ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 間違えて101話を投稿してしまいましたァァァ!
 本当にごめんなさぁぁい!! お詫びの100話です! マジですみませんでした……!



第100話 もう負けない意志

 

 妹との再会を果たしたユウトは、溜め込んでいた涙をボロボロと零し始めた。

 

 「アイエー!?ナミダ!?ナミダナンデ!?」

 「違う……違ぇよ……」

 

 またその顔が見れて嬉しいような、死んでしまったことに対して悲しいような、色んな感情が混ざりあっているユウト。

 だが、たったひとつ、その言葉を出すのに、理由も想いも要らなかった。

 

 「おかえり。ユウ」

 「……ただいま、お兄ちゃん」

 

 ユウトがそう言うと、はぁとため息をついて上を見上げる。

 綺麗な星がキラキラと光り、辺りを照らしていた。

 

 

 「お兄ちゃんと星眺めるの久々な気がするね」

 「……だな。っていうか、ユウと一緒に星を見るなんてもう叶わないと思ってたしな」

 

 ユウトが、そう言うと、ユウがえっへへ、と恥ずかしそうに笑う。

 それを見て笑い事では無いがなぁ、と心の中でつぶやくユウト。

 

 「お兄ちゃんのニュース見たよ。キバナさん、強かったね」

 「……あぁ、それに、俺は弱かった」

 

 ポケモンのせいでもなく、持たせているアイテムや木の実のせいでもなく、天候の影響でもなく、ただ、ただ単純に実力差で覆されてしまった。

 

 だが、良かった。そう言える。

 

 「だって、俺のせいなんだから。決して、コイツら(俺のポケモン)が弱かったわけじゃなかった。それがわかって安心出来たよ」

 「……お兄ちゃんって、本当にポケモンバカだよね……ま、そんな所が好きなんだけどさ!」

 「ははっ、褒め言葉どうも…っと」

 

 ユウトは立ち上がる。

 まだ、足りない。まだまだ努力が足りなかった。場数が足りなかった。

 

 キバナに勝つためには、もっとちゃんとした実力がいる。

 

 「つっても、ただバトルするだけじゃなぁ……」

 

 と言うと、ユウは「あっ!」と声を出してユウトの方を見る。

 

 「私さ、ガラル地方には住んでないんだよ」

 「へぇ。じゃあどこに?」

 

 「カロス地方っていえば分かるでしょ?」

 

 カロス地方。

 「ポケットモンスターX・Y」……通称、第6世代の舞台となる地方。

 「メガシンカ」と呼ばれる謎の現象が最初に発見された地として有名であり、今でも各地にはそのために必要なメガストーンが産出されている。

 

 確か、ガラルとカロスは距離が近かったはずだ。と唸るユウト。

 

 「まさか、カロス地方に飛べと?」

 「うん。私の紹介なら、多分チャンピオンにも会えるよ?」

 「ウッソだろお前!カロスでどんなことしてんだよ!?」

 

 ユウトの声が響き、ユウはふふふっ、秘密と口の前に指を立てる。

 ユウは立ち上がり、パンパンと尻に付いた草や土を落として、ユウトに手を伸ばす。

 

 「さ、行こうよお兄ちゃん!カロス地方に!」

 「……あぁ。そうだな…!」

 

 ユウトは手を取り、立ち上がる。

 

 「あ、ユウリとかに伝えなきゃだよな……」

 「あ〜そうだよね……」

 

 なんでそんな残念そうな顔するんでっか?と『?』を浮かべるユウト。

 

 

 

 そんな幸せそうな盗み光景を見ているのは……

 

 (ゆ、ユウトさんに……妹……?)

 

 ジムリーダー、サイトウであった。

 彼女もユウリ達と同じく、ユウトを探していて、ワイルドエリアにたまたま来た時に声を聞いて駆けつけたのはいいが…。

 

 (妹なんて話ありましたか?いや、別の関係……?)

 

 目をぐるぐると回して考え込むサイトウ。

 

 残念ながら、当たり前だが、サイトウはユウトとユウが転生者だと知らない。

 そもそも、ユウトに妹の話題などなかった為、余計に混乱している。

 

 だが、いい雰囲気を邪魔するのは流石にダメだと心得ているため、盗み聞くことしか出来なかった。

 

 (……何でしょうね。ユウトさんに妹が…しかも、あんな仲良さそうに……)

 

 何故か、心がキツくなる感覚に違和感を覚えたままその場を離れるサイトウ。

 

 

 この感覚に……に気付くまで、そう遠くはない。

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 「あっ!?ユウト!?」

 

 私がスマホロトムを見ると震えていた。

 誰だろうと思ってみると、そこには、ユウトの文字が。

 

 『よ。心配させて悪かったな』

 「ホントだよ!どこ行ってたの!?皆で心配したんだよ!」

 『ん?皆って?』

 「ユウト!?聞こえてる?!」

 

 マリィちゃんが私のスマホロトムを掴んで大声をあげる。

 

 「ほんとどこ行ってたけん!?皆心配してたよ!」

 『わ、悪ぃ…』

 「ユウト君、大丈夫だったの?」

 『ん〜?ソニア様もいたんですねぇ?ハーレム?』

 

 ユウトがおちゃらけた様子でそう言う。

 ソニア様はそんなユウトの声を聞いてほっとしたのか、少しだけ小さな息をつく。

 

 「大丈夫なら、いいんだけどね…心配させないでよ」

 『すみません。ちょっとだけ凹んでました。もう大丈夫です……っと、ユウリとマリィに変わってくれると有難いんですけど』

 「うん。分かった」

 

 え?私とマリィちゃんに…?なんだろう…。

 

 『2人とも、俺は決めたよ。もっと強くなりたい』

 「……うん」

 『だから、カロス地方行ってくるわ!

 「うん……ええええっっ!?

 

 私の口から過去一大きい声が出る。

 流石のマリィちゃんもそれに驚いたのか、口をぽかんと開けて、止まっている。

 

 「ど、どど、どういうこと!?」

 『? そのまんまの意味だ。俺はカロス地方に行って、強くなってくる』

 

 いつぞやのアローラを思い出す。

 あの時は私も強引に言ったけれども……。でも、また行くの!?

 

 「ま、間に合うの!?」

 『間に合わせるよ』

 

 ───それじゃあ、また。

 と、呟いてブツっと切ってしまった。

 

 聞きたいことは沢山あるのに……。

 

 「マリィちゃん」

 「分かってる。ユウト追いかけるでしょ?」

 

 私が頷くと、マリィちゃんは私の肩に手を乗せてきた。

 

 「私も行くけん…ユウトとユウリに追いつきたいから!」

 「! 分かった!行こう!」

 

 マリィちゃんは強く頷く。

 

 ユウト。待っててよ!今行くから!!





 現在の状況
 ユウリ→好き!けど、言えない…!
 マリィ→モヤモヤする
 ユウ→好き好き好き好き好き!大好き過ぎて破裂しそう!
 ソニア→気にはなってるけど、抑えてる
 サイトウ→モヤモヤする、ポカポカする

 この主人公ハーレムしすぎじゃね?
 え?メロンさん?メロンさんは人妻ですよ?いい加減にしてください。

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次回予告


次回、美の地方
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