鼻毛で戦うハジケたハンター   作:ゼパル・ガルベスク

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HUNTER×HUNTERが再開したので3週間かけて書き上げました、なんでボーボボ?って思う方いるかも知れませんが『G・I編』の扉絵でクロロが旧毛狩り隊編の宇治金時戦の時の内容を見てるシーンがあったからですね。

出来る限り頑張るので応援お願いします。


第1話:ハジけるファイター、スギー・メチャハジケ!!

30XX年、世界では大国マルガリータ帝国が侵略活動をしていた…マルガリータ帝国皇帝ツル・ツルリーナ4世は『毛狩り隊』と呼ばれる特殊部隊を作り頭の新鮮な毛をぶち抜く『毛狩り』にて苦しめていた。

 

そんな奴らを倒すべく、1人の戦士が革命をなそうとしていた!!

 

 

 

***

 

ところ変わって、ここはイナフ村…ココでは毛狩り隊が襲い多くな人々が禿げ散らかされていた。

 

隊員A「ヒャッハーーー!!毛狩り毛狩り!!!」

 

村人A「きゃあああああ!!」

 

隊員B「1人も逃がさねぇぞ!!!」

 

村人B「助けてくれぇぇぇぇ!!」

 

「ココにもとうとう来たようね…」

 

バイクに跨り村中を駆け回り、ヌンチャクや双剣、素手で毛を狩り落とす様を1人の少女…ポンズが建物の影から除いていた。

 

ポンズ「(このまま此処にいたら私も毛狩りの餌食になってしまう…早く逃げないと)「みーつけた♪」ッ!?」

 

突然聞こえた声に振り返ると、そこにはニヤつきながらコチラに青龍刀を振り下ろそうとしている隊員の姿があった。

 

C隊員「毛狩りぃぃぃぃぃ!!!」

 

《ブンッ》

 

ポンズ「きゃあ!!?」

 

慌てて回避するもそのせいで死角から出てしまい他の毛狩り隊の隊員達に見つかってしまった、そこに1人だけ形の違うバイクに乗った毛狩り隊隊員がやってくる。

 

「ほう…貴様なかなか美しい髪をしているじゃ無いか。貴様だけはこのGブロック副隊長ピカリ様が直々に狩ってやろう…一本残らず、丁寧にな…押さえつけろ!」

 

隊員C「ほらほら、大人しくしな?」

 

ポンズ「いやよ!離して!!」

 

隊員D「一本残らず綺麗に狩って貰えるなんて幸せなヤツだぜ!」

 

副隊長ピカリの命令により他の隊員達に取り押さえられてしまうポンズ、体格差に加えて他にも沢山の毛狩り隊がいるこの状況では逃げ切れる保証はないだろう…

 

隊員A「副隊長、この付近にスギー・メチャハジケの目撃情報があったそうです。我々は先に帰還します」

 

ピカリ「そうか、俺はこの女の毛を狩ったら見回りに行くとしよう」

 

隊員E「何?そのオスギー・メラハリテって?」

 

隊員B「なんだ、お前スギーを知らないのかよ?」

 

ポンズ「スギー…(確か此処らへんで噂になってる名前よね…)」

 

ポンズはイナフ村に滞在しているときに聞いた名前を思い出す、真拳と呼ばれる特殊な暗殺拳の一つを操りGブロックより下の毛狩り隊の基地を次々に襲撃していると言われる謎の人物だ。

 

「情報によるとスギーは毛狩りハンターと呼ばれる対毛狩り隊専門のハンターらしい…つまり俺ら毛狩り隊の宿敵さ。な」

 

ピカリ「誰だお前?」

 

「弱小の基地とは言え毛狩り隊は精鋭だけで作られた戦闘部隊だ、だから4世様はスギーの事を指名手配しているそうだぜ。な」

 

ピカリ「だから誰だお前?」

 

隊員E「へー、そんなヤツがいるんだ…僕も見てみたいなぁ」

 

馴れ馴れしく説明するロン毛にピカリが疑問を投げかけて隊員が関心していると、遠くの方から地鳴りと共に砂煙が迫っていた。そこにはグラサンをかけた人参を中心に沢山の野菜に囲まれて血まみれになりながら十字架に磔にされている少年の姿が見えた。

 

ピカリ「な!あのガキ…パーマがかかった金髪の髪にサングラスで隠れた青い瞳、そして青い服に黒いズボンを着こなし、首につけたチョーカーには英語で書かれたハジケの文字…間違いない。スギーだ!!!!スギー・メチャハジケが出たぞ!!!!!」

 

ポンズ「な!?彼がスギー!!?(私と対して変わらないじゃない!!)」

 

ニンジン「全隊止まれ!!!!」

 

《キィィィン》

 

スギー「べぶっ」

 

突如として現れたスギーに驚きを隠せない面々を無視するように野菜達はニンジンの号令で急停止し、スギーはべちゃっと投げ出される。そしてニンジンは煙草を吹かしながらスギーに言い放った。

 

ニンジン「関東野菜連合の名において…次ゴーヤ残したらこの程度じゃすまねーぞ、わかったな……しゃーーー!!!いくぜ野郎共!!!!」

 

「「「「おーーーー!!」」」」

 

ポンズ「・・・・・・・」

 

「「「・・・・・・・・」」」

 

そう言ったニンジンは役目を果たしたと言わんばかりにエンジンをフルスロットルにして轟音と共に去っていった、これには毛狩り隊の隊員達もただ黙って見届けるしかできなかった。

 

スギー「……だって、苦いじゃんよ、3年連続でぇ…嫌いな野菜1位取ってんでしょ…?無理だよ、食えねーよぉ…」

 

ピカリ「ハッ!?何してるお前達!スギーが出たんだぞ、殺れ殺れぇ!!」

 

隊員D「あっ!で、出やがったなスギー!!!」

 

隊員A「今日こそぶっ殺してやる!!!」

 

スギー「…やれやれ舐められたもんだな」

 

 

 

 

鼻毛真拳奥義『鼻毛激烈拳』

 

 

 

 

「「「ぐわあああああああ!!!!」」」

 

ピカリ「は、鼻毛…だと」

 

ポンズ「鼻毛が…鞭みたいになって攻撃した!?」

 

スギー「俺はスギー…彷徨える毛根の貴公子にして、鼻毛真拳伝承者。スギー・メチャハジケだ!!!」

 

血反吐を吐きながらぐしゃぐしゃと落ちてくる毛狩り隊に対しヒュンヒュンと鼻毛を鳴らしながら言い放つスギー、敵がいない事を確認するとポンズの元へ近づき手を差し伸べる。

 

スギー「大丈夫だったか?名前は?」

 

ポンズ「あ、私ポンズ…貴方がスギーなのね?」

 

スギー「あぁ、そうだ。毛狩り隊を潰す為に此処らへんに来たんだが……定食屋で頼んだ今日のオススメメニューがゴーヤチャンプルだったから関東野菜連合に目をつけられてしまってな。めっちゃ痛かったぁ」

 

ポンズ「そ、そうなのね…ところでコレからどうするつもり?副隊長を倒してしまった以上Gブロック基地の連中は貴方を消すつもりよ、プロハンターとは言え危険だわ」

 

野菜に捌かれた経緯にちょっと引きながらコレからの事を相談するポンズに、スギーは後ろを向いて指を3本立てて説明をする。

 

スギー「大丈夫だ、その理由が三つある。まず一つは俺はプロじゃない、俺は無資格のハンターだ」

 

ポンズ「えぇ!?」

 

スギー「二つ目はさっき話した野菜の制裁と奥義でスタミナが切れかけてるって事だ」

 

ポンズ「全然大丈夫じゃなさそうだけど!!?」

 

スギー「話は最後まで聞けって、三つ目はいい作戦を思いついたって事だ。悪いけど手伝ってくれ」

 

ポンズ「え?」

 

 

何故か得意気に微笑むスギーにポンズはただ黙るしかなかったが、その内面すごく不安だったそうな。

 

 

 

***

〜毛狩り隊Gブロック基地〜

 

先程の話にも出ていたGブロック基地の前では3人の隊員がトランプをしながら楽しく談笑していた、毛狩り隊に喧嘩をふっかける奴など居ないという自信の表れだろうか…すごく油断している。

 

隊員F「ねー、最近この辺スギー出るらしいよ」

 

隊員G「うっそ〜、マジで?」

 

隊員H「それってやばくない?」

 

そんな時、視界の端に謎の物体が彼らの眼に写った。それはガラガラと音を鳴らしゆっくりとコチラに近づいている。

 

隊員H「ん、なんだ?何か来るぞ」

 

隊員F「もしかしてスギーか?」

 

隊員G「あ!!違うぞあれは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アフロ屋さんだ!!!!!

 

 

 

スギー「安いよ安いよ〜〜、新作あるよ〜」

 

ポンズ「出張アフロ屋デース、新作アリマース」

 

2人はそれぞれ自分と同じ色のアフロヘアーになっており、屋台に大量のアフロの桂を入れていた。そう、スギーの作戦とはアフロ屋なる訪問販売員に変装してGブロック基地隊長の元まで侵入する事なのだ!!

 

もちろんポンズは成功するとは思わなかったが、スギーのあまりの熱意と彼が恩人である事から強く断る事が出来なかった。だからハイライトの消えた死んだ目で演技をしていた。

 

ポンズ「(コレで捕まって殺されても文句言えない…)」

 

「「「わーーーーーーーい!!!!」」」

 

ポンズ「(と思ったら騙せてる!!?)」

 

ポンズの予想を裏切るように、毛狩り隊の隊員達は子供のようにはしゃぎながら屋台に集まってくる。

 

隊員F「わーーー!スッゲーーー!!」

 

隊員G「新型もあるよ!!」

 

スギー「フォッフォッフォッ、坊や達もアフロが好きかい?」

 

「「「うん!!」」」

 

スギー「そうかいそうかい、良かったら触ってみな」

 

隊員H「お姉さん、これいくら?」

 

ポンズ「え、えーと、それは…」

 

スギー「汚い手で触るな」

 

「「「「え!!!?」」」」

 

 

 

***

〜毛狩り隊Gブロック基地・隊長室〜

 

「ふん、来たようねスギー。うまく変装したつもりかもしれないけどアタシの目は誤魔化されないわよ」

 

モニターの前で玄関の様子を見ているのはこのGブロック基地隊長であるツリ目のハゲたオネエキャラの男、ハーゲンだった。

 

ハーゲン「何故か変装に誰も気づかないし、ピカリも全然帰って来ないから恐らくスギーにやられてるわね。だらしない、こうなったらアタシが相手するしかないわね」

 

さすが隊長格とでも言うべきなのだろうか、ハーゲンは他の隊員達が見破れなかった変装を見破りだらしなさにイライラしながら親指の爪を噛んでいる。すると隊長室へ入る為のドア開く音がした。

 

ハーゲン「む!さっそく来たわね」

 

ポンズ「し、失礼しまーす」

 

そう言って入ってきた人物はスギーとポンズ、先程と同じ格好で屋台を履いて入ってきた…空の状態で。

 

ハーゲン「売り切れてる!!!!!」

 

ポンズ「ここにくる途中で売り切れました…」

 

スギー「また仕入れなくちゃ」

 

ハーゲン「流行ってるの!?流行ってるのアフロ!!?…まあいいわ、おいときましょう。それよりあなた達この基地に何しに来た訳?」

 

いまだに信じられないような様子のポンズと仕入れの準備をするスギーに驚くハーゲンだったが、すぐに頭の淵に追いやり目的を尋ねる。それに対して答えたのは鼻毛を伸ばしたスギーだった。

 

スギー「知れたこと、毛の平和を守るためにこの基地を潰しに来た」

 

ハーゲン「面白い!!やってみなさいよーー!!」

 

スギー「鼻毛真拳奥義『セクシービーム』!!」

 

飛びかかるハーゲンに対しスギーは鼻毛を一直線に伸ばして攻撃する、しかしそれをハーゲンは見切り手で掴んで止めてしまう。

 

ハーゲン「こんなもの引っこ抜いてやるわ!!オラーーー!!」

 

《ぶちっ!》

 

ポンズ「スギー!!」

 

ハーゲン「ホーッホッホッホ!てあれ?」

 

勝ち誇るように笑うハーゲンだったが抜いた鼻毛の先にある物に気づいた、それは2等と書かれた一枚の紙切れだった。

 

スギー「おめでとう!2等のゲームソフト『世紀末覇王伝説スギーが燃える』だ!!」

 

ハーゲン「ええ!!!!?」

 

スギー「ちなみにジャンルはハーレム学園ラブコメディだ」

 

ハーゲン「いらんわ!!!!しかもタイトルとジャンルが掠ってもないじゃない!!!?」

 

スギー「嘘♡はい、2等のスギー人形♡額のボタンを押すと喋るよ」

 

ポチッ

 

『打ち首じゃ~』

 

ハーゲン「いらんつってるだろうが!!!」

 

ポンズ「てか打ち首って何!?怖いわよ!!」

 

スギー「レアなのに・・・・・・」

 

ハーゲン「もう付き合ってられん!その頭の毛、引っこ抜いてやるわぁぁぁぁ!!オラァ!!」

 

スギーの謎のアイテム販売に付き合いきれなくなったハーゲンは一気に距離を詰めてスギーの髪の毛を捕まえ、引きちぎらんとばかりに思い切り引っ張った。しかしその頭はパカッと音を立てるだけであり、その中には2匹のリスが住んでいた。

 

リス美「私たち別れましょう」

 

リス男「ッ!?やだやだやだーん!!」

 

ポンズ「・・・・・」

 

まるで蓋のように開いたスギーの頭、その中で修羅場を迎えているリスのカップル、理解不能な怒涛の展開にポンズは等々何も言えなくなってしまった…しかしそんな中ハーゲンがボソリと呟いた。

 

ハーゲン「…………こまんぞ…」

 

スギー「ん?」

 

ポンズ「え?」

 

ハーゲン「絶対につっこまんぞぉーーーーーー!!!!!!」

 

スギー「えええええええ!?」

 

ポンズ「(等々匙を投げたぁぁぁぁ!!)」

 

ハーゲン自身ももう限界が来ていたのか大声でツッコミの放棄宣言を行い、2人に衝撃を与える。あまりのショックでスギーはガクリと倒れてしまいなんと口蓋髄まで落ち込んでいた。

 

ハーゲン「もういい、コレで終わりよ!!お死になさい!!!」

 

ポンズ「スギー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毛魂(バーニング)

 

 

 

ハーゲン「ガハッ(な、いまのは…わ、ワキ毛!?)」

 

スギー「俺は毛の自由と平和を守るため戦っている…その役目は一芸だけじゃ務まらないのさ」

 

ポンズ「(つ、強い…コレがスギーと言うハンターの実力!!アマチュアとは思えないわ…)」

 

落ち込んでいると思われたスギーから放たれたワキ毛の一撃、それにより全身を滅多打ちにされたハーゲンは血を噴き出しながら後頭部から崩れ落ちた。ポンズは自分とほぼ変わらないであろう少年の強さにただ驚く事しか出来なかった…

 

スギー「…ポンズ」

 

ポンズ「な、なに!?」

 

スギー「お金ないから今晩泊めて」

 

ポンズ「・・・えぇ…」

 

でも、そんなに長続きはしなかったとか…

 

 

 

 

 

***

 

「Gブロック基地を潰したようだなぁ?スギー」

 

とある暗闇の部屋、モニターの前で1人の人物がニヤけながらその光景を眺めていた。

 

「だがなぁ…Aブロックより下は真拳使いですらないザコばかり、それどころかこの世界特有の力である『念』すら覚えてない奴もいる!!試験までにクリア出来るかな?」

 

そう言って手元にある資料を開き、ハーゲンが顔写真が貼られた面に赤いペンでチェックを入れる。そこで彼は視線をスギーから別の人物へ移す…

 

「それにしても、コイツ何者なんだ?前もいたよな…ちょいと調べるべきかね。テキパキとな」

 

なんとも言えないような視線で見つめる先には、アフロのカツラを取ってため息をついているポンズの姿があった。

 

 

 

 

 




わかる人は分かるかも知れませんがアニメと漫画の第一話を混ぜ込んでみました、でもそれだとつまらないんでオリジナルの潜入方法にしてみました。

最後の人物はその内出しますが、まだ後ですね。

他にもポンズが出る作品増やそうかなって企んどります。
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