これは、鬼を退治する少年の物語
俺、竈門炭治郎は炭売りをして生計を立てている・・・
山奥の家には、父さん・母さん・妹と弟達が俺の帰りを待っている
今日も街に炭を売りに来て、無事に全ての炭を売り終えて家路についていた時・・・
炭治郎
「今日は少し遠くの街まで来たけど、良く炭が売れたな。段々寒くなって来たし、炭が一番売れる時期だし稼がないとな」
???
「そこのお前さん、今の時期は鬼が出る。山を越えるなら日が暮れる前に越えなさい」
「もし鬼に出くわしたら、この匂い袋を使いなさい」
炭治郎
「どなたか存じませんが、ありがとうございます!」
???
「もし、日が暮れたら道なりに進むと小さな道場に彦十郎という老人が居る。勘右衛門からここを聞いたと言えば泊めてくれる筈だ」
炭治郎
「分かりました」
勘右衛門
「気をつけて行きなさい」
炭治郎は、勘右衛門にお礼を言って歩き出した
炭治郎
「すっかり日が暮れちゃったな・・・さっき教えて貰った場所はあそこかな・・・」
コンコン
「ごめんください。勘右衛門さんに日が暮れたらココに寄るように言われて来ました」
彦十郎
「勘右衛門からこの場所を聞いたのか・・・寒いから入りなさい」
炭治郎
「お邪魔します」
彦十郎
「今は鍋に粥しか無いが、良かったら食べなさい」
炭治郎
「いただきます」
彦十郎
「毎年この時期は、鬼が出て人を喰い殺すんじゃ。完全に日が暮れる前にココに辿り着いたお前さんは運がいい」
「勘右衛門は、鬼退治をしている剣士なんじゃよ」
炭治郎
「廃刀令が施行されてずいぶん経つのに、まだ剣士が居るんですか?」
彦十郎
「所謂浪人じゃな。だが、剣術や剣道は今現在も存在するからのぉ」
「完全に剣士が居なくなった訳じゃないんじゃよ」
炭治郎
「鬼は大昔から伝わる赤鬼、青鬼とかですか?」
彦十郎
「見た目は人間と変わらん。じゃが人を喰らい、奇妙な術を使う化け物じゃ」
炭治郎
「そんなバケモノが居るんですね」
パキッ!
炭治郎
「お客人ですか?」
彦十郎
「・・・お主はココに居なさい」
「こんな夜更けにどちら様かの?」
???
「申し訳ありません、道に迷ってしまい途方に暮れています。宜しければ一晩泊めて頂けませんか?」
扉の向こうから若い男の声が聞こえた・・・彦十郎は、その声を聴いた直後・・・床の間に置いてあった刀を手に取った・・・
彦十郎
「申し訳ないが、ココにはワシの教え子の紹介が無いと泊める事は出来ないんじゃよ」
???
「そうですか・・・では大人しく俺の腹に収まると良い!!」
扉を壊して入って来たのは、鬼のような形相をしている男だった
炭治郎
「コイツが鬼⁉」
彦十郎
「秋月流剣術・・・一の型・・・日輪」
彦十郎が、刀を一瞬抜刀すると・・・一瞬で炎を纏った刀が鬼の首を刎ねた・・・
炭治郎
「ヒッ!!」
彦十郎
「鬼を殺すには首を刎ねるか、太陽の光で焼き殺す事でしか殺せん」
「ワシの使う秋月流剣術は、戦国時代以前から様々な流派と混ざり合い・・・今の今まで脈々と受け継がれてきた鬼を殺せる唯一の剣術じゃ」
「他には、色んな呼吸を使う剣術が有るが・・・この秋月流は、大昔存在した日の呼吸の剣術を織り交ぜた独自の剣技で鬼を殺す事が出来る」
「お前さんが会った勘右衛門は秋月流の剣士でワシの一番優秀な教え子じゃ」
炭治郎
「凄い・・・」
彦十郎
「とりあえず扉を直して、休むとするかの」
彦十郎は、慣れた様子でテキパキと壊れた扉を直していく・・・
「それと、藤の花のお香を焚いておけば・・・これで良いじゃろう」
炭治郎
「そのお香は何ですか?」
彦十郎
「鬼が苦手な藤の花のお香じゃよ。何故か鬼は藤の花の香りを極端に嫌うんじゃよ」
炭治郎
「勉強になります」
彦十郎
「今日はもう休みなさい。明日、何か聞きたい事が有れば教えよう」
炭治郎
「分かりました。お布団お借りします」
彦十郎
「明日は、山菜ごはんを用意しよう。好きな時間に起きなさい」
炭治郎
「では、おやすみなさい」
最近、早出と残業で続きでテンションが落ち込んでいます
思い付きで少しだけ書きました
炭十郎さんは、病気で亡くなってはいません
本当に思い付きで書いたので、今現在ノープランです。