ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 どうも。YYなるものでございますけど。
 今回はちょいと視点を変えて、マリィちゃんの視点からお送りいたします。

 なお、博多弁が間違えてる可能性がございます。見つけたら誤字報告して……これが他人に頼る作者の図です。皆さんこうならないようにしましょう。(白目)


第84話 A.1番いいのを頼む。

 

 アラベスクタウン。

 少し暗く、巨木の内側をくりぬいた形の居住区がある町と言われていて、フェアリータイプが専門のジムリーダー、ポプラさんがいるジムがある。

 

 あたしたちは、さっそくジムに挑む為に歩く。途中途中で色んな人に会った。

 

 『自分はポケモンになりたい』と言い出した人もいた。

 最初見た時はどうしようか迷ったが、ユウトが意外にも目を輝かせて聞いていたから、あたしたちは先にジムに行ってると言い、ユウリと2人で向かうことにした。

 

 ユウリもポケモンを揃えたりだとかでポケモンセンターにより、必然的にあたしは1人となった。

 

 

 「…さすがに1人は寂しか……」

 

 そう呟き、あたしはジムの中で2人を待つことにした。

 

 

 …ユウトとユウリは一緒に来るのかな?最近2人とも近いし…アローラ地方だっけ?に行ってからはユウリも強くなったし…。

 

 なんやろ。この胸のモヤモヤ…変な感じがするけんね……。

 

 ……うん。きっと嫌な予感みたいなのがするだけと…別にユウトとユウリが一緒に来てもよか…

 

 「おい、マリィ?何してんだ?」

 「!!? い、いつの間に来てたと?」

 「? 何故方言……?というか、ついさっきだよ……どうした?」

 「な、なんでもなか…ゆ、ユウリは?」

 

 あたしが冷や汗ダラダラで言うと、ユウトが後ろを振り向き、来たと言ってユウリに手を振った。

 

 ……な、なに焦ってるとあたし!?後ろから声をかけられただけばい!

 

 「そんじゃ行きますか!」

 「おー!」

 「お、おー!」

 

 変なモヤモヤを無理やり蓋をするように押さえつけ、ジムリーダー戦へと向かうことにした。

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 あたしとユウリ、そしてユウトがユニフォームに着替え終える。と、ユウトが目を閉じて口を噛み締めた。

 

 「ど、どうしたの?」

 「いや何でもねぇ……眼福」

 「なにが!?」

 

 たまに変なことを言い出すけれども、頼りになるのは確かなんだよな……。たまにだけど。

 

 道なりを進むと、変な場所に出た。なんか、ステージの裏というか…。そこにポプラさんがいた。

 

 ポプラさんはあたしたちに気づくと、こちらを向いて近寄ってきた。

 

 「おいでなさったね、ピンク色の足りないジムチャレンジャー達…」

 「ぴ、ピンク色……?」

 

 ユウリが困惑しているのを他所に話を進めるポプラさん。

 

 「ジムミッションだけどね、あたしも後継者が欲しくて、新しいジムリーダーのオーディションも兼ねてるのさ」

 「お、オーディション?」

 「オーディションって…」

 

 ユウリがさらに疑問詞を重ね、あたしは困惑しつつ、オウム返しのように聞いた。

 

 「なぁに、簡単さ。勝負をしつつみんなが出題するクイズに答えるだけ!」

 「めちゃ簡単やな…」

 「ただし、クイズの答えを間違えると戦っているポケモンの能力が下がる…もちろん、正解すれば能力があがるからね」

 「めちゃムズいな…」

 

 ポプラさんがそう言うと、ユウトがうーんと唸り出したので、「そんなでもないんじゃ?」とあたしは言う。

 

 1人づつやるらしく、まずはユウトかららしい。

 

 「頑張って!」

 「うん!頑張っておいで!」

 「おう……マリィ、その言葉はお母さんっぽいぞ…?」

 

 そう言い、ユウトはステージへと歩みを進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それでは、次は…私の毎朝食べているものはカレー?それともオムレツ?」

 「知るかんなもん!?…………カレー!」

 「ぶー。残念でした……私チーズオムレツには目がなくて…」

 

 知るかーーー!と叫ぶユウト。それを見てあたしとユウリはゲラゲラと腹を抱えて笑っていた。

 

 最初の方はドヤ顔で答えていたのに、今ではこんな理不尽な問題を出されている…それはまずいんだけど、どうしてもユウトの顔を見て笑ってしまう。

 

 「はっ、はは!ユウト…が、がんば……ぶはっ!」

 (うぜぇ、ユウリが特にうぜぇぇ……っ!)

 

 ユウトが憎悪を込めた顔をしてこちらを向いてくる。

 そして、ユウトの番が終了したようで、ユウトが奥へと進む。

 

 「次は、そこの黒の子」

 「…え、あたし?」

 

 呼ばれたのはあたしだった。ユウリが「頑張れ!」と背中をポンっと押してくれた。

 あたしも、うん、と頷いてステージに立った。

 

 そして、先頭が始まった。あたしはモルペコを出した後、身構えて問題とポケモンバトルに集中する。

 

 「問題!フェアリータイプの弱点はあなたに分かるかな?」

 「えっと……どくタイプ!」

 「おみごと正解!フェアリータイプの弱点はどくタイプです!」

 

 すると、モルペコが赤いオーラに包まれ、攻撃と特攻が上がったように見えた。

 

 なるほど?こうやって進んでいくけんね……。簡単…いや、さっきみたいな理不尽な問題があったから油断ならない……。

 

 「問題!あたしの好きなタイプは?」

 「……………………………?????」

 

 驚きとかそんな感情よりも困惑が勝った。

 分からない、解らない、判らない……分かってたまるか!!!?

 

 「知らないとそんなこと!」

 「え〜じゃあ、クール系か、元気系……どっちだと思う?」

 「……く、クール系?」

 「ざんねん、私元気系が好きなのよ…」

 「知るか!!」

 

 これはユウトがキレるのも無理もない。理不尽すぎる問題けん…。

 

 なんとかジムミッションは勝ち抜いたものの、やっぱり理不尽な問題だったなと思う。

 さすがにポプラさんはこう言ったことをしてこないはず。

 

 

 ……しないよね?





 オムレツかカレーの問題、初見「知るか!」と叫んだのはいい思い出。

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ジムミッションを攻略したマリィ。
いよいよジム戦へと歩を進める。
フェアリータイプに弱いあくタイプのポケモンでマリィは勝てるのか!?

次回、『マリィVSポプラ』
お楽しみに!!

メガシンカは……

  • ユウトが持て!
  • ユウリが持て!
  • 間をとってマリィが持て!
  • おいでガッツ……全部だ
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