転生したらキングギドラだった件   作:蟷螂爺

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転生

ふ~ふふ~ん。

いやあ、今回のゴジラ映画は良かったなあ~。とくにあのシーンは!!

「危ない!!」

ん?なんだ?

ブス!!

ぐはああ!!なん、だ。からだ、が動かない。

ん?さされ、た?

死ぬのかな?

はあ。もっと生きたかった。

《確認しました。生存者獲得・・・成功しました》

ん?なんだ?はあ。ゴジラ映画のキングギドラは最高だったなあ。

どうせなら転生してギドラになりたいなあ。

《確認しました。魏怒羅を獲得・・・成功しました。 付随して権利者の種族は『竜種』に固定されます》

《魏怒羅の効果により神羅万象無効を獲得・・・成功しました》

《魏怒羅の効果により引力光線を獲得しました》

《魏怒羅の効果により重力操作を獲得しました》

《魏怒羅の効果により瞬間再生を獲得しました》

《魏怒羅の効果により天候操作を獲得しました》

 

来世は森林にいきたい。

《確認しました。権利者の希望に該当する地域を検索・・・完了しました。権利者の転生位置は『ジュラの大森林』に固定されます》

ううん。もう願いは・・・ないかな。

うっ。意識が、と、んで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?ここはどこだ?

ん?下の方に森があるな。

ん?森?なんじゃこりゃあああ?!

ていうか俺死んだんじゃないの?

謎や。

あ、湖だ。今どんな姿なのか確認しよう。

湖を見てみるとそこには・・・・

キングギドラが!!

ええ?!ていうかこれ、モンスターバースに登場してたやつやん!!

うえーい。

とりあえずここから離れたい。あ、飛べた。

ほなさいなら~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大賢者、本当にここなんだよな?」

 ――解。肯定します。しかし現在は膨大な魔素をこの場に残した以外、対象の痕跡は確認出来ません。

ミリムが来てから数日。そしてくつろいでいるととんでもないほどの妖気を感じた。

そうヴェルドラを超えるほどの。

急いで大賢者にきいてここに来たがなにもない。

そう何もないのだ。木も、森も。

わざわざ俺自ら出向いたのには理由がある。

まずヴェルドラがいた封印の洞窟に易々とソウエイらの包囲網を掻い潜って辿り着くことが出来る可能性が低いこと(他の魔王とか俺以上の実力者だったらなくはないが)。

次にこの状況はリムルにも既視感がある。異世界転移してヴェルドラを捕食してから初めて洞窟の外に出た時のことだ。

リムルは妖気オーラを隠しもせずにそこら辺をうろついていたためにゴブリン達や他の魔物達を怖がらせてしまっていたのだ。

もしかしたら転生者なんじゃないかな、とちょっとの期待を込めてやって来たが……結果はもぬけの殻である。

 ――告。膨大な妖気を検知しました。早急に200m程離れることを推奨します。

200m?!どんだけデカいんだ?!

ギャオオーン!!

空を見てみるとそこにいたのは―キングギドラだった。なんでこんなところに?!

ん?なんか口光ってない?

あ、これやばい奴だ。逃げよおおおお!!

その瞬間あたり一面白くなった。

ドゴオオォォォン!!

「おーい!!ミリムー!!」

「なんなのだ。いまは忙しいのだぞ!!」

「やばいんだよ!!竜種がいるんだぞ!!竜種が!!だから止めてくれよおお」

「え~。「おいしいのおごるぞ?」わっかたのだ!!」

ふっ。ちょろいな。

「いってくるのだ!!」

~それからしばらく~

いまギドラは眠っている。

ミリムが全力を出してやっと気絶したんだぜ?おかしいだろ。

あっ。おきた。

とりあえず念話してみるか。

(あの、聞こえますか?)

(え?だれですか?てかここどこ?)

(まあそれについてはかくがくしかじかで)

(ふむふむ。なんかすみません)

(いえいえ)

(名前は?)

(ない、です)

(名前つけてやろうか?)

(え?いいんですか?!お願いします!!)

(じゃあお前の名前はギラで・・・)

(リムルさん?!リムルさん?!)

そうして俺の意識は飛んだ。

 

 

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