デレカフェ
…紅茶飲みたい。
カフェに頼むかぁ…
「カフェ〜…紅茶を注いでくれないか〜?それか新作の薬を飲んでおくれよ〜」
「…じゃあ薬飲みます」
「そうかぁ…うん?」
…カフェが近付いてくる…薬…?
…飲んだ!?えぇ!?カフェが!?
「んく…んく……ふぅ、で…この薬の効果と副作用は何ですか?」
「…これはそのまま…自白剤をちょっといじって本音が出る薬にしただけの……副作用は…猫みたいになるな…モルモット君で試したけど」
「なるほどなるほど……タキオンさんは私よりトレーナーさんの方が大事なんですね〜…ふん!」
「え、えぇ〜!?」
「私はこんなにも!貴女を愛してるのに…遠回しに言っても気付かないんですから……酷いです!」
「え、えぇ…?えぇ…?そ、れは…本当…か…」
「…引きました?引いたならいいですよ、私は貴女の幸せが第一ですから」
「いや、引いてなんかないさ……カフェ、おいで」
「…?」
カフェはそのままソファに横になっている私の上に乗ってくる。
……その、なんだ…意図せず見下されるような感じになってしまった……
「……撫でていいかい?」
「…どうぞ」
ずい、っと差し出された頭。
ウマ耳がピコピコと動いてるし、尻尾も落ち着きがない。
優しくなでると、耳が横に倒れて気持ちよさそうにしている。
……抱きついてきたんだけど、いや……うん、いやじゃないけど…
その…私の心臓の音…うるさいと思うよ…
まぁ…その……うん。
「…うるさいですね、この心臓……もしかして、恥ずかしいとか、思ってます?」
「…うるさい……察してくれよ…」
「…なるほど…!…なるほどなるほど…!……つまり両想いってことですよね?ね?」
「……知らないぞ!私は!」
「両想いなら何してもいいですよね…ふふっ…その唇、頂きます」
「え?ちょ…」
!?……柔ら、かい……?
ちょ…あの……
「はむ……ん……ぅ…ふぅ……どうです?私のキス…」
「……その…」
「…反応悪いですね…もう1回」
「いや、いや…いい…また今度…な?」
「…はい……じゃあ頭、撫でて下さい」
「…勿論……カフェの髪の毛はサラサラしてるねぇ…」
「…貴女が美容に何も気を使ってないから……それもいいですけど…」
「んん゛……眠くなってきた…カフェ…一緒に寝るか…」
「…いいですよ……抱き締めてください」
「…よしよし……ぎゅっ………すぅ…」
「…えへへ……すぅ…」
──────
「あぁぁああぁ!!!!!!!タ、タキオンさん!!!!!!き、きき、昨日のことは忘れて下さい!!!!!!!!!」
「…昨日のこと?なんのことだかねぇ」
「嘘ですね!!!!!!タキオンさんが嘘吐いたときは目を逸らすんですよ!!!!」
「……その…上手だったよ……//」
「あっああぁあああ!!!!」
「というか、別に……私はカフェが好きだし、カフェも私のことが好きなんだろう?」
「……ふ、ふふ…そうですね…無理に考えた私がダメでした……タキオンさん…覚悟して下さいね…」
「…あ、ちょっ、ちょっと私は用事を思い出したから行ってくるよ!!」
「今日何も用事がないって言ってたじゃないですか!!!!逃がしませんよ!!!!」
「ちょ、やめ……あっ」
「…タキオンさん、覚悟…しておいて下さいね?」