サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

713 / 730
兄リーと同じような続くかわからんネタ。


聖騎士の兄(Hunter×Hunter)

俺……レオリオ・パラディナイトには義理の兄貴がいる。

親父達から聞いたが兄貴の本当の両親はクズで自分の子供を虐待して金がなくなったらマフィアに臓器パーツとして売り払っていたらしい。

だが、兄貴が生まれた直後……大きな爆発が起こったそうだ。

瓦礫の中、兄貴の周囲だけは何もなかった……正確に言うと床が血みどろになっていた。

クズの両親とマフィアの構成員の血液らしいが肉片は一つもなかった。

他の人は気味が悪いから処分しようとしたが、親父達が引き取ったらしい……生まれた子供に罪はないってな。

兄貴はすぐに物心ついて本を読み身体を鍛えていたらしい……周りから評判を聞いてバケモノと言われてもやり返さなかった。

それどころか俺の面倒をしっかり見てくれた……勉強もケンカも遊びも全部兄貴が教えてくれた。

そんな俺にも転機が来た……俺のダチが病になった。

不治の病じゃない、金さえあれば治るはずの病気だった……だがダチには金がないし俺にも金も医学知識もなかった。

痩せ細っていくダチの手を握ってやるしかできなかった……だけどよ…。

 

 

「頑張ったな……お前の勝ちだレオリオ」

 

 

兄貴がやってきた。

天空闘技場という場所で金稼ぎ(ファイトマネーを稼いでそれを種銭に儲けたらしい)したらしくその金で惜しみない治療の結果……ダチは完治した。

俺は何もできなくて情けなくて泣いていたのを兄貴は頭を撫でて言った。

 

 

「お前が励ましていたから俺の救いの手が来るまで生きていけた。

 そばで寄り添うっていうのは何よりの安定剤だ」

「でも俺は兄貴に何も返してやれない!」

「ばぁか。とっくに貰ってるぜ」

「?」

「オヤジさん、オフクロさん、そしてレオリオ……こんな俺を家族と思って愛してくれる。

 それだけで……それだけで俺は救われた」

「兄貴……」

「それを『借り』って言うなら、それを困っている善良な奴に返してやれ。

 情けは人の為ならずってな」

 

 

この時、俺の道はハッキリ決まっていったのを感じた。

 

 

「兄貴……俺は医者になる」

「ほう」

「そして金のない奴らを治したら言ってやるのさ『金ならいらねぇ』って」

「いい夢じゃないか」

「笑わないのかよ」

「俺は応援するぜ、学費は貸そうか?」

「いいや、自力でなんとかする。

 ハンターライセンスを取れば学費はなんとかなるだろう?」

「じゃあ……特訓だな」

「え゛?」

「ハンターには腕っぷし、判断力、そして運が必要だ。

 運はどうにもならんが前二つはどうにかする。

 名医になるならハンターになる必要がある……とある症状(念関連)にはハンターになる過程で学べるからな」

 

 

それから俺の修行は始まった。

元々ケンカの仕方を教えてくれたが……

 

 

「輪廻を切り裂き、摂理を歪め!!熱力学第二法則に真っ向から戦いを挑む人術!!!それが医術!!!!

 だから強くないといけない」

「兄貴、医術は邪法じゃないぜ」

「太古の昔ならそのまま死にゆく運命だったのを覆すにだから似たようなもんだろうに。

 それに暴れる患者を穏便に抑えるには強くないといけないし、病院で治療中の患者を殺しにくるクズどもを撃退するには力が必要だ」

 

 

なんか納得がいくようないかないような……

あと、兄貴はガキの頃から変わった事を俺にやらせていた。

身体を動かしたり勉強する前に精神統一?みたいな事をさせていた。

 

 

「では訓練の前に復習だ。

 まず、『点』……目標を定める。

 次に『舌』目標を言葉にする。

 その後、その意志を高める『燃』を行う。

 最後に『発』実際の行動に移す」

 

 

学校でもやらないし、ダチもそういう事は聞いたことがないって言った。

思うだけで変わるのか半信半疑だったけどガキの頃は素直にやっていた……兄貴がふらりと出ていった後はだんだんサボっていたけどよ。

 

 

「バカみたいに感じるかもしれないがな……これを真剣に命をかけるつもりで夢を全力で追う気持ちを形にするってのが大事だ……やってみな」

「わかったよ、兄貴……

 (俺はハンター試験を受かって医者になる……)

 俺はハンター試験を受かって医者になる……

 もう、何もできない無力ばガキのままはゴメンだ!

 やるぞおおおおお!兄貴、俺を鍛えてくれぇええええ!!」

「その言葉を聞きたかった」

 

 

それから俺の特訓は始まった。

薪割りや鉱山でツルハシで掘ったり猫車で運んだり肉体労働をしたり、ゴロツキや犯罪者を相手に人体の仕組みを踏まえた攻撃の実践を行ったりした。

鍛えられてきて筋肉がついたが、兄貴は慣れてきたら服を重いヤツにしたりクソ重いリストバンドを手足につけさせられた。

ひでぇ虐待に思ったが兄貴の方がより重いリストバンド(※念字で作った呪霊錠もどき。オーラを注がないと動かないしオーラを注ぐと段々重くなる)をしながら素手で掘り進めている(オモチャのスコップを周で強化して掘ったりもする)。

そんなある日、俺に異常が生じた。

 

 

「なんか湯気みたいなヤツが俺に出ている……訓練と勉強のしすぎかな?」

「ウチの弟が天才過ぎて尊い」

 

 

兄貴まで壊れてしまった……もうダメかもしれない。

 

 

 

 




死のプールや地雷な彼女なハンター作品が面白くてつい書きました……完結は保証しないけど。

恋姫・熱血硬派が連載化したとして……誰がサポートに入る?

  • 休暇中のバッタモン(酷い事になりそう)
  • スミスが分身だけ派遣(酷い事になります)
  • いや!俺は男だ!!助けなんかいらねえ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。