サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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シン仮面ライダー見たので話を並び替えました。


仮面ライダー銃剣 第一話 その風来坊、仮面ライダーにつき(前編)

 

 

ーーー???の世界ーーー

夜の町並みに雑音が響く。

雑多なスラムの奥で2人の男が追跡劇を行なっている。

両者ともに端正な顔立ちをしている。

いや、正確に言うならば……

 

 

「僕を殺しに来るとは、どこのワームだい?」

「虫ケラどもと一緒にするな。ロイミュードでもない。

 アンタと同じ顔をしているだけだ」

 

 

2人とも同じ顔をしている。

逃げている方は黒い上下に白いジャケットを纏い、右手で銃を発砲しながら逃走している。

左手にはアタッシュケースを持っている。

追う方は、灰色の上下に黒い革ジャンに黒いハットを被っている。

 

追う方は回避しながら銃を発砲している。

青い光弾が飛び交っている……両者の銃は同型だが、細部が異なっている。

 

 

「盗みをしているみたいだから少しばかり懲らしめてやろうと思ってね」

「何をしようと僕の勝手だ、放って置きたまえ」

「お前のせいで寿司屋にすりこぎで叩かれたんでなぁ!!」

 

 

脳裏に「性懲りも無く海老蔵ちゃんを盗ろうとするか!」

と寿司屋の剣幕を思い出す。

逃げる方は悪びれなく言う。

 

 

「そいつは災難だったね!」

「その直後に寿司屋は同じ災難にあったがな!」

 

 

時空の歪みで他世界の人間が現れ、

「マスターロゴス!!!」

と十人近くの剣士に囲まれた寿司屋を助けたのはいい思い出と追跡者は感じた。

しかし、喉元過ぎれた事象であっても、元凶を殴ろうと決意はしていたのだ。

逃走者は簡素な木造の橋を渡り切ったら、銃で橋を破壊した。

だが、追跡者は左手を振るうと触手の様なものが伸びて、上にある看板にひっかけた。

振り子の要領で、大きく弧を描きながら空を駆け、障害を飛び越えた。

 

 

 

「へぇ、それはアギトの力だね?

 ギルスに近いようだけど」

「ああ。これは大切な預かり物であり、俺の誓いであり、決意だ」

 

 

広い広場まで走った後に、対峙する2人。

銃を互いに狙う……両者とも動かない。

建物に止まっていたカラスが鳴いた瞬間に両者が動く。

銃声は同時。

倒れたのは……

 

 

「ば、馬鹿な……」

「なぜ我らが……」

 

 

両者ともに別の方向を発砲し、命中した。

物陰から二つの人影が現れ、倒れ伏した。

どちらも黒い全身タイツの不審者だった。

 

 

「……隠れ方が下手だったな。地獄での鬼ごっこで腕を磨きな」

「へぇ、ショッカーの戦闘員かと思ったら違うね。

 ネオショッカーでもないし……そもそも『ライダーの世界』じゃない」

「ブラッククロスの戦闘員だな」

「知っているのかい、そっくりさん?」

 

 

どうやら一時休戦のようである。

逃走者は、倒した死体を調べていた。

逃走者の疑問を追跡者が答える……倒した敵に心当たりはあるらしい。

 

 

「ここはサガフロンティアの世界のリージョンの一つ、クーロンだな。

 この世界に来たばかりだが、風景と戦闘員で判断できるな」

「リージョン?」

「様々な世界と種族が内包している世界で、

 リージョンは、次元の海に浮かぶ島みたいな物だな。

 人間、妖魔、モンスター、ロボットの4種類がいる」

「へぇ、興味深いね」

「仮面ライダーのようなヒーローもいるぞ、秘密主義だが」

「詳しいね……まだまだ終わっていないようだ」

 

 

10人程戦闘員が2人を囲む。

さらに赤いタキシードを着た人相の悪い男が2人の正面に出てくる。

おそらく、この集団のリーダー格の様だ。

 

 

「よくも、私たちの取引物を盗み出したな!」

「悪いね、世界中に存在するお宝は僕のものだからね」

「……ブラッククロスの取扱う物だから碌なものじゃないな」

「ブラッククロスではない!!

 我らはネオブラッククロス!!!

 地獄から蘇り、世界を支配するものだ!!!」

 

 

赤タキシードの男に言葉に眉を上げる追跡者。

更に周りの空間が歪み、サイケデリックな光を発する空間になった。

 

 

「ここは不思議空間、トワイライトゾーン!

 怪人の能力は3倍になるのだ!!

 さぁらぁにぃ!!」

 

 

赤タキシードは両手を上げると胴体から蜘蛛の足が飛び出し、

顔面も蜘蛛のソレに変わる。

戦闘員達は手に大きなUSBメモリらしきものを出し、ボタンを押す。

 

 

——— COCK ROACH(コックローチ)———

 

 

戦闘員はゴキブリが人型になった怪人に変化した。

赤タキシード、いや蜘蛛怪人は勝ち誇る様に言う。

 

 

「メモリを取り戻し、お前達は怪人に改造してくれる」

「へぇ、大ショッカーと関わりがあるんだ。

 ドーパントに変身したなら、この中身もガイアメモリかな?」

「ば、馬鹿な!IRPOですら知られていない秘密まで!!」

 

 

逃走者の言葉に動揺し出す蜘蛛怪人。

更に追跡者が畳み掛ける。

 

 

「アルカイザーに敗北して残った敗残兵か、

 新生した組織かは知らないが……放っておくわけにはいかなくなったな」

「お、お前たち……何者だ!!」

 

 

蜘蛛怪人の言葉に2人が反応する。

同時に両者ともに銃を構える。

 

 

「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておきたまえ」

——Kamen Ride——

 

仮面ライダーディエンド / 海東大樹

出身地……フォーティーンの世界

 

 

「ただの風来坊さ、ライダー修行中のね」

——Kamen Ride——

 

 

仮面ライダー(検閲) / 志村大樹

出身地……仮面ライダー剣(ブレイド)の世界

 

 

 

「「変身!!」」




仮面風来坊
志村大樹。海東大樹の平行世界の同位体に転生。
海東大樹のニーサンの海東純一がいるんだから、
志村純一ニーサンに弟の志村大樹がいてもおかしくないよね?
ブレイドの世界で母方に姓を名乗っている設定。
海東のせいでとばっちりを受けているので海東は殴ってやろう程度には思っている。
アギトの力を保持しているが……



今回の世界はサガフロンティアの世界。
原作アフターで、大ショッカーの取引を得てネオブラッククロスが活動中。


変身は引っ張ってすまぬ、Bパートでお披露目するタイプの第一話なんだ。

次の話は?

  • スパロボ!
  • ヒロアカ!
  • ネギま!
  • ゼロ魔!
  • ライダー!
  • ジョジョ!
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