ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 1ヶ月間投稿しなかったとはお笑いだったぜ。
 許さんぞ現実世界。YYです。

 第三者視点は…難しい……っ!
 しばらくは第三者視点で進みます。難しいのに…Mかミ?


第136話 ユウリVSホップ(1)

 

 

 「ふぅ…」

 

 ユウリは自身の気持ちを落ち着かせるために息を吐く。

 いつかこうなることは分かっていた。だが、いざ立ってみると怖いものがある。

 それは、皆同じものである。

 

 「ホップ…」

 

 家が隣同士であり、ずっと仲良くしていた者だ。

 でも、1位になるのは一人しかいない。

 

 「ううん、覚悟はもう決めてるじゃん」

 

 ユウリは横に首を振り、前を見据える。

 ユウリのモンスターボールを握る力が強まる。

 ようやく歩き出して、スタジアムに姿を現す。割れんばかりの大歓声にビックリしながらも目の前のホップに目が行く。

 

 「ハロンタウンでのことが、ふと頭によぎったんだ」

 「……え?」

 

 いきなりホップが言い出すため、ユウリは豆鉄砲を食らったかのような顔になる。

 ホップは笑顔になり、モンスターボールを見る。

 

 「アニキから、ポケモンを貰ったお前と共にここに立つとはな」

 

 ホップはそう言って、周りを見渡してユウトと目が合う。

 ユウトは二人に頷き、ホップもそれに倣って頷く。

 

 「あの日の約束を果たす!いいか!勝つのは俺だぞ!」

 「……」

 「……どうした?」

 

 ユウリの様子がどこかおかしいを感じたのか、ホップが首を傾げる。

 すると、ユウリが唐突に笑い出した。

 それと同時に、今度はホップが先程のユウリの顔のようになってしまった。

 

 「いや、ごめんね。別に笑うつもりはなかったんだ」

 

 目を拭ってホップに向かって目を開き、頷くユウリ。

 だが、その目には確かに炎が宿っていた。

 

 「……負けない。私の方こそ、ホップに勝つよ」

 「……あぁ!」

 

 ユウリとホップは背を向け合い、離れる。

 そして、モンスターボールを睨む。

 

 (そうだ。今まで沢山のことを経験して来たんだ)

 

 ユウリは心の中でそうつぶやく。

 ユウトとの出会い。マリィとの出会い。ヤベー奴(ビート)との出会い……それだけでは無い。

 

 ヨウやリーリエ、グラジオのアローラ組に、カルムやコル二、ユウのカロス組にも出会い、ルカリオもゲットした。

 

 様々な経験がユウリの背中を押す。

 ならば、どうするか?それを無下にするのか?

 

 

 ────否。否。否。否である。

 

 ユウリはもう一度、ふぅ、と息を吐く。

 

 「っ!」

 

 ホップの頬をビリビリとした空気が撫でる。

 先ほどの笑っていたユウリとは違う。まるでもう一人のユウリと言えばいいか。

 そんな雰囲気が、彼女から出ていた。

 

 ホップに冷や汗が流れる。

 それと同時に、笑みも浮かぶ。

 

 「あぁ、そうだ。ユウリはそういう奴だ!」

 

 ホップは2回自身でほっぺを叩いた後、ユウリを睨みつける。

 

 「負けないぞ!」

 「こっちこそ!」

 

 

 試合が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……ぉお、派手にやってんな…」

 

 ユウトは控え室でモニターを見ながらメモ帳を開き、試合を見ていた。

 試合はいまさっき始まったばかりでお互いはポケモンを出したばかりであった。

 

 ユウリは、エルレイドを。対してホップはアーマーガアを。

 タイプ相性で言えば、お互いに効果抜群、今ひとつの技をを持っていると言える。

 

 画面の前ではエルレイドが動き、アーマーガアに向かって攻撃を放つ。

 が、アーマーガアはそれを颯爽と回避し、逆にカウンターのように技を喰らわせようとする。

 

 それをエルレイドは見て、技を弾くという荒業を見せた。

 

 「えぇ……どんなことをしてたらエルレイドに技を弾かせるんだよ…」

 

 ユウトもドン引きである。

 

 ユウトはメモ帳にユウリとホップの攻略法を書きながら、インテレオンと会話する。

 

 「インテレオン、エルレイドとアーマーガアのあの技、避けれると思う?」

 【うーん、行けなくはないんじゃないかな。キツイとは思うけど】

 「だよなぁ……」

 

 (えぇ……チャレンジャーなんか一人で喋ってんだけど…)

 

 ちなみにユウトの声が聞こえるので扉の前でスタンバってるリーグスタッフは戦慄していた。

 

 ポケモンの声は普通の人には聞こえないので、ユウトがひとりでに喋り、ひとりでに唸るとかいう怪奇現象が起きていた。

 そんなことを知る由もないユウトは「おっ」と声を上げる。

 

 『エルレイド!せいなるつるぎ!』

 

 エルレイドのせいなるつるぎがアーマーガアに迫る。

 せいなるつるぎはかくとうタイプの技であり、タイプ相性は悪いが、ランク補正を無視出来る効果を持つ。

 

 今のアーマーガアは別にステータスのランクを上げるような技は使ってないが、それでも当たれば手痛いダメージになりかねない。

 

 『アーマーガア!はがねのつばさ!』

 

 エルレイドのせいなるつるぎをはがねのつばさで受けるつもりらしい。

 大きな音とともにエルレイドとアーマーガアが吹っ飛ぶ。

 

 「…威力バグってね?」

 

 ユウト、汗をかく。

 特にアーマーガア。せいなるつるぎよりも威力が低いはずなのに、せいなるつるぎに対抗出来ている。

 

 「うーん、バグだね……」

 【いや、待った】

 「ん?なんかしてるか?」

 

 インテレオンが画面にいるアーマーガアを指さす。

 アーマーガアは定期的になのか、つめとぎのような動作をしている。

 

 「そうか。ホップ、指示してないだけでつめとぎをさせてるのか」

 【単純にアーマーガアの癖って可能性も無きにしも非ずだね】

 「だとしたら大分キモイ動きしてるけどね?」

 

 癖でつめとぎとか。

 

 『エルレイド!サイコキネシス!』

 『アーマーガア!エアスラッシュだぞ!』

 

 サイコキネシスとエアスラッシュがぶつかり合い、空中で爆発を起こす。

 その煙の中にエルレイドが突っ込んでいき、煙を突っきる。

 

 煙の中から出てきたエルレイドにアーマーガアは焦ったような様子を見せる。

 

 『エルレイド!れんぞくぎりでたたき落として!』

 『くっ!アーマーガア!耐えるんだ!』

 

 エルレイドの連続攻撃を食らったアーマーガアは地面に吹っ飛ばされる。

 だが、地面に当たるギリギリのところで翼を羽ばたかせ、空中に浮く。

 

 ほっとしたのか、ホップの顔が一瞬だけ緩む。

 

 「エルレイド動きキモォ……」

 

 ユウトは再びエルレイドに向かって汗を垂らす。

 そりゃ、空中で何回も攻撃を食らわせてたらそうなるが、エルレイドは腕だけではなく、足も使って攻撃していた。

 

 つまり、『何とかボール』の空中戦みたいになっていたのだ。

 さすがのユウトもキモと褒め称えるほどだ。

 

 アーマーガアもエルレイドも耐えている。

 試合はまだまだ始まったばかり。ここからどうなるのか、そしてどう対策を取ろうか。

 

 ユウトの思考は、止まることを知らない。





 一旦区切るよ!
 次は早めに出せたらいいなぁ……(白目)

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次回予告


次回、ユウリVSホップ(2)

R18、書く?

  • さぁ書け今すぐ書けさっさと書け!
  • いや、ちょっと……いいっす……
  • 別地方組とも……やってくれますよね?
  • ねぇ、ヨウリエまだ???
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