分断されている涼達。
一応『観た』が原作通りの分断になった。
まったく、隼人くんはちゃんとすれば糞実父など問題なくハリ倒せるのに吹き飛ばされて……。
(涼、隼人)、(恵、ユーゴー、アル、サミュエル博士)の組み分けだ。
隼人は高機動サイボーグは水の心で応対すれば前回の様に腕を切り落とされる事なく無傷で倒していく。
次は不恰好なロボットみたいな外観であるーサイボーグのボビー少年と涼達が戦うのだが……制圧してガワの装甲を外したら暴走して死んだ……これ、お涼の精神を追い詰める作戦に相違ない。
ブルーのようなARMS適合失敗者だ……外壁が剥がされた瞬間で制御チップが停止して侵食したのだ。
恐らく、量産型ARMSを移植したのだろう……ジーザスの教え子は廃棄された実験体のデータにもなかったので恐らく……『成功者』なのだろう。
ジーザスには覚悟してもらう……。
その後に相対するはサイボーグの完成系『ネクスト』のヒューイだ。
ネクストの開発者は、開発者はドクター・デューイ・グラハムでヒューイの父親だ。ー
いや、生身は弱点だからと脳のデータを取って機械の体にダウンロードするという、ロボットと言っていいだろう。
地球を汚す人類を粛清するとか言い出しているが……まぁ汚れた人類の典型のホワイトに従う時点でアレだし、『人間も自然の一部』であり支配者でも異物でもないだがな……まぁどうせ今日で滅びる存在だからどうでもいいが。
涼達を超振動で制圧するもジャバウォックが起動、ジャバウォックに超振動を仕掛けるも適応し新たに力を生み出していた。
一方、恵達は、絶滅動物再生計画『プロジェクト・モア』の産物である絶滅した動物のロボに追われていた。
セキュリティーの突破に謎解きがありそれを答えた間は攻撃されない……グラハムは排除ではなく試しをおこなっているようだ、
[第一の問いに答えよ 朝に四本足、昼に二本足、夜には三本足となる、足が多いほど弱い生き物はなにか!?]
(答え 人間)
[訪れる姿は羊の如く、すれちがう姿は鷹の如く、去ってのちは石のごとく…
これは何か!? これは何か!?]
(答え 時間)
[月曜に煮え湯を飲み、火曜に水を飲み、水曜に風を飲み、木曜に土を喰らう
これは一体何か!?]
(答え 生命)
こんな風にね。
アルは2番目の問いに答えが浮かばなかったがサミュエル博士の年の功でなんとかなった。
しかし、ヒューイが最後の問題を出す前にマシンを破壊したうえで、サミュエルをサイボーグマンモスをけしかけて重症を負わせる。
アルは、今までの出題傾向とエグリゴリという組織から踏まえて『進化』という正解を導きだし、アニマル達は攻撃を停止し、ヒューイがアル達に襲いかかったのを庇ったりした。
しかし、ヒューイは超振動で破壊しながら恵達を襲うが……
く…なんでよ!? なんで私のARMSには戦う力がないのよ!?
私は…みんなを守る"力"が欲しかった! 私は…」
【"光"が… "光"が欲しいか!?】
その時、突如ヒューイの身体が、何かに弾かれた。
ヒューイの前には、ハートの女王<クイーン・オブ・ハート>のホログラフが立ちはだかる。
【下がるがいい、傲慢なる機械よ!!
我が名は、審判者ハートの女王<クイーン・オブ・ハート>…
断罪の"光"は我が手にあり!!】
「ふん…審判者だと!? たかだかホログラムに過ぎんおまえに何ができる!!
カリヨンタワーでの審判者は、このオレ… 超人類"ネクスト"のヒューイだ!!」
ヒューイの超振動攻撃がハートの女王を襲うが、呆気なく弾かれる。
攻撃に絶対の自信を持つヒューイは狼狽する。
「こ…この手応え…ただの"ホログラム"ではない…
力場(フィールド)か!?」
「力場(フィールド)だと!? そんなバカな……!!
そんなエネルギー源が一体どこからきているんだ!?」
「バカ者!!おまえには理屈一辺倒だけで物事を考えるなと言っておろう
これこそARMS…wわしらの知らぬ宇宙の真理の体現じゃ!!」
アルもこの光景に驚くが、サミュエル博士は柔軟に受け止めていた。
だがヒューイも超振動を最大出力にして対抗……その威力に周囲の壁も崩れていく。
「な…なんなの!?こいつの破壊力!!」
【おそれるな!!汝に与えられし"光"を信じよ!!
真実の心で我に力を与えよ!!】
だが、超振動を放つヒューイが逆に分解されていく……まるで超振動攻撃を受けたかのように。
ヒューイは、ハートの女王の攻撃と判断するが……
「バカな…超振動…!? 貴様も超振動を使うのか!?」
【否!!我に攻撃の力は『まだ無い』!!
我が究極の楯"アイギスの鏡"!!
汝自身の敵意…汝自身を砕くと知れ!!
久留間恵よ…汝の"護りたい"という純粋な想いが我を呼び起こした!!
覚えておくがいい…ハートの女王<クイーン・オブ・ハート>は他の三体のARMSとは目的を異にする…
その時が来た時汝は……汝はその純粋さゆえに、心引き裂かれるかもしれない…我は…それが悲しい…】
どういう意味なのかクイーンに問いただす恵だが、その答えが帰ってくることは無かった…
ヒューイは形勢の振りを悟り一時後退した。
「どうやら、ヒューイは逃げたようじゃな。
奴の残骸が残っておらん。
じゃが、相当の深手は負ったはず…しばらくはわしらの前に姿を現せんじゃろうて。
しかし、油断は禁物じゃぞ。
これからもどんな刺客や罠が配置されているかわからん。
今回わしらが助かったのも、奴(ブラック)のシナリオ通りかもしれん…
キース・ブラックは恐ろしい男じゃ!!」
恵達は奥に進み、グラハムに合った。
彼は既に人間の身体を捨てており、カリヨンタワーこそ彼の肉体であった。
なお、ヒューイは、ティンダロス症候群*1で脳に転移する前にネクストにしたと
グラハムは、その時から、自分の進めた計画が正しかったのか、今のヒューイは人間と言えるのか疑問視していた。
それ故に、試すような行いをした。
それと同時期にドラッケンのヨハン達がカリヨンタワーに侵入し、ネクストの部隊に遭遇した。
ネクストの一体、クラークに遭遇するがヨハンの知る存在であった。
クラークはヨハンの元上官であったようだ…
「ほう…この旧式のサイボーグ、我々の名前を知っているようだぞ、クラーク」
「たしかに、この男見覚えがある 記憶を検索してみよう、クラーク。
そうか、わかったぞ この男は、ヨハン・ホルスト元大尉…
エグリゴリからブルーメンに寝返った裏切者"ドラッケン"の隊長…そして…
元は、このオレの副官だった男だ。
しかし…おまえも満足だろう、ヨハン・ホルスト。
おまえ達旧式サイボーグの実験データをステップに、我々"ネクスト"という完成品が生まれたのだ!!
それも、おまえが最も信頼していた上官の記憶を移植されてな!!
さあ、もうおまえ達に用はない… このクラーク自らの手で解体してやろう」
「俺の友の顔で……声で……それ以上、俺の名を呼ぶな……
オレ達は肉体を失った亡霊だが、おまえ達はそれでさえない…
オレ達はこんな魂の抜け殻を作り出すための捨て石だったのか!?」
その姿に、ヨハンも怒りの形相で背中のブレードを展開させる!!
尊厳破壊ぶりにこれが完成系というのは冒涜百連発だと思うがね。
「このドラッケンのヨハン・ホルスト!!
全身全霊を上げて貴様らを破壊する!!」
おまえらはクラーク・ノイマンの単なる抜け殻だ!!
それ以上我が友の顔や声でしゃべるな!!
元戦友のよしみで、我らが手で葬り去ってやる!!」
ヨハンはクラークたちに向けて突撃、背中のブレードを振るう。
しかし、クラークは超振動の一撃をドラッケンの部隊に向けて放った。
超振動に阻まれ、クラークたちに近づくことができないドラッケン達。
そんな倒れたドラッケンの隊員に手を押し当て、超振動でその体を押しつぶしていく。
「馬鹿な奴らだ おまえ達はただの通過点にすぎない
我々"ネクスト"こそが…君達の『到達点』なのだよ!!
未完成のおまえ達が我々に立ち向かうなどしょせん愚かしい行為!!
身をもってそれを知るがいい」
「ふん、ほざけ… 戦いはまだまだこれからだ!!」
ヨハンはクラークに向けて殴りかかるが、容易く受け止められ、超振動でヨハンの腕を分解させる!
しかし……
「あばよ、ジョージ…」
「なんだ、その名前は…」
ヨハンの背部ブレードが、クラークの素っ首を切り落とす。
「ジョージ…アベル…コレン…ハリー…ロイス…シュワルツ…
オレにパーツをくれて死んでいった部下達の名だ。
我々には見た目以上の兵士が付いている
総員 戦闘開始!!」
「ふん、一人倒したくらいでいい気になるな
おまえ達などたとえ何人いようが同じことだ!!」
「そいつはどうかな!!
我らは行き場所を捨てし、ドラッケン!!もう何も恐れるものはない!!
ここが我々の死に場所だ!!」
クラーク達の超振動がドラッケンの兵士を次々に分解させてしまうが
ドラッケンもその屍を乗り越え、クラーク達に切りかかっていく!!
ドラッケン達は仲間の屍を乗り越えてネクスト達に攻撃していく……
涼達は合流し倒れゆくドラッケン達の姿を見てジャバウォックが起きるが…。
【力が… "力"が欲しいか!?】
だが、ジャバウォックが発動をはじめる涼の前に、アリスがその姿を見せてくる。
その瞳に見つめられると、涼のジャバウォックが引いていく…
(教えてくれアリス…君は、いったい何を望んでいるんだ!?
さっき君の目を見た時、オレは気づいた…
力への不安とキース・ブラックの度重なる罠で、自分自身を見失っていたことを…
君に見つめられると、オレの中の憎悪が支配を弱めていく…これはどういうことなんだ!?
ジャバウォックは、君の憎悪から生まれたんじゃないのか…!?
人類そのものの滅亡を望む、巨大すぎる絶望の化身じゃなかったのか…!?
だが今…君はこうしてオレの中の憎悪を、沈めてくれる…
アリス…君はオレ達に何をさせたいんだ?本当の望みは…!?
答えてくれ!! アリス!!)
涼の問いかけに、アリスは微笑を浮かべて両腕を広げる。
彼女の声なき声を聞く涼。
(………自分を信じろ!? 自分の意思を… "力"を!!
すべては………まだ決まっていない!!)
涼は覚醒し、涼自身の力で高速移動できる様になり、ネクスト達を圧倒していき撃退する。
敗北を認めないヒューイたちだが、生き残ったヨハン達ががそれを阻む……超振動が使えない泥試合になっているが。
その後、カリヨンタワー中枢に辿り着く涼達。
[よくここまでたどりついたな 勝負は君達の勝ちだ
わかったろう、諸君…私もまた、記憶のすべてをデジタル化し、人間の思考プログラムを動かしている"ネクスト"なのだよ。
この階と下の階にある2台のコンピュータは、人間で言えば右脳と左脳…
このビルのシステムを止めるには、この私…2台を同時に破壊すればいい。
そうすれば地下のアリスへの道が開かれる!!]
涼は中枢コンピュータにARMSの爪を突き立てるが、アルは引き金を引くことをためらっていた
そこに、ドクターがアルの銃を取り、中枢のモニターを撃ちぬいた
[ありがとうサミュエル…ARMSの諸君…
これで…カリヨンタワーの自壊機能が動き始めた…
あと10分で…すべてが崩壊する… そこのメンテナンス通路を抜ければ外に出られる…
さあ行くがいい!!これからは……… 正しき道を選べる若者の時代だ…]
デューイの言葉通りカリヨンタワーが鈍い音をたて、崩壊を始める…!
[ヒューイ…クラーク…私が生み出した"ネクスト"の子供達よ…
愚かな父、デューイ・グラハムからの最後のメッセージだ… 私はおまえ達に詫びなければならない…
私は"ネクスト"を作り上げる時に大きなミスを犯した…
完璧なヒトを作ろうとして、ヒトの最も大事なものを見失ったのだ…
心…感情……悲しみや喜びを生み出す最も大事なものを…
おまえ達の記憶のバックアップデータは消去した…もはや、おまえ達は"不死"ではない!!
戦おうと、逃げようと欲するままに生きよ!!今そこにある"生"、それがおまえ達の全てだ!!]
崩れ始めるカリヨンタワー、瓦礫の雨にクラークたちが飲み込まれる。
崩壊の最中、ヒューイの前に父デューイがその姿を見せていた。。
[ヒューイ…私の本当の息子よ…愚かな父を許してくれ…
私は、おまえをとんでもない運命に導いてしまった…
『人間として』永眠できるはずだったお前を再び狂気の世界へ呼び戻した…
おまえは…あの時、死んでいたほうが幸せだったのかもしれない…]
「………父さん… 父さん…オレにはわからない…
父さんは一体何を間違えたんだ…!?
答えてくれ…こんな時、オレはどう感情を表現すればいいのだ…!?」
だが、ヒューイのその問いかけに父は答えることなく、その姿が薄れ消えていった。
「………父さん…そうだ…記憶を検索してみよう…『人間』だった時の記憶を…
そうか…"泣く"か… 残念だ…涙を流す機能が僕にはない…僕は…」
ヒューイは、最期は人間になれたのか……それを答える者はいない。
カリヨンタワーは崩壊したが……キース・ブラックのホログラムが涼達に話しかける。
「カリヨンタワーの突破おめでとう ようやくオードブルをたいらげてくれたね
しかし…これで満腹してもらっては困るよ メインディッシュはこれからなんだから…」
崩壊の最中……恵達のグループは機械の獣達が守られていた。
彼らも分かっているのだ この時代に自分達の居場所がない事を…
サーベルタイガーに見送られ、恵達は先へと急ぐ…!
最後のシャッターをアルが開こうとするが、そこに爆発の炎が一行を襲う
爆発に伏せるように恵がいうが、アルの行動は致命的に遅れてしまう…!
アルが爆発に巻き込まれると思われたが、その体をドクターがかばうのだった。
(わしは最後の最後まで『希望』にしがみついてやる!! この少年達に…)
カリヨンタワーが崩壊し、エグリゴリの部隊の指揮が落ちる。
「なんてことだ… 難攻不落の我々の聖地が… カリヨン要塞が…
我々エグリゴリはこれからどうすればいいのだ!?
カリヨンタワーが… 沈んでゆく…………」
「ま、形ある物は滅びるってのは世の中の真理だからな」
「テメエら外道が嘆き悲しむ権利なんかない、このまま死ね」
「フハハハ!悪は滅びるのだ!
喰らえ正義の鉄拳制裁!!」
リアリストの暁がニヒルに言い放ち、悪は死ねとセメントの土方。
あ、正義の鉄拳の所属は(たった一人でも)ネオナチなんですよ、うん。
崩壊したカリヨンタワー跡地、ユーゴーは李とブルーメン隊員の無事を確認した。
そして、跡地に残ったタワー地下への道も開かれた。
涼と隼人はすでに進入しているはず……そう判断した恵達もそれに続くのであった。
戦闘準備を整える恵達だが、サミュエル博士はもう限界で安全な場所に留まるようだ。
アルにもう教えることは何もない……そう言ってアルから巻き上げたデータを、ドクターのデータを添えて彼に返したのだった。ー
「ドクター…これが片づいたらチェスの決着をつけるぞ!!いいな!!」
「ふん…何度やっても返り討ちじゃて…」
瓦礫に腰掛けるサミュエル博士。
彼は言い放つ。
「進むがいい…、子供達よ…
わしが行けなかった真理の地平まで……………
しかし……あの時……本来ならワシは致命傷を負うはずじゃったと思うが……」
考え込んでいたサミュエル博士だったが……ここで親父と俺の存在に気がついた。
サミュエル博士は、親父のことを覚えていた。
「……………そうか… おまえはあの時の忍術使い…
あの時…おまえ達は私に言ったなあ…
自分の行いを知る者が、生き方死に方を決められるわけがないと…
わしは… 自分の罪を償えたじゃろうか…」
「それは…あなた自身がよく知っているはずですよ、ドクター」
「……………そう…じゃな…」
俺からは何も口は出さない。
……その代わりの『手』は出したからな。
カリヨンタワーのネクストをアンブッシュで減らしたり、サミュエル博士が致命傷を負いそうだったからピンポイントで空間を歪めて最後の一ミリを38万4,400kmまで拡大したからね。
お月さんまでは届かなかった様で何より。
親父は一礼してから最深部へ潜入していき、俺もそれの後を追う。
あ、ビルトビルガーは待機を命じている。
YAMAには原作通りのことが起こった場合の密命は送ってある……うまくいけばいいが。
悪性腫瘍が緩慢に全身の組織をむしばんでいくらしい。
はい、巻きで行きました。
原作死亡だったサミュエルをリモートで守った始。
……なお、後に同盟に入るが戦闘畑の中では中の中から中の上くらいかな?と始は思っていたり。