ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

172 / 172

 誰だよこんなタイトルにしたヤツ。YYです。
 ネタに全振りしてるとはいえ、ここまでやるやついないだろ。類に稀を見ないわ。何してんの俺(深夜テンション)



第154話 ムゲンダイナのゴォォォッドッ! フィンガアアアアアアアッ!!

 

 

 ローズとユウトがぶつかり合っている最中、ユウリとホップはエレベーターの中で息を飲んでいた。

 ユウリがモンスターボールを触れば、カタカタと動く。まるで、ユウリの気持ちに呼応するように。

 

(うん、ユウトが頑張ってるから、私も頑張らないと! 絶対、絶対ユウトと……)

 

 チーン、とエレベーターの到着音が鳴り響く。

 ユウリとホップが勢いよく外に出る。視界に広がるのはかなり近くなった赤く、そして暗い空。先程よりも暗い雰囲気を醸し出すそれは、緊張感を高めるには十分すぎる効果であった。

 

 ユウリ達の耳に、大きな激突音が鳴り響く。

 階段を昇ると、そこにはダンデと禍々しいポケモンの姿があった。

 

「これが……」

「……ムゲン、ダイナ!」

 

 ユウトから事前に聞いていた、そのポケモンの名前。それこそが、目の前で……ガラル地方を混乱に貶めている、元凶。

 ユウリ達はその見た目にごくりと息を飲む。

 

 しかし、2人は駆け出し、ダンデの隣に立つ。

 

「兄貴、俺も手伝うぞ!」

「私だって、トレーナーなんだから!」

「2人とも、たくましくなったな……だが、安心しろ!」

 

 ダンデがそう言うと、リザードンが空を飛ぶ。

 ムゲンダイナの攻撃を避けながら、かえんほうしゃを吐き出すリザードン。

 その隙に、ダンデがモンスターボールを投げる!

 

 地面に落ちたモンスターボール。それを見て、安心したのかガッツポーズをするホップとユウリ。

 しかし、これで止まるわけがなかった。

 

 

 グルっ。

 ボールが一回りする。

 

 グルッ。

 リザードンに目配せするダンデ。

 リザードンはすぐさまユウリ達の前へと向かい、その体で覆う。

 

 モンスターボールは、最後の一回りすることなく、大きな光と共に破壊される。

 ホップの足元に、モンスターボールの上の部分が飛んでくる。

 

「っ! ホップ!」

「やるぞ、ユウリ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ、まだつかないのか!?」

 

 俺は舌打ちしながら何とか待つ。

 バトルの途中、微かではあるがムゲンダイナの声が聞こえた。つまり、俺がローズとバトルしてる間に…っ!

 クソッタレ、ゲームをやってたくせに、ムゲンダイナの暴走を止められねぇとは……いや、どちらにせよ無理か。

 

 とはいえ、止めねぇとガラル地方がとんでもねぇ事になる。

 

 ……でもやっぱりユウリがムゲンダイナを可愛がっているところ見たいんすよ……。

 ほら、可愛くない? ユウリという天使とムゲンダイナという可愛い子がじゃれあってんの、見たくない?

 

 ムゲンダイナというように、名前に「無限」が入る。

 しかも、海外ではエターナルとタナトスという物騒な名前の2つが混ぜ合わさった名前をしてる。

 

 赤い竜、空を飛ぶ、大きい、星…………頭の中で某ハンティングゲームが……いかんいかん。

 

 エレベーターがチーンと音を立てて、扉が開く。

 

 

 うおおっ、急げ急げ!!

 

 すぐそこまで行くと、ホップとユウリがムゲンダイナと戦っているのが見えた。

 ホップはバイウールーを、ユウリはエースバーンを出していた。

 

「エースバーンッ!」

「バイウールーッ!」

 

 どちらもムゲンダイナの攻撃を食らって吹き飛んでいる。

 俺もモンスターボールを投げて、インテレオンを繰り出す!

 

 インテレオンはモンスターボールから出ると、足に水を作り出し、その水で滑りながらムゲンダイナに指を向ける。

 ははっ、さっすが! やりたいことを分かってらっしゃる!!

 

「ねらいうちっ!」

 

 俺の言葉と共にインテレオンの指から水が射出される。

 ムゲンダイナの額に当たったのか、思いっきり仰け反るムゲンダイナ。

 

「よっと! 来たぜ、ユウリ! ホップ!」

「遅いぞ!」

「遅いよっ!」

 

 へへ、悪い悪いっての。

 さて、と。

 

 ふと、モンスターボールを見ると、一つだけ揺れてる。

 すんごい揺れてる。「俺を出せっ!」と言わんばかりに揺れてる。

 

「……はいはい。出ていいよ……おいっ、ふざけっ、突っ込むな!!」

 

 出てきたのは、バシャーモでした。(白目)

 バシャーモはその両手に炎を宿して、ムゲンダイナへと向かっていく。

 ムゲンダイナはそんなバシャーモを見て、ドン引きしているのか、いや、確実にドン引きしている。

 

 いや、だってじゃなかったらあんな「えぇ…」みたいな反応してないだろ。

 

 バシャーモはケラケラと笑いながらムゲンダイナへと向かっていく。

 

 ムゲンダイナは毒を纏いはじめ、それをXのような形で振るう。

 あっ、クロスポイズン。しかし、それを軽々と避けるバシャーモ。

 

 バシャーモはムゲンダイナの顔面に向かって殴りつける。

 が、効いていないのか、それを振り払うムゲンダイナ。

 

「バシャーモ……来なさい」

【……ま、まぁほら、やる気に満ち溢れてるのはいい事だと思うよ……?】

 

 インテレオン、甘やかしちゃダメですよ。

 

 とはいえ、確かにその通りではあるな。

 甘やかしちゃダメ、ではあるけど……やる気に満ち溢れてるのは最高だね。

 

「ホップ、ユウリ。お前らは下がって……」

「エースバーン、まだ行けるよね?」

「ゴリランダー行くぞっ!」

 

 俺は2人の方を向いてキョトンとする。

 そんな俺を見て、ユウリは笑って肩に手を置く。

 

「私達も、戦う。1人で戦わないで」

「そうだぞ! 兄貴の分もやり返さないとな!」

 

 

 ……おまえら。

 俺は苦笑するように笑ったあと、自信に着いている髪飾りを触る。

 ……そうだよな。1人で戦うだなんて出来ないよな…っ!

 

「行くぞ、てめぇら!」

「うん!」

「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは、赤き龍星。世界を覆う赤き(ひかり)

 

 異質、故に、その実態は誰にも分からず、大きく溢れ出す。

 

 重く、大きく、そして無限大のエネルギーを持つ。それこそ、彼の生きる全てなのだから……故の、ポケモン。

 

 

 

 ムゲンダイナが現れた

 





 バシャーモの一連がやりたかっただけって話する?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回予告

次回、VSムゲンダイナ 上

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

サトシ君(転生者)の目指せ、ポケモンマスター!!(作者:DestinyImpulse)(原作:ポケットモンスター)

▼ 転生したのはオリ主でもモブでもなく紛れもなく主人公。▼ 定期的に世界を救わなくてはならない大役を背負いながらも、ポケモンとの出会いと冒険に胸を躍らせる。▼ ▼「通りすがりのポケモントレーナーだ、覚えておけ!ピカチュウ、君に決めた!!」▼「ピカチュウ!!」▼ コレはアニポケ主人公のサトシに転生した少年が、時にポケモンと絆を深め、時に女の子とのフラグを作り、…


総合評価:7702/評価:8.62/連載:60話/更新日時:2026年07月03日(金) 19:35 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>