ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 毎日投稿などと、その気になってたオレの姿はお笑いだったぜ☆
 少しだけリアルが忙しくて書けてなかったヨ…助けてYO☆

 そんな訳で本編です。


第134話 VSマリィ(終)

 

 アブソルのメガシンカにより、ユウトは冷や汗を垂らす。

 

 メガアブソル。

 全身の毛が伸び、逆立ち、大きな翼が生えたかのような外見をその身に包む。

 頭部の毛は片目を隠すまでになり、また角や尻尾も伸びて悪魔や堕天使を思わせるような形状になった。

 

 HP65、攻撃150、防御60、特攻115、特防60、素早さ115、合計565の種族値を持ち、まごう事なき攻撃面偏重強化のメガシンカである。

 

 特性は「マジックミラー」に変化し、アブソルの主軸技である「ふいうち」の妨げになる、補助技の牽制と言う点では相性が良い。

 だが、補助技を持っていないユウトに対してそれはおまけ程度。

 

 アブソル自身は火力がとにかく高いが、対して技はそこまで高くはない。

 よって、積み技をとにかく多く積まなければならない。

 

 低耐久なので、読み合いが上手くなければ上手く使えない、上級者向けのポケモン。それが、前の世界での評価……。

 だが、ここでは違う。

 

 

 「つるぎのまい!」

 

 アブソルの上に、剣が出てきて舞い始める。

 ユウトはそれを見て、インテレオンと共に指を前につきだす。

 

 「ねらいうち!」

 

 つるぎのまいをしているアブソルにねらいうちを放つインテレオン。

 アブソルはそれを見て、回避をする。

 

 「っ!みきりか!アクアブレイク!」

 「正解!それで、ふいうち!」

 

 アクアブレイクを構えたインテレオンに、既に近づいているアブソル。

 ふいうちをインテレオンの胸に食らわせるが、インテレオン【クッ!】と声を出しただけで、アクアブレイクをアブソルに叩きつける。

 

 アクアブレイクを食らったアブソルは、大きく吹っ飛ばされて、立ち上がる。

 

 その赤い目は、インテレオンを捉える。

 

 (闇雲に突っ込んでも火力がないから無駄………)

 (突っ込んでやっぱし不意打ちが怖ぇよな………)

 

 ユウトとマリィの頭の中で別々の答えが浮かぶ。

 

 (関係ねぇ!突っ込む!!)

 (退いて火力をあげるべき!)

 

 その答えは、正反対であった。

 

 インテレオンは再び手に水を纏ってアクアブレイクを作り出し、走っていく。

 

 「アブソル!つるぎのまい!」

 

 対して、アブソルは地面を蹴り飛ばし、空へ舞う。

 さらにそこで剣を舞い始め、さらなる火力の増強に移行する。

 

 「エアスラッシュ!!」

 

 インテレオンのしっぽが靡き、空気の刃がアブソルを捉えようとする。

 

 「アブソル!つじぎり!」

 

 そんな空気の刃をつじぎりを使い、斬り飛ばす。

 空気の刃を斬り飛ばすという前代未聞のことをしたアブソルは、観客から大きな歓声を浴びる。

 

 「アブソル!きりさく!」

 「っ!インテレオン、アクアブレイクで応戦!」

 

 インテレオンのアクアブレイクとアブソルのきりさくがぶつかり合う。

 金属音のような、水が跳ねるような音がスタジアム全体に響く。

 

 その2匹の動きはまるで剣士と剣士のぶつかり合い。

 

 インテレオンとアブソルがお互いを睨み合い、そして、アブソルの切り裂きがインテレオンを捉える。

 

 インテレオンは大きなダメージを負うものの、簡単にやられるわけが無い。

 インテレオンはしっぽを薙ぎ払い、アブソルを遠くに吹っ飛ばす。

 

 「……やるなぁ…」

 

 ユウトはそう呟く。

 

 【ユウト】

 「あぁ、分かってる……行くぞ」

 

 インテレオンの体に水が段々と纏わっていく。

 その水は天まで上るかのように激しい音を立てて上に伸びていく。

 

 そして、水が全て弾いた時、現れた。

 

 「名前決めてなかったが……さしずめ、狙撃手(スナイパー)インテレオンって所かな」

 

 ユウトは、ニヤッと笑みを浮かべて笑う。

 それを聞いて、マリィも同じく笑顔をうかべる。

 

 「アブソル!一旦退こう!」

 「逃がさねぇよ!インテレオン!アクアブレイク!」

 

 アブソルがインテレオンから距離を取ろうと後ろに下がろうとするが、インテレオンは近づく。

 

 インテレオンのアクアブレイクという名の凶刃がアブソルに向かう。

 だが、アブソルもただただやられるだけでは無い。

 

 「アブソル!」

 

 アブソルの爪がインテレオンのアクアブレイクとぶつかる。

 

 いまのインテレオンも力が凄まじいが、アブソルはつるぎのまいを二回積んでいる。

 つまり、今の力の差は、アブソルが勝っている事になる。

 

 アブソルに押されたインテレオンは大きな傷を負う。

 

 「っ!インテレオンねらいうち!」

 「アブソル!ふいうち!」

 

 狙い撃ちの構えを取ったインテレオンにアブソルはふいうちを食らわせる。

 インテレオンはズザザッと後ろに飛ばされるが、構わずにアブソルを狙う。

 

 凄まじい勢いで水の弾がアブソルに近付く。

 アブソルは弾を避けきれずに食らってしまい、その勢いのままコートを越えて壁に激突する。

 

 煙が上がっていて、アブソルの安否が見えない。

 

 「アブソル!」

 「っ…!」

 

 それを見て悲鳴に近い叫び声をマリィは上げ、ユウトは静かに煙の中を見つめている。

 

 インテレオンが汗を垂らし、それが落ちると同時に煙の中からアブソルが電光石火の如く飛び出してくる。

 

 アブソルはインテレオンにそのまま体当たり。インテレオンがクラっと揺れたところでアブソルのつじぎりがインテレオンを捉えた。

 

 インテレオンはしっぽを振るって軌道をギリギリでズラし、ダメージを最小限に抑える。

 だが、アブソルは止まらない。

 

 アブソルの影から爪が出てきて、それがインテレオンを襲う。

 

 「インテレオン!エアスラッシュ!」

 

 爪を弾くかのようにエアスラッシュがアブソルを襲う。

 

 「アブソル避けて!」

 

 マリィに言われた通りにアブソルは避けて、インテレオンを睨む。

 

 インテレオンとユウトはまだまだ行けると頷き合う。

 

 (やっぱり…強い……!)

 

 マリィは心の中で呟く。

 

 (最初は、変な奴だと思ってた。ばってん、見ていく内にだんだん憧れるようになって……好きになった)

 

 マリィは少しだけ顔を赤くしつつ、アブソルを見る。

 アブソルは次の指示を仰ぐかのようにマリィをチラ見する。それを見て、マリィは頷く。

 

 (だけど、負けたくない)

 

 

 本来ならば、ユウリと戦うはずのマリィ。

 どんな因果かは分からないが、ユウトと対決することとなった。

 

 今のマリィはただそれに感謝していた。

 

 ユウトと戦えることを。

 

 「ユウト」

 「…?」

 

 マリィは静かにユウトを見る。

 

 「次で、終わりにする」

 「…!」

 

 正に宣戦布告。

 それを聞いてユウトは、ふっ、と笑ってからその場に片膝立ちしつつ座り込み、その立てた膝の上に手を乗せ銃の形にしてから、アブソルに狙いを定める。

 

 同時に、ユウトと同じ行動をインテレオンもする。

 

 「この一発は重てぇぞ?マリィ」

 「うん。分かってる」

 

 アブソルはいつでも飛び出せるように身を低くして、マリィの言葉を待つ。

 

 お互いに準備は完了している。

 

 睨み合い、静かにその時を待つ。

 

 先に動きだしたのは……

 

 

 

 

 「アブソル!きりさく!!」

 

 地面が抉れ、大きな音と共にアブソルがインテレオンに近付く。

 

 アブソルは大きく前足を振りかぶり、爪を立てる。

 

 ユウトとインテレオンは同時に口を開く。

 

 「ねらいうち」

 【ねらいうち】

 

 静かに告げられたその技は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アブソルを貫くには、十分すぎる威力だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アブソルは地面に倒れ伏し、インテレオンとユウトは目を瞑る。

 

 アブソルの戦闘不能が確認される。

 

 マリィは静かに、上を向いて……

 

 「…ごめん

 

 そう、小さく呟くのであった。




次回予告

マリィは負け、ユウトが勝った。
ユウリにとってそれは嬉しく、同時に悲しく。

マリィは、静かに何を思うのだろうか?


次回、終わりからの始まり

R18、書く?

  • さぁ書け今すぐ書けさっさと書け!
  • いや、ちょっと……いいっす……
  • 別地方組とも……やってくれますよね?
  • ねぇ、ヨウリエまだ???
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