ハッピーミトの日!(非公式)
ということでこの前Twitterで書いたネタをちょっと文章にしてみた
今年はミトの誕生日を祝えるといいんだけど…
「はぁ…」
終業式も終わりあとは帰るだけ、しかし雨が降っている。そんな状況に少し憂いを感じながらため息を吐いた
教室を見渡すと他の生徒は既にここからいなくなった、もとい帰宅のが分かる。明日から学校に来ないからかはたまた昨日の大掃除の成果か、ゴミもない綺麗な教室
そんな中私は何をしているかと言えば1人教室の外を眺めながら止む予定もない雨に止むように願っていた
普段なら傘を持ってくるのだけど今日に限ってはそれが出来なかった、なんでかと言えばゲームで徹夜をしてたからとしか言えないけど。とにかく今日は傘を忘れた
他にも傘を忘れた子達と言っている子達はいたのだが、ここはいわゆるお嬢様学校。その大半は某企業の社長娘とかだから車を呼び出しそそくさと帰った
そして結局この教室に残ったのは私だけとなった
それに今帰ったところでどうせ仕事を手伝わされるから帰りたくないし。本当ならいつも通り屋上に行ってゲームに興じるんだけど、さっきも言った通り今日は雨、そんなことをしたら制服はおろか下着までびしゃびしゃになっちゃう
そんな訳でこれからしばらく私はこの教室でただボーッとする時間を過ごすことになったという訳だ
…と、思ったけどちょっとお手洗いに行こう
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ふぅ、スッキリした
雨は相変わらず音を立てて降ってるけど…もう待ってても仕方ないし濡れてでも帰ろうかな
そのためにもとりあえず教室に荷物を取りに行かないと…あれ?
「明日奈?」
「あ、深澄おかえり」
「帰ってなかったの?」
「うん、この前の模試のことで先生と話してたから」
「そう、勉強熱心ね」
「そんなことないよ、現に深澄の方が点数高いし」
むすっとされても…可愛いだけなんだけど。というか…
「なんで私の席に?」
「いつも深澄この席から外を見てるから、なにかあるのかなぁって思って」
「そう、それで何かあった?」
「ううん、何もなかった」
それはそうだ、そっち側は中庭でもなければ校庭もない。最低限の木とその先には普通の道があるだけ
それでもなんで私が普段外を見てるかと言えば、まぁ退屈な授業よりはなにか起きるかもしれない外の方が幾分かマシって理由だし
「じゃあ私帰るから」
「えっ?帰っちゃうの」
「え、まぁ。傘忘れたから濡れながら帰ることになるけど」
「えぇ!?ダメだよ!家の車に乗せてあげるからそれまで待とう!」
「いやさすがにそれは…申し訳ないというか、なんというか」
「いいの!私がいいって言ってるんだから。ほら、そこ座ってお話しよ」
はぁ…明日奈はこうなったらテコでも譲らないからなぁ。仕方ないか、というか私の席の前を指差してるけど、私がそっちに座るの?いや、そこはあなたが動くとこでしょ…とも言いたいけどそれは野暮ってものね
「…分かったわ、ならお世話になるわ」
「よろしい、さぁなんの話しようか」
「自分から提案しておいてテーマはないのね…」
「うーん、じゃあさっき模試の話したし勉強の話しよ。深澄は普段どうやって勉強してるの?」
「勉強という勉強はしてないわよ、登下校中に教科書読んでるのとテスト前の復習くらいね。普段やってるのは」
「そっか、やっぱ深澄はすごいなぁ」
「そう?やればきっと貴方にも出来るわよ」
そんな感じで話すこと数十分、明日奈の家の車が学校に到着して
「よし、じゃあ帰ろうか」
「明日奈改めてありがとう、貴方がいなかったら濡れて帰るところだった」
「いいのいいの、困った時はお互い様でしょ?」
「ふふっそれでもありがとう」
「はい、どういたしまして」
そんな感じで過ごした雨の日、たまにはこういうゲームせずゆっくり過ごすのも悪くはないかなって思った
あと、現実で初めてリムジン見た。本当にあるのねあれ