ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 はいどうもYYです!
 毎日投稿は⋯⋯キツイものがある⋯!!だがこれでいいッ⋯!!

 ユウト君暗すぎィ!何とかしてくださいよ()


第105話 不安

 

 次の日。

 俺たちはプラターヌ博士の研究所に集まっていた。

 

 そこにはカルムも居て、にこやか笑顔で元気な挨拶をしてきた。もちろん、ちゃんと返したよ?

 カルムは手に持っていたティーカップを机の上に置いて、会話を切り出した。

 

 「とりあえずバシャーモの件は一旦置いておいて⋯3人はなんでここ(カロス地方)に?」

 「⋯⋯強くなるために」

 

 俺は呟く。

 しっかりとしたキリッとした目で、カルムを見る。

 

 「もう、負けないようにしたい。だから強くなりたい」

 「ふぅん⋯」

 

 え。

 何その反応?まるで、品定めしているみたいな、そんな反応するの?

 カルムはその後に、ユウリとマリィの方を向く。

 

 「わ、私はユウトについて行って、勝ちたいからです!」

 「私は、チャンピオンになりたいけん!」

 

 カルムは俺たちの意見を聞いて、頷いた後に口を開く。

 

 「強くなりたい⋯⋯か。いい夢だけれども、そう簡単じゃない道だ」

 「っ!」

 

 チャンピオンの圧。ガラル地方のチャンピオン、ダンデとは違う。

 そんな圧が、俺たちに降り注ぐ。

 

 「僕は、チャンピオンになるまでに沢山の苦労を重ねた。それは、君たちも同じだろうね。あくまで僕は手助けをするだけだ」

 「『メガストーン』ありますよね?」

 

 ユウがそう言うと、カルムがあっ、と思い出したかのような反応をする。

 瞬間、ユウと目が合う。ユウは俺を見るやいなや、ウィンクをした。

 

 良い妹を持って、幸せ者だな俺は。

 

 「⋯『メガストーン』の力は強い、強さへの近道とは言いません。だけど、強くなるためには必要なものだと、俺は思ってる!」

 「ユウトの言う通り!その力で、私たちは勝ち上がりたいけん!」

 「⋯⋯いや、そんな熱弁しなくても⋯元々渡す予定だし」

 「「「へ???」」」

 

 俺とマリィ、そしてユウの声が綺麗にハモった。

 カルムは、頬を掻きながらプラターヌ博士の方を向く。

 

 プラターヌ博士はニコニコしながら、メガリングを渡してきた。

 唐突な出来事に、俺たちは戸惑いつつ、受け取る。

 

 「そ、そんな簡単に⋯?」

 「やったぁ!⋯⋯あれ?」

 「⋯⋯あの、カルムさん、プラターヌ博士、キーストーンないんすけど?」

 

 俺が言うと、カルムは笑顔を浮かべる。

 

 「だって、()()()外したもん」

 「⋯⋯何か条件付き?」

 「どこかで体験したのかな⋯?そう。条件がある」

 

 カルムの言葉に、ユウリ死んだ魚のよう目をして呟く。

 あー⋯嫌な事件だったね…。

 

 「ユウリ君、マリィ君は2()()()()僕に勝つこと。そして、ユウト君は、プラターヌ博士とユウ、一緒にバシャーモを捕まえてくること」

 「はっ!?」

 「え!?」

 「なっ!?」

 

 俺、ユウリ、マリィは口をあんぐりと開ける。

 ユウリとマリィは⋯チャンピオンに勝つことが条件⋯だって!?

 

 「無理無理!無理ですよ!」

 「まぁ、僕も本気で行くわけじゃないし⋯。それに、2人とも、メガシンカ出来そうなポケモンいないでしょ?」

 

 ユウリの抗議にカルムはすんなりと返す。

 そっか、キーストーンだけじゃダメ⋯メガストーンがないとダメなのか⋯!

 

 「⋯⋯てか待ってくれ。バシャーモ捕まえろって⋯あのバシャーモか!?」

 「あぁ。ユウ達と協力してね」

 

 ウッソだろ⋯?

 ただでさえ強いバシャーモが、さらに強くなってんだぞ⋯!しかも捕まえろって、ひんしに追い込まないと行けないのかよ!

 

 「ここにいれる時間は1週間⋯昨日でついてるから、残り6日⋯!」

 「い、急がなくっちゃ!?」

 「わ!?ゆ、ユウリ!?」

 

 俺が言うと、ユウリは慌てながら外に出た。その後をマリィが追いかけて行ってしまった。

 

 「お兄ちゃん!急ご!」

 「ユウ君!?待ちたまえ!?」

 「お、おお⋯」

 

 ユウがパパっと走って行ってしまい、プラターヌ博士も行ってしまった。

 俺も、ユウの後を追いかけようとして⋯

 

 「あっ、ユウト君待った」

 「はい?」

 

 カルムに止められたことで後ろを振り向く。

 カルムは、俺をしっかりと見つめていた。その目は、まるで俺の心の中を見ているような⋯⋯。

 

 「⋯⋯何か、心配してるのかい?」

 「っ⋯⋯⋯!?」

 

 否、ちゃんと見ていた。

 っていうか、そういう話はユウ以外にはしなかったし、顔にも出さなかったはずだが⋯⋯。

 

 「⋯君は、まだまだ強くなれる。僕は少なくともそう思ってるよ」

 「あ、ありがとうございます⋯?」

 「だからこそ、その心配を解決して欲しい」

 

 カルムの言った言葉は、俺の心に深く刺さる。

 

 「⋯⋯気をつけて」

 「⋯⋯はい」

 

 俺はその言葉を抱えたまま、勢いよく外に出た。

 最後の『気をつけて』はなんの意味だったのか⋯外に出た俺は、その意味を深く考えることなく、ユウ達の元へ駆け寄った。





 中々にカルムの口調が分からない⋯!

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次回予告

やっほー!ユウリだよ!
まさかカルムさんに挑まなきゃキーストーンが手に入らないなんて⋯無理だよ〜!
って、ローラースケート履いてる子にぶつかっちゃった!ご、ごめんなさい⋯あれ、その腕につけてるのって⋯!?

次回、命を発する少女
お楽しみに!!
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