日に日に駄文になっていく自分の文章……
ちなみに、妖夢は可哀想なキャラで行きます。異論は認めません。
それではお楽しみ下さい。
現在友弥達は門をくぐって少しした場所にいた。
そして、四人の目線は全て一つの方向へ向いている。
「大きい桜だなぁ」
四人が見ていた物は桜。見事な大きさの綺麗な桜だ。
「ふふ、綺麗でしょう?これは西行妖と言う桜なのよ」
突如四人の目の前に一人の女性が現れる。
友弥以外の三人が戦闘態勢に入るが、その女性は優雅に扇子を仰いでいた。
「……あんた誰よ。もし異変の首謀者なら異変を止めるか、大人しく退治されなさい」
「霊夢……なんで質問が挑発になっているのかしら?」
霊夢の質問(挑発)に指摘をいれる咲夜。
「私の名前は西行寺幽々子。貴方達の事は紫から聞いているわ。特に友弥君、貴方面白いわね〜」
なんだかふわふわした女性だ。と、友弥が思った瞬間、幽々子の纏う空気が鋭くなる。
強者特有の空気だ。
「でもね?妖夢がやられていい気分では無いの。覚悟して貰うわよ」
どうやらあの女の子は妖夢という名前らしい。
三人が一気に緊張する中、友弥はのんきな事を考えていた。
「(霊夢と妖夢って名前似てるなぁ、まさか親戚?あ、でも霊夢には幽霊が無いから違うか)」
友弥の辞書に緊張の二文字は無い。
「ところで幽々子さん、どうして幻想郷の春を集めたんですか?」
既に友弥は幽々子が犯人だと決めつけている様子だ。
ちなみに、この時点で緊張しているのは咲夜と魔理沙のみになっている。
霊夢は、普段通りの少しダウナーな感じになっている。
「この西行妖には何かが封印されているらしくてね、私はそれを見てみたいのよ」
どうやらただの好奇心のようだ。
しかし、このままでは幻想郷に春が訪れない。
「あの〜幽々子さん?申し訳ないけど異変を解決させて貰いますよ?」
友弥も戦闘態勢に入る。
すると幽々子は扇子を持ち、空へと浮いた。
「解決なんてさせないわよ?」
急に幽々子は蝶の形の弾幕を放つ。
その弾幕は速度こそ無いが、弾幕に触れた花が黒ずんでいく。
どうやら触れた生物を死へと誘う弾幕らしい。
「霊夢!友弥!その弾幕は危険だぜ!」
既に魔理沙と咲夜は物陰に隠れていたが、弾幕に囲まれた霊夢と友弥は脱出することが出来ない状況だった。
「そういえば友弥、あんたと一緒に戦うのは始めてね」
「確かにね。さあ、いくよ!」
友弥と霊夢は同時にスペルカードを発動する。
ーー『夢想封印』
ーー『夢想封印 爆』
二人で二つずつ、合計四つの霊力弾が周りの弾幕を消していくと共に、幽々子へ攻撃をしていく。
流石の幽々子も強力なホーミングには驚いたが、全てを避けた。流石は異変の首謀者だ。
「あら、怖いわね〜。なら私も反撃させて貰うわよ?」
ーー『反魂蝶-八分咲-』
どうやら幽々子も最初から全力のようで、幽々子の姿が消え、大量の弾幕が襲いかかってくる。
「おお、密度が濃いなぁ」
「そうね。面倒だわ」
しかし、友弥と霊夢は余裕の表情だった。
全ての弾幕をギリギリで避けていく。
「友弥って弾幕ごっこ強いよな……」
そんな魔理沙の呟きは咲夜にしか聞こえなかった。
心なしか友弥の表情は楽しそうだ。
ーーそして、制限時間が過ぎる。
全ての弾幕が消え、幽々子の姿が現れる。
「全部避けたのね、凄いわ〜♪」
幽々子は扇子を仰いでいた。彼女も楽しそうな表情だ。
幽々子の表情が気に食わなかったのか、霊夢が友弥に合図を送る。
その合図に気づいた友弥は、霊夢と同時にスペルカードを発動する。
ーー『夢想転生』
ーー殲符『クレイジースパーク』
霊夢の姿が半透明になり、弾幕が当たらなくなる。
幽々子は霊夢が耐久スペカを発動したと判断し、友弥に狙いをつけるが……
「霊夢!当たったらごめんね!」
友弥が極太のレーザーを振り回している為、幽々子の弾幕が全て消し去られていった。
防戦一方になった幽々子は渋い顔しながらも弾幕を避けていく。
しかし、二人の弾幕に偶然挟まれ、身動きが出来ない状態で被弾してしまった。
勝利して、霊夢の姿が元に戻る。
「さあ、早く異変を止めなさい。じゃないともう一回退治するわよ」
「分かったわよ……ってあら?」
異変を止めようとした幽々子の表情が青ざめていき、苦しみ始める。
幽々子の状態に気がついた友弥が言葉をかける前に、状況が悪化する。
突然、桜が暴れ始めたのだ。
「ねえ霊夢。桜って暴れるっけ?」
相変わらずどこか抜けた質問をする友弥だが、流石に異常に気がついた。
「来るわよ!!」
物陰に隠れていた咲夜の声が聞こえると同時に桜が友弥と霊夢に襲いかかる。
不意をつかれ、桜の枝が当たるかと思われた瞬間、目の前の空間が裂けて紫が現れた。
しかし、紫の表情は重たい。
「ちょっと紫!?これはどういう事かしら!?」
「封印が解け始めているわ。急いで封印しないと……!」
ここから先の言葉は出なかった。
紫の少し発した言葉を聞いただけで霊夢達は桜の封印を開始する。
封印の術式を使えるの霊夢と紫だけだったので、他の三人は防衛に入る。
咲夜はナイフで枝を切り、魔理沙はレーザーで枝を焼き、友弥は能力で枝を破壊していった。
これなら封印出来る、と紫が思った矢先に、状況は更に悪化する。
「力が……力が足りなくて封印が出来ない!?」
紫と霊夢の力だけでは封印が出来ないのだ。
紫が打開策を考えている時に、魔理沙が一つの提案を出す。
「友弥の霊力を使えばいいぜ!」
魔理沙を案に、なるほどと思った友弥は即座に境界を操り、紫へ力を供給し始めた。
しかしその間友弥は身動きが取れず、防衛役が二人になってしまう。
咲夜と魔理沙は必死に防衛しているが、二つの枝を撃ち落とし損ねてしまった。
枝が霊夢達に当たると思われた刹那
「上海!蓬莱!枝を止めなさい!」
二体の人形がそれを阻止した。
魔理沙と咲夜が振り返るとそこには、人形を引き連れたアリスが立っていた。
「状況はよく分からないけど。とりあえず援護するわよ」
強力な助っ人が現れ、防衛役が三人になった。
そして、ようやく状況が好転する。
「術式が完成したわ!」
霊夢と紫が術式を完成させたのだ。
みるみるうちに桜の勢いが減っていき、桜の花びらが全て散ると同時に幽々子の状態も良くなっていった。
こうして、今回の異変は幕を閉じた。
幻想郷には遅めの春が来て、人々は歓喜する。
異変が完全に終了して、一同が安心していた時に
「幽々子様っ!大丈夫です……あれ?」
半霊と共に妖夢が現れた。
皆の表情を見て、完全に出遅れたと察した妖夢は顔を赤く染め、その場でしゃがみ込んでしまった。
その後、幽々子と紫に散々弄られているのを友弥達は笑いながら眺めていたという。
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出来れば評価を下さってくれると嬉しいです。
それでは、また次話でお会いしましょう。