最近新しく小説を買ったはいいけど出費が……
あ、どうでもいいですよねそんな事。
それではお楽しみ下さい。
やあ、僕の名前は友弥。今起きたんだよ。
とりあえずね、一言。
「……寝違えた」
うん、寝違えたの。首筋がとても痛いです。
まあ、そんな状況でも霊夢と僕の朝食を作るんだけどね。
とりあえず台所に行って朝食を作ろうとしたんだけど
「はぁ……なんで塩が棚の上にあるの?今日は魚の塩焼きにしようとしたのに……」
まあ昨日僕が置いたんだけどさ。
今、首筋が非常に痛いんだよね。
それで、上を向いたんだけど……
「痛い痛い痛い!?うわ、予想以上に痛かった!!」
ものすごく痛かった。とりあえず直接塩を取るのは無理そうだから、境界を操ってみる。
「おお……痛みがひいていく!」
痛覚の境界って操れるんだね、びっくりした。
ま、何はともあれ塩を入手。魚は既に台所にある。
でも、魚の塩焼きだけだと駄目だよね。
んでんで、お米を炊こうとお米を探してたらね、大体五キロくらいの米の入った袋しかなかったんだよ。
しかも、イジメと言わんばかりにそれが台所から遠い場所に置いてあるんだよね。
「遠い。いでよスキマ!」
僕のオリジナルスキマで米を運んだ。
本当にスキマ便利です。僕の能力に感謝。
「さて……と?あれ、薪が無い」
次は薪が薪置き場に無かった。
「うわぁ、新しく取りにいかなきゃいけないね」
で、僕は薪を入手する為にまず木を入手しなきゃいけないんだよ。
とりあえず外に出て手頃な木を探してたら、丁度良いサイズの木があったんだ。
「よーし、やっとこの能力が発揮できる!」
どの能力かって?フランの『ありとあらゆる物を破壊する程度の能力』だよ。
でね、とりあえず練習も兼ねて能力を使ってみたんだよ。
ドカーン!!
結果、木が粉々になっちゃった。
もう薪というより木屑?みたいな感じ。
「はあ、また丁度良いサイズの木を探さなきゃ……」
まあ、すぐ近くにもう一本あったんだよ。
でもさ、どうやって木を切ろうかってなるよね?
で、能力を使って切ろうと考えました。
まずは、空を飛ぶ程度の能力。飛んでどうするの?
魔法を使う程度の能力。魔力が無い。
境界を操る程度の能力。なんの境界を操ればいいの?
冷気を操る程度の能力。木を凍らせる?それからどうするの?
気を使う程度の能力。身体強化でもして素手で木を取る?一時期学校で流行った創作ゲームみたい。無理。
時を操る程度の能力。時間止める?止めてなにするの?
最後は、ありとあらゆる物を破壊する程度の能力。さっき失敗したから却下。
「どうしよっかなぁ、確か神社には斧無いし……」
そこで僕は思いついた。
氷の斧を作って、気で強化したら大丈夫だよね。これが発想力だよ。
「よし、実験してみよ」
大気中の水分で斧を作る。それを気で強化すると……
「おお、鋼みたいな色になった!これは僕の勝利だね!」
それで、早速木を切ろうとしたら以外な事が起こったんだよ。
「……えっ?切れるけど切れ味異常じゃない?」
ちょっと僕が唖然としてる間に木が倒れた。しかも山の下り坂の方向に。
「あ、木が……」
木が下り坂をどんどん転がっていく。他の木に当たって最早薪としては使えなくなっちゃった。
「仕方ない、帰ろっと」
まあ少しでも料理をしようと帰って台所に到着した時に気がついたんだよ。
「あれ?そこに薪あるじゃん。僕の苦労と時間は一体……」
薪置き場を見ただけで台所の下は見てなかったよ。失敗。
「さてと、気を取り直して朝食を作りますか」
調理開始。
今更だけどさ、幻想郷に電子機器って無いんだよね。それはそれで良いけど。
まずは火を起こす。この作業が何気無く疲れるんだよね。簡単だけど。
で、次はお米を炊く。何故か無洗米っていうね。なんで?まあ楽だからいいけどさ。
「れっつ炊飯!」
次はお米が炊けるまで魚を焼くよ。
「やばい、僕は誰に説明してるの?しかも声に出さずに。ま、どうせ料理教室みたいで楽しいから続けるんだけどね」
魚を焼く。火は薪のを利用するよ。
まず色々下準備をして、両面をこんがり焼き上げます。
どうしよ、某狩猟ゲームの肉を焼く音楽が頭の中で繰り返されるんだけど。
「上手に焼けました〜!やっば、楽しいねこれ」
後は軽く塩をかけて焼き魚は完成。
あ、美味しそうな香りだ。
その間にお米は炊き終わってたんだ。
「さてお米は……おお、ホカホカしてる。これは成功だね」
凄く上手に炊けた。僕は炊飯器より上手かもしれないね。
「さて、今日はこれだけでいいや。霊夢を起こしに行こうかな」
で、霊夢の寝室みたいな部屋の前で霊夢を呼んでみた。
「霊夢〜、ご飯出来たよ〜」
でも返事が無い。
と思ったら居間から返事が返って来たよ。いつの間に起きたのさ。
とりあえずスキマを通って料理を移動。やっぱり移動はスキマに限るね。駄目人間になりそうだけど仕方ない。
「はい、召し上がれ。まだ熱いからね?」
「いただきます」
うんうん、自分の作ったご飯を美味しそうに食べるのを見ると幸せになるね。
「凄く美味しいわ」
当たり前。僕の料理は外の友達からも褒められるからね。
その度に『友弥って女子力高いな』って言われ……あれ、今非常に友達に対して腹が立ったよ。
〜三十分後〜
「ごちそう様。じゃあ私はお茶でも飲んでるわね」
「はーい、なら僕は片付けしとくよ」
霊夢はお茶が好きなのかな?僕には関係無いか。
とりあえずスキマで皿を慎重に運ぼうかな。
で、台所に到着。
何故かスポンジだけは完備されてる神社ってなんなのさ。多分紫さんの仕業かな?
「ま、ありがたいんですけどね」
皿を手際良く洗う。この作業は前の生活でもやってたからね、多少は出来るさ。
次に皿を拭く。やばい、ピッカピカなんだけど。
「まるで鏡のよ……うではないね、当たり前か」
皿を片付けたら、今日の朝食に関連する事は全て終了っと。
とりあえず居間に戻って、色々考えた。
「次は……何しよう?そうだ、能力の練習でもしよう。場所は……境内でいっか、壊さなきゃ大丈夫だね、多分。」
でもね、この作戦(?)には欠点が一つあるんだよね。
「でもなー、やる気が出ないなー」
うん、疲れたの。朝から色々してたからね。
逆に疲れない人はいない……と思うよ?
「よっし、昼寝ならぬ朝寝だ!」
早速部屋に駆け足で戻り、布団を敷きそこにーー
「ダイブ!からのお休みっ!」
成功すると格好いいけど地味に背中が痛いよ。
この後友弥は三十秒で意識が落ち、起きたのは夜だとか。
霊夢が『昼ご飯を作ってから寝ろ』と言い放ち、友弥に肘からダイブしたのは随分痛かったそうだ。
まさに自業自得。
楽しんで頂けましたでしょうか?
友弥のチートっぷりが改めて再確認できました。
でも更に能力を増やす予定。
それでは、また次話で。