時過ぎて(大人悪魔ほむら×大人さやか短編集)   作:さんかく@

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ギャグ時空台詞中心話。


フィーリングカップル?4対4(番外編)

真っ白な空間で何故か佇んでいる見滝原メンバー

 

 

「あれ、ここどこ?あたしの夢とか?」

「いや、違うんじゃねえの?」

「魔女の結界…とも違うわね」

「でも…変だよ、だってわたし達さっきまで魔女と戦ってたはずなのに…あれ?ほむらちゃん?ほむらちゃんだけいない?」

「ほんとだ、どこいったんだろ、転校生…」

 

 

「ここよ」

「あ…もう、どこ行ってたんだよ転校生…って、あれなんか雰囲気違う」

「だな、眼鏡はどうしたんだよあんた」

「やめたの、魔法で視力はどうとでもなるわ」

「それにしても見た目も変わったわね、暁美さん、なんだか自信がついた感じ」

「ええ、ありがとう巴マミ」

「わ、呼び捨て」

 

 

「み、皆さん、遅れてすみません…」

「「?!」」

「あ、あれほむらちゃんが二人…?」

「いったいどうしちゃったの暁美さん?まさか佐倉さんの魔法が使えるとか?」

「いや、あたしの場合分身だけど、これ見た目違うだろ」

「あら、昔の私ね」

「え、あ、あなたは私?」

「どうして転校生が二人いんのさ…」

 

 

「皆、遅れてごめんなさい」

「「?!」」

「ほ、ほむらちゃん?」

「暁美さんが三人も?」

「どういうことだおい」

「あれ、その赤いリボン、まどかの?」

「ええそうよ…大切にしているの」

「…そっか…てか転…あんたもだいぶ雰囲気違うよね」

「そうね、私はあなたたちのいる時空よりもだいぶ先から来たの」

「時空?それって…じゃああなたたちはそれぞれ違う時空から来た暁美さんなの?」

「ええ、おそらく眼鏡の私があなたたちの時空に存在する暁美ほむら、そして眼鏡を外した私がもう少し未来の私、そしてこの私が誰よりも未来の――」

 

 

「あら、それはお門違いね」

「「?!」」

「私こそがもっとも未来の時空から来た、暁美ほむらよ」

「あ、暁美さん?その姿は?」

「ほ、ほむらちゃん…」

「あんた…一体」

「て、転校生何その格好?なんかエロ…」

「あら、言ってくれるじゃない美樹さやか♪」

「わぁ、き、気安く触らないでよ、なんなのこいつ!」

「暁美さんが4人も…これは一体どういうことなのかしら」

「時空が歪んじゃったのかな…」

「ちっ、まあどっちにせよこの変な空間から抜け出すのが先だ、おいさやか得物で一緒に…っておい、まだじゃれあってんのか?」

「違うわよ、なんかこいつが…」

「仲良くしましょうね、美樹さやか」

「こ…こんなものが未来の私だなんてあり得ない…まさか美樹さやかと…こんな…」

「だ、大丈夫ですか?ちょっと未来の私さん…」

「そこ?てか、見てないで助けてよ!転校生ズ!」

 

ピンポンパンポーン

 

「「?!」」

「あれ、皆見て、あそこに何か文字が…」

 

【カップルにならないと出られない部屋】

 

「「ええ、何それ?」」

 

 

 

――10分後

 

 

「いい、皆、整理するわね、まず魔女との戦いでなんらかの影響を受けて私達はここにいる」

(一同頷く)

「そしてなんらかの影響を受けて時空が歪み暁美さんが4人同時に存在している」

(一同頷く)

「そして、カップルにならないとこの空間から出られないということ」

(一同頷く)

「じゃあ、私と佐倉さんがカップルになるとして、後は皆で決めてね♪」

「「ちょっと待って!」」

「あら、皆嫌なの?佐倉さんも?」

「マミが嫌ってわけじゃないけどさ、いきなりカップルを決めると言われてもなぁ」

「私は、さやかちゃんとカップルになりたいなあ…てへへ」

「まどか…(赤面)…う、てかそれよりさあ、転校生ズずっとまどかを見ているんだけど…」

「あの…さ、さすがに自分自身とカップルになるなんてあれなので…」

「ああ、そういうことね、確かに暁美さんが暁美さんとカップルになるなんて、ちょっと変ね」

「だったら、人数的にほむら達とあたし達の組合せになるんじゃない?なああんたら誰と組みたいんだ?」

「「まどか(鹿目さん)」」

「わ、一択じゃん!」

「わ、私はやっぱり鹿目さんしか…」

「まどか以外誰を選ぶというの?」

「…まどかは私の大切なひとよ」

「私が悪魔になったのもまどかの愛ゆえよ」

「おいおい、同じほむら同士で睨み合ってるぜ、まとまるのか?」

「困ったわね、ねえ、暁美さん達、カップルとはいえあくまでこの空間を出るためのものと割り切って話し合ってくれないかしら?」

 

「「……わかったわ(わかりました)」」

ヒソヒソ…ヒソヒソ…

 

「それでも…私は美樹さやかだけは死んでもごめんだわ」

「ちょっと、聞こえてるわよクールな方の転校生!」

「み、美樹さんも結構いいひとですよ?」

「結構って、ちょっと!」

「あら、私は美樹さやかでもいいけど♪」

「ひ…エロイ転校生なんか怖!」

「…と、とりあえず何か方法を決めませんか?」

「そうね…消去法はどうかしら?」

「乗ったわ♪」

「それじゃあ美樹さやか以外で…」

「あんたたち全員ひど!」

 

 

ー更に10分後

 

「あの、決まりました…」

「そう、良かったわ、それじゃあ暁美さん達から相手を指名してくれないかしら?」

「は、はい…あ、あの私は鹿目さんと組みます」

「てへへいつものほむらちゃんだね、よろしく♪」

「へえ、そこはすんなり譲ったんだなあんたら」

「ええ、最初の私だもの」

「…その方がいいと私も思うわ」

「まどかには純粋な私がお似合いだわ」

「ありがとうございます、私さん達…(うるうる)」

 

「そして私は佐倉杏子と組むわ」

「へえ、クールな暁美ほむらってなんか新鮮だな、でも本当のあんたってきっとこんな感じなんだろうな…」

「ええ、あなたはどの周回でも私の理解者だったわ、知らないだろうけど」

「そうかい?まあよろしく」

 

 

「私は巴さんと…」

「よろしくね、リボンの暁美さん、ふふ…なんだか初めて会った気がしないわね」

「ええ、巴さんは知らないと思うけど、私にとって、あなたはとても大切な先輩です」

「ふふ、嬉しいわ」

 

 

「あら、ひどい顔ね美樹さやか♪」

「…よ、よりによってエロい転校生!」

「エロいなんて失礼ね、それとも私に興味あるとか?」

「ひぃ!くっつかないで!」

 

ピンポンパンポーン

『カップル成立おめでとうございます、ではこの空間から解放します―』

 

「てへへよかったねほむらちゃん」

「うん♪」

「無事に出られるならなによりだな」

「そうね」

「帰ったら家でお茶でも飲みましょう」

「はい」

 

白い空間が輝き、無事に脱出する三組のカップル…が…

 

「あ、あれ、なんであたし達だけ出られないのさ?」

「さあ?親密度が足りないのかしらね?」

「い、いやそんなことは…ひぃ、へ変なとこ触らないでよ!てかほんとにあんた転校生?」

「私はあなたのよく知っている暁美ほむらよ?鞄持ちさん」

「へ?な、何鞄持ちって」

「とにかく、もっと仲良くならなきゃね、そうしなきゃ出られないわよ?」

 

ヒイ、ミンナタスケテ―‼ダレカー!

ナカヨクシマショウミキサヤカ♪

ヒイイーー!

 

 

 

「誰か…助けて…」

「さやか?」

「…ん?」

「お目覚め?」

「あれ、ほむら?」

「だいぶうなされてたわよ」

「夢…そっか」

「うなされたり笑ったり、忙しいひとね」

「うん」

 

さやかは隣でシーツにくるまりながらこちらを見つめている美しい黒髪の女性に微笑んだ。

 

「でも起きたら最高の気分になったから、いい夢よ」

「そう?それならいいわ…」

 

そう言って、当たり前のようにさやかの肩に頭をのせてまた眠りにつく悪魔を見て鞄持ちは苦笑する。今の二人ならきっとあの空間でも楽しめるだろう、そう思いながら――

 

 

 

END

 

 

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