そういえばパチュリーの年齢は幾つなんですかね・・・・・
今回は文章少ないです!すみません!
~道中にて~
道中、レミリアは起きる事は無く、終始無言で紅魔館に向かっていた。
が、その沈黙を破ったのは紅魔館のメイド長、十六夜咲夜だった。
咲夜「過去に、お嬢様と何かあったんですか?」
レイク「ああ、そうだが・・・・過去のいざこざでな」
咲夜「昔は親しかったんですか?」
レイク「ああ、昔はな」
咲夜「お嬢様がそんなに嫌悪感を示すなんて中々無くて・・・よほどの事があったんですね」
レイク「全部、俺のせいだ」
咲夜はしばらく考え、遅くも速くもなく、はっきりと、俺へ言葉を伝え始める
咲夜「全部貴方のせい。確かにそうかもしれませんね。・・・でも、1割位は他人のせいにしてもいいんじゃないか。と私は思っています。・・・別に、貴方を取り巻いた環境でさえも全部貴方のせいなんて冷静に考えてみると納得できないでしょう?。・・・それにお嬢様が嫌いな訳じゃないんでしょ?、なら猶更、理解し合おうとする努力は大事だと思うわ。・・・受け売りですけどね」
レイク「・・・・まさか、たかが十代にここまで諭されるなんてな」
咲夜「あら、実際歳はあまり変わらないかもしれませんよ?」
レイク「は?、それってどういうk
咲夜「さ、着きましたよ」
俺が正面を向くとそこには真っ赤な館があった。あれが、紅魔館
レミリアが治める館か
レイク「レミリアの古くからの友人はこの中に居るのか?」
咲夜「ええ、1人いますよ」
レイク「ならそいつに詳しい事情を説明させてほしい」
咲夜「かしこまりました」
中に入るとそこもまた真っ赤だった。
頭痛くなりそうだな
咲夜「私は呼んできますのでこちらの妖精メイドに案内してもらって下さい」
妖精モブメイド「ついてきて下さい」
妖精メイドに言われ付いて行くと一つの部屋に着いた。
中に入ると、そこには向かい合う様にソファが2つ。その間にテーブルが一つあった
レイク「この部屋は?」
妖精モブメイド「お客様と対談するためにある部屋です」
妖精モブメイド「あちらのソファにお掛けになってて下さい。すぐに来ると思いますから」
そう言い妖精メイド達は自分達の仕事に戻ってしまった。
俺はソファに腰を掛け、レミリアの古い友人とやらが来るのを待った
暫く待っているとやがてドアが開き、入ってきたのは・・・・・・
レイク「アンタは・・・・」
紫色の髪に帽子を被り、手のひらサイズの三日月のアクセサリーを帽子につけて、
手には魔導書の様な物を持っている
パチュリー「貴方は・・・・・」
レイク「レイクだ。レイクスカーレット」
パチュリー「!・・・・それは本当なの?」
レイク「ああ本当だよ」
パチュリー「久しぶりね。覚えてるかしら・・・パチュリーよ、パチュリー・ノーレッジ」
レイク「パチュリー・・・・・ええ!?、パチュリーってあのレミリアとよく一緒にいたあの!?」
まさか今パチュリーに会うとは夢にも思わなかった。
大きくなったなぁ。こんなに身長が伸びて・・・・いや、当たり前か。
最後にあったのは4百何十年前だったか・・・
パチュリー「全然見かけないから、心配したのよ。それにレミリアは貴方の事覚えてないみたいだし」
レイク「そうだな。土産話とかは色々してやりたいが、今日、お前に事態の説明をしなければならない。」
レイク「勿論、レミリアには言わないという前提でな」
パチュリー「それで、その話の内容は」
レイク「・・・・・・・何故、レミリアは俺を覚えてないのか。
何故・・・・・俺とレミリアの・・・母さんが何処にもいないのか」
パチュリー「・・・・」
レイク「吸血鬼だからな。生命力も高いし寿命も長いから今も生きていてもおかしくない。・・・銀製の武器で重傷を負わせられない限りな」
パチュリー「っ・・・・・!」
レイク「その記憶は、古」
元々は外の世界で俺とレミリア、そしてフラン、そして・・・・その母親、リイル・スカーレット。この4人で暮らしていた。父親は吸血鬼狩りによって殺され、だから俺たち4人は山奥の屋敷で暮らしていた。その頃だな。お前もちょくちょく家に遊びに来ていた。お前は母さんを覚えているか?
パチュリー「ええ、人格者として、同じ魔法使いとして、今でも尊敬できる人だったわ」
ああ、俺の記憶の母さんも優しくて尊敬できる人だった。その屋敷で貧しいながらも、幸せに暮らしていた。・・・・・・だが、そこに大勢の吸血鬼狩りがやって来て、何とか退けたものの、一人の幼い吸血鬼が攫われてしまった。何故、その場で殺さなかったかは分からないが、その吸血鬼は吸血鬼狩りとして教育され、食事、綺麗な寝床など、良い生活環境こそあったものの、一つ、異常だったのは、吸血鬼であるはずなのに、吸血鬼狩りとしての育成がなされた。という点だ
パチュリー「・・・・・・その吸血鬼が、貴方なのね」
ああ。吸血鬼でありながらも、何人もの吸血鬼を殺していた俺の上司で、俺のもう一人の父親とも言えた存在、それがロイ、という男だった。その男は俺の事を常に気遣ってくれて俺が大怪我した時なんて毎日病院に見舞いに来てくれた。あまり実父の記憶がないからか、ロイ・・・親父はいつしか心の支えになっていた。それから
数年経ったある日、とある国の大きな廃屋敷に吸血鬼が住み着いているという情報が入り、俺と親父とその他大勢でそこに居る吸血鬼を狩る・・・という事になった。今回は親父と一緒に参加するため、いつもより気合が入っていた。
俺は先陣を切ってその館に入り、一番奥の広い部屋に入ったんだが・・・・・居たんだよ
母さんと、俺の妹、レミリアとフランが
そしてこの日、俺は人生で最も重い罪を犯した
恐らく、母さんは最初から俺だとわかっていたんだろう。俺と戦っている時も一度も俺に攻撃をしてこなかった。ただ『思い出して』とそう言っていた。俺は、分からなかったんだ。そんなことを意にも介していなかった俺はひたすら吸血鬼の弱点である銀製のナイフを打ち込もうとするが全ていなされてしまう。そんな中、母さんに溜まった疲労で生じた一瞬の隙に脇腹に銀製のナイフを打ち込んだ。吸血鬼にとってこれは致命傷を意味する。膝から崩れ落ちた母さんを怯えた表情でレミリアとフランが見ていた。とどめを刺そうとした時、突然母さんに抱き寄せられた。
抵抗しようにも優しく、強い力で抱きしめられているので無理だった。何より、これ以上母さんを傷つける事を直観で出来なかったからだ。沸々と、俺の頭の中に母さんの記憶が蘇る。
刹那、部屋に同じ吸血鬼狩りが入って来て、銀の弾丸を撃った。その弾丸は母さんの背中に当たり、母さんは叫ぶのを必死に我慢して俺を抱きしめていた。だが、次第にその力は弱くなっていく・・・・・・
そこからの記憶はあまりない。
気づいた時にはそこら中に広がる血と、沢山の骸、、血まみれで倒れている母さん、そして、それらから必死に目を背けようと蹲っているレミリアとフラン。
そんな状況で一人佇んでいた。自分。
ゆっくりと歩き、母さんの元に、歩き、近くに着くと母さんのか細い声が聞こえた
『死ぬまでに、もう一度貴方に会えて良かった。でもこのままではあの二人にとってはこの出来事が最大のトラウマになってしまうでしょう。二人の、貴方に関係する記憶を一時的に封じます。
封印が解けるのは480年後
それを忘れないで。
・・・・・これを』
母さんが渡してきたのはバンクルだった。
受け取ると、裏側に誰かの名前が彫ってあった。
‘‘アネモネ・ルーンスカーレット‘‘
それは俺のしっている父さんの名前ではなかった。
『それは貴方の父親の本名。どうか忘れないであげて』
俺には返事を返す事は出来ず、ただその優しい声にすすり泣く事しか出来なかった。
・・・・・暫くすると親父が部屋に入って来て、驚いた様子でこっちに声を掛けて来た
『レイク!?、大丈夫か!?』
『ほら、お迎えが来たようね。どの道、私はもう死ぬ。早く行きなさい』
『親父・・・・この人だけは・・・やめてくれ・・・・』
『そう、この方が、レイク、貴方の、』
母さんは一瞬安心したような表情を見せ・・・・・・・・静かに、逝ってしまった
親父は母さんに近づき、頭を下げる。
『安心して下さい。あの二人は必ず保護します。吸血鬼狩りには追わせません』
『親父・・・・』
『すまなかった。本来の種族とは違う生き方をさせてしまった事に負い目を感じていた。お前の親と思わしき吸血鬼を見つけた時お前を、今回の仕事に参加させ、あわよくば、そのまま吸血鬼としてのお前に戻ってほしかった。それでもこんな事になってしまうなんて・・・・本当にすまない』
それからレミリアとフランを逃がし、俺は吸血鬼狩りを出て、親父はそのまま吸血鬼狩りに戻った。
表に出ず、いつかは忘れ去られ、あれから約480年後、この地、幻想郷に来た。
そこで会ったレミリアは封印が解けかけていて、俺と会った際に俺に強い憎悪を示した。
レイク「そこでお前に頼みたい事がある。レミリアとフランの記憶を、もう一度封印できないか?」
パチュリー「・・・・・やってみるわ」
レイク「ああ、頼む」
俺とパチュリーはレミリアが寝ている部屋に行き、早速パチュリーはレミリアに両手を翳し、何やら呪文を唱えていた。
パチュリー「魔法が高度過ぎて私には真似できない。無理だわ」
レイク「クソッ、何か手は無いのか」
パチュリー「私にできる事は本当に少ないわ」
レミリア「・・・・・・・・」
パチュリー「っ!、レミリア!?」
レミリア「ひっ!」
レミリアは俺を見るなり何なり上ずった声を出した。
レミリア「何で、また、私の前に、・・・私達を殺しに来たの?、だとしたら、守らなくちゃ、でないと・・・皆殺される!」
パチュリー「ちょ、そんな無理やり起き上がらないで」
美鈴「大変です!」
慌てた様子で美鈴が部屋に駆け込んできた
パチュリー「何?」
美鈴「フラン様が、紅魔館から出て行ってしまいました!、ちゃんとこの目で見ました!」
レイク、パチュリー「「はぁ!?」」
因みにレイクの言う
「父さん」 は実父で
「親父」 はロイです
それはそうとして最近オーズドライバー塗装しました。