ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 はいどうも名前変わりましたYYでございますけどもね。
 ビート戦、終わりでございます。じゃあ次は……?

 ってな訳で本編です。

 ちなみにちょくちょく1話とかの昔に書いた話を工事してたりします。えぇはい。

 ※誤字報告感謝……っ!! 感謝……っ!!!


第148話 ユウリVSビート(終)

 

 マジカルシャインとインファイトのぶつかり合い。

 勝者は…………。

 

「……戻ってください、ニンフィア」

「……っ、ははっ。ごめん、見せれなかったや……ルカリオ、戻って」

 

 お互い、相打ちで決着がついてしまった。

 ニンフィアはその身体を倒し、ルカリオも立っていたものの、1歩も動かずに目を回していた。

 

 それを見て、ユウリとビートはお互いにポケモンを仕舞う。

 ビートは残り一体であるポケモンのボールを取り出して握る。

 

「……フンっ、その余裕……勝ったと思っているんでしょうけど……」

「まさか。私はつねに、本気だよ……!!」

 

 ユウリの周りの空気が歪む。

 ビートは目を見開き、そのユウリを見て冷や汗を垂らす。

 

 ユウリの周りには黒色のようなオーラで包まれ、ユウリは顔をニヤッと歪ませており、ボールを掴んでいる。

 

 そんなユウリを見て、ビートは……怯まず、投げる。

 

「ブリムオン!!」

 

 パートナーであるブリムオン。

 そして、ユウリが繰り出したのは……

 

「行くよ! エースバーン!」

 

 やはりと言うべきか、エースバーンであった。

 お互いのパートナー、基、エースポケモンの勝負。ユウトやホップ、マリィだけじゃない。観客からも熱意がさらに高まる。

 

 エースバーンはブリムオンを見て。

 ブリムオンはエースバーンを見て。

 

 お互いに技をぶつけ合う。

 

「シャドーボール!」

「かえんボール!」

 

 シャドーボールとかえんボールがぶつかり合い、爆発を起こす。

 その爆発の煙の中から、炎を纏ったエースバーンが飛び出してくる。

 ブリムオンはサイコキネシスを打ちつつ、下がる。が、エースバーンはそんなブリムオンに飛び蹴りを放つ。

 

 ブリムオンは吹っ飛んだが、何とか体勢を立て直す。

 

「ブリムオン! パワーウィップ!」

「っ! エースバーン、ニトロチャージそのままで避けて!!」

 

 ブリムオンからパワーウィップが飛んでくる。

 そのパワーウィップをエースバーンは再び、炎に包まれた状態で避ける。

 

 右に、左に。

 

 パワーウィップが飛んでくるのを見て避ける。避ける。避け続ける。

 パワーウィップがエースバーンの脚を狙って放たれる。

 が、エースバーンはそのパワーウィップを()()()ブリムオンに返す。

 

 ブリムオンはその蹴り飛ばされたパワーウィップを、パワーウィップで防ぐ。

 

「っ、無茶なことを……!?」

「無茶で結構! そう来なくっちゃ!! エースバーン! にどげり!」

 

 エースバーンのにどげり。

 ブリムオンはそのにどげりを避けるが、エースバーンはにどげりを放った後に空中で横に一回転。その勢いのまま顔面目掛けて蹴る。

 

 ブリムオンはその蹴りをしゃがんで避け、サイコカッターを生み出し、放つ。

 

 エースバーンの体にサイコカッターが突撃しエースバーンを空中に跳ねあげる。

 

 

「ブリムオン!!」

 

 ブリムオンをボールの中に戻すビート。

 そんなビートを見て、ユウリはハッ、と息を飲む。

 

 

「大いなるピンクを見せましょう!! ブリムオン、キョダイマックスですっ!!」

 

 

 ブリムオンのキョダイマックス。

 

 それを見て、ユウリもエースバーンを戻す。

 

「私達も行くよ! エースバーン!!」

 

 エースバーンが大きくなり、ブリムオンと対峙する。

 ブリムオンがその巨体を揺らし、動く。

 

「ブリムオン! キョダイテンバツ!」

「エースバーン! ダイナックル!」

 

 キョダイテンバツが下から、ダイナックルが上からお互いのポケモンにぶつかり合う。

 エースバーンもブリムオンも、技を食らってもなお、立った。

 

「ダイホロウ!」

 

 ブリムオンのダイホロウがエースバーンを襲う。

 が、エースバーンは目の前に大きな炎を生み出した。

 

「ダイバーン!!」

 

 ダイバーンとダイホロウの激突。

 大きな爆発音と共に、再び炎が現れる。エースバーンが、またもやダイバーンを溜め始めたのだ。

 

 2度目を撃たせれば、ブリムオンはきっと……。それを感じ取ったビートは汗をかき、手を前に出してブリムオンに指示する。

 

「ブリムオン! ダイウォール!!」

 

 ダイバーンはダイウォールによって防がれる。

 が、エースバーンはまだまだ攻撃を繰り出す。

 

「エースバーン! ダイアタック!」

「っ! ブリムオン、ダイサイコ!」

 

 ダイアタックとダイサイコのぶつかり合い。

 その勝負はダイサイコが制し、ダイサイコがエースバーンにぶつかる。

 

 エースバーンはよろけるものの、再び体勢を立て直し、睨みつける。

 

「僕()は!! 負けないんだっっ!!!」

 

 ビートの叫びが響く。

 ブリムオンが、キョダイテンバツを溜め始める。

 

 それに伴い、へへっとユウリが笑った。それを見たビートはゾクッという気配を感じ取った。

 

「……私達も、負けない!!

 

 ダイバーンが再び生み出される。

 だが、そのダイバーンはさらに大きく、火力を上げていた。

 

【ユウト! 下がって!!】

「こいつァ……ヤベェ……!?」

 

 ユウトとインテレオンがさらに後ろに下がる。

 それほどの火力、それほどの威力を物語る。

 

 放たれれば、きっと。

 

「っ……!! ォオオォオオォオオォォオオォアアアァァアアアァアアァッッ!!!」

 

 ビートは咆哮(ほえ)る。

 

「ハァアアアァァアアアァアアァアァアアアアァアァッッ!!!」

 

 ユウリは張り上げる。

 

 ダイバーンとキョダイテンバツがお互いにぶつかり合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……勝った?

 

 私はハァハァと息を整える。

 ブリムオンとエースバーンがお互いに倒れる。

 

 私は顔に着いている汗を手で拭ってビートに近づく。

 

「終わった……! ですが、皆様にフェアリーの良さは……伝えましたよ……」

 

 ビートが呟くように言う。

 私はビートの顔を見て、安心した。どうやら、後悔はしてないみたいだから。

 

 ビートはこちらに向く。

 

「……負けた」

「ねぇ、本当に、トレーナー、やめちゃうの?」

 

 ビートは私に首を傾げる。

 私は周りの人達を見る。

 

 観客席にいる人達は、ビートのことを褒めていたり、楽しかったよと伝えていたり……様々な反応があるが、全部、前向きなものだった。

 

「なんてことだ。あなたにリベンジ出来ればオッケー、負けても引退してバァさんから逃げるはずだったのに……」

「それ、もしかしてポプラさんの話?」

 

 バアさんって、ポプラさんの事だよね。バアさんって言ったらまずくない!?

 

「やっぱりあなたは迷惑だ!!」

 

 なんで!!?

 

「みんなに認められたら、フェアリータイプのジムリーダーを続けないといけない!!」

 

 ……私はそれを聞いて微笑む。

 

「なら、もう1回私に挑みに来てよ。その時、また楽しみにしてるから」

「ふんっ、余計なお世話ですよ! あのバアさんもあっという間に超えてやりますから、覚悟しておいて下さいね!」

 

 私はそれを聞いて、「うん」と頷いた。

 

 





 ビートさん、ありがとうございました!

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次回予告

次回、昨日の敵は今日の……?
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