怪獣の育成をヤプール人に頼まれたけどその目的がウルトラマンゼロを倒すとか無理ゲー過ぎる   作:多趣味の男

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実はブレーザー見て書きたい欲が出て書けた分です(笑)

面白いわブレーザー...可愛いわブレーザー(錯乱)


作者より


第十話 カロリーが高い生活で死にそう(パワード)

 

「うぷっ!流石はアメリカ。

たまには外食をって思ったけど油っこくて胃がキツいなぁ。」

物間は近くのカフェで注文したモーニングセット(バカみたいにデカいハンバーグとバカみたいにデカいパンとバカみたいに量が多いコーラ)を食べながらそう思った。

 

パワードチャンドラーを捕獲してから5日経った物間はそれから暫く平和な生活をしていた。

それまで怪獣が現れなかったのもそうだが捕獲したチャンドラーをどう使おうか悩んでいたのである。

 

 

NAME (パワードチャンドラー)

 

(POWER)B(STAMINA)C

 

(DEFENSE)C(ABILITY)A

 

【能力】毒、飛行

 

 

「チャンドラーのわりに性能高くないか?」

「この世界の怪獣は基本的にステータスが高めなのが多いってグランデ様が言ってたよぉ。

それにアビリティが高いのは能力の複数持ちだからだよ。」

 

物間の問いにロボブースカがそう答えてくれた。

「つまり、このアビリティの高さは複数の能力があるからであって単体はそこまで強くないってこと?」

「うーん、全部がそうとは言わないけどこの怪獣の場合毒(B+)飛行(C)みたいだから合計してAって言う感じだね。」

 

ロボブースカから説明を受けた物間は悩んでいた。

(このチャンドラーをコッヴと合成させるかそれとよ取っておくか....いっそのことRコッヴと更に合成しても良いんだよなぁ。)

 

そんな事を悩んでいたら数日家に引きこもっていたのもありロボブースカに心配され外に出ることなったのだ。

因みにロボブースカは何をしているかと言うと

 

「物間君!次はあれを食べようよ!」

笑顔で色々な店の食べ物を買いまくっていた。

お金については支給されているらしくロボブースカは何でも買いまくっていた。

 

ロボブースカ曰く時代の物を買って分析するのもロボブースカの仕事らしい。

「ロボブースカ、もうお腹一杯だよ。

ちょっと休ませて....」

「そう言ってまた部屋でチャンドラーをどうするか悩むんでしょ?

動かないのは身体に悪いよ。

チャンドラーは無事捕まえたんだし残りの日数は健康的に過ごさないとね!」

 

(不健康なご飯を食べておいて聞く台詞じゃないな。)

 

そう思いつつも物間はその日一日、ロボブースカと観光に勤しむのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

W.I.N.Rの北米支部基地の中で"ケンイチ・カイ"はレッドキングとの戦闘映像を眺めていた。

 

 

それをデータアナリストの"テレサ・ベック"見ていた。

「カイ、またレットキングとの戦闘映像を見てるの?」

「あぁ、どうも気になって....」

 

「急にパワードの前から消えたことか?

どうせどっかの宇宙人がやらかしたんだろうぜ。」

チームのムードメーカーである"リック・サンダース"がそう言った。

「けど、何の為に?

それにレッドキングが消えてから何の音沙汰もない。

正直、不気味だよ。」

 

「でもカイ。

私達もその後、さんざん調査したけど何も出なかった。

それに巻き込まれていた撮影クルーは助けられたんだから良かったと思わなくちゃ....」

「それはそうだけど.....でもやっぱり気になるよ。」

 

カイがここまで気にするのは他でも無い。

レットキングと直接、戦っていたからである。

彼はウルトラマンパワードと同化し共に戦っていた。

 

レッドキングを見つけた時、彼は撮影クルーを守る為、ウルトラマンパワードへ変身した。

そして戦闘をしている最中、いきなり消えたのだ。

 

地球侵略を狙うバルタン星人の策略かとも思ったけどパワードは違うと言っていた。

では一体誰がレッドキングを消したのか?

 

何者かの掌で転がされている不安をカイは感じていたのだ。

そんな事を考えていると地震が発生し基地内部を揺らした。

少しして揺れが収まるとテレサが言った。

 

「また地震が、今週で四回目よ。

いくら何でも多すぎるわ。」

「怪獣が起こしてたりしてな?」

 

リックのジョークをカイは諌めようとするがテレサはその意見を肯定した。

「案外、あり得るかも知れないわね。

"ジュリー"この付近の地震が起きた分布図を出して」

ジュリーと呼ばれた隊員がパソコンを操り震源地をデータ化して画面に表示させた。

 

「これは....震源地が移動している?」

「リックの言ったことが正しかったかもしれないね。

ラッセル隊長に相談してみるわ。

皆も直ぐ動ける様に準備しておいて....」

 

そう言ってテレサは部屋を後にした。

 

「全く次から次へと怪獣が現れるなぁ。

嫌になるぜ全く....」

「だねリック....でも俺達が頑張らないと...」

 

そう言ってカイは頭を切り替えて今の事件に目を向けるのだった。

 

 

 

 

 

 

アメリカの地球深くに作られた地下世界......

そこには自らを"太陽の民"と名乗る地底人が生活していた。

 

人類が地球に存在する前に地上を支配していたと言う彼等は氷河期の到来と共に地下世界へと逃げ延びた。

 

彼等はパワードそっくりの"エルドラの神"と呼ぶ存在から「再び光が訪れる時を待て」と言われた言葉を信じて地下で暮らし続けていた。

 

そんな太陽の民を纏めるリーダーが"エセクテス"と名乗る異星人に顔を向ける。

「お前の言う通り、テレスドンを地上へ向かわせたぞ。」

「素晴らしい....これでエルドラの神がまた現れる筈です。」

 

「それにしても本当なのか?

人間がエルドラの神を自分の身体に幽閉していると言う話は?」

「えぇ、本当です。

愚かにも人類は異星人のテクノロジーを利用し"エルドラの神"を私的に使っているのです。

その証拠に今のエルドラの神は人類の味方ばかりしているでしょう?

本来は彼は貴方達、太陽の民の守護神である筈なのに....」

 

「確かに、エルドラの神がまた地球に現れたのに我々の元に来ることはなかった。

まさか、そんな理由があったとは地球を汚すだけでは飽きたらず我々の神まで貶めるとは.....許せん!」

 

義憤に駆られる太陽の民を見つめながらエセクテスは仮面の奥で嘲笑する。

(本当に愚かな集団ですね太陽の民は....ちょっと話を作るだけでここまで騙されてくれるのですから、

まぁ、単純なのは私としてもありがたいですがね。)

 

先程までの話は全てエセクテスの作り話だがそんな事はどうでも良い。

重要なのはコイツらが操るテレスドンを目的の時間とタイミングに合わせて地上へ運ぶことなのだから.....

 

(ウォルスも"オモチャ"を完成させたと言っていましたしそろそろ頃合いですかね。)

 

エセクテスが透明なキューブを取り出すとそこから光が、発生し"ケンイチ・カイ"の姿を映し出す。

「彼こそが"エルドラの神"をその身に宿す大罪人です。

テレスドンを地上で暴れさせれば彼はきっと現れるでしょう。

そのタイミングで彼を拉致して神を解放させましょう。

大丈夫、貴方達ならきっと出来ます。

エルドラの神から真の

寵愛を受けたその力を彼に示せば良い。」

 

太陽の民がその映像の男を目に焼き付けるとエセルテスに目を向けた。

「良いだろう。

太陽の民の力をこの愚かな地球人に示しエルドラの神を私達の手に取り戻す!

見ていろ!愚かな地球人よぉ!!」

 

背後にいる太陽の民達もリーダーの声に賛同し大声を上げる。

その姿を見てエセルテスは笑う。

 

「あぁ、本当に素晴らしいですねぇ!

太陽の民(愚かな地底人)は!

真実を知り(嘘に騙され)義憤の元(見当違いの考えで)崇拝する神(同じ神でもないのに)を救おうとするその姿、私は感動(軽蔑)(笑い)が溢れて仕方がありません!」

 

一通り茶番に付き合ったエセクテスは地底人に告げた。

 

「申し訳ありませんが私は行かねばなりません。

これは細やかですがプレゼントでございます。

"エルドラの神と対話できる装置"です。

ご活用下さい....それでは失礼します。」

 

エセクテスはそう言って指を鳴らすとその場から姿を消した。

すると、エセクテスは地上へと転移した。

その傍にはウォルスが街を眺めている。

 

「おっ!戻ったんだエセクテス。

どうだった?」

「長い間、地中の奥で生活していたモグラ共を騙すなど造作もない。

奴等は約束通り、テレスドンを街で暴れさせるだろう。

パワードの捕縛も遂行する。

おおよそ、正史通りの流れで進む筈だ。」

 

「そっか、んじゃ安心だね。」

「そっちのオモチャ(怪獣)の方はどうだ?」

 

「流石に拒絶反応があったからねぇ...適合するまで時間がかかったよ。

でも、お陰で面白い進化を遂げたよ。

コイツとパワードが戦うならかなり苦戦するだろうね。

まぁ、そこにヤツ(物間)が参加したとしても策は考えてるから問題ないよ。」

「では、ここから先は私は特等席で楽しませて貰おう。

これから起こる混乱と恐怖をね。」

 

エセクテスはそう言って笑うと瞬間移動して姿を消した。

残されたウォルスは遠目から物間を見つめる。

時間を見ると14:00を差していた。

 

「まだ少し時間あるなぁ....ちょっと挨拶してみようかな!」

ウォルスはそう言うと物間の元へ向かうのだった。

 

 

 

ご飯を食べ終わった物間は絶賛、ロボブースカの用事に付き合っていた。

「あれも!これも!欲しいなぁ....物間君!

直ぐ買ってくるからちょっと待っててね!」

そう言うとロボブースカは店にダッシュして行き物間は近くのベンチに座り休んでいた。

 

「はぁ...疲れた。

てか、ロボブースカって僕のサポートの為に作られた筈なのに本人置いてくなんて....」

そうしてベンチで休んでいると笑顔の少年が隣に座り僕に話しかけてきた。

「ここに来るのは初めて?」

 

「え?....うんまぁね。

ちょっと観光で来てるんだ。」

「やっぱりそうなんだ!

実は僕も数日前にここに来たんだ。

あっ、僕のウォルスねよろしく。

君は?」

 

「あっ、えっと....物間。

僕の名前は物間です。」

「物間.....珍しい名前だけど良い響きだね。

ねぇ、物間.....この世界来てみてどう?

楽しい?」

 

「うーん....正直分からないかな。

いきなり、連れてこられた感じだから」

「それは大変だね。

僕はね相棒と探し物をしてるんだ。」

 

「探し物?

それってどんな?」

「うーん、簡単に見つからないけど大切な物。

手には持てないけど壊れたら大変なことが起きる。」

 

「えっと.....クイズか何かかな?」

「ありゃ?もしかして信じてない?」

 

「まぁ、子供の話だしね?」

「あーっ、見た目で子供だと思ってるの?

ちょっと心外だな。」

 

「じゃあ、ウォルス君は何歳なの?」

「.....150歳って言っても信じないよね?」

 

「やっぱり僕のことからかってる?」

「やっぱりねぇ....本当のことなんだけどなぁ。

まぁ良いや信じて貰えなくてもそこは別に良いし

今回は単なる顔合わせだから......」

 

ウォルスがベンチから立ち上がり去ろうとすると何を思ったのか物間に振り替える。

「そうだ!

今日の夜、ここでスッゴい面白い"ゲーム"が始まるんだ。

もし、そのゲームに勝てたら僕から"プレゼント"を上げるよ。」

「プレゼント?て言うかゲームって何?」

 

「えー....そこまで教えたら面白くないからなぁ。

でもどうしようかなぁ教えよっかなぁ....」

ウォルスが、もったいぶった様に考えていると楽しそうに笑う。

 

「じゃあ、ヒントだけ....太陽の民って知ってる?

今日動くよ?」

「え?」

 

「えへへ!じゃーね物間!

また夜に!」

ウォルスはそう言うと走ってその場から離れていった。

そして、そのタイミングでロボブースカが帰って来た。

 

「ごめんね物間君.....どうしたの?」

「いや、別に....買い物終わったのなら家に帰ろうよ。」

 

「そうだね。

ご飯も食べたしちょっと休まないと.....」

「.....ねぇ、ロボブースカ。

この街で今日、お祭りみたいなことってある?」

 

「無かった筈だけどどうして?」

「.....ねぇ、ロボブースカ。

少し休んで夜になったらまたここに来よう。」

 

「別に良いけどどうして?」

「何か嫌な予感がするんだ。」

 

「嫌な予感?」

「何て言うか....勝手に悪いことが進んでいる感じかな?

上手く言えないけど良い感じがしないんだ。」

 

「..良いよ僕は物間君のサポートロボットだからね!」

「ありがとうロボブースカ。」

 

こうして、時間が過ぎて街の風景は夜へと変わっていく。

それぞれの思惑が進みながら変質した物語は何処に向かうのか?

 

正史通りの歴史かはたまた混乱に巻き込まれ変質した物語か?

 

その答えは誰も知らない。

 

そして、それを止められるのはウルトラマンではなく物間だけだと言うことも本人を含めて誰も知らなかった。




【手に入れた物】

「パワードチャンドラー」

パワード世界のチャンドラー。
パワードレッドキングと縄張り争いをして敗れて崖下に落とされた。
出番は少ないもののスペックは悪くなくレットキングとタメをはれるパワーに突風を起こせる翼、そして爪には生物が触れると3分で死に至る猛毒も持っている。

見た目は完全に緑色のドラゴン。

原点と比べるとビジュは上がっている(失礼)
嫌でもあのおとぼけ顔のチャンドラーがアメリカナイズされるとどうしてここまで美形になるのかここが分からん。
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