ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~ 作:YY:10-0-1-2
どうもYYです。
予約投稿してるんですが、毎回話題を作るのに凄い考えるんですよね。本編はスラスラ書けてるはずなのに。
人と話すことが苦手な作者には辛いんだァ⋯許してヒヤシンス。
そんなこんなで本編どうぞ。
俺はローズ広場で立っていた。
こういう自然的な場所はいい。人の声が少なく、集中を出来そうだ。
今の時刻は夕方を過ぎて、辺りが暗くなってきた頃。さらに人の声は聞こえない。
俺は何をしていたのだろうか。
『自分のパートナーは自分を信じてるんだからさ!』
あぁ。そうだった。
俺は、インテレオンを自分で拒絶してたのか。
インテレオンの事を考えずに子供っぽく嘘をついて、喧嘩して、挙句の果てにショックを受けさせてしまった。
パートナーだけじゃない。ポケモントレーナーとして失格だ。
ふと、目の前に熱さを感じる。
目の前では、隻眼のバシャーモが立っていた。
まるで俺を見定めるように。
「⋯そうだな」
俺は息を吸う。
「インテレオン!ごめーーーんっっ!!!!!」
俺の言葉にバシャーモがビクッと体を震わせる。
それを気にせずに、俺は叫ぶ。
「なんっにも考えてなかった!自分の中で勝手に終わってた!!!」
俺の言葉は虚しく反響していく。
だが、俺は言葉を止めない。「どうかインテレオンに届きますように」じゃない。
届かせるんだ。
「俺が悪かったっ!!インテレオン!」
再び大きな息を吸う。
ありったけの力を込めて、呼ぶ。
「インテレオン!来てくれぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!」
俺の後ろから何かが飛び出してきて、バシャーモがまるで誰かに殴られたかのように後ろに吹き飛ぶ。
俺はその後ろ姿を見て、フッと笑う。
そうだ。この感じ。
この後ろ姿が頼もしくって、いつもずっと近くで見てたんだよな。
「インテレオン」
【うぉれおん!】
インテレオンもこちらを向いてグッと親指を立てる。
やっべ、目が潤ってきた。
すると、インテレオンが近づいて、俺を心配そうに見る。
【
「あぁ、大丈⋯ぶ?」
⋯は?今なんて?
いま、インテレオンの声が分かったって言うか、人間の言葉だったって言うか⋯?
【
確かにインテレオンが喋ってる。
確かに、いま、インテレオンの言葉が分かった。なんて言ってるのか、分かったぞ⋯!?
「い、インテレオン?」
【
「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁ!!?!?」
俺は顎が外れそうになるほどの、大きな口を開けて叫んだ。
■
「こっちからだよね!?」
「うん!あの声は確実にユウトけん!」
「何をしてるのお兄ちゃん!?」
ユウリとマリィ、カルム、プラターヌ博士、そしてユウは走っていた。
まるで何かのイベントか?と周りの人達はその場を注視しているものの、誰も近付こうともしない。
それはそうだ。この前からカロス地方に噂が蔓延っている『隻眼のバシャーモ』がその場にいるんだから。
そして、その場にはもうひとつ⋯いや、もう二つの影があった。
ユウトとインテレオンだ。
ユウトは口をパクパクと動かしているものの、声を出せずにいた。
「ユウト!?何してるの!?」
「ゆ、ゆゆ、ユウリ!俺やべぇ!インテレオンの声が聞こえる!」
「はぁ?!」
ユウトの意味不明の言葉にユウリは素っ頓狂な声を上げる。
ただ、カルムとプラターヌ博士だけは何かに気づいたかのような顔をうかべる。
(もしかして⋯⋯!)
カルムはこれから起こるやもしれない事柄に、心を震わせていた。
もしかしたら、あるかもしれない現象に、立ち会えるかもしれないと。
「ユウト君。バシャーモを倒せるかい?」
「⋯⋯もちろんっすよ!」
ユウトの目は、ユウリが先程見たハイライトの入っていない漆黒の目ではなく。
美しさすら感じる、黒色の目になっていた。
それを見てユウリは安堵する。
「ユウト!頑張って!」
「負けるな!絶対勝って!」
インテレオンと共に、バシャーモに向き直るユウト。
バシャーモはやる気満々の目を浮かべ、構える。
ユウトはグッと握り拳を作り、トンッとインテレオンの背中にそれを優しくぶつける。
「頼んだぞ」
インテレオンは任せろと言った風に、否、そう言って前に出る。
ユウトは、構える。再び、その目に光と炎を宿して。
「行くぞ!!インテレオン!!!」
ちょっと短いけど、次回長いから許して。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回予告
VS隻眼のバシャーモ