転生したのだからチートになって支配者ライフを送りたい 作:アルトリア・ブラック(Main)
バハルス帝国に行く計画を立てるアルテミス
神にも等しい力を得て好き勝手したいオリ主
て言っても今回はナザリック内での話です。
〜モモンガ〜
モモンガはカルネ村を襲っていた兵士達を殺し、ナザリックに戻って来ると、出迎えたのはニコニコ笑っているものの何処か不機嫌なアルテミスとその後ろに何故かデミウルゴスがいた。
「モモンガさん。アルベドを連れて行ったから良しとしますが、もし相手が私たちより強いか、同等クラスのプレイヤーだったらどうしてましたか?」
静かな怒りの声に、わずかながらに微笑んでいる表情は返って恐怖を煽る。
アンデットになったおかげで表情には出ないが、恐怖を感じて止まなかった。
「……すみません」
素直に謝るとアルベドも震えながら平伏しているのを見て申し訳ない気持ちになる。
「反省しているようで良かったです《モモンガさん、聞こえます?》」
《伝言》ツテで言って来るアルテミスに「なんですか?」と聞く
無言で歩きながら玉座に二人でゆっくりと向かう
《いろいろ今後について打ち合わせしたいので、後でNPCを連れずに円卓の間にお願いします》
『はい、分かりました』
円卓の間に着いたモモンガは誰よりも早く椅子に座っているアルテミスに「遅れてすみません」と言って座る。
「いえいえ、さっきは公衆の面前で怒ってしまってごめんなさい。モモンガさんもいろいろ考えてのことだったのに」
アルテミスの言葉に「そんな事ありませんよ、言わなかった俺が悪いし」と返す
「それで、カルネ村という所で得た情報とか聞いてよろしいですか?」
「はい、カルネ村で得たのは周囲の国のことと、ある程度のレベルのことですね…」
地図を見せながら説明すると、アルテミスが何か考えており、法国を指差して
「カルネ村を襲った兵士達は多分この国の人間ではなかったですか?」
「え?バハルス帝国の兵士だって村の人たち言ってましたよ」
「鎧がバハルス帝国のものであって、鎧なんて多分、作ろうと思えば多分作れると思いますよ」
アルテミスは宙からチェスの駒を出す。
「そんなことしてメリットってあるんですかね…?」
首を傾げるモモンガに「まぁ、デメリットしかないとは思いますけどね」と駒を帝国とリ・エスティーゼ王国に置く
「先程話に出て来たガセフさんのことですけど、その方、この世界じゃそれなりに強いんですよね?」
「はい、王国最強とか言ってました。そんなレベル的に高そうじゃないのに…」
「そんな男性を殺して得をする人間なんてバハルス帝国しかないとふんだ王国がバハルス帝国に戦争をふっかけて、戦争したいんじゃないですかね?」
「…アルテミスさんって、凄いですよね」
その言葉にアルテミスは微笑み「精一杯考えました」
「それで、この話はまた今後詰めるとして、今後の活動についてなんですが…モモンガさんは王国の探索に行くとして、私は帝国の調査に行って来ます」
「え?!なんでですか?」
モモンガの驚きにアルテミスは微笑み
「二人が同時に王国の調査なんて無駄ですし、私、帝国に行ってみたいと思ったんです」
「帝国に一人、でですか?」
不安そうにするモモンガに「モモンガさんだって一人で探索したじゃないですか」と言う
「ぐうの音も出ない事言わないでくださいよ…」
骨の手で頭を抑えるモモンガ
「一人で探索に行くのはさすがに危険だと思うので、お供は連れて行こうと思いますよ?プレアデスのメンバーから一人」
「せめて100レベルのNPC連れて行ってくださいよ」
「彼らには別件で仕事を頼んだ方が良いと思いますよ」
「別件?武技を使える人間の捜索とか考えてますけど…」
「それにしましょう。私は帝国、モモンガさんは王国の調査でお願いします」
アルテミスの言葉にある程度まとめ、話し合いをとりあえず終わらせる
「あ、後、アルテミスさん。カルネ村に行った時にアインズ・ウール・ゴウンって名乗ってしまいました」
「あ、そうなんですか?覚えておきますね」
アルテミスの微笑みにモモンガは(表情が動くと、アルテミスさんってこんなに美人なんだなぁ…)と物思いに耽っていた。
「話し合いも終わりましたし、また何かあったら《伝言》でお願いします」
スクッと立ち上がるアルテミスに釣られてモモンガも立ち上がる。
「お風呂に入って来ますね、この身で実感してみたいので」
手を振って転移していなくなるアルテミスを見送る。
「…アルテミスさんいると心強いな」
一人で転移して来たらきっとないはずの胃が痛くなっていただろう。
アルテミスは転移して戻って来ると、早速メイド達がやって来る。
(お風呂は一人で入っても良いのだけど、せっかく転移して来たのだしメイドを連れて行きましょうか…)
メイド三人が控えているのをみて
「フィース、インクリメント、リュミエール。これからお風呂に入りたいのだけど、脱衣所まで一緒に来てもらえるかしら?」
アルテミスの言葉に三人の表情がパァァと明るくなり
「「「はい!!かしこまりました!」」」
三人を連れてお風呂に行き、服を脱ぐとフィースが「たたみます!」と元気に言う
「ありがとう」
そう言うとフィースが涙目になりながら「何なりとお申し付けください!」と嬉しそうに言って来る。
お風呂の中に入ると、色とりどりの温泉があり、アルテミスは体を洗ってる最中に映った自分のアバターを見て
「大金叩いてでも美人なビジュアルにしておいて良かったわ」
見た目が完全な異形種でも良かったのだが、堕天使という種族はかなり人間に近い見た目をしていたから選んだのだ。
(一時期はウルベルトさんが悪魔で私が天使っていう話もしたかしら、あの頃はあの頃で楽しかったわね)
天使の羽を出すのをイメージすると、背中にオーロラのような綺麗な羽が生える。
「あ、どうしよう羽も洗わないといけないのはさすがにめんどくさいわ」
身体を洗った後、タオルを身体に巻き、脱衣所にいたインクリメント達に「ごめんなさい、羽洗うの手伝ってもらえないかしら?」とお願いすると「はい!喜んで!」と服を捲り上げてやって来る。
だいぶくすぐったかったが、後半は気持ち良く、本当に眠くならそうだった。
(そう言えば、モモンガさんはアンデットだから眠くないって言ってたわね…私はどっちも取れるから嬉しい)
このナザリックの生活は現実世界と雲泥の差で幸せすぎた。
「アルテミス様、終わりました。痒いところはありませんか?」
フィースの言葉に「大丈夫よ、ありがとう」とにこやかに言うと頬を染めながら頭を下げて来る。
脱衣所に出て服を着ようとすると、インクリメントがあらかじめ服を一通り選んでくれたのか、どの衣類にするか聞いて来る。
「そうね、寝る前だし、コレにしようかしら?」
少し派手めだが、ドレスを選ぶ
「変じゃないかしら?」
鏡を見ながら言うとインクリメントが「アルテミス様は何でもお似合いです」と言って来る。
「ありがとう」
お風呂から出ると、別のメイドが食事が出来たことを知らせて来る。
それからセバスがやって来て部屋に食事を持って来てくれる
「………」
「どうされましたか?アルテミス様、お味がよろしくありませんか?」
「そうではないのだけど…一人で食べるのは少し寂しいと思って、ウルベルトさんとはよく一緒に食べたのだけど」
そう言うとセバスが背筋を伸ばす
「それではデミウルゴス様をお呼び致しますか?」
「いえ、今日は一人で良いわ、次回から出来るなら誰かと食べたいわ、ウルベルトさんとの昔話とか茶釜さんとの思い出話もしたいし」
そう言うとセバスは深々と頭を下げ「かしこまりました」と言う。
食べ終わり、寝室のベットに行くと一気に睡魔が襲って来る。
掛け布団を適当にかけるとメイドの声が聞こえて来る。
「アルテミス様。電気消します」
「…ありがとう、おやすみなさい」
「はい」
静かな声に瞼が落ちて来る。
【堕天使の特徴】
異形種で悪魔と近親種
睡眠時間がかなり長く一度寝ると二日間は起きないという設定がある。
食欲に関しては人間ほどない。
つまり取らなくても取っても変わらない。
オーロラのような綺麗な羽を出したりしまったり出来る。
【アルテミスの能力と魔法】
女神の囁き
第十位階魔法
《支配の呪言》の上位互換
レベル100の者にも遠慮なく作用する。
しかし、対象が限られており、人間種・悪魔のみ対象であり、特にアンデットや吸血鬼に関しては使用出来ない。