アサルトリリィ×仮面ライダー story of グランエプレ 作:黒破リンク
OP:Argonavis『雨上がりの坂道』
??「まぁ、名乗ってあげましょうか。」
謎の男は、つぶやく。
マスターロゴス「私は、マスターロゴス、と呼ばれてますね。あなたには関係ないのでしょうけど。」
ミチル「あなたの思惑はわかっている。好きなようにはさせない。」
マスターロゴス「いくら伝説の戦士と言えど、私には勝てませんよ。」
ミチル「なら、ファイトしよう。それで僕の力がわかるはずだ。」
マスターロゴス「まぁいいでしょう。私には………これがあります。」
そう言って、マスターロゴスは、謎の大剣を取り出した。ミチルはゴーストアイコンを取り出し、ドライバーに装填する。
『アーイ!』
ミチル「変身。」
『カイガン!オレ!』
『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
ゴースト「行くよ。」
マスターロゴス「えぇ。君は私には勝てませんけど。ククククク…。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大牙「ミチルさんと連絡が取れない…。少し、ミチルさんの所へ行きます。」
飛鳥「私も着いていくわ。」
大牙「いえ、必要ありません。飛鳥さんは、灯莉さん達を守ってあげてください。」
そう言われ、俯く飛鳥。
飛鳥「……わかったわ。ただ、何かあったら必ず連絡すること。いいわね?」
大牙「わかっています。もちろん、戦闘時はサガークかキバットをこちらに送ります。」
晶彦「わかった。頼むぞ、大牙。」
大牙はそのままノーザンベースを離れる。
渚「聖児くん、僕たちは賢人さんを止めに行こう。聖剣を持たない僕たちの方が戦いやすいでしょ?」
聖児「わかった。尾上さん!俺たちに行かせてください!」
晶彦「言うと思ったぞ。行ってこい。賢人にガツンと言わせてこい!!」
2人「「はいっ!!」」
そのまま2人はノーザンベースを離れた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
飛羽真は、布団に寝ている高嶺に向かって話しかける。
飛羽真「高嶺……。俺はどうしたらいいんだ……。」
そう言い、高嶺の手を握る飛羽真。
高嶺「とう……ま…。」
目を覚ます高嶺。
高嶺「あなたは強い……心配しないで。」
飛羽真「そんなわけない……!!高嶺も守れない俺なんかが強いわけないっ!!!」
泣きながら叫ぶ飛羽真。その姿を見た高嶺は飛羽真を抱きしめる。
高嶺「飛羽真。そんなこと言わないで……。私はあなたを信じてる…。あなたは私よりずっとずっと強い。だってあなたは、私のために賢人と戦ったじゃない。」
飛羽真「それはそう……だけど……。」
高嶺「あなたが本当に私の恋人で……良かった…。」
飛羽真「グラン・エプレのみんなは俺が……絶対守る。」
高嶺「私は守ってくれるあなたを守るわ。この約束、忘れないで?」
飛羽真「当たり前だろ。……高嶺、もう少し寝てろ?今無茶しようとしたら、俺が許さないからな?」
高嶺「……わかったわ。大切な恋人を怒らせる訳にはいかないもの。もう少しだけ寝ておくわ。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
叶星「私は……一体どうしたらいいの……?」
一人悩む叶星に、侑利は手を差し伸べる。
侑利「随分と悩んでいるようだな。叶星。」
叶星「それはそうよ…。大事な幼馴染と戦わなきゃ行けないなんて……私は嫌…。」
侑利「叶星……。」
涙を流す叶星の涙を拭う侑利。
叶星「侑利……くん…?」
侑利「この状況で…ここで言うのは少し申し訳ないが。俺は君が好きだ。君の隣で俺はこの力を振るうことに決めた。だから……俺と付き合って欲しい。」
叶星「はい…。喜んで……!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ゴースト「ぐっ……!!!」
ミチルは突如、苦しみ出す。
マスターロゴス「さすがの伝説の戦士様もここまでですか……!!」
ゴースト「いや……そんなことないさ。まだまだ行くさ。」
マスターロゴス「いいえ、あなたはここで終わりですっ!!!」
謎の大剣から、巨大な剣が現れ、ミチルを襲う。
ゴースト「ぐぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ミチルは大きく吹き飛ばされる。
ゴースト「くっ……なんという力だ……。面白い……!!!僕はまだまだ……戦える!!」
マスターロゴス「そんなに死にたいのですか……なら、お望み通り、殺して差し上げます!!!」
突如、赤いエネルギーの鞭がマスターロゴスを襲う。
??「させるかッ!!!」
マスターロゴス「なっ………!!!小賢しい真似を……。」
サガ「ミチルさん!大丈夫ですか!!」
助けに来たのは、大牙だった。
ゴースト「あぁ、助かったよ。」
サガ「間に合って良かったです。行きましょう、ミチルさん!!」
マスターロゴス「2人まとめて、始末して差し上げましょう。」
サガ「マスターロゴス……あなたは、正義を重んじるお方だと、聞いていました。そんなあなたが、自ら悪の道に走るとは……一体何を考えているのですか!!」
マスターロゴス「ハハハハハハハっ!!!私が正義を?バカを仰いますねぇ!!!私はずっと長い間、世界を見続けてきました。今のこの世界は面白いんですよ!!だって……
人々の悲鳴が聞こえるのですから。」
悪びれることもなく、平然と言うマスターロゴス。
サガ「何?!」
マスターロゴス「世界を破壊して、私好みの楽しい世界にするのが今の目的ですから!!もう、ソードオブロゴスなど必要ありません……。全て私が壊してしまうのですからっ!!!!!」
サガ「ならば……俺がその腐った性根を叩き直す!!キバット!!!」
『ガブリ!』
サガ「変身!!」
大牙は、サガからダークキバへと姿を変えた。
ダークキバ「サガーク、尾上さんたちの所へ報告を。」
サガーク「~~~。」
その命令を聞いたサガークはノーザンベースへと向かう。
マスターロゴス「私の性根を直す、ですか。そんなことがあなたに出来ればいいんですがねぇ!!」
ダークキバ「出来ればじゃない、やるんだ!!ミチルさんと一緒に!!!」
ゴースト「行こうか。大牙くん。」
ダークキバ「はいっ!!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
時を遡り……
飛羽真「尾上さんっ!!」
晶彦「飛羽真か。どうした。」
飛羽真「俺たちを……賢人の元へ行かせてください!!!」
高嶺「私からもお願いします。」
晶彦「だが……。」
叶星「お願いします!!尾上さん!!!」
晶彦「叶星の嬢ちゃん…。しかしそれは……。」
侑利「3人を行かせてあげないか?尾上殿。」
姫歌「私たちも行かせてください!!」
晶彦「侑利……。嬢ちゃん達……。」
飛羽真「お願いしますっ!!!」
晶彦「………わかった。俺も行く。グラン・エプレのみんな、行くぞ!!!」
飛鳥「了解しました。」
侑利「わかった。」
大秦寺「変身は出来ないが、ヒュージの掃討は任せろ…!」
叶星「グラン・エプレ、いえ……ソードオブロゴス、出撃よ!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
賢人「……誰だ。」
渚「久しぶりですね、賢人さん。」
賢人「お前か……。」
聖児「先輩たちの剣に手出しはさせない!!」
渚「行ける?聖児さん!」
聖児「はい!渚先輩!!」
『ガブッ!』
『R・E・A・D・Y』
2人「「変身!!」」
『フィ・ス・ト・オ・ン』
聖児はイクサ、渚はキバに変身。
賢人「ならば、お前たちを倒して、飛羽真達の剣を封印するだけだ!!」
『ジャオウドラゴン!!』
『誰も逃れられない!』
聖児はイクサカリバー、キバは素手で、カリバーへ攻撃を仕掛ける。
カリバー「くっ……。」
キバ「ふっ!!はっ!!たぁっ!!」
イクサ「はぁっ!!!せいっ!!」
カリバー「(なんだ…こいつら強い…!!)」
すると爆発音が響き渡る。
キバ「え?!」
大牙「ぐぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ミチル「ぐぁぁぁっ!!」
マスターロゴス「ハハハハハハハハハハハハハハっ!!!」
イクサ「マスターロゴス?!何故ここに!!」
マスターロゴス「もう私はマスターロゴスではありません。イザクと呼びなさい!!」
戦っていた渚、聖児、賢人は手を止める。そして賢人は視線をマスターロゴスに向ける。
カリバー「お前の目的は、闇黒剣月闇の未来予知で知っている。お前はここで排除するっ!!」
イザク「……出来損ないの貧弱剣士が、私に勝てるとでも?」
カリバー「関係ない!俺はお前を倒すだけだ!!」
イザク「ふん……ならば、この手で始末して差し上げましょう。」
謎の大剣で切り裂くイザク。
カリバー「ぐぁぁぁっ!!」
攻撃を受け、大きく吹き飛ばされる賢人。
イザク「やはり弱いですね…。あなたの父親はいい駒でした。私がひとつ、嘘を唆しただけで、裏切りを起こしたのですから…。ふふ…。」
カリバー「お前……!!!父さんにそんなことをぉぉぉ!!!」
イザク「ふふ、無駄ですよ。……行きなさい。『ヒュージ』!!」
装置を取り出したイザクは、そこからヒュージを出現させる。
カリバー「何?!」
イクサ「ヒュージ!?」
キバ「まずいね……これは。」
??「聖児くん!!渚!!」
声の方向を見ると…
叶星「遅れてごめんなさい!!」
渚「叶星!!グラン・エプレのみんなまで!!」
カリバー「叶星…高嶺…。飛羽真まで…。」
飛鳥「マスターのご尊顔を拝めると思ったら、まさか敵に回っているとはね。……灯莉達に手は出させない。」
尾上「マスター!!一体何を考えてる!!」
イザク「ククククク………アハハハハハハハハ!!!!!」
大牙「何がおかしい!!」
イザク「全て私の計画通り!!ここに全ての聖剣が集まりましたねぇ!!さぁ、絶望しなさい!!そして悲鳴を!!私に聞かせなさい!!!」
そう言い、イザクは本を開く。そうすると、聖剣が上へと集まる。
賢人「なっ!!変身が…!!」
灯莉「えっ?!ぼくたちの剣が!!」
紅巴「一体何が…!?」
イザク「ハハハハハハ!!!!!これで私は、神になるっ!!!」
そうして、イザクの手に、ひとつのワンダーライドブックが現れる。
『オムニフォース!!』
イザク「ふふふふふふふ……アハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
賢人「来て……しまった………!!未来は……変えられなかった…。」
イザクは本を開く。
『伝説の聖剣と、選ばれし本が交わる時、偉大な力を解き放つ!』
そのままベルトに装填し、ボタンを押す。
イザク「変身。」
『OPEN THE OMNIBUS FORCE OF THE GOD!
KAMEN RIDER SOLOMON!』
『FEAR IS COMING SOON!』
ソロモン「御覧なさい!!これが私の力です!!!」
そう言い、衝撃波を放つ。
全員「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
……To be continued
賢人の見た未来、それは、マスターロゴスが仮面ライダーソロモンとして世界を蹂躙する未来。それを止めるために、飛羽真、高嶺、叶星が消滅する未来。その未来を見続け絶望した賢人は、一つの可能性、3人の代わりに復活した自分がソロモンと相討ちになること。
ソロモンの誕生で劣勢になるソードオブロゴスのメンバー、そしてミチル。
ED:Argonavis『Pray』
次回、「生まれしソロモン、明かされる闇黒剣月闇の力。」