人間の悪魔   作:クラウズ

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初めて書いた作品なので

めちゃくちゃ暖かい目で見てください

誤字脱字
ここがこうならもっと見やすいんじゃない?
等意見も受け付けておりますので

よろしくお願いしまーす


プロローグ

暗い路地裏に1人の男がいた。

 

 

 

男は顔色が悪かった

焦点があっておらず

ふらふらと歩いている

 

 

その時1人の男とぶつかった。

 

 

「ちょっと前見て歩きなよ」

 

 

ぶつかった男はそう言った。

 

 

ふらふらと歩いていた男は自分が悪いと分かってはいたのか

ぶつかった男に謝ろうとした。

 

 

「……」

 

 

しかし男は何も言わなかった。

 

 

 

 

 

 

何も言えなかったが正しいであろう。

なぜなら目の前のぶつかった男の見た目はツギハギなのだから。

男は目を見開き唖然としている。

 

 

 

「何故こんな所にいる人間の悪魔」

 

 

と男は顔が強ばるのをかんじながら目の前の男にそう言った。

 

 

「いやいや偶然だよ。偶然。

君が今色んな所から追われてるのは知ってるけどさぁ、

狙ってここにいるみたいな言い方やめてほしいなぁ。」

 

 

ねぇ知識の悪魔、と男は呟く。

 

 

「何故だ!何故なんだ!私は何もしていなかったはずだ!

この体の男と契約を結び!その結果!確かに体を貰ったが!それ以外は何もしてなかったはずだ!妻も作り子供もいた!人間のような生活を送りたいと願い!過ごしてきたはずなんだ!!そう過ごすことが悪い事とでも言うつもりかっ!何故そんなことで私が追われなくちゃならないんだ!私から妻も子供も奪っておいて!また更に私から何かを奪おうとしているのか!」

 

 

彼は自分の心の内を叫び出す

男は悪魔であった。

知識の悪魔と呼ばれる存在であった。

 

 

全ての知識を持つがあまり人間に憧れ人間のようになりたいと

願った悪魔であった。

そして、その願いを叶え

人間のような生活を送っていたはずであった。

 

 

だが、悪魔であることがバレたが故にデビルハンターに狙われた。その結果、彼は妻も子供も失い、帰る場所を失ったのであった。

 

 

彼は人間として過ごした時間の方が有意義だった。

故に彼は人間のようになってしまった。

人間は醜く、臆病だ。

その事が彼を逃走を図らせ、見事に逃げ切った彼はこの路地裏をさまよっていたのであった。

 

 

「弱くなったね」

 

 

しかし、

涙を流しつつ気持ちを叫んでいた彼に向かって

人間の悪魔と呼ばれた男が言った言葉は単純だった。

 

 

「何が分かる!人間の恐怖から産まれた存在である貴様に!」

 

 

知識の悪魔は叫ぶ

 

 

だが、

 

 

「分かるわけないだろ、ばぁかw」

 

 

 

「なんで俺がそんなこと理解しようとしなきゃいけないんだよ」

 

と、一間を置き、

人間の悪魔はこう告げた

 

 

 

 

「実はね。お前が悪魔だってリークしたの

俺だったりするんだよね」

 

 

 

 

そう笑いながら言った人間の悪魔に

知識の悪魔は叫びながら殴りかかった

 

 

 

「ふざけるな!!

なぜ!なぜ!そんなことをした!

なぜ!そんなことをされなきゃならなかったんだ!

答えろ!!人間の悪魔!!」

 

 

 

殴りかかられたのを避けながら男は言う

 

 

 

「いや実はさ、最近ゲームってのに誘われてハマってたんだけどさ、オンラインで出来るやつね?それでボイチャっていうさ電話みたいなものをやってさ。

俺の能力ってどう思う?みたいなことを聞いたらさ、

アニメとかの能力取り込めば強くね?とか言われちゃってさぁ

それだ!って閃いちゃったわけよねw

でさ、

今からアニメとかさそういう知識漁んのもめんどくさいなぁとか

思ってさ!!

 

 

考えてみたらさ!いるじゃん!1人だけ!

そういう知識を漁んなくても

全てを知り尽くした悪魔がさ!」

 

 

人間の悪魔はさも興奮が抑えられないような笑い方をしながらさもネタばらしのように目の前の記憶の悪魔に伝えていく。

 

 

「なら契約でも良かったじゃないか!!

私は知識の悪魔!!契約者には問われた全てを答える義務がある!!たとえ相手が悪魔だと言えども契約は出来たはずだ!」

 

 

その問いに人間の欲望、悪意で出来た悪魔はこう返す

 

 

 

「嫌だよめんどくさい

なんで俺がお前に合わせなきゃならないんだよ」

 

 

その言葉を聞いて知識の悪魔は崩れ落ちた

 

男は元は悪魔だが今は人間に近しい故に

感情が振り切り、何も言えなくなり、崩れ落ちた

 

知識の悪魔はもう「ナゼ」しか呟いていなく

壊れたラジカセのようになった

 

「あーあ、壊れちゃった……

やっぱ弱くなったな知識の悪魔はさぁ

同じ人間から生まれた悪魔として仲良くしたかったのにさ」

 

 

こういうが人間の悪魔は全然悪く感じていない

 

 

 

逆にその顔にはニタリした表情が張り付いていた

 

 

だが、そんな様子の知識の悪魔に飽きたのか

 

 

人間の悪魔は肩に触れながら言う

 

 

「もういいよお前」

 

 

その瞬間知識の悪魔は消えた

 

 

人間の悪魔の能力により知識は糧に、

肉体はストックにした

 

 

「まぁ手に入れたいもんも手に入ったし、

 

かーえろ!」

 

そして人間の悪魔はその場から立ち去った

 

 

 

 

その路地裏で何があったのか知るのは

上から照らす月だけであった。




あの…名前すらも出せないのほんと済まなかったと思っている

最初から分からなくなるのもほんとうに済まなかったと
思っている

勢いだけで書きすぎた…

あと人に評価されるってちょっとこわいのな…

あ、ちなみに高評価だったら次話も頑張ろうと思います

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