ラスコレに〜〜〜ミトが〜〜〜来るぅーーー!!!
やったぁぁぁぁ!!!!!!!
ということでそんな発表を受けてちょっとした短編を
少し自分が書いてる「憂きし心のメヌエット」の雰囲気も入れつつ、かつなんでミトが新衣装ではなくSAO時代の衣装なのかということに対するちょっとした解釈も入れながら
ということで、どうぞ!!!!
梅雨もそろそろ終わりを告げ蒸し暑い夏が訪れようとしている。部屋では一人用の扇風機が風を起こしながらその暑さを何とかやわらげてくれている
それ以外の音と言えば文字を綴るペンの音と時計の音くらいのもので、とても静かなものだった
お昼ご飯を食べてからほとんどぶっ通しで勉強をしてきたがさすがにそろそろ集中力が切れてきた。現に問題を解くスピードも落ちてこうして関係もないことを考えてしまうくらいには疲れてきている
「…そろそろ休憩ね」
1度ペンを置き、伸びをしながら立ち上がる。エコノミークラス症候群にならないよう30分に1度軽く立ち上がったりはしていたがやっぱりぶっ続けたったのが良くなかったのか少しばかり立ちくらみを起こした
「はぁ…」
疲れから自然とため息をもらす…最近は受験のこともあって遊んだりも出来てないから体力的なことはもちろん精神的なこともあると思う
たまには息抜きを…この前明日奈にも言われたことだ
あれから…SAOの1件以来、私はあまりゲームをしなくなった。それこそ明日奈や他のみんなに誘われでもしないとアミュスフィアには触れもしない、しかも最近はオーグマーで身体を動かすことがメインになりつつあるからなおのことだ。それだって4月の件で少し距離をおいている
まるで昔の逆ね、まさか明日奈があそこまでのゲーマーになるとは。下手したら過去の私よりハマってるんじゃない?
そんなことを考えていると通知音がスマホとオーグマーから同時に鳴った、たまたまスマホよりもオーグマーが近くにあったからそれに向かって手を伸ばす
「この時間からして…多分里香ね」
時間は8時を回ってあと少しで9時を迎えようとしている、そんなタイミングで連絡してくる時は決まって彼女だ。そう思いつつオーグマーを耳に掛けた
「深澄さん!!助けてください!!!」
「うわあぁ!?」
思わず後ろに倒れ込んだ、それはもう見事に。後ろにベットがあって良かった
「ゆ、ユイちゃん…どうしたのよ…いきなり出て来て」
「ママとパパ達が大変なんです!」
ママとパパ、明日奈とその彼氏のキリトのことだ…いや私も最初は何かの間違いだと思ったわよ?AIが娘って…まぁでももうなんかそういうのはどうでも良くなるようなくらい3人が絵に描いた親子のように見えるようになってからは私もなんとも思わなくなった
最近のAI技術ってすごいわね
「うん、それは分かったから…何があったのよ」
「それが───」
すごく長い説明だったから端的に言うと、政府の役人である菊岡さんとヒースクリフ…茅場晶彦と同じ研究室にいた人が共同で作ったVR世界があってそこで何やら一悶着あったらしい。名前をアンダーワールドというとか
そして何気初めて聞いたのがキリトが一時命が危ない状況になってたらしい、それには本当にびっくりした。だって聞いてなかったから
あと下手したらアカウント破損の危険があるみたいだけど、私の場合、どうやらユイちゃんがSAO時代のアカウントを引っ張ってきてくれるみたいだから安心…なのかな?
「…で、そこに私も来て欲しいと」
「はい!敵の数はママ達側が持ってる戦力よりも圧倒的に多い状況です、なので1人でも多くのプレイヤーを集めるためにミトさんのところにもやってきた訳です!」
「そう…」
VRゲームを事実上引退してるような私がなんの役に立てるのか…と言おうと思ったけど辞めた。もし本当に役に立たないのならそもそもこうしてユイちゃんは私のところに来ないはず、それでも来たってことは何か役に立てることがあるのかもしれない
私に声をかけようと言ったのがユイちゃんなのか明日奈なのか…はたまたキリトなのかはさておいて、なんにしろ最初のユイちゃんの焦りようからしてきっと尋常じゃない自体なんだろう
とすると、私はこうやって答えるしか無かった
「…はぁ、分かったわよ。それでそこにはどうやって行くの?」
そんな特殊な世界、普通には行けるはずもない。少なくとも私はそう思った
「大丈夫です!そこは私とアルゴさんにおまかせください!」
「そーゆーことダ、任せろミーちゃん!」
「うわぁ!!??」
また倒れた、しかもさっきよりも大胆に。こんなことになるならベットから起き上がらなかったら良かった
「…アルゴ、久しぶりね」
「にゃはっはー、久しぶりダナ。忘年会以来か?」
「かもね…で、貴女がいたとしてどうやって入るのよ?まさかハッキングでもしようって訳?」
「そゆことー。いくら秘匿されてる世界とはいえ所詮はザ・シードを使った世界のひとつだからナ、入口さえ分かればあとはこじ開ければいいってことダナ」
「ならユイちゃんだけでいいじゃない?なんで貴女がやる必要があるのよ?」
「どうやらその入口を私が開けようとすると問答無用で弾かれるシステムになってるみたいで…」
「おそらく外国のAIからのハッキングを防ぐための仕様なんだろうナ、いやーよくやるよ菊岡は」
「なるほどね…」
別に聞く必要はなかったかもしれないけど、念の為ね。変なことされても嫌だし
「じゃあさっさとやっちゃって、一刻を争うんでしょ?」
「りょうかーい!じゃあミーちゃんはアミュスフィアをつけて安全な姿勢を取っておいてくれ、ユイちゃんは次のプレイヤーの説得ヨロシクー」
「わかりました!ではミトさん、次は向こうでお会いしましょう!」
「えぇ、分かったわ」
オーグマーを外してアミュスフィアを被ってその時を待つ、それからちょっとしてから電話が鳴った。相手はアルゴだった
「準備は出来たカ?ミーちゃん」
「えぇ…役に立てるかは分からないけど」
「大丈夫、きっと立てるサ」
「だといいけど…」
目を閉じ気持ちを整える…大丈夫、SAOと違って出られないなんてことも無いとユイちゃんは言っていた…きっと大丈夫、そう信じることしか私には出来ない
それでも私は明日奈を助けたい…あの娘の力になりたい…
「ヨシっ、準備完了っと…あ、最後に一つだけいいカ?」
「えぇ、なに?」
「スポーンする場所、空の上になると思うけど落下ダメージは無効化したから安心してナ!」
「えっちょっ、どういうこと?」
「じゃあリンクスタート!!」
「ちょアル───」
電話越しのエンターキーの音が聞こえた瞬間、自分が発したはずの言葉がどんどん遠くなっていくのを感じた…おそらくアンダーワールドにログインしたんだと思う。最後にアルゴが言ってたことが気になって仕方ないけど…
数十秒のロードを終えついにアンダーワールドがお目見え。そこは綺麗な空だった、空は晴れた春のように鮮やかで地上の緑は新緑が芽吹いて自然の強さを感じさせる
そんな地上の景色が足元にある、つまりここは空ということ。息を吸って思ったことを口に出す、スポーン時の足場が消え、落下が始まると同時に
「───アルゴォォ!!覚えてなさいよーーー!!」
ちなみに私はラスコレ予約してなかったので当日にゲオかどこかで買おうかなと思ってます
そういえばマルチってあるの?