ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 どうもYYです。
 ポケモンダンジョンズ赤の救助隊がなんとNintendo Switch onlineにて復活するらしいです。

 やはりポケダンか⋯いつ課金する?私も同行する

 そんなこんなで本編どうぞ。


第110話 激突

 

 ベンチに座り項垂れる。

 やはりダメだ。ポテンシャルが上がってない。作家で言えば、今現在スランプ中って所だ。

 

 こんなんじゃダメだろ。俺は何のために強くなるって言ったんだ!

 

 歯を食いしばり、目を開ける。

 ⋯⋯インテレオンが俺の顔を覗き込んでいた。

 

 「っ!?」

 

 ビックリして体をビクつかせる。

 なんだよビックリした⋯⋯ていうか、お前外に出られるんだな。

 

 「⋯ん?どうした、そんなこっちを見て」

 

 インテレオンは静かに俺を見つめている。

 ⋯⋯いや、本当はお前の言いたいことは分かってる。

 

 「⋯なんでインテレオンを出さないか⋯⋯だろ?」

 

 インテレオンは静かに頷く。

 だよなぁ⋯。そりゃそうだ。いつもいつも出して、一緒に戦ってきたもんなぁ⋯そりゃ不思議がる。

 

 「⋯キバナと戦った時、思ったんだ。インテレオンは負けないはずだって」

 

 インテレオンは驚くとかそういったことなく、俺を見つめている。

 俺は吐露する。今まで思っていたことを全部。

 

 インテレオンが負けてしまったのを悔しく思い、そして再び傷つけてしまうことを怖く思い、そして逃げた⋯⋯インテレオンを出さなかった。

 

 それを説明終えた後、これまで黙っていたインテレオンが動いた。

 

 「っ!? なんだよ!?」

 

 インテレオンは、俺の胸ぐらを掴んでいた。

 俺はビックリして、インテレオンを腕を掴む。

 

 「何すんだよ!?」

 【⋯うぉる】

 

 インテレオンが静かに口を開く。

 だが、その目には怒りの感情を表すような、炎が見えていた。

 

 ⋯⋯なんだ?なんで怒ってる?

 

 「おいおい待て待て、揺らすな揺らすな、吐くぞ!?」

 

 俺の言葉に流石に焦ったのか、揺らすのをやめて降ろしてくれる。

 あ〜ビックリした⋯⋯って、何すんだよほんとに!?

 

 「あのなぁ、トレーナーをもうちょい労われよ!確かに、出さなかったのは悪かったけど⋯」

 【うぉるぉ!!】

 

 なんて言ってるのかは分からないものの、とにかく怒っているのは分かる。

 ⋯⋯いや待て、怒ってる?話の内容的に⋯まさかコイツ戦いたいのか?

 

 「はぁ!?戦いたいわけお前!?」

 【うぉう】

 「嘘だろ!お前あんなにボコボコにされたんだぞ!今回だってルガルガンがやられた程だ!」

 

 俺は冷や汗をかきながらインテレオンに言う。

 インテレオンは俺の言葉にカチンと来たのか、グイッとさらに怒りを持って顔を寄せてきた。

 

 【うぉ!】

 「だから、俺はお前を思って!」

 

 俺の言葉にインテレオンは黙り込んでしまった。

 ⋯まずい、強く言いすぎたか?別にそこまでしようとは思ってなかったんだが⋯⋯。

 

 【⋯うぉれおん】

 「⋯⋯お前、呆れてるって顔だな」

 

 そう。

 インテレオンの顔は、まるで「くだらない」と言いたそうな顔をしていた。

 流石の俺でもその顔を見せられたらブチッと来る。

 

 「俺の何も分からないくせに、呆れただ⋯?」

 【うぉれおぉ】

 「ふざけんなよお前!知らないのに知った気でいるんじゃないぞ!」

 

 俺の声にビクッと震えるインテレオン。

 インテレオンは怯えるとは逆に、歯向かってきた。

 

 【うぉれうぉん!!】

 「何言ってんだか知らないけどよ!舐めたこと言うなよ?!」

 

 俺が言うと、インテレオンは酷くショックを受けたようで、顔を一瞬強ばらせた。

 すると、インテレオンはそのまま、後ろを振り向きどこかへ行く。

 

 「あっ」

 

 インテレオンは歩いていってしまう。

 俺がモンスターボールを使って捕まえようとすると、インテレオンはモンスターボールを的確に撃ち抜いた。

 

 その衝撃でモンスターボールが後ろに飛んでしまった。

 

 「インテレオン!!」

 

 インテレオンは透過して姿を消し、そのままどこかへ消えてしまった。

 俺は走って後を追いかけるが、周りを見てもどこにもいない。

 

 「あぁっ、クソ!」

 

 違う。

 そうじゃない。そうじゃないんだ。

 

 俺が言ってるのは、ただの心配で⋯⋯。

 

 「⋯⋯あぁそうかい、ならそうすればいいじゃねぇか!」

 

 これは俺の本心じゃない。

 俺は、自分に嘘をついた。ついてしまった。

 

 「俺は戻るからな!」

 

 俺はインテレオンのモンスターボールを掴んでからホテルへと戻る。 

 

 違うんだよ。インテレオン。

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユウトの隣の部屋では盛り上がっていた。

 

 「いちぬ〜けた!」

 「あ、先駆けは狡いばい!」

 「マリィさん、手元見えちゃうから⋯」

 「むむむ、どれ抜こうかな⋯!」

 

 ベッドにバフンッと倒れ込むユウリ。それを指さして訴えるマリィ。そんなマリィの手元の安全に、公平に確保するべく言うユウ、そしてユウのどのカードを抜こうか迷っているコル二。

 

 さしずめ、女子会である。

 

 ユウトとインテレオンが一悶着あったと言うのに、この温度差で風邪引く人出てくるんじゃないかと言うぐらいホッコリしていた。

 

 「そういえば、コル二さんと仲良くなってたんですね」

 「うん!まぁ、会ったのは偶然だけどね」

 「いや、きっと運命ってやつだよ!私が言うんだから間違いない!」

 「いや、ユウリの言葉が全部って訳じゃないけんね?」

 

 ユウリが胸を張り、それをジッと見つめながらマリィがツッコミを入れる。

 因みに、ババ抜きの結果はコル二の敗北であった。

 

 「メガルカリオカッコよかったな〜」

 「あっ、コル二さんルカリオ一体いませんでしたっけ?」

 「うん? あ〜そういえば、もう一体の子⋯そうだね」

 「え、嘘!? コル二ちゃん!」

 

 いきなり肩を掴まれ目を白黒させるコル二。そんなユウリを後ろからマリィが引き離そうとする。

 だが、コル二はイタズラっぽい笑みを浮かべる。

 

 「じゃあ、交換しよ!」

 「! いいよ!」

 

 即決。

 コル二はルカリオが入ったモンスターボールを出す。ユウリもバックからモンスターボールを取り出す。

 

 「私のオトスパスと!」

 「ルカリオ、交換ね!」

 

 コル二の元にはオトスパスが、そしてユウリの元にはルカリオが。

 ユウリは嬉しさで飛び跳ねながらモンスターボールを投げてルカリオを出す。

 

 すると、ユウリはルカリオに向かって飛びつく。

 

 いきなり飛びつかれたルカリオは目を白黒させながら地面に倒れる。

 

 「よろしくね!ルカリオ!」

 「ユウリ、優しくね⋯?」

 

 因みに、この時のルカリオは後に語る。『いきなり飛びかかられて怖かった』と。





 ※ルカリオはコル二がたまたま捕まえた新人です。コル二のルカリオではありません。


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次回予告

やっほ〜!ユウリだよ!
って、ユウトの様子なんか変⋯?何かあったのかな?
あれ?あそこにいるイケメンって誰だろ?

え、カルムさんの⋯友人で、お師匠さん!?


次回、唐突な師匠様
い、イベント起こりすぎだよぉぉ!!
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