東方他力録   作:黒檻さん/詩歌

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今回、戦闘がありません。
何故かって?書くのが面倒でしたすみません許して下さい。

それではどうぞ、お楽しみ下さい。


紅い月に瀟洒な従者を

魔理沙と別れ、霊夢に追いついた友弥。

現在、二人は館の中で迷ってしまっていた。

 

「ふぅ……友弥、ここはどこなのよ?」

 

「何で僕に聞くの?僕が初めて入った館の中を全て把握してると思った?」

 

「それもそうね」

 

二人は再び霊夢の勘を頼りに進み始めた。すると、廊下から一人のメイドらしき人物が歩いて来た。

 

「貴方達、ここがどんな場所かを知って入って来たのよね?」

 

メイド服の女性が友弥達を追い出すような目線で質問した。

その態度に少しイラっとしたのか、友弥は無言で手を差し伸べた。

 

「……これは何の手かしら?」

 

「握手だよ。知らなかったの?」

 

友弥の人を小馬鹿にするような態度にメイド服の女性もイラついたらしいが、渋々握手をしてくれた。

 

「どうも、僕は友弥。あと握手してくれてありがとうね」

 

「私の名前は十六夜咲夜よ。何でありがとうと言ったのかしら?」

 

「残念だね、それは秘密だよ」

 

咲夜は少し不思議に思ったようだが、どうやら追求しても無駄だと悟ったようだ。

 

「まあいいわ、お嬢様がお呼びよ。良かったわね、お嬢様の命令が無ければ握手した瞬間殺していたわ」

 

「うわ、物騒なメイドだなあ」

 

咲夜が凄くキツイ目になっていたが、友弥は気にしていないようだ。

 

「それより早くそのお嬢様の場所へ行こうよ。暇なんだけどな」

 

友弥がそう言うと、咲夜は黙って案内し始めた。渋った顔をしてるのは気のせいでは無いだろう。

 

「……私は自己紹介しなくても良かったのかしら?」

 

霊夢の声が静かな館に響いた。

 

 

〜少年少女移動中〜

 

 

「……長くない?」

 

「まだ三分の一です。頑張って下さい」

 

何故か咲夜が僕に厳しいんだけど。

さっき物騒なメイドって言ったのがマズかったかな?

 

「あのさ、さっきはごめんね?」

 

「別に気にして無いので大丈夫です」

 

そっぽ向かれちゃった、絶対怒ってるよね……

まあ、悪いのは僕なんだけどさ。

 

「ところで咲夜だったかしら?そのお嬢様とやらはどんな人なのよ」

 

「人じゃなくて吸血鬼よ。少し気難しい正確だから言動には注意して頂戴」

 

しかし友弥は吸血鬼という単語に興味が湧いたらしく、咲夜の言葉の後半は全く聞いていなかった。

 

「吸血鬼かあ、きっと大人っぽいんだろうな〜」

 

「大人っぽい……かしら?」

 

何故か咲夜が苦笑いしてた。凄く気になる。

 

そうこう話しているうちに図書館より少し小さめの扉が見えてきた。

扉に[Remilia's room]と下手な字で書いてある看板が貼り付けてあるのを見て友弥は

 

「うん、何故か人物像が頭の中に浮かんできたよ」

 

友弥がガッカリしていると、咲夜がどこかへ歩いて行こうとしていた。

 

「あれ?咲夜どこ行くの?」

 

「まだ家事が終わって無いので、お嬢様のお部屋に入って待っていて下さい」

 

「あれ、メイドなのに主の扱いが悪くない?」

 

「気にしなくて良いですよ。毎度の事なので」

 

毎度の事だって、ちょっとそのお嬢様に会いたく無くなってきたよ。

 

「それではごゆっくり」

 

そう言うと咲夜は消えた。

比喩的な表現では無い、本当に消えたのだ。

 

「へえ、この能力はそんな使い方もできるのか〜」

 

「友弥、一体何の話よ?」

 

ずっと空気状態だった霊夢がようやく口を開いた。

 

「ああ、さっき咲夜と僕が握手したでしょ?それで手に入れた能力の事だよ」

 

「その事ね。ちなみにどんな能力なの?」

 

「時を操る程度の能力だってさ。時間停止とかしてるみたいだよ」

 

その事を聞いた霊夢は

 

「メイドだから弱いのかと思っていたわ。十分強いじゃないの」

 

完全に咲夜の事を見下していた。

 

 

その事咲夜はーー

 

「へクシュッ!……風邪引いたかしら?」

 

くしゃみをしていた。

噂をされるとくしゃみが出るのいうのは本当の事だと知ったのはその二時間後だったとか……

 

 

 

 

Battle pass

 

Stage Clear!




お楽しみ頂けましたでしょうか?

本文の最後あたりに「Battle pass」と使いましたが意味は知りません。
なら何で使ったのかって?気分です。大体こんな感じかな〜と使いました。

誤字脱字、指摘などがあればご報告下さい。
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