仗助と4人の美少女   作:アッシュクフォルダー

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第四部 第三話 仗助の歓迎会

仗助は杏に連れていかれて、

遥とこはね、みのりと出会った。

 

「こ、この人たちが…」

 

「そうだよ!こはね~!待ってたよ!今日もカワイイな~!

それに、遥に、みのりちゃん!」

 

「花里みのりですっ!よろしくね!仗助くん!」

 

「桐谷遥です。よろしくね。仗助くん」

 

「それじゃあ、今日は、楽しもうね!」

 

「お、おう…」

 

「それじゃあ、仗助くんの歓迎会に、レッツゴー!」

 

「おっ、おーっ!」

 

ここは、杏のお父さんが経営しているカフェだ。

 

「この新メニューのバナナ&マンゴーパフェ、

すっごく、美味しいよ!

しかも、高校生でも手が届くようなお値段だよ!」

 

「そ、そうなんすか…あの…杏さん、つかぬことを、

聞いてもイイっすか…?」

 

「どうかしたの?仗助くん?」

 

白石杏は、今、パフェをスプーンで一口掬い、

それを、仗助に差し出した。

 

要は、あ~ん、して、の状態だった。

 

「なんで、俺にスプーンを差し出すっすか?」

 

「え?仗助くんに、食べさせるためだよ?」

 

「じ、自分で食べるっすよ!」

 

 

誓って言うが、仗助は、杏と付き合っていない。

こはねやみのり、遥とも付き合っていない。

 

 

杏と仗助は、ただのクラスメイトである。

 

みのりが、仗助の分にと、

スプーンで、パフェを掬い、そのまま、仗助に差し出す。

 

「仗助くん!わたしからも!」

 

「えっ?みのりさんまで!?」

 

「だって~仗助くん!カッコいいもん!」

 

わからない…何でだー!

なんで、この女の子たちは、俺を狙っているんだ!?

 

 

東方仗助は、この4人に、

 

白石杏に、小豆沢こはね、花里みのりに、

そして、桐谷遥に狙われていた。

 

いくら、恋愛経験が乏しくて、疎い仗助が、

ここまで、隠しきれないほどの、好意を向けられている。

 

自分は、どうしたらいいのか、一切わからなかった。

 

「仗助くん!はい!」

 

「こ、こはねさん!?」

 

「ねぇ、仗助くん、食べさせてあげる!」

 

「は、遥さん!?」

 

「ねぇ、誰を選ぶの?」

 

「ちょっと待って!なんで、俺の争奪戦になっているっすか!?」

 

「だって、カッコイイから、彰人や冬弥よりも」

 

「でも、仗助くんは、わたしの仗助くんだよ?」

 

「み、みんなには、仗助くんは、渡さないよ!」

 

「仗助くん、イケてるし、優しいから、付き合いたい」

 

「そうそう、彰人や冬弥と違って、紳士だし、

他の男子たちと大違いだし!

この前なんか、趣味の話をしていても、

ちゃんと、真面目に聞いて、リアクションもしてくれるし」

 

「話していて、楽しい男子って、ポイント高いし!

彼氏にするなら、断然、仗助くんね!」

 

(いや待て、俺、シブヤの街にやって来てから、

まだ、数週間しか、経っていないのに、

どーして、美少女たちに、好意を向けられているっすか!?

頭がグレートにオーバーヒートっすよ…こりゃ…)

 

「ねぇ、今度、デートに行かない?

私と二人っきりで!」

 

「わたしだよね?」

 

「もちろん、わたしとだよね?」

 

「私と一緒にデートしてみる?」

 

「あの…もう、夕方なんで、お袋に怒られたら、

アレなんで…後、次はもうちょっと、和やかに、

お茶が出来たらイイっすけど…」

 

仗助の希望は、きっと、叶わないだろう。

 

恋する乙女は、強く逞しく、凛々しく、

そして、淑やかだから。

 

彼女たちは、手を変え品を変え、ありとあらゆる手段で、

仗助という、たった一人の男を、奪い合うのだった。

仗助と結ばれる未来の花嫁は?

  • 白石杏
  • 小豆沢こはね
  • 花里みのり
  • 桐谷遥
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