サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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聖騎士の兄9

「レベルE組!パラディナイト先生!」

「何言っているんだアンタ」

「あ、キルア君にはまだ見せていないか。

 幽☆遊☆白書の作者の作品でね」

 

 

ハンター試験が受かり、ハンターライセンスは貰った。

兄貴がゴン、キルア、クラピカ、そして倒して捕虜にしたギタラクル……本名イルミがぐるぐる巻きになって寝ている。

まぁその気になれば簡単に外せる拘束なんだが……もっと確実で恐ろしい楔を打っている。

兄貴は、兄貴の念獣『裁きの神獣(ギャラクトロン)』の体組織をコーティングしたステンレス棒をイルミの脳に埋め込んだんだ。

俺達に害をなそうとする、除念をしようとすると考える、第三者から除念されようとした場合、オーラを吸い取ってイルミは死ぬ。

よしんば除念してもギャラクトロンの体組織が消えたら中にステンレス棒が残っているのだ……ギャラクトロンの機能で赤血球サイズに縮小していたものから50センチの長さのステンレス棒に戻る。

まぁ死ぬだろうな*1

 

 

「えーまずはハンター試験合格おめでとう。

 だが、俺とレオリオ、そこのカス(イルミ)とかここにいないヒソカなら兎も角、君たちはまだ仮免みたいなもんだ。

 ハンターライセンスは使えるが、ハンターの仕事は取れないな」

「レオリオがあの時私たちを半人前といったのも関係あるのか?」

「ざっつらいーと。

 ハンターになったらとある技能を覚えて裏ハンター試験を合格して初めて一人前になる。

 なお幻影旅団を初めとした戦闘力のある犯罪者やマフィアもできます。

 クラピカが蜘蛛退治に行ったら5秒で死んで目玉をオークションに売られまーす、犬死にでーす!」

 

 

クラピカはムッとするが、まぁ事実だからな。

兄貴は演説を続ける。

 

 

「『念』という技術だな……念技能を込みで戦う武術ではネテロ会長の心源流が有力だな。

 まぁ才能ないと使えないが」

 

 

兄貴が教えるが、クラピカは半信半疑、ゴンは素直に信じていた。

キルアはイルミに針ぶち込まれて記憶や人格を操作された経験から納得していたが。

 

 

「手っ取り早く開眼する方法はありますが、今回はやりません。

 何故かって?手っ取り早く強くなれるが、一度形ができると修正が極めて困難!

 ゲームでいうなら無駄なパラメータに振って修正できないみたいな?なおリアルにはリセマラはありましぇーん!

 だからゾルディック家で念を教えなかったのだろうけどね……彼ら執事を含めて念能力者が多いしな。

 まずは『念』の前のメンタルコントロール『燃』を練習します!

 俺やレオリオは『念』を覚えても続けるくらい重要なトレーニングです!

 第三試験の後で教えただろ?あれを真面目にやりましょう。

 あと、単純にゴンとクラピカはフィジカルが弱すぎるのでそれも鍛えます!」

 

 

兄貴はNARUTOという漫画のガイ先生というキャラクターのやっていた重りを取り出しゴンとクラピカにつけさせた。

 

 

「で、だ。

 鍛えながら最初にやることがあります」

「何すんだよ?」

「キルアくんの実家に挨拶、ですかね?」

「なんでだよ!」

「キルアは喧嘩別れしたからね。

 一応形だけでも謝っておいて、ハンターになったことを報告して外に出て見聞を広めるとか言えばいいさ。

 監禁しそうならギャラクトロンけしかけるから」

「おい!

 ……まぁいいさ、行ってやる。

 俺も親父達に言いたいことがあるしさ」

「一応、俺もカスとはいえ、息子さん半殺しにしたのもな……一応菓子折りもって形だけ謝るつもりだけど」

 

 

そういうわけでイルミを解放して先ぶれで説明しに放流した……仕事(暗殺)もあるとのことだが。

……無用に犠牲を出すならそのうち兄貴というかギャラクトロンに殺されそうだが。

この日は場所を借りて打ち上げパーティーをしてから翌日に飛行船に乗ってキルアの実家に向かった。

パドキア共和国のデントラ地区にある標高3,000メートル級の山「ククルーマウンテン」に広大な敷地を構えていた。

 

 

「あ、ウチは鍵けていないぜ門には」

「どういうことだ?」

「賞金稼ぎが守衛の爺さんから奪うことがあるけど、そのルートだとミケに襲われて死ぬから。

 正面の……親父が『試しの門』って呼んでいたけど、その名の通り入る者の力を試す門である。扉の重さは片方2トンずつで、押す者の力に応じて1から7までの大きい扉が開く仕組みになっており、数が増えるごとに重さが倍になっていくんだよ。

 俺は3の門まで開けられる」

「だから言っただろ〜。

 上澄みは戦車と喧嘩して勝てるからな。

 俺も試してみたいなー観光地だし思い出になるね」

 

 

俺達がゾルディック家も正門に行くとちょうどアマチュア賞金稼ぎの集団が鍵奪って入って返り討ちにあっていた。

 

 

「よぉゼブロの爺さん」

「キルア坊ちゃん!」

「家出中だけどよ、ハンター資格取ったから一回帰ってきた。

 ……場合によっては家出延長するけどよ」

「今から帰られるので?」

「オッサンとレオリオならともかく、ゴンとクラピカはまだ門を開けられそうにないから鍛えて開けられるようになってからだな。

 それまで爺さんとこに泊めてよ」

「承知致しました。

 ただ旦那様にはご連絡させていただきます」

 

 

こうして『燃』をしながら体を鍛えていく事になった。

なお俺は念無しで3の門を、兄貴は6の門まで開けられた。

 

 

「念ありなら纏で7の門までいけそうだなー。

 あ、レオリオ……呪霊錠の封印強度あげるねー」

 

 

う、うへえ……

 

 

*1
要は、ゴ・ジャラジ・ダのやらかしたアレ。

聖騎士の兄が認識していない状態で第三者に某ゾルディックのアルカナニカな子にお願いすれば安全に解除できるだろうが……その代わり契約を踏み倒したと認識したギャラクトロンが殺しに飛んできますが

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