満が『真心』という言葉を似合わぬ言葉を言って反射的に咽せそうになった理代であった。
「今の博雅殿は、鎮魂とか同情とかそういう事を傍に置いて、ただ吹きたいから笛を吹いております。
なんの淀みもない神域の演奏は天地を泣かせ、鬼神も聞き惚れるのです」
「ふん……風情のしらぬ社畜にしては上等だ。
首を跳ねる代わりに酒の共にしてやろう」
「君がそういうのは珍しいね。
僕もよくわからないけど……これが心地良いというやつなんだね」
ギルガメッシュは遠回しに褒め、エルキドゥは好意的に博雅の演奏を褒める。
特異点中に響き渡る幽玄なる響きで聖杯の泥は蓮の花として美しく咲き誇る。
「あとはお兄ちゃんがなんとかしてくれる」
しばし後にリチャードとジョンの兄弟喧嘩で特異点の戦いは幕は降りた……。
・ソロモンの物語
「物語か……ボクもかつて語られたね」
元ソロモン王であるロマニ・アーキマンは生前の行いを振り返った。
「私がロマニ様の城のガラスの床を水かと思い裾を上げたなんて醜聞が物語になっていますし」
旧約聖書では、
「シバの女王はソロモンの知恵の噂を伝え聞くと、多くの随員を伴って、香料、大量の金、宝石などの贈り物をラクダで運び、難問を以って彼を試そうとエルサレムを訪問した。
女王はソロモンに数々の質問を浴びせるが、ソロモンに答えられないことは何もなかった。
また、その宮殿、食卓の料理、居並ぶ臣下、神殿の燔祭などの様子を目の当たりにした女王は感嘆し、ソロモンが仕える神を称え、金200キカル(1キカルは約34.2 kgなので6.84 t)と非常に多くの香料や宝石を贈った。
ソロモンも女王に対して贈り物をしたほか、彼女の望むものを与えた。こうして女王一行は故国に帰還した。」
と言われていたが、『タルグム・シェーニー』では次のような異説があった。
「あるときソロモンは東西の諸王を招いて大宴会を開いた。
その酒宴に遅参した鳥のヤツガシラに激怒したが、ヤツガシラの話す驚くほど豊かな東方の都市キトルとその地を治めるシェバの女王に興味を示し、女王に親書を届けるように命じる。
その親書には恭順の表敬訪問を女王に命じるもので、来なければ攻め滅ぼすと脅迫した。
女王はまずソロモンへの手紙と贈り物、6000の少年少女を乗せた船を送り出し、自身は陸路で旅立った。
ソロモンとガラスの広間で対面した女王だったが、ガラスを水と勘違いして裾をたくし上げたため、毛深い足を見られてしまいソロモンにからからかわれる。それを無視して女王は三つの謎を問いかけるが忽ちにソロモンは答えた」
更に、中世に作られた『ベン・シラのアルファベット』にこんな異説があった。
『新バビロニアのネブカドネザル2世は、7歳にして賢人と噂のベン・シラとの問答で「脱毛剤の作り方は、詳しくは自身のお母上にお尋ねください。」と言われて困惑する。
ベン・シラが語ることによると、数十年前、ソロモンは対面したシバの女王が美しくも毛深いことを気にして、召使に命じて脱毛剤を施した。
そうして女王に対して想いを遂げたが、その結果生まれたのがネブカドネザル2世であったという』
「……晒し者ですけど(マグロ目)」
シバの女王の目が死んでいる。
「君は昔からずっと聡明で美しいよ」
「あの時は一言も言っていませんでしたけどね(ムスー)」
「そんな自由はなかったからね……」
「……じゃあ私の事を査定してくださる?」
「う、うん」
ソロモン王であれば冷静沈着に彼女の価値を語っていたであろうがここにいるのはチキンのヘタレのロマニ・アーキマンであった。
彼はどんな査定をして、どのような品評をしたのか……ここで語るは野暮というものであろう。
オラァ!とりあえずイベントのクエストを終わらせたので書いたぞおおお!ジョンは来なかった。
まぁ石は貯めておく。
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん