ポケモン ~剣盾の世界へLet's go!~   作:YY:10-0-1-2

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次で……次で終わるはず……!!

※ユウト君の反応は作者と同等レベルのものです。今は慣れたけどさぁ……。



3th Anniversary! 拝啓、とある場所より その④

 

 

「ユウト、それ美味しい?」

「知らんのか、メロンソーダとクリームは合うんだ」

「うん、そっか。じゃあそろそろ現実逃避やめよっか?」

 

 嫌だァァァァァァ!!!

 あんな、あんな、なんか……なんだ!? 変なバケモンみたいなのと俺戦いたくないいいっ!!!!

 恐らく、というか、確実にメガシンカしてるスターミーはこちらを見て、ズンズン近づいてきてる。なお、既に周りの観光客などは避難している模様。

 

 うああああああああ!! あんなん見たらトラウマなるわ!!

 い、いやだね……俺はあれがメガスターミーだとは認めんぞ……おいどうしたんだスターミー、お前の……お前は! もっとかっこよくなるべき存在だろ!!

 

 全世代通じて「安定した特殊速攻アタッカー」という地位を守り続ける超特別な存在。

 それこそが、スターミー。スターミーなのだ。

 

 なみのり、サイコキネシス、れいとうビームや10まんボルト。

 この4つは、とくにスターミーが生きる上ではとっっても欠かせないものなのだ。

 初代からずっと受け継がれてきたこの性能。それこそが美徳だった。

 

 スターミー1匹で四天王とライバルを倒して殿堂入り、懐かしい限りだ。

 カスミやシズイ、N、ミクリ、ズミ……ああそうさ、色んなポケモントレーナーに使われた。あの、あのNにさえ使われてるんだぞ!!

 

 い、いやだ。

 あんな、ネオラントを蹴り飛ばして倒すスターミーだなんて、見たくない。

 

「ユウト、お願いしっかりして????」

「うっ、ううっ、うっ……やるしか、ないのか……うっ」

 

 俺の推しポケは沢山いる。1番? ははっ、バシャーモに決まってんだろタコ。

 もちろん、インテレオンもルガルガンもマルヤクデも……そして、スターミーも大好きだ。

 

 ……けどさぁ、あれは……ないだろ……。

 

 俺は、俺は推しポケがメガシンカした、という喜びよりも……その姿何?? が勝ってしまったことに俺は涙を流すのであった。

 

 

 

 

 

 以下、グダったので音声のみ抜粋。

 

 

 

 

 

 

「え、エースバーン!? 怖いのはわかるけど、に、逃げないで!?」

 

「インテレオン、やれ。あいつをやっちまえ……」

 

【ごめんユウト、あれはなに? 新種の化け物?】

 

「あーっ!? エースバーンのかえんボールが!!?」

 

「ちょっ、アクアジェット強くね!!?」

 

「エースバーーーーン!!!? 死なないでーー!!?」

 

【ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!!?】

 

「はっ!? 怯んだ!? なんかの技…エスパー? しねんのずつき!? おま、しねんのずつき使えて……ずつき!!!?」

 

「エースバーンがずつきで吹っ飛ばされたーー!?」

 

【ちょっと、ずつきってなにさ!? 蹴り飛ばされたよね今!!】

 

「こっち来んな!!!!」

 

「こっち来ないで!!!!」

 

【こっち来ないでお願い!!!!!!】

 

「おい、ちょっ、サイコキネシスやめて???!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 数分後。

 

「お、終わった……」

「ようやく……」

 

 メガスターミーは倒れると、普通のスターミーに戻り、海へ帰って行った。

 森へおかえり……ちゃうわ、海へおかえり……?

 

 変な感想を浮かべていると、インテレオンはふと、目を見開く。

 海を見てなにか……?

 

「サメハダー!?」

【そうか、自分の陣地を荒らされたと思って……!】

 

 そう、サメハダーがこちらに向かって水を貯め始めていたのだ。

 狙いは……俺らか!! ウッソだろお前、それはハイドロポンプか! ユウリはエースバーンの治療をして気づいてねぇ!

 

「ユウ……!!」

 

 俺が叫ぶより先に、サメハダーのハイドロポンプが飛ぶ。

 ユウリの目の前まで来たところで、ようやく気付いたようで……

 

「あっ」

 

 声を出した時には……と、思っていたらだ。

 

「…………」リザードン、お願い

 

 大きな炎がユウリの前で巻き起こり、それと同時に上からリザードンが降りてくる。

 そう、()()()()()が、だ。

 

「ユウリ! 大丈夫か!!?」

「う、うん……」

 

 俺はユウリに近づいて、ヘタリと倒れ込んだユウリを抱える。

 その後に、目の前のリザードンを見る。

 

 凛々しい、という言葉がよく当てはまる。

 明らかに普通のリザードンとは違う……いや、俺のインテレオンやルガルガンとは違う……風格があった。

 まるで、幾千もの戦場に出たかのような……目つき。

 

「…………」大丈夫かい?

 

 そのリザードンのトレーナーであろう、赤い帽子の青年がこちらにやってくる。

 歩く、走っては来ない。けれどそれだけで俺の脳は……

 

「ユウトあの人……って、え? な、泣いてる!!?」

 

 嘘だ。

 嘘だろ、いや、逆に嘘であって欲しくない。現実であって欲しい。

 そのような感情が出るほどに、その青年は俺の脳を焼いていた。

 

 

「れっど……レッド、なのか?」

「…………?」どうして僕の名前を?

 

 口が動く。

 あぁ、確かに……本物だ。

 確かに、本物の……レッドだ。俺の目の前に、初代ポケモン主人公(ポケモンレジェンド)がいる。

 俺は涙を拭き、汗を垂らす。

 

「ええっと、ありがとうございま、した。ユウリを助けて貰っちゃって」

「あっ、ありがとうございました!」

 

 レッドはなんてことない、と言ったように……肩をすくめるような仕草をした。

 無口なイメージとは思っていたが……本当に、無口なのか。

 レッドは俺たちを一瞥すると、ふふ、と微笑んだ。

 

「…………」とても強そうだ

「え、えーと?」

 

 今一瞬、俺は言葉を理解した気がする。

 いや、見てわかった。『とても強そうだ』と、言った気がする。

 その目には確かに炎が宿っていて、どこか無表情なのに、楽しそうで、優しそうで、静かに凛として立っていた。

 

「……ここじゃあ、人が多すぎますわ」

「…………」そうだね。移動しようか

「えっえっ、ユウト、何言ってるかわかるの?」

 

 分からない。分からないけど

 

「何言ってるか、理解出来る気がする」

 

 俺は確かに、そう思えた。





長かったので分割。
修正してから出しまーす!

この小説見てどう思う?

  • これでノーベル賞はあんたのもんだぜ!
  • 悪い作品だよこの!バ~~~~~~か!!
  • いいから速く書けよ!このタコ!
  • (質問に答えることを)だが断る!
  • もう、訳が分からないよ
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