ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

148 / 172

 9月に入ってしまいました。YYです。
 8月を過ぎたから毎日投稿が…と、思った皆様、ご安心ください。

 もう暫くは毎日投稿だから!!

 という訳で本編です。


第130話 VSマリィ(2)

 

 ドラパルトはイカサマを喰らい、吹っ飛んでいく。

 ドラパルトが思いっきり体勢を崩した理由。それは、ドクロッグの特性にあった。

 

 ドクロッグの特性『どくしゅ』

 どくしゅは、30%の確率で、相手を毒状態にする技。

 先程の、どくつきも、同じく30%の確率で相手を毒状態にさせる技である。

 

 どくつきは、残念ながら毒状態に出来なかったものの、特性『どくしゅ』のお陰で毒状態に出来たのだ。

 

 その影響もあり、毒状態となったドラパルトは体勢を崩してしまったのだ。

 

 それに気がついたユウトは、先程の笑みから…冷や汗を垂らし始めた。

 

 (ここで毒状態を引き当てるかよ…っ!)

 

 毒状態となってしまったドラパルトは、キツそうにドクロッグを睨みつける。

 例え、どくタイプはいまひとつとは言えど、キツイものはある。

 

 さらに、これによって、ドクロッグのベノムショックがさらに威力を増すこととなる。

 

 まさかの展開に、ユウトは冷や汗を垂らしながら、興奮していた。

 

 「ドクロッグ!わるだくみ!」

 「ドラパルト!かみつく!」

 

 ドクロッグがわるだくみしていると、ドラパルトが近づいてかみつくを放とうとする。

 

 だが、マリィが笑顔を浮かべたことで、ユウトがマズイと察する。

 

 「ドクロッグ!ベノムショック!!

 

 先程も述べたように、毒状態によりベノムショックの威力は二倍になっている。

 さらに、わるだくみしたことで、特攻が上がっている。

 

 その状態で放つベノムショック。

 

 効果がいまひとつ?そんなもの知るかと放つベノムショックは。

 

 「ドラパルトッ!!」

 

 ドラパルトに突き刺さる。

 

 ドラパルトは吹っ飛んでいき、壁に激突する。

 壁に激突した後、なんとかコートに戻ろうとするドラパルトだが、毒の影響によって、地面に倒れてしまう。

 

 戦闘不能である。

 

 それを見て、マリィが静かにガッツポーズを決める。

 ユウトは、ドラパルトをモンスターボールへ戻し、ポケモンを繰り出す。

 

 「ルガルガン!お前に決めた!」

 

 ルガルガンを繰り出したユウト。

 それを見て、今度はマリィが首を傾げる。

 

 (あたしのドクロッグはかくとう技も持ってる……って考えると、いまルガルガンを出すのは悪手……?)

 

 ユウトとルガルガンが笑みを零しながらこちらを向いてくる。

 それを見て、マリィの直感が何かに気をつけておけと囁く。

 マリィは自身の直感を信じて、最後まで油断しないように気張っていく。

 

 相手(ユウト)は、沢山の強敵なトレーナー達を倒している強者だ。

 

 だからこそ、油断は出来ない。

 

 「ドクロッグ!ローキック!」

 「ルガルガン、がんせきふうじ!」

 

 ルガルガンのがんせきふうじをローキックで破壊するドクロッグ。

 だが、次にルガルガンを目撃するのは、上を向いてからであった。

 

 「ルガルガン!かみくだく!」

 「っ!ドクロッグ!避けて!」

 

 ルガルガンが上から来たことにより、ドクロッグの反応は遅れたものの、ギリギリ間一髪のところで回避する。

 それを見て、ユウトは「チッ」と小さく舌打ちをした後に、ルガルガンに指示を出す。

 

 「ルガルガン!ストーンエッジを沢山放て!」

 「なっ!?」

 

 ルガルガンが吠えたことにより、ドクロッグの周りだけではなく、他のところにもストーンエッジが現れる。

 

 ストーンエッジによって、死角を作られたと思ったマリィは、「マズイ」と悪態をつく。

 

 それもそのはず。

 何故ならば、ユウトはこのストーンエッジによる攻略で……

 

 「勝ち昇ってきてる……っ!ドクロッグ!注意して!何か物音でも聞こえたら、そっち向いておいて!」

 

 ドクロッグはマリィに言われた通り、周りの音に集中するべく、耳を立てる。

 

 マリィも、自分の目でルガルガンを探す。

 

 ストーンエッジの上で様子見しているのか?はたまた、死角かに隠れ潜んでいるのか?それとも、もう既に近くにいるのか?

 様々な考えがマリィの頭の中で反響しては消えていく。

 

 ドクロッグが、コロッという石が落ちた音で、気づき、そちらを向く。

 だが、それはフェイクであった。

 

 「ルガルガン!インファイト!」

 「しまっ!」

 

 マリィとドクロッグが反応した時には時すでに遅し。

 ルガルガンのインファイトが、ドクロッグを貫く。

 

 ドクロッグはストーンエッジに叩きつけられる。

 その後を追うかのように、ルガルガンがストーンエッジを乗り継いでくる。

 

 「そのまま、いわなだれ!」

 「っ!ドクロッグ!」

 

 マリィの声でドクロッグが目を覚まし、ルガルガンを睨みつける。

 ドクロッグは、手でまるでヘドロのようなものを作り、それをどんどんと岩に投げていく。

 

 土壇場でなんと、ヘドロばくだんを覚えたのだ。

 

 ヘドロばくだんによって、どんどんといわなだれが消えていき、なんと防ぎきったのだ。

 

 「なんだと!?」

 

 ユウトが汗を垂らしてドクロッグを見る。

 いわなだれでやったか!?と思い込んでいたルガルガンも、これには口を開ける。

 

 「ドクロッグ!」

 

 マリィがそう叫ぶと、ドクロッグがマリィの方を向いて頷く。

 ユウトは汗を垂らしながら心の中で「なんだこの、なんだ!?アイツすげぇな!英雄かよ!?」と叫んでいた。

 

 だが、ダメージはでかい。

 ドクロッグは、体勢をガクッと落とすも、踏みとどまり、立ち上がる。

 

 「……ルガルガン!ストーンエッジ!」

 

 再びストーンエッジを放つドクロッグ。

 ドクロッグはそれを避けて、ルガルガンに近づいていく。

 

 「ドクロッグ!けたぐり!」

 

 けたぐりを放つドクロッグ。

 ドクロッグを食らったルガルガンは水切り石のように吹っ飛ぶものの、空中で体勢を立て直す。

 

 だが、これで終わるドクロッグでは無かった。

 

 まるで追い打ちをかけるかのように、ヘドロばくだんを投げつけるのだ。

 流石のこれは対処しなければと思ったユウトはルガルガンに指示を出す。

 

 「ルガルガン!がんせきふうじでヘドロばくだんを叩き落とせ!」

 

 ルガルガンはユウトの指示でヘドロばくだんをドンドンと落としていく。

 ヘドロばくだんを投げ終えたドクロッグは、さらにルガルガンに近づいて懐まで入る。

 

 「ドクロッグ!ベノムショックっ!!」

 「ルガルガン!かみくだく!!」

 

 ドクロッグが、ベノムショックを放ち、ルガルガンがドクロッグをかみくだく。

 

 ドクロッグはベノムショックを放ち終えた後、力無く倒れ伏す。

 

 

 それを見て、マリィは微笑む。

 

 「ありがとね、ドクロッグ」

 

 ユウトはそれを見て。

 

 「……アイツ、株上がったか?」

 

 そう呟くしか無かった。





 ドクロッグ「くぅ〜疲れました!」
 レパルダス「すっげぇなお前」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回予告

次回、VSマリィ(3)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。