ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 どうもYYです。
 博多弁に変換するサイトを見つけてうっひょー!すげー!とか叫んでたけど、よくよく考えたらマリィってそんな博多弁喋ってないんですよね。

 しかも、バリバリ博多弁になるので、読みづらい。
 ……結局、修正しないといけないんですよね…(震え声)

 そんな訳で本編です。


第117話 気付きと出会い

 

 ユウリはルカリオ。そして、ユウトはインテレオンのきずなへんげに、バシャーモを手に入れた。

 二人とも凄い。けれども、私はまだ何も出来てない。

 

 あたしは、なんのために付いてきたんだ?

 ユウト達に食らいつくために、ついてきたんじゃなかったの?

 

 ここで止まってちゃダメだ。あたしだって強くならないと⋯!

 

 

 と、思い立って朝にミアレシティを出たのは良いものの。

 

 「ここ、どこ…?」

 

 迷子になっていた。

 来たばっかりの地方なのに、どうしてあたしは飛び出して行ってしまったんだろう。

 

 しかも、不運なことに雨まで降ってきてしまった。

 

 あたしは、近くの洞窟まで走っていって、そこで雨宿りすることにした。

 そこは薄暗く、ズバットなどのポケモンが天井に張り付いて過ごしとった。

 

 あたしは少しだけ寂しさを覚えて、それを紛らわせるために座り込む。

 それでも、寂しさは拭えない。

 

 いや、どちらかと言えば…嫉妬、と言うべきか。

 

 ユウトとユウリが楽しそうにしとったのを見よったし。

 それに、友達の妹ちゃんにも好感を持たれてたのか、抱きつかれるところも見た。

 

 ユウトは、ユウトはイケメンだし、凄いし、色んなことも知っている。

 たまにふざけるし、たまによう分からんことを言う。

 けれども、それを見るとやっぱユウトだって思うし、好かんではなかった。むしろ、好きだ。

 

 スパイクタウンでの出来事は……アレだけど。だけど、悪い気はしなかった。

 

 バトルの時になると真剣になるし、キバナさんの時で分かった。

 

 ユウトは、無敵なわけじゃなかって。

 まだ、あたしたちと同じ人間なんだって。それを見れて、安心した。

 

 違う次元の人間やなかだって、安心した。

 

 ……多分、ポプラさんに会う前の、あの時のドキドキは…。

 否定したい訳やなか。けど、信じられんって言うか、ダメだよって、言い続けてたけど。

 

 あたし、きっと……ユウトの事が好きだ。

 

 それに気付いてしまって、もしかしたら良くなかったんかもしれ無い。

 けれども、諦める気は無か。

 

 ユウリとは、好敵手(ライバル)で、恋敵(ライバル)だ。

 

 

 ……あれ、なんでこの話になったんだっけ?

 うんと……?

 

 と、思い出そうとしていると、入口の方で音がした。

 

 そちらの方を見ると、どこから来たのか、傷ついているアブソルが立っていた。

 雨に打たれたのかビショ濡れで、傷だらけで。それでも、どこか凛としている。

 

 だが、やはり負っているダメージはデカイのか、その場に静かに倒れ込んでしまった。

 

 あたしはしばらくボーっとしていたが、すぐにキズぐすりを手に持ってアブソルに近づく。

 

 「大丈夫?すぐに治すけんね」

 

 アブソルは黙り込んだまま、あたしの処置を受けている。

 ええっと、この場合は……。

 

 頭をフル回転させながら、適切に処置していく。

 

 しばらくした後に、アブソルの怪我している部分を処置し終える。

 ふーっ、と息を吐いてからアブソルの隣に座る。

 

 アブソルは、わざわいポケモンなんて言われているが、実際は違うとユウトが言っていた。

 アブソルは、危険を察知して、警告しているだけであって、実際に災いを起こしている訳では無いと。

 

 まぁ、実際。災いなんか起こさずに、ここに座って寝ているわけだから確かにそうなのかもと思う。

 

 「アブソル…」

 

 あたしの声に、こちらを向いてくれるアブソル。

 しかし、どこでこんな傷を負ってきたのかな? もしかして、近くに危ないポケモンが…?

 

 あたしは少しだけ周りに警戒しながらアブソルを見ておく。

 

 

 ふと、周りのポケモンが隠れていることを目撃した。

 

 「…?」

 

 何かいるのかな?

 あたしは気になって立ち上がり、少し歩いてみる。

 

 そこには、ザングースの群れ。

 いや、ただの群れやなか。通常よりも少し大きなザングースが、まるで自分はボスだと言わんばかりに立っている。

 

 あたしはそれを見て察した。

 

 きっとアブソルはアイツにやられたんだ。

 

 あたしはそっと、その場から離れるように後退る。

 が、またもや不運が重なってしまい、近くにあった石を知らずに蹴っ飛ばしてしまい、ザングースに気付かれてしまった。

 

 ボスのザングースはあたしの方に近寄ってくる。

 

 ザングースが、1歩手前に来たところで後ろからエアスラッシュが飛んでくる。

 

 振り向くと、そこにはアブソルが。

 

 「! まだ怪我が!」

 

 アブソルは少しだけキツそうな顔をしつつも、立っている。

 

 もしかして、あたしを助けようとしたと…?

 

 そんなことを考えていると、ザングースとアブソルが激突し始めてしまった。

 怪我の影響もあってか、アブソルは若干押されてしまっていた。

 

 それがとっても嫌で。

 

 「! モルペコ、スパーク!」

 

 ボスザングースにモルペコのスパークが入る。

 それに気づいたアブソルが、こちらを静かに向いてきた。

 

 「一緒に戦うばい!」

 

 あたしの言葉に、アブソルは頷いてくれた。

 

 ボスザングースはあたし達を強く睨みつけている。

 

 「さぁ、行くよ!」




次回予告

モルペコだ!
アブソルだ!
ザングースだ!Z!

次回、マリィVSザングース

次回予告はユウトがお送りいたしましたっと!
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