ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 どうもYYです。
 予約投稿してるんですが、毎回話題を作るのに凄い考えるんですよね。本編はスラスラ書けてるはずなのに。

 人と話すことが苦手な作者には辛いんだァ⋯許してヒヤシンス。

 そんなこんなで本編どうぞ。


第114話 仲直りの証

 

 俺はローズ広場で立っていた。

 こういう自然的な場所はいい。人の声が少なく、集中を出来そうだ。

 

 今の時刻は夕方を過ぎて、辺りが暗くなってきた頃。さらに人の声は聞こえない。

 

 俺は何をしていたのだろうか。

 

 『自分のパートナーは自分を信じてるんだからさ!』

 

 あぁ。そうだった。

 俺は、インテレオンを自分で拒絶してたのか。

 

 インテレオンの事を考えずに子供っぽく嘘をついて、喧嘩して、挙句の果てにショックを受けさせてしまった。

 パートナーだけじゃない。ポケモントレーナーとして失格だ。

 

 ふと、目の前に熱さを感じる。

 

 目の前では、隻眼のバシャーモが立っていた。

 まるで俺を見定めるように。

 

 「⋯そうだな」

 

 俺は息を吸う。

 

 「インテレオン!ごめーーーんっっ!!!!!」

 

 俺の言葉にバシャーモがビクッと体を震わせる。

 それを気にせずに、俺は叫ぶ。

 

 「なんっにも考えてなかった!自分の中で勝手に終わってた!!!」

 

 俺の言葉は虚しく反響していく。

 だが、俺は言葉を止めない。「どうかインテレオンに届きますように」じゃない。

 

 届かせるんだ。

 

 「俺が悪かったっ!!インテレオン!」

 

 再び大きな息を吸う。

 ありったけの力を込めて、呼ぶ。

 

 「インテレオン!来てくれぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!」

 

 俺の後ろから何かが飛び出してきて、バシャーモがまるで誰かに殴られたかのように後ろに吹き飛ぶ。

 

 俺はその後ろ姿を見て、フッと笑う。

 

 そうだ。この感じ。

 この後ろ姿が頼もしくって、いつもずっと近くで見てたんだよな。

 

 「インテレオン」

 【うぉれおん!】

 

 インテレオンもこちらを向いてグッと親指を立てる。

 

 やっべ、目が潤ってきた。

 すると、インテレオンが近づいて、俺を心配そうに見る。

 

 【うぉれる(大丈夫か)!?】

 「あぁ、大丈⋯ぶ?」

 

 ⋯は?今なんて?

 

 いま、インテレオンの声が分かったって言うか、人間の言葉だったって言うか⋯?

 

 【うぉれるおん(今はバシャーモだな)うぉれ(どうした)?】

 

 確かにインテレオンが喋ってる。

 確かに、いま、インテレオンの言葉が分かった。なんて言ってるのか、分かったぞ⋯!?

 

 「い、インテレオン?」

 【うぉ(なに)?】

 「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁ!!?!?」

 

 俺は顎が外れそうになるほどの、大きな口を開けて叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 「こっちからだよね!?」

 「うん!あの声は確実にユウトけん!」

 「何をしてるのお兄ちゃん!?」

 

 ユウリとマリィ、カルム、プラターヌ博士、そしてユウは走っていた。

 まるで何かのイベントか?と周りの人達はその場を注視しているものの、誰も近付こうともしない。

 

 それはそうだ。この前からカロス地方に噂が蔓延っている『隻眼のバシャーモ』がその場にいるんだから。

 

 そして、その場にはもうひとつ⋯いや、もう二つの影があった。

 

 ユウトとインテレオンだ。

 

 ユウトは口をパクパクと動かしているものの、声を出せずにいた。

 

 「ユウト!?何してるの!?」

 「ゆ、ゆゆ、ユウリ!俺やべぇ!インテレオンの声が聞こえる!」

 「はぁ?!」

 

 ユウトの意味不明の言葉にユウリは素っ頓狂な声を上げる。

 ただ、カルムとプラターヌ博士だけは何かに気づいたかのような顔をうかべる。

 

 (もしかして⋯⋯!)

 

 カルムはこれから起こるやもしれない事柄に、心を震わせていた。

 もしかしたら、あるかもしれない現象に、立ち会えるかもしれないと。

 

 「ユウト君。バシャーモを倒せるかい?」

 「⋯⋯もちろんっすよ!」

 

 ユウトの目は、ユウリが先程見たハイライトの入っていない漆黒の目ではなく。

 美しさすら感じる、黒色の目になっていた。

 

 それを見てユウリは安堵する。

 

 「ユウト!頑張って!」

 「負けるな!絶対勝って!」

 

 インテレオンと共に、バシャーモに向き直るユウト。

 バシャーモはやる気満々の目を浮かべ、構える。

 

 ユウトはグッと握り拳を作り、トンッとインテレオンの背中にそれを優しくぶつける。

 

 「頼んだぞ」

 

 インテレオンは任せろと言った風に、否、そう言って前に出る。

 

 ユウトは、構える。再び、その目に光と炎を宿して。

 

 「行くぞ!!インテレオン!!!」





 ちょっと短いけど、次回長いから許して。

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次回予告

VS隻眼のバシャーモ
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