ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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 流行りは終わったって? うるせぇ! 流行りは死んだもういない! だけど、俺の中でまだシュウちゃんは生きている!!

 そんなこんなでほんへです。


第153話 お前はもう戦うなとガンダムが言っている……(白目)

 

 中に入れば、オリー、オリー、おり……おー…………名前忘れたいいや。

 確かローズの秘書を務めていた何とかさんの姿が見えた。

 何とかさんはこちらに向かってくると、助けてくださいと何やら懇談してきた。

 

 曰く、何とかさんのポケモンは全てダイマックスしたらしく、スタジアムで暴れまくってるとの事。何してんのほんとに。なお、キバナに沈められたと言う。さすがジムリーダーだ。

 さらに言えば、あんまりダイマックスポケモンが暴れると、ローズのいる地下プラントが崩れるかもとの事。

 

 もう崩れていいんじゃないかな?

 

 俺はドン引きしつつ、ユウリ達の方を横目で見る。

 2人とも、ローズを助けるとのこと。あーあ、とんだあまちゃんだぜ。まぁ、俺も人を見殺しにしたくないから手伝うけど。

 

 その後は、ムゲンダイナについて説明してくれた。

 というか、今聞くとみんなダイマックスポケモンになって暴れまくったらガラルどころか全部終わるだろ。

 

 ……まぁ、あれか。世界にはイベルタルとかゼクロムとかいるからいいか……。

 えっ? 色違いボルケニオン? ワザップジョルノ? 貴方を詐欺罪と器物損壊罪で訴えます。

 

 

 とにかく、地下へと向かった俺たちは、急いでエネルギープラント内を走る。

 一際大きな場所に出ると、そこにはローズが佇んでいた。

 

「これはこれは、何をする気かな? ジムチャレンジャーさん」

 

 ローズの顔を見て俺はケッと顔を歪めてから俺はモンスターボールを取り出す。

 

「いいか、よく聞け薔薇」

 

 おいユウリ、薔薇って……。みたいな顔するな。事実だろ? 薔薇は薔薇なんだから。

 

「俺たちはこれからブラックナイトを止める」

「うわー驚いたな。きみはなにをいっているんだ」

「マジで殴るぞお前」

 

 俺は青筋を浮かべつつ、とにかく。とモンスターボールを見せる。

 やることは分かってんだろ? お前もこの世界の住民なら、俺のやっていることの意味が。

 

「ムゲンダイナは、後ろの()()()()が倒す」

「……わたくしには、ガラル地方が永遠に安心して発展するために、無限のエネルギーをもたらす信念と使命があるのだよ!」

「知るか。少なくともゲーフリがガラルを滅ぼすとは考えにくいね」

「……げー?」

 

 俺の言葉にローズは首を傾げる。

 俺はなんでもねぇよ。と言いつつ、ニヤッと笑う。

 

「どーせ、ねがいぼしを集めてたのはこのためなんだろ? ビートが可哀想だ」

「っ! そういうことなの、ローズさん!?」

 

 ローズは黙り込む。

 俺の言葉に黙り込んで、そして……こちらを睨みつける。

 その目には、光が入っている。けれども、どこか俺を恨むかのような、そんな顔だ。

 

 あぁ、分かってるよ。

 お前の信念も決意も何もかもわかる。未来を託そうとしてるんだろ? 分かってるよ。

 

「けど、お前のやり方は間違ってる!!」

 

 俺は叫ぶ。

 リフトに向かって指を指して、上げろとローズに目線を向かわせる。

 ローズは、やれやれ。と言った形で頷いた。

 俺はそれを見て、ユウリ達の方を向いて言った。

 

「先行ってろユウリ」

「……待ってるよ?」

「あぁ。ホップ、頼んだぜ」

「……へへ、頼んだぞユウト!」

 

 俺は2人を向かわせる。

 ローズはそんな二人を見て、ふふふっ。と笑う。

 

「信用されてるんだね」

「あぁ。友達、親友だし。それに……」

 

 俺の言葉に、ローズがそれに? と首を傾げる。

 俺は、少しだけ記憶を思い返してから、ニヤッと笑った。

 

「これから、彼女になるかもしれねぇしな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一言で言えば、俺の圧勝だった。

 いいか、バシャーモとルガルガンとインテレオン。さらに言えば、600族のドラパルトに、相当育てたパッチラゴンやマルヤクデだ。

 

 ……いっちゃなんだが、お前のダイオウドウ強かったよ。ナットレイも良かったよ。

 

 ……けれども、それだけなんだわ。それだけなのよ、ローズ……。

 いや、擁護しておくが滅茶苦茶硬かったよ。うん。マルヤクデで殴っても耐えられるのかってぐらいには。

 

「だけど、悪いなローズ。やっぱ負けらんねぇんだわ」

 

 俺の言葉に、ローズは固まった。

 倒れたダイオウドウをモンスターボールにしまい、そのモンスターボールを見つめる。

 

「いいねぇポケモン勝負! 久々に戦って満足だ。あぁ、満足だよ!」

 

 ローズはこちらに拍手をする。

 俺は、そんなローズを見つめる。

 

「いやぁ、君とユウリちゃん。そして、チャンピオンとのチャンピオンマッチが見たかったね! 試合を邪魔しちゃって本当申し訳ない!」

「おう土下座しろ」

 

 俺はそう呟くが、心の中ではそんなことはない。それに気づいているのか、ローズは冗談交じりに笑う。

 俺はローズの姿を見て、口を開く。

 

「……あんたは、本当にガラルのこと。考えてる。……だから、()()()いいやり方で、ガラルのこと考えてくれよ」

 

 ローズは立ち止まる。

 

「……まだ、託すと?」

「……罪を償ってからな」

 

 俺はそういった後に、後ろを振り向き、リフトへと向かう。

 そんな後ろ姿を、ローズはどこまでも、どこまでも追いかけていたのだろう。

 

 ローズのやったことは間違ったことだ。

 けれども、ガラルのことを考えてる、それだけは……誰よりも考えてたんだろうな。

 

 

「彼女ちゃん、大事にしなね」

「余計なお世話だクソ薔薇」

 

 




次回予告

先に向かったユウリ達はどうなってるんだ?
今までとは違う難敵……けども、俺たちならゼッテェ勝てる!
悪いな、ムゲンダイナ。お縄につかさせてもらうぜ!!

次回、ムゲンダイな夢の跡の……えっ、違う?
お楽しみに。
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