鎌使いの女性プレイヤーに迫られて逃げる男性プレイヤー 作:カブト丸
キリト──和人は茅場から受け取ったザ・シードをマイクロメモリーにしまい、家を出て病院にいる明日奈の元に行こうとして自転車に乗り。直葉は病院に行こうとする兄の元へ行き
「お兄ちゃん、行くの?明日奈さんの所へ」
「あぁ、明日奈の元へ行って。終わったら……
和人が彼奴と言っていたのは村正の事だった、エギルを除いてSAO組は村正の事を死んでいると思っており。和人は自転車を漕いで病院の駐輪場について、病院の中に行こうとすると人影が現れて避けようとしたらそいつの右手に握られたサバイバルナイフに右上腕部を斬られて血を流して
「遅いじゃ無いか、キリト君」
そう和人を右上腕を斬ったのは須郷だった、和人は須郷を見て
「お前は!?」
「僕が風邪を引いたらどうするんだよ、フフフッ」
須郷は和人を殺す為にずっと待っていて
「須郷、お前はもう終わりだ。大人しく法の裁き受けろ」
和人が須郷に大人しく捕まり法の裁きを受けろと言うが、須郷はまだ諦める筈が無かった
「終わり?何が?僕を欲しいって企業が山ほどいるんだ」
須郷が続きを言おうとすると別の方向から声が上がる
「待てよ、そんな下衆────外道に世界の法の裁きなんて緩いぜ」
和人と須郷は声がする方向へ顔を向けると白
「誰だ?お前は、法の裁きが緩いって?」
和人が
「その外道にはこの世に生まれた事に地獄を遭わせるんだよ、こんな風に──なっ!」
「サッサと行けよ、
「さて、出番ですぜ。
「分かった、その外道はこの
村正は伊集院の事を旦那と呼び、伊集院は
「あとは和人と明日奈の2人きりだから、俺はクールに去るぜ」
村正はその場を去って、和人と明日奈の時間にさせるのであった、
〜2025年5月16日 金曜日〜
場所はトレセン学園の教室、SAO生還者達が通う学校で何故生還者達がトレセン学園に通っているかと言うと菊岡が手を回し込んだ事だった。和人は1人で座っている明日奈を見つけて、明日奈も見ている和人に気付いて笑顔を見せて。和人も答えるかも様に笑顔で明日奈の元に近づき
「お待たせ、明日奈」
和人は明日奈の隣に座りおっさんの様な事を言って、明日奈はそれを注意して。和人はふと須郷の事を思い出していた
「あいつ──須郷は、今何をしているのだろう」
和人は須郷の事で考えていた、世間では須郷は現在消息不明になっていたが時が経って。記憶から忘れさせていた、その須郷は伊集院の拷問を兆倍にして受けて死んでいた。レクト社は須郷の悪巧みが露呈して倒産した、そんな2人を見ていた4人が居た
「里香さん、もうちょっと静かに飲んでくださいよ」
「だってさぁ、キリトの奴あんなにくっ付いて。けしからん学校で」
「趣味悪いですよ、覗きなんて」
里香は明日奈とくっ付いている和人に羨ましがり、シリカこと圭子は里香に注意をして。その2人を見てクスクスと笑う者が居て
「ちょっと、アリス!なんで笑うのよ」
「すみません、里香があんなにも嫉妬するなんて思いもなかったから。つい」
「まぁ良いじゃない?惚れた男に羨ましがるなんてまだ良い方じゃない」
深澄は笑うアリスにフォローをして、それでも里香は未練がましく椅子に座り
「こんな事なら1ヶ月休戦協定なんて結ぶんじゃなかった」
「リズさんが言い出したんじゃないですか、1ヶ月だけあの2人にラブラブさせてあげようなんて。甘いんですよ、全く」
圭子と里香はため息を吐き、里香は圭子と深澄とアリスに例の件を聞いた
「あんた達は今日のオフ会行くの?」
圭子と深澄とアリスの答えはとっくに出ていた、里香は続けてこんな事も言い出したのだ
「なんかエギルが私達やキリトとアスナにサプライズがあるって言ってたわよ」
「サプライズ?」
「どんな?」
深澄とアリスは里香に聞くが里香は2人の問いに答えた
「それが私も聞いても秘密って言われて、でもヒントを教えてくれたけど」
「ヒントですか?」
「何でも私達がよく知っている人だって」
里香はエギルに教えてと言うが秘密と言って、ヒントだけ教えてもらって。何でも里香達がよく知っている人物だといっていた。そして当の村正はと言うとトレセン学園に居て、父親の元で臨時のサブトレーナーとして動いていた
「じゃんじゃん動けよ〜」
ウマ娘の両足には26貫*1の錘を付けさせて走りさせていた
「遅いぞ、そんなんだとカタツムリに追いつかれるぞ」
学生が帰宅時間になり和人と明日奈と直葉の3人はダイシー・カフェに足を運んでいた、直葉は兄と横にいる明日奈を見ていると和人に声をかけられ
「なぁスグ、エギルと会った事あったけ?」
「うん、向こうで2回ぐらい一緒に狩りしたよ。おっきい人だよね」
「言っとくけど本物もあのまんまだけどな、心の準備しとけよ」
和人は直葉に心の準備する様に言って、直葉は笑顔を見せるが表情を曇らせてダイシー・カフェに到着して。店の中に入ろうとして扉を開けると既にメンバーが集まっていて
「おいおい、俺たちは遅刻してないぞ」
「へへっ、主役は最後に登場するものですからね。あんた達には割と遅い時間を伝えたのよ」
里香は和人の手を取って、和人を台座に上げて。里香はマイクを取って
「それでは皆さん、ご唱和下さい。せ〜の」
『キリト、SAOクリアおめでとう』
ダイシー・カフェに居るメンバーが和人にSAOクリアおめでとうと言って、和人の後ろに垂れ幕が下りて。和人は困惑して、カウンターに座ってエギルに注文の声を掛ける
「マスター、今日の事が忘れるぐらいの度が高い酒を頼む」
和人がエギルに注文するとグラスに氷入りのウーロン茶が来て、和人の横にクラインが座り。モノホンの酒をエギルに注文した
「エギル、俺には本物をくれ」
「クライン、良いのかよ?この後会社に戻るんだろ」
クラインは和人の言葉を聞いて、酒を飲んで
「残業なんか飲まずには入れるかってんだ、それに」
クラインは後ろを振り向き女性陣をふしだらな目で見ていると
「クライン、ふしだらな目で見るのは辞めてくれる?見て良いのは村正だけよ」
「そうです!例え村正が死んでも私の心にいますから」
「酷い言われ様だな、クライン」
クラインは深澄とアリスに精神攻撃を食らい、ブルーの気持ちになって。それからザ・シードの件の話が進む中、エギルは両手を叩いて。全員はエギルの方へ見て
「さて、今日は集まって貰ったが、皆にはとっては驚く様な事だろうがちゃんと目を開いて見てるよ。出てきてくれ」
エギルがカウンター奥に向けて、声を掛けると村正が出てきて。和人は一度面識はあったがシーンとなり、村正は静かになった全員に
「何ボ〜っとしてんだ、もっと騒いだらどうだ?それともこの静かな感じが良かったのかってハナシ」
「?」
深澄は初対面である男に不思議に思い、語尾に『ってハナシ』をつける人といえば村正しか思い当たらず。アリスも深澄と同じ考え方をしていた、村正は不思議そうな表情をした深澄を見て
「な〜にボケっとしてんだ?深澄、まぁ仕方ねぇか姿が違うんだからな」
「さっきから何の話をしてるのよ」
里香は村正に何の話をしているのかを聞く、村正は里香を見て
「相変わらずだな、まだキリトの事は好きなのか?」
「なっ!?」
里香は村正の発言に顔を真っ赤にして、次はシリカを見て
「シリカ、ピナは元気にしてっか?」
「はい、元気にしてますけど」
圭子は村正にピナは元気にしてるかと聞かれ、元気にしてると言って、キリトとアスナを見て
「相変わらずキリトは
「おい、初対面同士なのにディスるなよ!」
「大丈夫です、キリt──和人君はちゃんと見てますから」
「(なんか固いなぁ〜)」
「にしてもクライン、お前は野武士面が似合ってるな」
村正はクラインに野武士面が似合ってると言うと
「野武士面が似合ってて悪かったな」
すると深澄が村正に声を掛けた
「さっきから貴方、何者よ」
深澄は姿が違う村正に何者かと問いただすと
「俺か?俺は村正、伊達村正だ」
村正は自分の名を口にして、数秒静かになり、エギル以外の者が声を上げて
「嘘だ!?貴方が村正の筈が無い!」
「いや、本当本当」
村正は本人だと言うと扉が開き、入ってきたのは芦毛のウマ娘だった
「村正サブトレーナー、此処に居たんだな」
「オグリ!?何で此処に?」
「村正サブトレーナーの匂いを辿ってみたら、此処に着いた」
オグリは村正の匂いを辿ってダイシー・カフェに着いて、続いて誰かが入ってきて、
「サブトレーナーさん、此処で居たんだね」
「フジ!?お前もか!」
入ってきたのはフジキセキだった、オグリとフジが村正の元に近寄って話をしていると深澄とアリスの中に燃えたぎる激情が膨れ上がり。村正は深澄とアリスの方へ向くと
「オグリ、フジ、ちょっと良いかい」
村正はオグリとフジに少し離れると言って、深澄とアリスの元に行き
「そんな嫉妬する様な表情をするなって、可愛い顔が台無しになるぞってハナシ」
村正は深澄とアリスの頭を優しく撫でて、深澄とアリスは村正に撫でられると何故か落ち着く様な感覚になり。オグリとフジが村正が深澄とアリスを撫でている姿を見て
「サブトレーナー、私にもやってくれ」
「サブトレーナーさん、私にもやってくれないかい」
オグリとフジが村正に撫でる様に要求すると深澄が村正の腕を自分の腕に抱きついて
「駄目!!村正は私の物なんだから」
「へっ?」
村正は変な声を出して、和人はこの光景を見て。やっと村正だと認めて
「どうやら本物のマサムネだな、にしてもこの後。深澄が村正だと認識したら凄いことが起きるぞ、アリスもだけどな」
「どう言うことなの?和人君」
「ほら、あいつが本物のマサムネで他所の女と喋ったりとかしたら。深澄やアリスがどうなると思う?」
明日奈は和人の言葉を聞いて、考えるとハッとなり
「それは大変な事になるよ、きっと」
明日奈は和人の発言で深澄とアリスがヤンデレである事に、そして村正がどうなる事なんて予想もつく筈
「なぁ、いい加減離れてくれよ」
村正は腕に抱きついている深澄を離れる様に言うが
「駄目」
村正は強硬手段に出て、空いている手を深澄を離す様に顔を押して。深澄は抵抗し始めて
「ええい、いい加減に離れんか!このヤンデレ娘。俺はな愛が重過ぎる女が大っ嫌いなんだよ!お前みたいにSAOにいた頃、いつもいつも俺の事を性的に襲いやがって。現実世界だったら妊娠案件だぞ」
村正のこの発言によって自分が村正本人だと言っている様な物で、深澄はこの発言を聞いて力を抜いて押されられる感じになり。と同時に深澄は自分でもよく分からない感情が激しくなって、深澄は村正の顔を見て。村正は深澄の表情と目を見ると表情こそは笑っているが瞳だけは光が完全に消えていた
「へぇ、あんたは生き返っている間。私やアリスの事をほったらかしにしてこのウマ娘たちとイチャイチャしてた訳だったんだ?」
深澄から燃えたぎる怒りと殺気が漏れて、オグリとフジは深澄の殺気に当てられて
「どうやら私は場違いの様だから帰ろう」
「私も」
オグリとフジはそそくさとその場から逃げて、村正は怒り心頭の深澄を見て
「誤解だって、行こうと思えば行けたけど俺が行けば何かと終わりそうな感じがして」
「で?言い訳はそれだけですか、別に良いですよ。どんなに言い訳しても」
怒っているのは深澄だけでは無くアリスもだった。村正はそんな2人を見ていつもの如くその場を逃げようとすると
「おっと、男なら潔く深澄とアリスに怒られなさい」ニヤァ
「そうだぜマサムネ、男なら。男に生まれたのなら受けるしか無いよな」
里香とクラインは出入り口を封鎖して、村正にはもう逃げ場は無くなった。そして村正の両腕を深澄とアリスが掴み
「さぁお説教の時間です、ア・ナ・タ」
「泣いても許さないから、覚悟するのね。村正」
2人は笑ってはいるが瞳の光が消えた状態で村正を説教という名のOHANASHIが始まった
「今日も平和だなぁ、明日奈」
「そうだね、和人君」
和人と明日奈はOHANASHIを受けている村正をジッと見ていた
「あぁぁぁ、悪夢だぁ」
村正の悲痛な悲鳴がダイシー・カフェ内に響いたのであった