こちらトレセン学園前派出所   作:swr

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最近ウマ娘の投稿作品増えてきて嬉しい悲鳴がドンドコシャイ☆

クリスマス衣装のウォッカとダスカいいよね…いい…。トレセン冬服のジャケット?もいいよね…。クリスマスイベント見た?心の中のデジタンが何度エンダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!(吐血)

閲覧およびお気に入り登録をありがとうございます。後先一切考えていないし、年代の表現どうしようグルグルオメメしてますが気長に読んでくだされば幸いです。


お偉いさんと会うって基本緊張するよね

 日本ウマ娘トレーニングセンター理事長室とかかれたプレートが私の視界の前方右斜め上に見える。ものすごい顔が怖い警察のお偉い人(緊張で顔も覚えてない)から辞令を渡されたときと同じくらい足が震え、尻尾が心なしかしおれている気がする。

 

(おそらく隊長や先輩たちはすでに理事長と面識あるんだろうなぁ。私も前任のおばあちゃん理事長とはちょこちょこ花壇とかで話したことあって面識あったけど…。あぁ~緊張する。それにしても部屋のプレートでかいよね、理事長室で良くない?)

 

 そんな私の心の内など知ってか知らずか、隊長は顔色一つ変えず、いつも通りビシッとした足取り、姿勢で理事長室のドアをノックする。部屋の中からはい、とおそらく秘書と思われる声が聞こえた。許可の声を確認した隊長は部屋の中が見えないくらいだけドアを開ける。

 

「トレセン学園前派出所のミチカケルです。新人のご挨拶に参りました。入室よろしいでしょうか」

「許可!」

 

 部屋の中からは私が想像していた厳格で厳しそうな声とは全く違う、若い女性の声。隊長はあっけにとられる私の顔を見て、気持ちはわかるが…気を入れろよと言っているように…いやこれ言っている顔をしていますね、わかりました、はい。

 

 一度その場で深呼吸。顔にキュッと力を入れてうなずきます。

 

「失礼いたします」

 

 隊長がドアを開けて部屋の中へ入っていく。私も遅れないよう後ろに続く。第一印象は大事。まずは元気に一言!

 

「失礼します!」

 

 よしよし、大事なところで噛んだり転んだりしないで行けたぞ。さぁ、先輩の横に並び直立。まっすぐ前を向き、前任から引き継いだ新任の理事長を見る。そこにいたのは…。

 

「私が!」

 

 理事長、と白文字で書かれたおそらく黒い大理石であろう三角錐が置いてある、かなり高級そうで立派な机の()()仁王立ちし、

 

「日本、トレーニングセンター、学園の理事長!!」

 

 菫色の洋服とつばの広い帽子の上に八割れの猫を乗せ、白いラインの入ったオレンジ色の髪色を靡かせ、『刮目ッ!』と書かれたセンスをバシッと広げながらこちらを見下ろす。

 

「秋川やよいである!」

 

 美少女がそこにいた―――!

 

「はーい、理事長、はしたないので降りましょうねー」

「うむ!」

 

 ハッ!私としたことがあまりの光景に意識を奪われていた。新理事長――、秋川理事長を机の上からよいしょとおろしているのは緑色の制服と帽子、黄色のネクタイを身につけた若い女性だ。

 

…?

 

私はあの人を知っている…気がする。ぱっと見ウマ娘特有の尻尾もなければウマ耳も帽子で隠れているからわからないけれど、おそらくヒトなのだろう。でも私の鼻はどこか懐かしさを感じられずにはいられない。なぜだろう…。

 

「おい、おいリー」

「あ?え、あっ、はい!トレセン学園前派出所に新たに配属となりました、ハヤカゼリードです!若輩者ではありますが、精一杯職務を務めさせていただきます!」

 

 隊長に圧をかけられて、何とか意識を戻せた私は、つつがなく自己紹介を終える。敬礼をしながら発言をした私の脇汗はこっそり入れている汗吸収パッドにぎゅんぎゅん吸われていることだろう。

 

「うむ!元気が良くて気持ちがこもった挨拶だ!ハヤカゼリード殿の話は先代からよく聞いている。トレセン学園から警察庁に合格した数少ない才媛だと!」

「過分なお言葉、痛み入ります!私が今こうして警察官としていられるのも、その時私を支えてくれて友人や後輩、勉強面で助けてくれた先輩、諸先生方のおかげです。」

 

 おお、先代理事長様とは少し面識があったくらいであったが、覚えててくれたのか。まぁ、合格発表の大騒ぎに巻き込んでしまった手前、申し訳なさや若気の至り感がこう、胸を締め付けて。

 

「うむうむ!それでも、お主の努力の結晶でもあるのだ。もう少し胸を張っても良いと思うぞ。紹介が遅れたな、秘書の駿川たづなだ。」

「ご紹介にあずかりました、駿川たづなです。理事長の秘書を務めさせていただいております。以後、よろしくお願いいたします」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

(はやかわ…うーんやはり知らない方かなぁ。でも、どうしてもなぁ…うぬぬ)

 

 心の中ではどうしても、どうしても疑念がぬぐえない。駿川さんの顔を、体形や姿勢の()()を、ジーと見つめる。

 

「ど、どうされました?」

「おい、リー?」

「むむっ?」

 

 緑がかかった瞳、黒鹿毛…いや、鹿毛?そして昔の面影が薄く残る…。まさか、まさかまさかまさか。

 

「トキ…ちゃん?」

「「っ?!」」

「おいリー、さっきからどうした」

「あ、いえ、何でもないです!」

「秋川理事長、駿川さん、うちの部下が申し訳ない。今日のところはご挨拶が主でしたので、このくらいで退出させていただきます」

「き、気にするな、また!」

「今後とも、よろしく、お願いいたします」

 

 そうして、隊長に引きずられるようにして退出した。そのあとのことはフワフワしてどうにかして派出所へと戻ってきたのだが、あまり記憶には残っていなかった。その後、隊長から御指導という名のタイマン組手が入ったのは言うまでもない。





トキ…?いったいどこのウマ娘なんでせうか?しらないなぁ…。
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