ちなみに土曜と日曜は基本的に執筆しないので土日投稿はほぼ気まぐれになります。
今回は初めてお酒を摂取してみたので、アルコールでのブーストを期待して書いてみました。
普段出てこない言い回しが出てきてすごいですね。ただ、漢字を思い出す力が弱くなるのか、ノートに下書きを書く際はちょっと苦戦しました...。
それでは短いですが本文をドゾッ!
平日の早朝
けたたましく鳴る携帯のアラームに叩き起こされ、のそのそと起き上がる。
「えっと...今日は確か...」
そうだ、今日は待ちに待った高校生活初日だ。
私は神奈川県に住んでいるのだが、私がボッチでいる事を誰も知らない状態で高校デビューを飾りたいが為に、県外の高校に進学した。
片道2時間近くかかる計算だが、花の女子高生ライフを過ごす為ならこれぐらいの犠牲は必要だ。
これならたくさんの友達を作れるはず...。
これからの事を妄想していると笑みが溢れる。
私のかけがえのない親友も、私に合わせて同じ学校にしてくれたのだ。中学校は別の所だったのだが、その時も私が落ち込んだ時などたくさんお世話になった。
新生活への不安もあるが、それと同時に暖かな安心感もあった。
私が通う秀華高校はある程度服装の自由が効く場所で、制服がベースになっていればある程度のアレンジをしても容認される。
そして学校には豊かな種類の色のジャージがあり、私の髪の色に因んだピンク色のジャージを上着代わりに着てみる。その中にはしっかりとシャツを着込んでおり、ファスナーを下ろしても何の問題も無いようにしてある。
それに合わせてスカートを着用して、ソックスを履く。
鞄を持って姿見の前に立つと案外しっくりくる格好で、これなら人気者間違いなしだろうと確信が持てた。
一階に降りて洗面所で申し訳程度に髪を整える。
ぴょこんと存在を主張していて、どれだけ櫛を通してもすぐ飛び出るこの一房の髪に髪飾りを着けてそれっぽく見せるのを忘れない。
「お姉ちゃん、おはよう!」
後ろから元気な女の子の声がしたので、振り返って挨拶を返す。
「おはよう、ふたり」
妹のふたりだ。私とは対照で社交的、明るい性格の持ち主だ。
多分、母の性格を色濃く受け継いだんだろう。願わくば私のような暗黒の学生生活を送る事が無く、そのまま元気に育っていってほしい。
私に挨拶を済ませたふたりは、我が家の愛犬であるジミヘンと戯れながらリビングの方へ向かった。
身嗜みを整えた私は玄関で靴を履く。
新品のローファーはまだ硬く、フィット感について違和感があるのだが、次第に慣れていくはずだ。
トントンっと爪先を床にあてる。足の調子も問題なさそうだ。
リビングの方へ「行ってきます!」と言うと「「いってらっしゃーい」」と母とふたりの重なった声が返ってきた。
私は意気揚々と玄関のドアを開けた。
家から出ると、私の家の門でこちら側に背を向けて待っている親友兼幼馴染みである暗城レンちゃんが待っていてくれていた。
彼女も今日が楽しみだったのかぴょこぴょこと身体を揺らしており、普段ではあまり見られない子供っぽさにギャップを感じてかわいいと思う。
「おはよっ!ひとりちゃん♪」
「おはよう、レンちゃん」
私に気付いたレンちゃんは眩くて優しい笑顔で私に挨拶してくれる。まさに天使と言える存在だ。家族以外で目を合わせて会話できるのは彼女だけである。
「今日もひとりちゃんはかわいいねっ!」
「ふぇっ!?あ.....ありがとう...///」
不意打ちは卑怯だ。それに私から見たらレンちゃんの方が可愛いと思う。
人当たりのいい性格に、煌めく笑顔、辛い事があれば優しく包み込んでくれて、容姿やプロポーションも整っている。
なぜこんなハイスペックな存在が天使ではなく人間なのかいたって疑問である。
これを直接本人に伝えられたら不意打ちへのやり返しができるのだが、私にそんな度胸はない。
「どうしたのひとりちゃん?行こっ?」
「え...あ、うん」
少しボーッとしていたようだ。
それにしてもさり気なく手を繋いでくるのも卑怯なポイントの一つだと思う。
こんな感じでずっと過ごしていたら、私がレンちゃんと離れた時に48時間経ったらレンちゃん不足で砂になってしまうんじゃないかと感じた。
多分...レンちゃん無しだと生きられなくなってしまうような...。
なんかこのひとりちゃんなら孤立しなさそうな気がしてきた。
あと、感想をいただいていて感じたのですが、あれって次回を書くモチベーションが結構上がりますね。
感想といっても一言言ってくだされば簡単にやる気が上がるんですよね。ホント自分て単純...。
今回の作品で他の作者様方が感想を募集する理由が少しわかった気がします。
さてさて、次回はおそらく月曜(正しくは火曜の0時台)ですね。
お泊り会後編の予定ですので、期待せずにお待ちください。
では。