ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 6月に入っちまったな…YYです。
 そろそろ見えてくるぼくらの夏休み!遊び尽くし、楽しみ尽くすゾ!!

 でも、本編は進んでいくぞ!俺の時間はボドボドだ!!


第94話 何やってんだお前案件

 

 

 エール団をボコし、ロトム自転車を改造してもらって、水上を進めるようになった。

 

 やったね!これぞ正に《かがくのちからってすげー!》案件である。

 

 オトスパスやら、マンタインやらホエルコを捕まえていき、ようやっと地上が見えてきた。

 

 次のジムリーダーはマリィの兄、ネズさんだ。

 ネズさんのジムはあくタイプ専門、そして、なんとガラルでは珍しいどころかひとつしかない、()()()()()()()()()()ジムなのだ。

 

 

 「さぁ、ジム挑むぞー!」

 「あ、ユウト……」

 

 ユウリがシュンッとした顔をして、こちらに近づいてくる。

 何事?っていうか、何でシャッター閉まってるの???

 

 

 「なんか、シャッターが閉まってて、入れないんだよ…」

 「な、なにィィィィィィィッ!?」

 

 奇妙な冒険をする仲間たちのように、驚きつつ、マリィの方を向く。

 ユウリも、俺の視線を辿って、マリィを見つけた。

 

 マリィは手を動かして、「こっち」と呟く。

 俺は走り出し、ズザザ〜とターボ歩美のように、マリィの元へと滑り込む。

 

 「び、ビックリした…」

 「マリィちゃん、なんでそんな所に?」

 「あたし、ここ生まれだからちょっとした裏道知ってるの。町に入りたいならこっちだよ」

 

 マリィの後を追って、俺とユウリはスパイクタウンの中へと入る。

 

 スパイクタウンは、まるでゴーストタウンのように静かになっていて、ネオンが様々なところで光っていた。

 

 「め、目がチカチカするね……」

 「スパイクタウンだからな。ハイカラ〜!」

 「シャッターが閉まってたら、ジムに挑め無いのに……どうなってるか調べんと…」

 

 マリィはそう言って、走っていく。

 

 「おい、あんたら、ジムチャレンジしたいなら、試合のユニフォームに着替えな!」

 

 すると、エール団の下っ端に呼び止められる。

 俺とユウリは顔を見合せて、頷く。

 

 「やる」

 「当たり前」

 

 俺とユウリはユニフォームに着替え、ネズさんに挑むため、真っ直ぐ歩いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 後にエール団の下っ端は語る。

 

 「えぇ、歩き方がもう違いました。まるで、赤いスーツを着たヒーローを見てるかと思いましたよ」

 

 恐怖、もしくは諦めに似た目をしていたらしい。

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 

 途中、バリヤードがいたりして、通れなかったりしたが、何とかなった。

 特に、ユウリとのコンビネーションは最高だったような気がする。

 

 「ユウトのインテレオン強いね」

 「ユウリのラビフットも動きが良くなってきたんじゃないか?」

 

 そう言いながら、ネズさんの所へと向かう。

 すると、マリィがエール団と何かを話しているのを見つける。

 

 「しぇからしか!!!」

 

 「おっ」

 「おお!」

 

 マリィの声に、俺とユウリは目をキラキラと輝かして、見る。

 マリィはこちらに振り返り、シャッターが閉じていた原因を話す。

 

 なんでも、マリィのためだったと……。

 

 「この……馬鹿野郎!!

 

 俺の言葉にエール団どころか、マリィもユウリもがビックリする。

 

 俺は拳を握りしめ、叫ぶ。

 

 

 「それでもお前ら、マリィのエール団か!!? マリィの為ならば! こんな事せずにちゃんとした応援をしろよ!! これじゃあ、マリィの為じゃない!!! いいか!! 本物の応援というものは!! 心から叫ぶことだ!! それがエールなんだよ!! ド級のエール!! ドエールなんだよ!!」

 

 俺の言葉に、エール団は涙ぐむ。

 

 「お前ら!!! 心を入れ替えよ!! 前を見ろ!! 進め! 決して立ち止まるな!! 退けば老いるぞ!! 邪魔すれば怒られるぞ!! 叫べ!!!!」

 

 エール団達が立ち上がり、頷く。

 

 「フレー! フレー!! マ・リ・ィ!!!」

 「「「フレー! フレー!!! マ・リ・ィ!!!!」」」

 

 「し、しぇらかしか!!!」

 

 この日、過去最高に大きいマリィの声がスパイクタウンに響いた。

 

 因みに、マリィの説教は長いらしい。いやぁ、怖いね。

 

 「ユウト……あんたもだからね……!」

 「ゑ?」

 

 

 

 

 

 

 

 ネズさんの周りには沢山のエール団が集まっており、ネズさんはステージに立って歌を歌っている。

 

 最高にロックでハイテンションになれる曲である。

 

 「はぁ、やっと来てくれましたか……俺ってダメなやつだからさ、誰も来なかったんだ。そんな想いが強かったんだね」

 

 ステージから下りたネズさんはこちらに近寄ってくる。

 

 「俺、いい耳してるからシャッターのこと聞こえていたけど、一人でいる時間は心が泣きそうになるんだよね」

 「あっ…………心中お察し致します…」

 「コラ!そういう事言うのやめなさい!!」

 

 ユウリが俺の頭をポコッと殴る。

 

 「はは。ダイマックスが使えないから、シンプルな戦いになるんだけど、ちょっとは楽しんで欲しいよね……で、どっちから?」

 「しゃあ!やったるで……と言いたいところだが、貴方の妹さんが俺の事を呼んでてね。行かなかったら多分刺されるから後でだ!」

 「……え、じゃあ私か!」

 

 ネズさんが察したかのような顔をする。

 

 ヤメローシニタ(オコラレタ)クナーイ!シニタ(オコラレタ)クナーイ!!!シニタ(オコラレタ)クナーーーーーーーーイ!!!

 

 俺はマリィに引っ張られながら心の中で叫ぶのであった。

 

 

 「えっと……とても面白い……友達…だね……?」

 「え……まぁ…はい……なんか、ごめんなさい……」





 ネズさんの曲は絶対かっこいいんだ!間違いない!!
 因みにユウトはこの瞬間、エール団に(勝手に)入ったこととなったのである。南無三。

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次回予告!

やっほー!ユウリだよ!
いよいよ、ネズさんとの戦い!あくタイプ使いのネズさん。きっと強い……!
それはそれとして、ユウトは大丈夫なのかな…。

ネズさん、なんか、ほんとにごめんなさい。


次回、VSネズ!

ほんとにごめんなさい……。
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