ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 はいどうもYYですッ!
 やっといつもの調子でユウトを書ける⋯これもユウリのおかげだね!さすがヒロイン!

 ところで、俺の石を掻っ攫って行ったエイシンフラッシュ復刻まだですか?(涙)

 そんな訳で本編どうぞ。


第116話 新たなる輝き!

 

 「凄いよユウト!超覚醒じゃん!」

 「え?いやまぁ、俺だから⋯かな?」

 【そうはならないでしょ】

 

 俺はユウリに褒められたので調子に乗っていると、インテレオンにツッコまれた。

 遂に俺はインテレオンの声がポケモンの声ではなくなり、イケメンボイスに聞こえてきたらしい。

 

 俺はインテレオンの方を向いて、手を前に出す。

 

 インテレオンは、俺のやってる事が分からないのか、頭の上に『(ハテナ)』を浮かべている。

 

 「これからよろしくな。相棒(インテレオン)

 【⋯ふふ。これから()でしょ?】

 

 インテレオンはそう言いながら俺の手を掴んでくれる。

 より一層、もっと強くなれる気がしてきた⋯っと、ユウリにお礼言わなきゃな。

 

 「ありがと。ユウリ」

 「え?」

 「ほら、怒ったって言うか、気付かせてくれたって言うか、とにかく、お礼言わせてくれ!」

 「私は別に⋯って、バシャーモどうするんだろ?」

 

 たしかに。

 俺はユウリに倣って横を見る。

 

 バシャーモはまだ倒れている。

 多分、カルム達が捕獲するんだろうけど⋯。

 

 「お疲れ様。さすがだねユウト君」

 「カルムさん。大したことありますよ」

 「あるんだ⋯」

 

 俺の言葉に苦笑いを浮かべるカルム。

 っていうか、きずなへんげって文献あったんだな。そういえばそっか。確かサトシゲッコウガも文献にあった的な話してたしな。

 

 「それで、バシャーモはどうすんっすか?」

 「あぁ、実は、それで相談もしていてね」

 

 カルム曰く。

 あれほどの力を持ったバシャーモを誰が扱えるんだという話が上がってしまったらしく、カルムなら扱えるだろうと話になった。

 が、カルムはもう既に沢山のポケモンがいるし、だからといって他のトレーナーに渡すのも⋯。

 

 へぇ、それは大変そうだ。

 

 で、なんで期待してる目でこっちを見てるんですかねェ⋯?

 

 「そこで、ユウト君」

 「はい」

 「バシャーモを捕まえてはくれないかな?」

 「あの暴れ馬をどうしろと???」

 

 俺は汗を垂らしながらそう言う。

 すると、バシャーモが目を覚ましたのか、バッと起き上がる。

 

 ほら、誰も捕まえないから⋯!?

 

 【いや待ってユウト】

 「⋯どうした?」

 

 インテレオンからの制止の言葉に俺は疑問を浮かべる。

 インテレオンはバシャーモに近づいて俺の方に向かって親指を立てる。

 

 【めっちゃ、仲間になりたそうにしてるよ?】

 

 ⋯はぁ。

 ドラクエじゃねぇんだよ!!

 

 

 俺の心の声が大きく響いた。

 

 いや、ちゃうんすよ。

 俺的にはバシャーモ大の好きなんですよ。ちゃうんすよ。

 

 バシャーモさん、隻眼な訳じゃん?で、ルガルガンとかそこら辺より強い訳じゃないですか?

 ルガルガンとかのレベルを考えたら、この子達レベル高すぎるんですよ。*1

 

 でもなぁ⋯うーん⋯。

 

 「ユウト、どうするの?」

 

 ユウリが冷や汗のようなものを垂らしながら、俺に聞いてくる。

 ユウリ的にはマズイんだろうな。ライバルが強くなるって意味で。

 

 ⋯ライバル、か。

 

 「分かりました」

 

 俺の言葉にカルムがニコッと笑う。

 

 「やってやろうじゃ、ないですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 

 「お兄ちゃん、もーっと!強くなっちゃったね!」

 「まぁな。俺ってば最強になるからさ!」

 

 お兄ちゃんはそう言う。

 お兄ちゃん、吹っ切れたのか、この前見た無理やり作ったような笑顔じゃなくなってる。

 

 心の底から笑うような、そんな笑顔になってる。

 

 私の心配は杞憂に終わったらしい。

 

 「しかし、バシャーモかぁ⋯これはこれは⋯」

 

 お兄ちゃんは何かをブツブツと呟きながら歩いている。

 お兄ちゃんは、私よりもさらに遠くの方に行ってしまったらしい。

 

 そもそも、住んでる所も違う。

 

 それに、ユウリさんみたいな⋯強すぎるライバルが出てきちゃったみたいだし。

 

 諦めよっか。

 お兄ちゃんにはもうお似合いの女の子が出来ちゃったみたいだし。

 よし!私も新しい恋を求めて出発しないとね!

 

 「どうした?ユウ?」

 「⋯ううん、何も無いよ」

 

 私は笑顔を作ってお兄ちゃんの隣を歩く。

 

 小さい頃から、お兄ちゃんが大好きだった。

 お兄ちゃんを嫌う、なんてそんなことは無かった。むしろ、嫌うどころかさらに好きになって行ってしまった。

 

 転生して、やっと、やっと報われるのかなって思った。

 

 けれども、けれども。

 

 やっぱ、ダメだな。諦めきれない。

 まだ、お兄ちゃんと一緒にいたいなぁ⋯。もっと、話したいこととかあったはずなのに。

 

 「!? どうしたんだよいきなり抱きつきやがって!」

 「⋯何も言わずに、少しだけ、このままにしてくれない?」

 

 お兄ちゃんに抱きついて、その思いを捻り伏せる。

 

 ⋯暖かい。

 ずっと、こうしていたいな⋯。

 

 お兄ちゃんとは、永遠の別れってわけじゃない。チャンピオンになったりでもしたら、遊びに来る時があるだろう。

 でも、私の恋心とは⋯お別れ。

 

 「⋯よし!ありがと!」

 「⋯? お、おう⋯」

 

 さよなら。私の初恋。

 

 さよなら。私の彼氏(お兄ちゃん)

*1
インテレオンとかマルヤクデとか。なお、マルヤクデはキョダイマックスできる古参の模様





 失恋⋯恋する相手への気持ちが成就しないこと。また、恋愛が何らかの形で終止符を打たれることである。

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次回予告

やっほ、マリィだよ。
ユウトは吹っ切れてバシャーモを手入れたけんね。
私達も、頑張らないとだね、ユウリ!

次回、メガシンカあくタイプ
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