アサルトリリィ×仮面ライダー story of グランエプレ   作:黒破リンク

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不穏な空気が立ち込める……
聖児含む1年生達がどう成長するか……
ぜひご覧ください。
(新章、御台場舞台と繋がってるじゃん!!)


第一章第3話Part1『1年生の戦いpage1〜暴走する炎の剣士〜』

聖児vision

 

姫歌「紅巴、詰めるのが遅いわよ!」

紅巴「は、はい、申し訳ありません……!」

姫歌「灯莉は逆に早く前に出過ぎ!合図があるまで待ってなさいって言ったでしょ!」

灯莉「だって、あのヒュージ初めて見るやつだもんっ!もっと近くで見るー!」

そう言って行っちゃったりーちゃん。

聖児「待ってりーちゃん!戻って!!」

ほかのレギオンも来たか…

紅巴「わたしたちも続いた方がいいかと……。」

姫歌「あー、もうイヤ!ひめかが活躍するはずだったのにぃぃっ!」

そんなこと言ってもね……

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飛羽真vision

 

姫歌「はぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜。」

飛羽真「どうした姫歌ちゃん。そんなため息ついて。」

姫歌「あ、高嶺様、飛羽真様…。」

高嶺「なにか悩みがあるのだったら聞かせてもらうわよ。私達で良ければ、だけれど。」

そうしたら悩みを打ち明ける姫歌ちゃん。

姫歌「今日ってひめかがサブリーダーになってから初めての出撃だったじゃないですか。」

飛羽真「うん。」

姫歌「つまり、新生グラン・エプレの初陣だったわけですけど……なんていうか、思ってたような成果が上げられなくて。」

なるほど……

高嶺「でも撃退できたでしょう?被害も少なかったし他のレギオンとも連携できたと思うけど。」

姫歌「それは…先輩方が前線で頑張ってくれたからで…それにグラン・エプレはトップレギオンですから、他のレギオンの力を借りなくても任務を完遂できたはずです。うまくやれる自信があった分、なんだか自分が不甲斐なくて…。」

飛羽真「姫歌ちゃんらしくないな。」

姫歌「う…ひめかもそう思います…思いますけど……」

そう言うと…

灯莉「どんまい、どんまい☆元気出しなよ、定盛!」

灯莉ちゃんと聖児がいた。

姫歌「灯莉……あんたいたの。って言うか、あんたの勝手な行動も原因のひとつなんだからね!サブリーダーの命令を聞きなさいよ!」

灯莉「わかった、次から頑張る☆」

聖児「ちゃんと反省してる?」

高嶺が微笑みだした。

高嶺「ふふふ……。」

灯莉「それにしてもやっぱりたかにゃんせんぱいはすごいよね!今日もかなほせんぱいたちと息ぴったりだったよ☆」

聖児「そういえば先輩達に前衛を任せたんだよね?そんなに凄かったの?」

灯莉「そりゃーもう☆定盛達にも見せたかったなー。そうだ!ねぇねぇ、たかにゃんせんぱい!ちょっと、ご質問いーい?」

高嶺「あら、何かしら?」

灯莉「どうやったらあんなにばっちり息が合うの?もしかしてテレパシーで通じあってる?」

姫歌「あんたねぇ……。」

そしたら高嶺が答えた。

高嶺「ふふっ、あながち間違いでは無いかもね。」

飛羽真「そうだな。」

姫歌「えっ……!?」

灯莉「ほんとほんとっ!?すっごーい!エスパーリリィだ☆」

姫歌「そ、そんな…エスパーアイドルリリィなんて属性が渋滞するんですけど……!」

飛羽真「エスパーか……まぁ2人だけに関して言えばそうかもしれないね。」

高嶺「私達の実家が、隣同士だっていうのは教えたかしら?」

聖児「いつだったか紅巴さんが熱く語ってましたね。」

灯莉「それじゃ、3人は幼馴染同士なんだね!」

飛羽真「あぁ。元々は母親同士が親友だった。高嶺と叶星は生まれた時から一緒に過ごしてた。お互い一人っ子だけど姉妹みたいに育った。」

聖児「高嶺先輩と叶星先輩『は』?飛羽真先輩は?」

そうか、聖児は知らないのか…。

飛羽真「……俺は養子になってるから生まれた時からはいない…」

高嶺「きっと、実の家族よりも共に過ごした時間は長いでしょうね。そうやって同じものを分かち合ってきたわ。」

姫歌「なるほど……。そんなに一緒にいると自然と息が合うものなんですね。」

高嶺「えぇ。だから2人のことならなんでもわかるわ。多分、叶星もそうだと思う。」

飛羽真「俺もなんでもわかるよ。」

灯莉「そーいえば、たかにゃんせんぱいとかなほせんぱいたちってマギの色が似てるもんねー。」

飛羽真「マギの色?」

聖児「りーちゃんはマギの色が見えるらしくて… 」

飛羽真「灯莉ちゃんにそんな力が…」

高嶺「でもそんな風に見えてるのだとしたら嬉しいわ。私たちがそれだけ近しい存在ということでしょう?」

姫歌「高嶺様達にそんな絆があるんじゃ、ひめかたちがおふたりのいるステージに到達するのはまだまだ先になりそうね……。」

灯莉「落ち込まないでよ、定盛ぃ!ぼくたちもこれから仲良くなればいいんだよ☆そうだ!たかにゃんせんぱいたちみたいにぼくたちも一緒に過ごして、一緒の物を食べようよ!」

………ん?

聖児「え?」

灯莉「ぼくね、ぼくね!ケーキが食べたい!駅前のスイーツバイキング、行こっ!もちろん、定盛のおごりで☆」

姫歌「はぁぁぁぁっ?どうしてひめかがあんたに奢らなきゃいけないのよ!」

灯莉「えー、だって定盛ってばサブリーダーじゃん。上に立つからにはイゲンを示してもらわないと!ねー、たかにゃんせんぱいっ♪」

高嶺「ふふふ…大変ね、サブリーダーさん。」

姫歌「あー、ちょっと高嶺様まで!」

灯莉「ねぇ、おごっておごっておごっておごってー☆マカロン、ムース、モンブランにガトーショコラ♪」

飛羽真「だったら叶星と紅巴ちゃんも呼んでこなきゃね。」

姫歌「え……。」

灯莉「みんなー!定盛ケーキバイキング奢ってくれるってー☆」

姫歌「待ちなさい!あたしは奢るなんて一言も言ってなーーい!」

高嶺「ふふっ…。(ただ一緒に戦うだけでなく、お互いの弱さをさらけ出しながらぶつかり合い、支えあっていく仲間…私達3人だけではできなかったこと……。それがこのレギオンならできるはずだわ。この調子なら、一年生たちはきっと大丈夫。あとは……わたしたちも変わらないと……昔のことに縛られていては前に進めないわよ。ねぇ、叶星……)」

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ユーリvision

紅巴「はぁ、はぁ、あと5周っ。(苦しいけれど……頑張らないと……!姫歌ちゃんはサブリーダーとして頑張ってるし、灯莉ちゃんもわたしなんかよりずっと活躍してる……聖児くんは鎧を纏って頑張ってる…このままじゃ、わたしだけが足手まといに……!)きゃぁぁぁ!」

叶星「っと……紅巴ちゃん大丈夫?」

ユーリ「大丈夫か、君。」

紅巴「…えっ?」

ユーリ「怪我は無いみたいだな。」

紅巴「か、叶星様……と、どなた…?」

どなた?と聞かれたので名乗ろうと思う。

ユーリ「俺の名はユーリ。光の剣だ。」

叶星「それだと分からないわよ?ユーリさん。」

ユーリ「自己紹介など千年ぶりだからな……やり方を忘れてしまった。」

何故困った顔をする…

叶星「この人はユーリさん。光の剣に選ばれた剣士さんだったの。今は訳あって光の剣と一体化してるらしいけれど…」

ユーリ「…そんなわけだ。よろしく頼む。………ところでダメではないか。CHARMとやらを使った鍛錬ではなくとも誰も見てないところで激しい運動をするんじゃない。危ないだろう。」

俺はそう忠告する。すると…

紅巴「すみません…姫歌ちゃんたちと訓練してたのですが、わたしだけ残らせていただいておりまして。」

叶星「放課後から、今まで?」

紅巴「は、はい…」

ユーリ「ダメだ、そんな鍛錬。……失礼する。」

じっ…と紅巴という名の子を触る俺。

ユーリ「んー、やはり疲労で足が膨らんでいる。水はきちんと飲んでいたのか?」

紅巴「な、なんで触るんですか!!!」

……何故怒られる…

叶星「今日の訓練は終了よ。荷物は私が持つから外に出ましょう。」

紅巴「そ、そんな、自分で支度しますから……っ!足がつって……ひぃぃっ!」

ユーリ「やはりか……」

紅巴「ううぅ…申し訳ありません…。」

 

 

 

叶星「はい、これで処置完了よ。まだ動かすと痛いと思うから少し身体を休めましょう。」

叶星「あ、ありがとうございますっ。」

紅巴「叶星様にこんなことをやらせるなんて……本当に申し訳ありません……。」

ユーリ「謝ることでは無いだろう。」

叶星「でも、ひとりでオーバーワークしたことは反省してもらおうかな。」

紅巴「もういたしませんともっ!この魂に誓って!」

ユーリ「こんなことに命を賭けるな」

叶星「そういうことじゃないのよ?ユーリさん。」

ん?そういう意味では無いのか?

ユーリ「そう…なのか。今の世界は難しいな。」

叶星「どうして、こんなになるまで頑張ったの?紅巴ちゃんが頑張り屋さんだとは思っていたけどこれはやり過ぎよ。」

紅巴「こ、これは……」

 

…おそらくこれは、強くならなければならない、という焦りか。

叶星「話しづらいなら無理しなくていいわ。私は紅巴ちゃんの味方だって覚えておいて。困ったことがあったら相談してくれるの嬉しいな。」

紅巴「っ……。足を引っ張るのが怖いんです。姫歌ちゃんたちと一緒にグラン・エプレに加入させて頂き、何度か出撃も経験しました。御三方のご活躍は当然として、最近では姫歌ちゃんがサブリーダーに任命されたり、灯莉ちゃんも成果を上げています。………わたしだけは力不足のままで。先日は何も役に立てず…」

 

叶星「………。」

紅巴「ですから、わたしが追いつくにはこれくらい無茶しないといけないと…そう思った次第です…」

叶星「気持ちはわかるわ。私と高嶺ちゃんと飛羽真君は中等部までは御台場女学校に在籍していたの。優秀なリリィの集まる場所でね……」

紅巴「存じてます……!」

叶星「え……?」

紅巴「今まで黙っておりましたが、昨年まで御台場女学校に通ってましたから。」

ほぅ…

ユーリ「なるほど。後輩というわけか。」

紅巴「ですから、叶星様たちのことは存じております…!」

叶星「そうだったの…ごめんなさい、今まで気づかなくて。」

紅巴「いいえとんでもない!わたしは目立ちたくない存在なので…」

叶星「御台場女子か…。あの頃の私は未熟だったわ。」

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飛羽真vision

 

飛羽真「はぁ…はぁ…ぐぅぅっ!!あぁぁぁっ!!」

やめろ…!やめてくれ…俺の体を使うな……!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『プリミティブドラゴン』!!!

飛羽真「やめろ…やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

俺の体はプリミティブドラゴンに支配された。

飛羽真「……。」

『プリミティブドラゴン』

『ブレイブドラゴン GET』

飛羽真「……変身。」

『烈火抜刀!』

『バキッボキッボーン!ガキッゴキッボーン!』

『プリミティブ!ドラゴン!』

 

セイバー「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渚「この状況は…まずいかもね……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大牙vision

 

大牙「……聖剣と言えど今のこの剣たちはどうするつもりだ。」

飛鳥「しばらくは私が持つ。」

大牙「わかった。」

 

何だ…?!風双剣翠風が光っただと?

 

飛鳥「……!?風双剣翠風が!!」

 

どこかへ飛び去った…?新たな持ち主の場所へ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……To be continued




思ってたより戦闘なくて暴走書けませんでした。次回は戦闘ありなのでそこで暴れさせようと思います。

(うちの飛羽真君は高嶺様の大怪我をかなり引きづっており、賢人や仲間たちの死も引きづっているため、プリミティブドラゴンの支配を抜け出すことが出来なくなっている。)
次回
第一章3話Part2「1年生の戦いpage2〜暴走とイクサ〜」
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