take1は主人公がただのおっさんになって、作者が発狂しかけたので即消去。
take2と3はいかがわしい展開になった為、ボツに...。
take4でやっと健全なのが書けました。
疲れがたまっているのもあって、いつもより淡白に感じられるかもしれませんが、ご了承ください...。
「うーん...、このぐらいでいいかなっと」
シャワーの温度設定と湯船の温度を確認する。若干湯船が熱かったので水を少し追加してベストな湯温にした。
〔カラカラカラ...〕
私の後ろにある脱衣所と風呂を隔てる扉が開いてひとりちゃんが入ってくる。
「はーい、ひとりちゃん。こっちこっち」
ひとりちゃんに手招きをして用意した椅子に座るように誘導する。
それにしても先程から無言だがどうかしたのだろうか?
俯いているにしては少し目線が上に向いているような...。
ん?あー...、なるほどね。
「ほらほら、胸なんか後でも見られるんだから寒くなる前に早く座りなさいな♪」
「ひゃいっ!ごごごっごめんなさい...」
別に謝る事ではないと思うんだけどなぁ。
ボディーソープが入った容器を手に取り、自分のそばに置いておく。
「それじゃっ、背中流すよー♪」
「お願いします...」
いきなり直接は熱いと感じてしまうかもしれないので、私の手にシャワーを当てて、経由するようにしてお湯をひとりの色白の肌に掛けた。
全体にお湯が行き渡った事を確認するとノズルのボタンを押して一旦お湯を止めて、手にボディーソープをつけて泡立てる。
もこもこっと泡立った手を背中につけて、撫でるようにして洗う。
自分の肌はともかく、ひとりちゃんの肌質についてはよくわかっていないため、なるべく刺激を与えないように優しく洗う。
「どうかな、痛くない?」
「レンちゃんの手、すべすべできもちいい...」
リラックスしているようなので、おそらく問題ないはずだ。
ついでにひとりちゃんの肩もマッサージしておく。
やはり予想通り、結構凝っている。
若いとはいえ大きいからなぁ、なぜか私は全く問題ないんだけど体質的な問題なのかな?
「ふみゅっ....んんっ...」
艶っぽい声を出すひとりちゃん。
しかし、色気という要素を持ち合わせていないため、不思議と健全である。
肩をほぐしてから別の部位を優しく洗ってシャワーで流す。
「よし、次は髪だね」
「あ、髪は自分でやりますっ」
「あれ、そっか。うん、じゃあ私も一通り洗うから何かあったら声かけてね♪」
「はいっ...」
のそのそとシャワーで自分の髪を流すひとりちゃんを横目にもう一つのシャワーを手に取って自分に掛ける。
ちょっと熱めのお湯を肩にかけながら、目の前の鏡を手でなぞって曇りを取る。
ホント、我ながら良い容姿をしているな...。
灰色の長い髪は不自然に光を吸収して輝きを放つが不気味には見えない。
長い理由は、ただ単にこの容姿で一番似合うからである。
ゲームとかで美少女を操作キャラとして作成した場合、一番ピンとくる髪型にすると思う。それと同じ感覚だ。
目線を下に向けて、たわわに実ったブツを左腕で下から押し上げる。
ずしっとした重さが腕に伝わるが、特に何か思う事はない。
いくら精神が男とはいえ、転生前の時点でほぼ枯れていたのだ。別に年齢は大して取っていなかったがな。
それに加えて転生で十数年間この体だ。
慣れや時間の経過で自分の中の青く激しく燃え上がるバーナーの様な炎は、いまや安いライターの弱々しい炎の様になってしまっているため、若かりし時に感じたあの感情が懐かしいと思うまでだ。
ただ、この体は一般的な人間の体とは違いがある。
蒸れそうなところが蒸れなかったり、汗自体あまり掻かなかったり、他にも現代人からしたら羨ましく感じられる様な能力がこの体に備わっている。
超能力の類ではないが、あるのとないのとではあった方が便利という程度。
自分の体をゴシゴシと擦って汚れを落とす。
正直言って汚れているのか視認できないので、ほぼボディーソープの匂いを擦り付けていると表現した方がいい様な気がしてくるが...。
自分の髪に手櫛をしてみる。
どんな時であっても手櫛に髪が引っかかる事はなく、特にケアしているわけでもなくサラサラであるため、もうそういうものなんだと納得して前世とほぼ同じ洗い方をしている。
一通り洗い終わるとひとりちゃんも丁度終わった様で、髪をまとめ上げていた。
私は髪をポニーテールにしておけば邪魔になることはまずない。
というか複雑な髪型は練習してもできないことに気付いた。
なにか強制力が働いている様な気がしたが...。
□■□■□■
大人三人で入っても余りある大きな浴槽で私とひとりちゃんは溶けていた。
水溶性とかそういう意味ではなく、丁度良い温度の湯に浸かってリラックスするという意味でだ。
とはいえ、その場では特に話す事は何も無く、ただただゆったりとした時間が続いた。
□■□■□■
お風呂から上がっていつもの部屋着になった私たちは、私の部屋にいた。
(ひとりちゃんはジャージ姿で、私はTシャツと半ズボン)
時刻的には少し早い気がしたが、ひとりちゃんがウトウトしはじめたため、明日に備えて休息をとることにした。
ひとりちゃんと同じベッドに入る。
「今日は色々あったねー...」
「うん...」
私も少し眠かったのでいつもより間延びした口調になりながらひとりちゃんの頭を撫でる。すると自然に抱きついてくるので受け入れて、包み込む様にする。
「明日もがんばろー...。おやすみ、ひとりちゃん」
「...ぅん、おやしゅみ...レンちゃん......すぅ....」
私達はお互いの温もりに安心感を感じて、そのまま意識を沈めていった。
次は時間が大幅に飛んで1話に行きたいと思います。
グダグダし過ぎていると作者のアニメ本編の記憶が危ういことになってきますので。
アニメ本編見る度にひとりちゃんがどういったキャラなのかわからなくなってくるという不思議な現象...、なんだろうね。