鎌使いの女性プレイヤーに迫られて逃げる男性プレイヤー   作:カブト丸

17 / 23
サブタイトルを考えて、これで良いのかと思い悩んだ結果。このサブタイトルにしました


人斬りに戻ったマサムネと狂人のピトフーイ、マサムネの死

とある開けた森の中で両手を縄で縛られ、口には喋れない様に紐で括られた女が2人いて男女の斬り合いがおっ始めていた。剣と剣の発する金属音が聞こえ、両者の顔には別々の表情をしていた。片方の表情は狂気と自分の死を顧みない顔をして、もう片方は相手を確実に殺す事しか考えていなかった。両者の剣と刀の鍔迫り合いが発生するが男は一歩引いて、相手の女も引いた

 

「最っ高、やはりあんたの殺気は最高だよ。その人を殺す様な目付き」

 

「楽しむ暇があったら念仏でも唱えたらどうだ?」

 

そうその男とはマサムネだった、今のマサムネは相手が男だろうが女だろうが容赦なく殺す。そしてマサムネが相手にしているのがピトフーイである、ピトフーイはマサムネの発言に歓喜極まりなく高揚感を震わせて

 

「さぁ早く私に死の感覚を味合わせてくれ」

 

ピトフーイはマサムネに生と死の間の感覚を味合わせてくれと言って襲うがマサムネはピトフーイに放った重い殺気を放ち、マサムネの重い殺気を感じ取ったピトフーイはマサムネとの距離を取り

 

「ビーター様の殺気が籠ると違うな」

 

「命が惜しくなったのならミトとアリスの麻痺毒の解毒ポーションを寄越せ」

 

「それは無理な話」

 

ピトフーイは剣を自分の目の前に翳して、マサムネはピトフーイの意図を即座に理解して

 

「この世界にも心の一方のスキルとしてあるとは───しかも影技“憑鬼の術”」

 

「へぇ、そんな事も知っているなんて驚きよ。まさか卑怯とは言わないよね」

 

「構わん、どんな技でも好きなだけ使え。だが──」

 

腰に差した鞘を取り出して刀を鞘に収めて、抜刀術の構えを取ってピトフーイを見て殺意ある言動を言い放った

 

俺が殺すと言った以上、お前の死は絶対だ

 

何故ミトとアリスが麻痺毒になって喋れなく動けないのか、マサムネとピトフーイが殺し合いをしているのか時間を巻き戻す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

74層のあるクエストを終えたマサムネとミトとアリスはある村に着いておっさんと話し合っていた

 

「若いの、よく俺の頼みを達してくれた。約束の()を渡してやる」

 

マサムネの前にウィンドウが開き、ウィンドウには刀が二つあった。マサムネはおっさんに質問を投げかけた

 

「何で二つあるんだ?一つじゃなくて」

 

「なに、これは些細なお礼さ。受け取れって」

 

「そう言うのなら受け取っておくよ」

 

マサムネはおっさんから受け取った刀をアイテム欄に収納して、アイテム欄を見て二振りの刀の名前を見た

 

「一つ目は悪食、二つ目は逆刃刀」

 

「ねぇマサムネ、その悪食の性能はなんて書いてあるの?」

 

「悪食の性能はって、何だこりゃ!?」

 

ミトは悪食の性能をマサムネに聞き、マサムネは悪食の性能を見るととんでもない性能だった

 

「この悪食の性能は攻撃力は半端ないが装備した時点で敵モンスターもしくはプレイヤーを倒さないと自分のHPを吸っていく代物だ」

 

「これはやばい性能というよりこの武器に殺されるのが落ちです、二つ目の刀は?」

 

「二つ目の性能は攻撃力はそんなに低くはないがプレイヤーを関してほとんど無害だが」

 

「無害だが何?」

 

マサムネは逆刃刀の性能を説明するが途中でやめて、ミトは逆刃刀の性能の続きが気になった

 

「敵モンスターに対しては完全に倒す事が出来ない」

 

「ハァ!?それじゃあマサムネが逆刃刀を装備している間は私とアリスが側に居ないといけないという訳じゃない」

 

「片方は敵を確実に殺さないと自分の命を吸う妖刀ともう片方はモンスターとプレイヤーの命を守る刀という訳ですか」

 

悪食はモンスターとプレイヤーのHP()を糧とするが逆刃刀はプレイヤーを無害でモンスターはHP1までは行くがそれ以上は無理という性能だった

 

「仕方ない、マイホーム()に帰るまで逆刃刀を装備して行くか」

 

マサムネは逆刃刀を装備してミトとアリスと一緒に家に帰ろうとしたらミトの方からメッセージが届き、差出人はアスナからだった。マサムネとミトとアリスはアスナの内容を見るとキリトの事でこっちに来てくれと内容だった

 

「アスナと合流して、キリトの元に行こう」

 

「私も同意見です、副基礎団長代理として行きましょう」

 

2人の意見は合致してアスナと合流してキリトの所へ行こうと行動に移すがマサムネの制止の声が出る

 

「待て!お前らは家に先に帰ってろ」

 

「何でよ!?3人で行った方がいいでしょう」

 

「確かに3人で行った方が良いかも知れない、だが敵が1人かも知れないし複数いるかも知れない」

 

「じゃあ何故そんな事を」

 

アリスはマサムネに問いかけるが意外な答えが返って来た

 

「安心しろ、俺はお前たちと違ってAGIを多少振ってるから」

 

「だからって自分1人で」

 

「な〜に、キリトを助けた後はアスナと共に早急に家に帰るってハナシ。記憶しとけ」

 

マサムネはすぐにキリトがいる55層に向かった、ミトとアリスはマサムネの後ろ姿を見てため息をついて

 

「全くマサムネったら親友の事になると自分の事は二の次なんだから」

 

「でもそんな所もまた彼の良い所なんですがね、マサムネを信じて帰りましょうか」

 

ミトとアリスは家に向かって歩き始めた、だがそんな彼女たちの後ろから忍び寄る影が近づいて2人はその影に気づかずにいた。そしてキリトはクラディールの策略で麻痺毒を侵されて剣を刺されていた

 

「どうよ?どうなんだよ!?もうすぐ死ぬってどんな感じだよ!?教えてくれよ、なぁ?」

 

キリトのHPバーが徐々に減っていき、キリトの脳裏には走馬灯が駆け回って行くが

 

「おい、何とか言ってくれよ?本当に死んじまうぞ?」

 

クラディールはキリトに刺している剣を抜き、再度刺してキリトはアスナの顔を浮かび上がり。剣を掴み抵抗し始めた

 

「何だ、やっぱ死ぬのが怖えってか?」

 

「あぁそうだ、死ねない」

 

キリトはアスナと会うまでは死ねないと言って、クラディールはそんなキリトを見て右手で顔を抑えながら笑い始めて

 

「そうかよ、そうこなくっちゃなぁ」

 

クラディールは剣をキリトの腹部に刺しながら押さえつけ、キリトは抵抗するがHPバーは減る一方で

 

「死ね!死ねぇ!死ねえええええええぇぇぇぇぇ」

 

キリトは目を瞑りながら抵抗するが徐々に抵抗する力を緩み諦めかけた瞬間

 

「テメェがな」

 

聞き覚えある声が聞こえ、目を開けるとクラディールの両腕を両断されていた。その人物はよく知っている奴で其奴は腹に刺さっている剣を抜いてすぐにその辺に放り投げて。遅れてアスナが来て回復結晶を使い、キリトのHPは完全に回復して

 

「この屑野郎、死ぬ覚悟はあるんだろうな!?」

 

マサムネは殺気をクラディールに放ち、クラディールはマサムネの殺気に受けているはずなのに何故か不気味な笑みを浮かべていた

 

「やはり来たって事はあの2人は」

 

「なにを訳のわからん事を言ってやがる」

 

「知らねぇのか?俺はお前向けにメッセージを送ったはずだぜ」

 

クラディールはマサムネに向けてメッセージを送ったと言うが本人はと言うと

 

「そんなもんは知らん!!」

 

「ハァ!?知らんって普通は見るだろうが!?」

 

「テメェの頭で俺を測るんじゃねぇ」

 

そう普通のプレイヤーなら見るがマサムネは知らないプレイヤーのメッセージなどは見ない方なのだ

 

「取り敢えず死ぬか?どんな死に方が良い?カッパか落武者か」

 

「何で死ぬ方向性に行ってんだよ、しかも何だよ?カッパと落武者って!?」

 

クラディールはマサムネに問いかけるが当の本人はメニュー欄を操作して、そうマサムネは武器を変えていたのだ

 

「それじゃあ、お前はカッパになれぇ。来世はカッパだぁ」

 

マサムネは悪食を鞘から抜き、抜いた悪食の刀身はクラディールの頭蓋を横一文字の様に切って

 

「どういうこと?!」

 

クラディールはその言葉だけ言い残して、クラディールのアバターは散った。マサムネは悪食から逆刃刀に装備し直してからキリトとアスナの元に行き

 

「キリト、大丈夫だったか?」

 

「大丈夫じゃない、もう少し早く来てくれよ」

 

「そんだけ無駄口を叩けば大丈夫だろう」

 

マサムネはキリトに手を差し出して、キリトは差し出されたマサムネの手を掴んで立ち上がり

 

「大丈夫じゃ無いよ、私は凄く心配したんだから。特にキリト君」

 

「心配されてんぞ、キリト。お前も隅に置けないな」

 

アスナはキリトの事を心配して、マサムネはそんなアスナを見て。キリトに向けて満面な笑顔をした

 

「他人事だと思って──」

 

と続きを言おうしたらマサムネの方からメッセージが届く音が聞こえ、マサムネはいつも通りにシカトしようとしたら

 

「見なくても良いのか?」

 

「別に良いんだよ、見なくても」

 

「でも見た方が良いよ?マサムネ君」

 

マサムネはキリトの言葉を遠慮するがアスナの言葉にため息をついてメニューを表示して、メッセージを見るとそこには縛られたミトとアリスの画像が添付されていた。キリトとアスナもその添付された画像を見て驚きを隠せなかった

 

「酷い!?何でこんな事を」

 

「こんな手口をするのは奴しか居ない」

 

アスナは口を両手で押さえて、キリトは手口を見て思い当たるのは奴しか居ないと言うがマサムネはその添付された画像を見ても静かだった。するとキリトとアスナは重い空気と静かに自分の体が重くなる様な感覚を感じ、マサムネの方へ見ると冷静であるが見るからにして静かだが怒りに満ちていた。マサムネはキリトとアスナを置いて何処かに走り去って行った

 

「ちょマサムネ!?待てよ」

 

「マサムネ君?!」

 

キリトとアスナはマサムネの後を追いかけ始めた、だが距離は離れて行く一方だった

 

「やばい!今のマサムネは怒りで身に任せている」

 

「でもあの添付されたあの2人の場所は分かるのかしら?」

 

「分からない、けどマップを開いてマサムネ(あいつ)の位置をモニターすれば追いつけるはずだ」

 

所変わってミトとアリスを捉えて縛り上げた人物は

 

「おいおい、そんな怖い顔をすんなって可愛いお顔が台無しじゃねぇか。えぇ?血盟騎士団副団長代理さんと死神さんよ」

 

「こんな事をして、何のつもり?」

 

「まだ自分の置かれた状況をまだ分からないのかよ」

 

ミトと話していたのはPoHだった、以前笑う棺桶(ラフィン・コフィン)のメンバーを捕縛したがPoHの姿がなく。幹部であるジョニーやザザと残りのメンバーだけが捕縛する事は成功したがPoHだけは姿を眩ませていた。

 

「あんたなんかマサムネが倒してくれるわよ」

 

ミトの発言にPoHは手を顔に押さえて笑い始めて、ミトにこう返した

 

「あいつが俺に勝つって?今の奴は俺どころか此奴でも殺せん」

 

出てきたのは女プレイヤーだった、ミトとアリスはその女プレイヤーとは初対面で女プレイヤーの名はピトフーイである

 

「ボス、マサムネがこっちに向かってます。あと数分で辿り着きます」

 

「そうか、じゃああとは任せるぞ。ピトフーイ」

 

PoHはピトフーイに任せて自分はこの場を去り、アリスはピトフーイと呼ばれたプレイヤーに声をかけた

 

「何故貴女はあの男に言いなりになっているのですか?」

 

するとピトフーイは人が変わったかの様に表情を歪ませて

 

「ウルセェんだよ、餌は餌らしくジッとしてろ。お前らはマサムネの怒らす為の餌なんだよ」

 

「餌って私やアリスはそんなんじゃ無い」

 

「まぁ良いや、良い事教えるわ。何であんたらを拉致したのかって言ったらもう来たのか案外早いじゃない」

 

ピトフーイが2人に拉致した理由を教えようとしたら、ピトフーイの見る視線の先にはマサムネだった。マサムネの表情にはいつも優しい表情ではなかった

 

「良い目だ!殺し合いにはもってこいの話だ、えぇマサムネ“先輩”」

 

「貴様の戯言にはどうでも良い、だがあの時ミトとアリスを先に帰らさずに俺と一緒に居させなかった自分自身に憤りさえも感じている」

 

マサムネは逆刃刀を抜き、ピトフーイの片手直剣を抜いて。マサムネの刀を見て大笑いをした

 

「そんな刃と峰が逆の刀で私をどう殺す訳?」

 

「好きなだけほざけていろ、貴様は俺の事を知っている様だが全てを知っている訳でもあるまい」

 

「さぁ殺し合いを洒落込もう」

 

両者が一斉に動き、自分の得物を持って敵を殺すだけ。ピトフーイはマサムネに向けてヴォーパル・ストライクを放つがマサムネは簡単に躱してその遠心力を活かしてピトフーイの背中に叩き込んだ

 

「最っ高だよマサムネ、さぁ私に死の感覚────いや死を味合わせてくれ」

 

「御託は良い、お前の死なんて興味なんて微塵もない」

 

ピトフーイはマサムネに向かって跳躍しながら上段の構えを取り、マサムネは跳躍したピトフーイが上段の構えを取る事を確認して。躱せる用意をするが突如ピトフーイは上段の構えから突きの構えを変えて、マサムネは咄嗟の事で対処が遅れて躱し損ねて肩に深く刺さり。すぐさまピトフーイの上段蹴りがマサムネの顔に直撃を喰らい、マサムネは吹っ飛ばされ

 

「マサムネっ!?」

 

アリスは吹っ飛ばされたマサムネの名前を呼び、ピトフーイは倒れたマサムネを見て。落胆してし始めた

 

「これが私が求めた人なの?興醒めね、もう貴女達には用済みね」

 

ピトフーイは2人に喋れない様に布で抑え付けて、距離を離れて麻痺毒の投げナイフを2人に投げて。最初の1本はミトに当てて。2本目はアリスに当てた

 

「さて最後はこのダメージ毒の投げナイフを投げ付ける作業ね」

 

ピトフーイはダメージ毒の投げナイフをミトとアリスに投げると言い出したのだ、倒れたマサムネは立ち上がり。ピトフーイは立ち上がったマサムネを見て

 

「まだやる気?まだやるんだったらその剣で言ったらどう?」

 

するとマサムネの姿が消えて、ピトフーイは消えたマサムネを探そうとした瞬間。突然自身の顔に刀が叩き込まれ1、2回転する程回転して倒れて

 

「何今のは剣速はおろか姿が見えなかった」

 

背中を向けたマサムネはピトフーイがいる場所に振り向き、マサムネの顔は完全に当時の顔になっていた

 

お喋りの時間はないんだ、殺してやるから。さっさとかかって来い!

 

そして現在()に至る、ピトフーイは剣の道こそは疎いが用語ぐらいは知っていた

 

 

「(抜刀術、詳しくはないが神速と言われている。だが私ならイケる)」

 

ピトフーイは抜刀術の構えを取るマサムネを猛進して、マサムネは未だに抜く動作はなく。そして間合いに入ったピトフーイに向けて抜刀した

 

「(逆刃刀での抜刀術はこの速度は速い───が躱せる)」

 

片方の足に力を入れて何とか上体を逸らし、髪の毛が掠める程度になった

 

「私の勝ちだ、そしてこれでお終いだビーター」

 

ピトフーイは確信を持ってマサムネに向かって剣を振り下ろしあた────らなかった、ピトフーイの右腕の関節を鞘がヒットしていた。ピトフーイは余りの痛みでその場に倒れ込み

 

「何よ、今のは」

 

ピトフーイは聞き、マサムネはピトフーイの問いに答えた

 

「飛天御剣流抜刀術『双龍閃』、逆刃刀が抜刀術に向かないのは重々承知の上だ。これ以上はお前に喋っている時間はないがこれでお前の人生の終わりだ、死ね

 

マサムネは逆刃刀の峰から刃に切り替え、大きく振り翳した。ピトフーイは目の前にいるマサムネとそして迫り来る死を直面した、静かな風のみが吹いて。ピトフーイは中々振り下ろしてこないマサムネに聞いた

 

「どうした?何を躊躇っている、簡単だろう?冥土の土産に此処をズバッとくれよ」

 

ピトフーイは残りの左腕を動かして、脳天を指さして斬ってくれと言って。そんなマサムネは

 

「そうだな、お前に土産などくれたくもないがミトとアリスを傷付けた者は誰だろうが殺す」

 

「そうだ!あんたの凶刃を私に味合わせてくれ」

 

死ね

 

マサムネはその一言と同時に逆刃刀をピトフーイの脳天に振り下ろし始めた、ミトはマサムネがピトフーイに斬り掛かるなか。ミトの脳裏にはいつも変わらない優しいマサムネが映り

 

「(此処でマサムネを止めないと二度と戻れない所まで戻れなくなっちゃう)」

 

ミトは麻痺毒の状態で無理に縛られた両腕を動かし、口で抑え付けられた布を何とか外して大声でマサムネを制止の声を上げた

 

駄目ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ

 

マサムネはミトの声でピトフーイの脳天ギリギリで止めて、ミトの方を見て逆刃刀を収めながらミトとアリスの元へ走って

 

「ミト、アリス!?」

 

「私なら大丈夫、アリスの麻痺毒を治してあげて」

 

「あぁ、分かっている」

 

ミトは自分の事よりもアリスの麻痺毒を治してとマサムネに頼み、マサムネはミトの頼みを聞き。2人分の解毒結晶を取り出して2人に翳すと麻痺毒は消えて、マサムネはミトとアリスの縛られた布を解いて

 

「ミト、アリス、すまない。こんな事なら一緒に連れて行くべきだった」

 

マサムネはミトとアリスに謝罪をするがアリスはそんなマサムネを快く許した

 

「いいえ、マサムネ。貴方が謝る必要はありません」

 

「アリスの言う通りよ、だから自分を責めないで」

 

ミトとアリスはマサムネの事を許すと言うがそんな3人に近づく影が

 

「よせ、ピトフーイ、今のお前は自尊心はズタボロの筈だ」

 

「まだ私は負けていないッ!」

 

ピトフーイはメニューを表示して操作し始めて、マサムネに決闘を送り付けた。しかも完全決着モードだった、それを見たマサムネは

 

「何故そう迄して死に拘る?」

 

マサムネはピトフーイにそう問いを投げつける、ピトフーイはマサムネの問いかけに対してなのか苦悶の表情を変え

 

「拘る?拘るですって!?拘るに決まってるでしょう!生まれつき病弱だった私は毎日の様に苦しみを味わいながら生きて、こんな苦しいのなら死んだ方がマシよ!!」

 

ピトフーイは胸の内に秘めているものをマサムネを見て、吐き出した。マサムネはそんなピトフーイを見て、立ち上がってピトフーイの元を近付いて殴り飛ばした

 

「死んだ方が良いなんて軽々しく口にすんじゃねぇ、お前の送った人生は分からねぇがそれでもお前に生きて欲しい奴がいる筈だ」

 

ピトフーイはマサムネに殴られてた箇所を抑え、マサムネの言葉に何故か心に響いていた。ピトフーイがソードアートオンラインをする前、自分の祖父母の事を思い出したのだ。病弱の自分を看病をしていた祖父母の事を

 

「それに俺はお前と違って自分の死期が近付いているのさ」

 

ミトとアリスはマサムネの発言を聞いて驚いていた、ピトフーイも例外では無い

 

「マサムネ、今のはどう言う意味?死期ってどう言う事」

 

「そうです!不吉にも冗談は辞めてください」

 

「冗談でも不吉でもねぇさ、3人で星を見ただろう?北斗七星を」

 

「えぇ、確かに見たわ。それがどうしたって言うのよ」

 

ミトとアリスはマサムネが口にした『死期』と言う言葉を言って、冗談は辞めてと言うが本人は冗談ではないと言って。マサムネはミトとアリスに一緒に星を見た事を言って

 

「見ちまったんだよ、死兆星をな」

 

「死兆星?」

 

「あぁ、北斗七星の傍にある星さ、死兆星を見た者は近い内に死期が訪れるのさ。それが仮想世界だろうと」

 

マサムネは自分のHPバーを目をやるとレッドゾーンに入っていた、ピトフーイとの戦いで減っていたのだ

 

「取り敢えず、サッサと此処から離れねぇとな」

 

マサムネはミトとアリスを連れて、この場を去ろうとしてマサムネはピトフーイを見て

 

「お前も来るか?」

 

ピトフーイにそう告げるとマサムネの背後からか一本のナイフが飛んできた、当然マサムネを含めてミトとアリスとピトフーイはそのナイフに気付いておらず。一直線にマサムネの背中に刺さり、マサムネは表情を出さずにHPバーを見ると

 

「チッ、俺の命運は此処まで…………か」

 

マサムネはその言葉だけを残してポリゴン片となり散って、ミトとアリスはマサムネの体がポリゴン片となり。その光景を見て悲鳴を上げて、キリトとアスナは来た時には既に手遅れだった。ミトとアリスはその場で泣き崩れていて

 

「マサムネは………死んだ、………のか」

 

突如森の中からPoHが現れて、キリトとアスナはPoHを見て

 

「お前が殺ったのか、PoH」

 

「あぁ、いずれお前もあいつの後を送ってやるよ」

 

PoHはそれだけを言って森の中に消え去った、キリトはPoHの後を追いかけようとするが今は堪えて。今はミトとアリスの事を最優先にして

 

「お前はどうするんだ、ピトフーイ」

 

キリトはピトフーイに声を掛けて、ピトフーイはキリトに声を掛けられ

 

「私は──その2人に償いをしなければならない」

 

ピトフーイはミトとアリスを見て、原因を辿ればマサムネを殺したのは自分であると思っている。ピトフーイはキリト達の元に近付いて、この2人に償いをしようと心に決めたのであった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。