ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~ 作:YY:10-0-1-2
遅れました。難産です。YYです。
いやぁ、中々執筆が難しい……なんでこんなもん書いてんですかね(疑問)
さて、ホップ戦です。
エルレイドのかげぶんしんがアーマーガアを襲う。
かげぶんしんそれぞれの攻撃がアーマーガアに向かって放たれる。
アーマーガアは空を滑空しながらそれを避けていく。
空中戦を意識させるようなバトルに、観客達の熱も上がりつつあった。
そして、同時に確信もしていた。今回、ここに立っている奴らは他のチャレンジャーとは一味も二味も違うと。
「アーマーガア!エアスラッシュ!」
エアスラッシュが広範囲に撒き散らされ、影分身が消えて、本物のエルレイドに攻撃が届く。
アーマーガアは追い打ちをかけるために、勢いよく下に落ちる。
「ドリルくちばし!」
「っ!エルレイド!耐えて!!」
嘴が白色に光り、グルグルと回転しながらエルレイドに突き刺さる。
エルレイドは腕をクロスさせて耐えているが、その顔が歪む。
「エルレイド!サイコカッター!」
エルレイドはまるでパリィしたかのようにアーマーガアを怯ませ、腕を振るい、サイコカッターを放つ。
まともに食らってしまったアーマーガアは吹っ飛び、ズザザッと地面に這いずる。
その隙は逃さないユウリ。
「エルレイド!」
エルレイドがユウリの言葉よりも速く駆け出す。
エルレイドの肘の刀が伸び、アーマーガアを襲う。
「せいなるつるぎ!!」
「アーマーガア!耐えるんだぞ!!」
せいなるつるぎを食らったアーマーガア。
だが、その目はまだ死んではおらず、目をカッと開く。
「なっ!?」
「はがねのつばさ!!」
アーマーガアの翼が白色に光り輝き、エルレイドを吹っ飛ばす。
吹っ飛ばされたエルレイドは地面を滑るかのように移動する。
その後を追いかけるように翼を羽ばたかせ、ビュンッと低空飛行するアーマーガア。
お互いに1歩も譲らず、お互いにチャンスを伺う。
「エルレイド!サイコカッター!」
エルレイドがサイコカッターを何個も放つ。
サイコカッターはアーマーガアを捉えるが、アーマーガアははがねのつばさでサイコカッターを相殺しながら、エルレイドに近づく。
ガラル地方では敵無しとされ、『空の王者』と呼ばれるアーマーガア。
そんな彼が突っ込んでくるのだ。
「エルレイド!!」
エルレイドの腹にぶち当たるはがねのつばさ。
悲鳴に近いような叫びをあげるユウリ。だが、現実は非情だ。
エルレイドは水切り石のようにドジャッと地面に何回も叩きつけられる。
エルレイドは足がガクガクとなりながらも、立ち上がり、アーマーガアを見据える。
アーマーガアはそんなエルレイドを静かに見つめている。
「ごめん、戻ってエルレイド!」
エルレイドをモンスターボールに戻すユウリ。
代わりに出したのは……
「ウオノラゴン!お願い!」
ウオノラゴンだ。
その登場したポケモンに、マリィは目を細め、ユウトも汗を垂らす。
(ここでウオノラゴン……か)
ユウトはウオノラゴンの使い方自体は知っているのでどう使うかを考え込む。
だが、そんなものはユウリが知る由もない。
「ウオノラゴン!かみつく!」
ウオノラゴンは走り出してアーマーガアに近づく。
アーマーガアはそんなウオノラゴンの攻撃をヒョイっと躱す。
まるで拍子抜け。
そう言いたそうなアーマーガアに攻撃の牙は届く。
「ぶんまわす!!」
「何っ!?」
ウオノラゴンは自分の体を回すかのような動きをする。
アーマーガアはぶんまわすを受け、空中に吹っ飛ぶ。
「からの、ふみつけ!!」
ウオノラゴンが脚に力を込め、飛び上がり、アーマーガアを踏みつける。
大きな土煙を上げ、2体のポケモンの姿が見えなくなる。
「アーマーガア!」
ホップの叫び。
それが届いたのか、煙の中からアーマーガアが飛び出す。
「っ!ウオノラゴン!頑張ろう!」
ウオノラゴンはアーマーガアを見つけて、睨む。
アーマーガアは傷により少しだけ目を細めているが、耐え抜いている。
「アーマーガア!ドリルくちばし!」
アーマーガアがまるで特攻兵のように突撃し、ドリルくちばしをウオノラゴンにぶつける。
ウオノラゴンはアーマーガアの攻撃を受けながら大きな口を開ける。
「ウオノラゴン!」
「しまっ──……」
時すでに遅し。
「りゅうのいぶき!!!」
零距離から放たれる龍の息吹。
それは、アーマーガアを斃すには、十分な威力だった。
「っ!アーマーガア、よく頑張ったぞ…」
アーマーガアをモンスターボールに戻すホップ。
その後に彼が繰り出したポケモンは…
「よし!行くぞバイウールー!」
バイウールーであった。
初心者救済用ポケモンと言えるこのポケモンは、とにかく硬い。
特性「もふもふ」に、『まるくなる』や『コットンガード』と言った技。
ウオノラゴンがいくら強かろうと、その攻撃力を埋められてしまっては無意味にも近い。
……最も、ホップはそんなことは考えていない。
それは何故か?
それは彼が完全感覚型だからである。
「バイウールー!コットンガードだ!」
「っ!させない!ウオノラゴン!りゅうのいぶき!」
コットンガードにより、さらにより一層硬くなるバイウールー。そのおかげもあってか、りゅうのいぶきを耐え切る。
ユウリの中で「不味い」という言葉が走る。
「バイウールー!ボディプレスだ!」
バイウールーが走っていき、ウオノラゴンにボディプレス。
コットンガードにより、防御ランクが上がっているので、ウオノラゴンにとってこれは手痛い一撃となる。
ウオノラゴンはボディプレスにより、潰されかけるが、持ち前の力で何とか押し返す。
「ウオノラゴン!ぶんまわす!」
ウオノラゴンがバイウールーを噛み、グルグルと回し、廻し、ぶん投げる。
バイウールーは地面に足をつける。
「りゅうのいぶき!」
そんなバイウールーにりゅうのいぶきが迫る。
りゅうのいぶきに吹かれるバイウールー。だが、それも耐え抜く……!
「バイウールー!とっしんだぞ!」
バイウールーが構えるが、その身に違和感を抱く。
「麻痺!!」
ユウの叫びが響く。
ホップの頬には汗が、ユウリはそのチャンスをものにしようと息を吸う。
「ウオノラゴン!かみくだく!!」
ウオノラゴンが近づき、勢いよく噛み砕く!!
バイウールーはその痛みも、ダメージを耐え抜き、足を踏ん張らせる。
先程の麻痺はもう既に無い。
バイウールーは自身のトレーナーの勝利のために、技を放つ。
「バイウールー!!」
『とっしん』
それが、バイウールーの放った力だった。
バイウールーの突進を食らったウオノラゴンは、押される。
が、脚を使って踏ん張り、お互いに力を押し合う形になる。
「ウオノラゴン!!」
「バイウールー!!」
お互いのポケモンの力比べ。
ユウリもホップも自身のポケモンの勝ちを信じ、叫ぶ。
だが、これはただの力比べではない。
頭の良さも競い合うのだ。
「バイウールー!横に飛んでにどげり!!」
バイウールーは押し合いを流すかのように横に移動。
もちろん、押し合いだったものがいきなり流されたため、ウオノラゴンのバランスが崩れる。
そこににどげりが炸裂する。
にどげりを受けたウオノラゴンはその巨体を揺らすものの耐える。
だが、バイウールーは止まらない。
「すてみタックル!!」
自身の
彼がチャンピオンを取るためにどれほど本気でやっているのか。それが伺える技を放つ。
ウオノラゴンはバイウールーの連続攻撃によりその体力を大きく減らしていた。
だが、ユウリもウオノラゴンも諦めてはいない。
ふと、ウオノラゴンの顎が光る。
ユウリはそれを見て、ウオノラゴンが何をすべきなのかを理解する。
───この間、約0.01秒。
「ウオノラゴン!」
「バイウールー!もう1回とっしんだ!」
すてみタックルを放った後に離れてから、バイウールーが突進の構えを取り、走る。
徐々にその距離を縮めるバイウールー。
「かみくだく!!」
バイウールーは突進。
突進はまっしぐらに突き進むことを指す。
無論、こんな距離で、尚且つ、勢いをつけたまま途中で止まることが出来るとでも?
……まだまだ成長途中の少年少女でも分かる。
止まれないに決まっていると。
バイウールーはウオノラゴンに目掛けて突進。
ウオノラゴンからしてみれば、噛み砕こうと思った獲物が喜んで目の前に来てくれるわけだ。
その巨体はバイウールーを噛み砕くには十分過ぎるデカさである。
バイウールーを噛み砕くことで戦闘不能にさせ、そのままの状態で、ウオノラゴンは天を仰いだ。
次回予告
ユウリVSホップ(3)
R18、書く?
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さぁ書け今すぐ書けさっさと書け!
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いや、ちょっと……いいっす……
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別地方組とも……やってくれますよね?
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ねぇ、ヨウリエまだ???