小説の文章が浮かばない為、前回の紅魔郷編のような書き方ではありません。
しかもとても短いです。
それを頭の片隅に覚えておきながら、読んで下さると幸いです。
それではお楽しみ下さい。
幻想郷から春が消えた
カレーを食べ終わり、各々が就寝準備を始める。
紫はスキマで家に帰り、霊夢は布団を敷きに自分の部屋へ戻ってしまった。
そんな中友弥は、一人で黙々と皿を洗っては拭くの作業をしていた。
「もう皆眠ったかな……」
ふと、友弥が窓の外を見ると、そこには綺麗な三日月。
月を見ながら、友弥はこんな日々なら悪くはないなと思うのであった……
〜そして数週間後〜
友弥と霊夢はコタツに入って暖まっていた。
「寒っ。あれ?霊夢、今何月だっけ?」
「五月よ。全く、春はまだなのかしら?」
そう、今は五月。
天気は雪。
気温はマイナス一度。
五月ではありえない気候なのだ。
「霊夢、これはもう異変じゃないの?もう五月だよ?」
「そうね……どうせそろそろ魔理沙が来るでしょうし、来たら出発しましょ「霊夢ー!これは異変だぜ!」噂をすれば、ね」
友弥と霊夢は異変解決の準備を始める。どうやら魔理沙は既に準備をして来たらしい。
霊夢はお札などを用意して、友弥はというと……
「友弥、どうしてお前は何も用意して無いんだぜ?」
何も用意していなかった。強いて言うならば服装が少し変わった事くらいだろうか。
「武器とかは現地調達。理解した?」
「ああ、理解したぜ。友弥は何でも出来るもんな」
魔理沙の中では既に友弥万能説が存在していたようだ。
「それじゃあ、出発しましょうか」
「「分かった(ぜ)」」
霊夢達は雪の中、空へと飛んで行った。
その一分後、神社に一人の人影が現れた。
「あら、霊夢達は先に行ったのね。なら私も追いかけるとしましょう」
その人影は時を止め、霊夢達の元へ飛んで行くのであった。
霊夢達は雪の降る中、森の上空を飛んでいた。
唐突に魔理沙が口を開く。
「そういえば、アリスが家に来いって言ってたぜ?」
「アリス?あの日以来会ってないな〜」
友弥が懐かしむように呟く。
暫くすると、森の中に一軒の家が見えてきた。どうやらあれがアリスの家のようだ。
「ていうか魔理沙、最初からアリスの家に行こうとしてたの?」
「そうだが、どうかしたんだぜ?」
魔理沙の自由っぷりに呆れる友弥と霊夢。しかしそんな二人の様子を気にする事無く、魔理沙は扉をノックした。
ガチャ、という音と共に扉が開き、中から一人の女性が現れる。アリスだ。
「魔理沙、遅いわよ」
「悪かったな、これでも急いで来たんだぜ(棒)」
魔理沙のおふざけに友弥が便乗する。
「そうそう、全速力だったよ(棒)」
アリスは二人に呆れ、霊夢は最早反応する事をやめた。
「はい、これが魔理沙達を呼んだ理由。『春度』と言う物よ。じゃあね魔理沙。私は人形作りの仕上げをしなくちゃいけないから」
「お、ありがとうなアリス」
アリスが家に入った後、魔理沙は三人に瓶の中に入った『春度』を見せた。
「何か……もやもやしてるわね」
霊夢が呟く。
「確かにそうだね」
と、友弥。
「少し興味があるぜ」
と、魔理沙。
「寒いわね」
と、咲夜。
「「って咲夜!?」」
霊夢と魔理沙が驚く中、友弥は全く驚いていなかった。
「あ、咲夜。レミリアに言われて異変解決に来たの?」
「ええ、お嬢様が『紅魔館が雪で白くなっていく……咲夜!これは恐らく異変よ、霊夢達と解決しなさい』と仰ったので」
やはりレミリアはレミリアだった。
「そっか、じゃあ一緒に行こっか」
こうしてパーティは四人になり、異変解決へと向かうのであった。
友弥達が空を飛んでいると、不意に頭上から声がした。
「春ですよ〜!」
『春』という言葉に反応した一同は、その声の持ち主へと急ぐ。
雲の上に抜けると、全体的に白い少女がふよふよ飛んでいた。
「すっごく春ですよ〜!!」
「あれは……春告精ね」
友弥は文字通り、春を伝える妖精なのだろうと判断した。
春告精は目的の場所へと向かうように何処かへ飛んで行く。
四人は無言で頷き、彼女を追跡する事にした。
ーー数分後、不思議な穴が開いている場所へと到着した。
「すっごくすっごく春ですよ〜!!」
春告精がその場で回り始めた。
どうやらこの穴が春らしい。
「行くわよ」
霊夢の合図で四人はその穴へ入っていく。
途中、結界が張られていたが、友弥が能力で破壊した。
中へ入ると、まるで天まで届きそうな程の石段が待ち構えていた。
「うわ、長いなぁ」
霊夢の勘で、この先に異変の首謀者がいるとの事なので、四人は石段を登り始めた。
〜十分後〜
まだ頂上は見えない。四人は黙々と石段を徒歩で登っている。
そんな中、咲夜がある提案をだした。
「ねえ、私達はなんで歩いているのかしら?飛べばいいじゃない」
残りの三人は、どうして気付かなかった、といった表情をしている。
まさに目から鱗だ。
「そうと決まれば早速飛んで行くぜ!」
魔理沙は箒に跨り、勢い良く頂上まで飛んで行く。
三人は既に見えなくなった魔理沙の後を追いかけるように飛んで行った。
この後、足を滑らせ転落した魔理沙が発見されたそうな。
楽しんで頂けましたでしょうか?
最近は全く文章が思い浮かばないので、駄文ですが(元から)暖かく見守って頂けると嬉しいです。
これが噂のスランプ?←言い訳